お礼
イベントのお礼メール例文
参加者・協力者・協賛社・式典・社内イベント・返信まで
イベントのお礼メールは、御礼 → 当日の具体的な一言 → 資料やアンケートの案内 → 次の案内の順に書き、参加者へは当日中から翌営業日に送ります。印象を決めるのは、早さと「あなたに向けて書いた」と分かる一文です。すぐ下の早見表で相手を選ぶと、使う例文が分かります。参加者・セミナー受講者・式典の出席者・社内イベントや懇親会の参加者、協力者・登壇者・協賛社へのお礼に加え、参加した側から主催者へのお礼、お礼メールへの返信まで、件名つきの全文で掲載します。◯◯を埋めればそのまま使えます。
結論
イベントのお礼メールは「件名・宛名・御礼・当日の具体的な一言・資料やアンケート・次の案内・署名」の順で書きます。このページで勧める送信時期は、参加者へは当日中〜翌営業日、協賛社へは当日中に短いお礼を送り結果の報告は約束した期日に、登壇者・協力者・社内スタッフへは翌営業日から数日のうちです。社内の慣例や相手との関係があれば、そちらに合わせてください。迷ったら、下の相手別の例文から近いものを選び、当日の具体的な一言だけ書き足してください。
お礼メールの基本の構成と件名の付け方
誰に送るか:場面別の早見表
| 送る相手 | 使う例文 | 必ず入れる一言 |
|---|---|---|
| セミナー・イベントの参加者(一斉) | 例文1、例文4(オンライン) | 資料のリンクと公開期限 |
| 商談につなげたい参加者 | 例文2 | 当日の会話の内容と、打ち合わせの候補日 |
| 申し込んだが来なかった人 | 例文3 | アーカイブの視聴期限 |
| 地域イベント・交流会の参加者 | 例文5 | 写真の掲載を控えてほしい場合の連絡先 |
| 式典・記念行事の出席者や来賓 | 式典の出席者へのお礼 | いただいた祝辞やお祝いへの御礼 |
| 社内イベント(キックオフ・研修・社内懇親会)の参加者 | 社内イベントの参加者へのお礼 | 資料・写真の共有先と、精算などの連絡 |
| 社外の懇親会・パーティーの参加者 | 懇親会の参加者へのお礼 | 当日の会話やつないだ相手のこと |
| 申込・参加表明をしてくれた人 | イベント前のお礼 | 日時・会場・持ち物 |
| 登壇者・講師 | 例文6・7 | 反響と、謝礼の支払時期 |
| 協賛社 | 当日の速報、例文8 | 詳細レポートを送る期日 |
| 会場・物品・告知で協力してくれた人 | 協力へのお礼の例文 | 何に協力してもらい、どうなったか |
| 社内スタッフ・協力会社 | 例文9・10 | 誰が何をしてどう助かったか |
| 招かれて参加した側から主催者・講師へ | 参加した側からのお礼 | 印象に残った内容を一つ |
最短の基本形(参加者向け)
まず形だけ欲しい場合は、次の5行で足ります。◯◯を埋め、当日の具体的な一言だけ書き足してください。
件名:【御礼】◯◯へのご参加ありがとうございました(◯◯)
◯◯にご参加いただいた皆さまへ
本日はご多用のところ「◯◯」にご参加いただき、誠にありがとうございました。
(当日の具体的な一言:質疑で多かった話題、会場の様子など)
当日の資料はこちらからご覧いただけます:(URL/公開期限◯月◯日)
今後の改善のため、アンケートへのご協力をお願いいたします:(URL)
次回は◯月に開催予定です。またお会いできることを楽しみにしております。
(主催者名・担当者名・連絡先)
お礼メールの基本の構成
相手が参加者でも協力者でも、お礼メールの骨組みは同じです。次の順に並べると、読み手が迷わず、書く側も抜け漏れがなくなります。
| 要素 | 書くこと | よくある失敗 |
|---|---|---|
| 件名 | 【】で用件、イベント名、差出人 | 「ありがとうございました」だけで何の件か分からない |
| 宛名 | 会社名・部署・氏名。一斉配信なら「ご参加いただいた皆さまへ」 | 差し込みの誤りで別人の名前が入る |
| 御礼 | 参加・協力・登壇への感謝を一文で | 時候の挨拶など前置きが長い |
| 具体的な一言 | 当日の場面、いただいた質問、交わした会話 | 誰にでも送れる定型文だけで終わる |
| 提供・お願い | 資料・アーカイブ・アンケートのリンクと公開期限 | リンク切れ、期限やパスワードの書き忘れ |
| 次の案内 | 次回の予定、個別相談など一つだけ | 宣伝が冒頭に来てお礼が形式に見える |
| 署名 | 担当者名と直通の連絡先 | 代表アドレスだけで返信先が分からない |
件名の例文
件名は、受信一覧で開かれるかどうかを決めます。用件・イベント名・差出人の三つが入っていれば埋もれません。
- 【御礼】◯◯セミナーへのご参加ありがとうございました(株式会社◯◯)
- 【資料のご案内】◯◯ウェビナーご視聴の御礼
- ◯◯フェスティバル開催へのご協力の御礼(◯◯実行委員会)
- ◯◯カンファレンス ご登壇の御礼(アンケート結果を添えて)
- 【お申込み受付】◯月◯日 ◯◯セミナーのご案内
- ◯◯セミナー拝聴の御礼(株式会社◯◯ ◯◯)
- 本日はありがとうございました(◯◯交流会・◯◯)
- ◯周年記念式典へのご出席の御礼(株式会社◯◯ 総務部)
- ◯◯キックオフ参加のお礼と資料・写真の共有
ビジネスとカジュアルの書き分け
| 相手 | 文体 | 書き出しの例 | 結びの例 |
|---|---|---|---|
| 取引先・顧客・協賛社 | ビジネス | いつも大変お世話になっております。 | 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。 |
| 一般の参加者(一斉配信) | 丁寧 | 本日はご多用のところご参加いただき、誠にありがとうございました。 | またお会いできることを楽しみにしております。 |
| 地域・サークル・知人の参加者 | カジュアル | 先日は◯◯に来てくださって、ありがとうございました! | また次回もぜひ遊びに来てください。 |
| 社内のメンバー | 社内向け | お疲れさまです。◯◯です。 | またよろしくお願いします。 |
注意
カジュアルな文面でも、資料のリンクや次回の日程など、相手に必要な情報は省かないでください。崩してよいのは言葉づかいだけです。
カジュアルに書くときの言い換え
知人や地域の参加者に送るときは、丁寧な定型句を次のように崩すと、読みやすく親しみのある文面になります。社外の取引先や目上の方には左の列のまま使ってください。
| 丁寧な言い方 | カジュアルな言い方 |
|---|---|
| ご参加いただき、誠にありがとうございました | 来てくださって、ありがとうございました! |
| ご多用のところ | お忙しいなか |
| アンケートへのご協力をお願いいたします | よかったら感想を聞かせてください。すぐ終わります |
| 詳細は改めてご案内いたします | 決まったら、またお知らせしますね |
| ご不明な点がございましたら、お問い合わせください | 気になることがあれば、このメールに気軽に返信してください |
| 今後ともよろしくお願い申し上げます | これからもどうぞよろしくお願いします |
そのまま使える「当日の具体的な一言」
定型文に見えるかどうかは、この一文で決まります。当日の様子に近いものを選び、◯◯を埋めて御礼のすぐあとに入れてください。
| 当日の様子 | 一言の例 |
|---|---|
| 質疑が活発だった | 質疑の時間には◯◯についてのご質問をいただき、登壇者も大変喜んでおりました。 |
| 個別に話せた | 休憩時間に◯◯についてお話を伺えたこと、大変参考になりました。 |
| 会場がにぎわった | おかげさまで当日は◯名の方にお越しいただき、会場は終始にぎやかな雰囲気でした。 |
| 雨や雪の日だった | 足元の悪いなか、お越しいただき本当にありがとうございました。 |
| 開始の遅れなどがあった | 開始が遅れましたこと、お詫び申し上げます。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。 |
| オンライン開催 | チャットに多くのご感想をお寄せいただき、画面越しにも皆さまの関心の高さが伝わってきました。 |
| 初めて参加した人 | 初めてのご参加と伺い、ご一緒できたことをうれしく思っております。 |
| 物品を借りた協力者 | お貸しいただいた◯◯のおかげで、急な雨でも来場者をお待たせせずに済みました。 |
送信タイミングと宛先の設計
お礼メールは早いほど、当日の印象が残っているうちに読んでもらえます。ただし宛先によって適切な時期と内容は異なります。下の表はこのページで勧める目安です。社内の慣例や業界の慣習があれば、そちらに合わせてください。
| 宛先 | 送信タイミング | 主眼 | 形式 |
|---|---|---|---|
| 来場者・参加者 | 当日中〜翌営業日 | 資料提供とアンケート依頼 | 一斉配信+一部個別 |
| 商談見込みのある来場者 | 当日中 | 会話内容への言及と次回提案 | 個別 |
| 登壇者 | 翌営業日 | 御礼と反響の共有 | 個別 |
| 協賛社・スポンサー | 当日中(短いお礼)+約束した期日に報告 | 御礼と結果の報告 | 個別 |
| 社内スタッフ・運営メンバー | 3営業日以内 | 労いと実績の共有 | 全体+個別 |
| 会場・協力会社 | 3営業日以内 | 御礼と精算の連絡 | 個別 |
Point
参加者向けのお礼は当日中に出せるよう、文面を事前に作っておいてください。当日の写真や参加者数など一部を空欄にしたテンプレートを前日までに用意し、終了後に数字を埋めて送るだけにしておくと、当日中の送信が現実的になります。
アーカイブや資料の準備が間に合わない場合
資料の公開許諾やアーカイブ編集に時間がかかることがあります。その場合もお礼だけ先に送り、資料は後日にしてください。「資料が揃ってから送る」と考えると、お礼そのものが遅れがちです。
当日の講演資料とアーカイブ動画につきましては、登壇者との調整のうえ、◯月◯日(金)までにあらためてご案内いたします。今しばらくお待ちください。
来場者・参加者向けのお礼(全文例)
例文1:セミナー参加者向け(一斉配信・標準)
件名:【資料ダウンロードのご案内】◯◯セミナーへのご参加ありがとうございました
◯◯セミナーにご参加いただいた皆さまへ
本日はご多用のところ「◯◯セミナー」にご参加いただき、誠にありがとうございました。主催の株式会社◯◯、事務局の◯◯でございます。
本日は◯名の方にご参加いただき、質疑の時間には◯◯や◯◯についてのご質問を多数頂戴いたしました。登壇者一同、皆さまの関心の高さを実感する時間となりました。
■ 当日の資料
本日の講演資料を下記よりダウンロードいただけます。
https://example.com/download
(パスワード:◯◯◯◯/公開期限:◯月◯日)
■ アンケートのお願い
今後の内容改善のため、アンケートへのご協力をお願いいたします。所要2分程度です。
https://example.com/survey
ご回答いただいた方には、当日お伝えしきれなかった◯◯のチェックリストを進呈いたします。
■ 次回のご案内
次回は◯月◯日(金)に「◯◯」をテーマに開催予定です。詳細が決まり次第、あらためてご案内いたします。
本日の内容について個別にご相談がございましたら、本メールにご返信ください。担当者よりご連絡いたします。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
株式会社◯◯ ◯◯セミナー事務局
email@example.com/03-0000-0000
Point
アンケートの回答を集めやすくするには、回答の手間と見返りを具体的に示すことが効きます。「所要◯分程度」と「回答者への提供物」の2つを明記してください。
例文2:商談につなげる個別のお礼
件名:本日はありがとうございました(◯◯セミナー・株式会社◯◯ ◯◯)
株式会社◯◯
◯◯部 ◯◯様
本日は「◯◯セミナー」にご参加いただき、誠にありがとうございました。
閉会後にお声がけいただきました、株式会社◯◯の◯◯です。
「現在◯◯の運用を手作業で行っており、月◯時間ほどかかっている」というお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。セミナーで触れた◯◯の手法は、まさにその状況に当てはまるものです。
ご参考までに、本日お話ししきれなかった内容を含む資料を添付いたします。
・◯◯の具体的な手順(全12ページ)
・貴社と同規模の企業での実施例
実際の業務に当てはめた形でご説明することも可能です。オンラインで30分ほどお時間をいただければ、貴社の◯◯を前提としたシミュレーションをお見せできます。
来週であれば、◯月◯日(火)午後、◯月◯日(木)終日が空いております。ご都合はいかがでしょうか。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
注意
商談につなげる一文は「ご興味があればご連絡ください」ではなく、日時を2〜3提示する形にしてください。相手に日程調整の手間を負わせると、そのまま止まります。提案が具体的なほど、相手も返事をしやすくなります。
例文3:欠席者・申込のみの方へ
件名:【アーカイブのご案内】◯◯セミナーにお申し込みいただいた皆さまへ
◯◯セミナーにお申し込みいただいた皆さまへ
このたびは「◯◯セミナー」にお申し込みいただき、ありがとうございました。
当日ご都合がつかなかった方もいらっしゃるかと存じますので、講演のアーカイブ動画と資料をご案内いたします。
アーカイブ動画(視聴期限:◯月◯日)
https://example.com/archive
講演資料(PDF)
https://example.com/download
当日は「◯◯をどう始めるか」という点に質問が集中しました。動画の◯分頃からその回答がございますので、お時間のない方はそこだけでもご覧ください。
次回は◯月◯日に「◯◯」をテーマに開催予定です。ご都合がつきましたら、ぜひご参加ください。
Point
欠席者への連絡は「ご欠席でしたね」と書かないことです。責める調子になります。「当日ご都合がつかなかった方もいらっしゃるかと存じますので」と、状況を責めずに次を提示してください。
例文4:オンラインセミナー・ウェビナーの視聴者向け
件名:【アーカイブのご案内】◯◯ウェビナーご視聴の御礼
◯◯ウェビナーにご参加いただいた皆さまへ
本日は「◯◯ウェビナー」にご参加いただき、誠にありがとうございました。主催の株式会社◯◯でございます。
チャットでは◯◯についてのご質問を多くいただきました。時間内にお答えできなかったご質問は、回答をまとめて後日あらためてお送りいたします。
■ アーカイブ動画(視聴期限:◯月◯日)
https://example.com/archive
■ 講演資料
https://example.com/download
■ アンケート(所要2分程度)
https://example.com/survey
途中から参加された方、通信の都合で聞き取りにくかった方も、アーカイブで全編をご覧いただけます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
オンラインの場合は、答えきれなかった質問の扱いとアーカイブの視聴期限を必ず書きます。配信の設計はウェビナーの進行台本も参考にしてください。
例文5:地域イベント・交流会の参加者向け(カジュアル)
件名:◯◯マルシェに来てくださって、ありがとうございました!
◯◯マルシェにお越しいただいた皆さまへ
先日は◯◯マルシェに来てくださって、本当にありがとうございました!
あいにくの曇り空でしたが、お昼過ぎには会場がいっぱいになり、出店者のみなさんからも「お客さんと話せて楽しかった」という声をたくさんいただきました。
当日の写真をアルバムにまとめました。ご自身が写っている写真があれば、自由に保存してください。
https://example.com/album
(掲載を控えてほしい写真があれば、このメールにご返信ください)
次回は◯月頃の開催を予定しています。決まり次第またお知らせしますので、ぜひ遊びに来てください。
◯◯マルシェ実行委員会 ◯◯
注意
写真を共有するときは掲載を控えてほしい場合の連絡先を添えてください。撮影と公開の配慮はイベント写真のSNS投稿にまとめています。
例文:式典・記念行事の出席者へのお礼(改まった文面)
件名:◯周年記念式典へのご出席の御礼(株式会社◯◯ 総務部)
株式会社◯◯
代表取締役社長 ◯◯様
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
昨日は、弊社◯周年記念式典にお運びいただき、心より御礼申し上げます。
◯◯様には来賓としてご挨拶をいただき、創業当時からのお取引のお話に、会場の社員一同が深く聞き入っておりました。
(祝い品をいただいた場合)また、立派なお祝いの品を頂戴し、重ねて御礼申し上げます。
当日の記念写真は、まとまり次第お届けいたします。
改めて書面にてもご挨拶申し上げますが、取り急ぎメールにて御礼を申し上げます。
敬具
株式会社◯◯ 総務部 ◯◯
email@example.com/03-0000-0000
注意
このページでは、来賓や目上の方には、メールで早めに御礼を伝えたうえで、書状でも改めて送ることを勧めます。祝い品をいただいた方には、品物への御礼を一文加えてください。書状の文例はお礼状の書き方にまとめています。
例文:社内イベント(キックオフ・研修・社内懇親会)の参加者へのお礼
件名:◯◯キックオフ参加のお礼と資料・写真の共有
◯◯部の皆さま
お疲れさまです。◯◯キックオフ幹事の◯◯です。
昨日はお忙しいなか参加してくださり、ありがとうございました。
◯◯さんのチーム紹介で会場が一気に和み、部署をまたいだ会話があちこちで生まれていたのが印象的でした。
■ 当日のスライド:(社内共有フォルダのURL)
■ 写真:(共有フォルダのURL)
社外に出したくない写真があれば、◯日までに◯◯へ連絡してください。
■ アンケート:(URL)次回の企画の参考にします
会費の精算がまだの方は、◯日までに◯◯までお願いします。
引き続きよろしくお願いします。
◯◯部 ◯◯(内線◯◯)
例文:社外の懇親会・パーティーの参加者へのお礼
件名:◯◯懇親会のお礼と、当日お話しした方のご紹介(主催 ◯◯)
株式会社◯◯
◯◯様
◯◯懇親会の主催の◯◯です。昨夜はお越しいただき、ありがとうございました。
乾杯のあと、◯◯様が◯◯社の◯◯さんと◯◯の話題で長く話し込まれていたのが印象に残っています。
◯◯さんからも「続きをぜひ」と伺いましたので、ご本人の了承を得て連絡先をお知らせします。
◯◯株式会社 ◯◯部 ◯◯様(email@example.com)
次回は◯月ごろの開催を考えています。日程が決まりましたら、改めてご案内いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。
◯◯(◯◯懇親会 主催)
email@example.com
イベント前のお礼メール(申込・参加表明へのお礼)
「イベント前 参加 お礼メール」は、申込や参加表明を受けた時点で送る受付のお礼です。御礼と、当日に必要な情報(日時・場所・持ち物・欠席時の連絡先)をまとめて送ります。自動返信でも、この内容が揃っていれば十分です。
例文:セミナー申込へのお礼(受付完了)
件名:【お申込み受付】◯月◯日(◯)◯◯セミナーのご案内
◯◯様
このたびは「◯◯セミナー」にお申し込みいただき、誠にありがとうございます。
以下の内容で受付いたしました。当日お会いできることを楽しみにしております。
■ 日時:◯月◯日(◯)◯:◯◯〜◯:◯◯(受付開始 ◯:◯◯)
■ 会場:◯◯ビル◯階 ◯◯会議室(地図:https://example.com/map)
■ 持ち物:名刺1枚、筆記用具
■ オンライン参加の方:前日までに視聴URLをお送りします
ご都合が悪くなった場合は、お手数ですが本メールへの返信でお知らせください。
株式会社◯◯ ◯◯セミナー事務局
email@example.com
例文:取引先が参加を表明してくれたときのお礼
件名:◯◯展示会へのご来場のご連絡、ありがとうございます
株式会社◯◯
◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社◯◯の◯◯です。
このたびは、◯月◯日の◯◯展示会へご来場いただけるとのこと、誠にありがとうございます。
当日は私がブースにおりますので、受付で「◯◯」とお申し付けください。新製品の◯◯を実際にお試しいただけるよう準備しております。
お会いできるのを楽しみにしております。
開催前日のリマインドはリマインドメールの例文、案内状そのものはセミナー案内文の例文を参照してください。
登壇者・出演者向けのお礼(全文例)
登壇者へのお礼で最も喜ばれるのは、御礼の言葉そのものではなく反響の共有です。自分の話がどう受け止められたかを知りたがっています。
例文6:外部登壇者向け
件名:◯◯セミナーご登壇の御礼(アンケート結果を添えて)
◯◯株式会社
◯◯様
お世話になっております。株式会社◯◯の◯◯です。
昨日は「◯◯セミナー」にご登壇いただき、誠にありがとうございました。
ご多用のなか、資料のご準備からリハーサル、当日の質疑まで丁寧にご対応いただきましたこと、あらためて御礼申し上げます。
参加者アンケートでも、◯◯様のセッションへの言及が最も多く、次のようなご感想をいただいております。
・「実務の具体例が多く、明日から試せる内容だった」
・「◯◯の失敗談を率直に話していただけたのが良かった」
・「時間が足りないほど聞きたいことがあった」
参加者は◯名、アンケート回答は◯件、5段階評価の平均は◯.◯でした。詳細を添付いたしますので、今後のご参考にしていただければ幸いです。
■ 事務手続きについて
謝礼と交通費につきましては、◯月◯日までにご指定の口座へお振込みいたします。
お手数ですが、請求書を◯月◯日までに下記宛にお送りいただけますでしょうか。
送付先:email@example.com
■ 資料・動画の公開について
当日の講演資料とアーカイブ動画の公開範囲について、あらためてご相談させてください。
現在は「申込者限定・◯月末まで」を想定しておりますが、ご希望があれば調整いたします。
また機会がございましたら、ぜひご一緒させていただければ幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
例文7:社内の登壇者向け(短文)
件名:昨日の登壇、ありがとうございました
◯◯さん
お疲れさまです。◯◯です。
昨日のセミナーでのご登壇、ありがとうございました。準備のお時間を取っていただいたこと、感謝しています。
アンケートでは、◯◯さんのセッションが最も評価が高く、「具体的で分かりやすかった」というコメントが複数ありました。5段階評価の平均は◯.◯でした。結果の一覧をこのメールに添付します。
いただいた質問のうち、時間内に答えきれなかった3件については、こちらで整理して参加者へ後日回答する予定です。内容を確認いただけますでしょうか。別途ファイルを共有します。
次回も◯月に開催予定です。またご相談させてください。ありがとうございました。
注意
登壇者へのお礼には事務手続き(謝礼の支払時期、請求書の送付先と期限)を必ず添えてください。御礼だけ送り、支払いの話が後から来ると、事務的な印象になります。1通にまとめるほうが相手の手間も減ります。
協賛社・スポンサー向けのお礼(全文例)
協賛社が知りたいのは感謝の言葉ではなく出資に対して何が得られたかです。数値を添えてください。
当日中に送る速報のお礼(短文)
協賛社へのお礼は、当日中の短い速報と、数字をそろえた後日の報告の二回に分けると、早さと中身を両立できます。当日は御礼と無事に終えたことだけを伝え、報告を送る期日を約束します。
件名:【御礼】本日の◯◯カンファレンスへのご協賛ありがとうございました
株式会社◯◯
◯◯部 ◯◯様
いつも大変お世話になっております。株式会社◯◯の◯◯でございます。
本日は「◯◯カンファレンス」にご協賛いただき、心より御礼申し上げます。
本日のプログラムは、すべて予定どおり終了いたしました。貴社ブースにも終日多くの方にお立ち寄りいただいておりました。
来場者数などの結果は、◯月◯日までにあらためてご報告いたします。
まずはメールにて御礼申し上げます。
例文8:協賛社向け(結果の報告を添えて)
件名:◯◯カンファレンス ご協賛の御礼と開催結果のご報告
株式会社◯◯
◯◯部 ◯◯様
いつも大変お世話になっております。株式会社◯◯の◯◯でございます。
このたびは「◯◯カンファレンス2026」にご協賛いただき、心より御礼申し上げます。貴社のお力添えのおかげで、大きな混乱もなく全日程を終了いたしました。
■ 開催結果(速報値)
・開催日:2026年11月18日(水)
・来場者数:◯名(事前申込◯名、当日来場率◯%)
・オンライン視聴:◯名
・アンケート回答:◯件(回答率◯%)
・全体満足度:5段階平均◯.◯
■ 貴社に関する実績
・ロゴ掲出:会場メインスクリーン、受付サイネージ、配布パンフレット
・ブースへの立ち寄り:◯名(名刺交換◯件)
・貴社セッションの聴講者:◯名(会場◯名/オンライン◯名)
・アンケートでの貴社への言及:◯件
■ 今後のご案内
詳細レポート(来場者属性の内訳、アンケートの自由記述を含む)を、◯月◯日までにお送りいたします。
獲得いただいた名刺データにつきましては、本日中に別便にてお送りいたします。
次回は2027年◯月の開催を予定しております。あらためてご相談させていただければ幸いです。
このたびは誠にありがとうございました。
株式会社◯◯ ◯◯カンファレンス事務局 ◯◯
email@example.com/03-0000-0000
Point
協賛社向けのお礼には「いつ詳細レポートを出すか」の期日を必ず書いてください。速報値だけで終わると、社内で報告できず、次回の協賛判断に影響します。約束した期日を守ることも、次回の協賛を考えてもらううえでの判断材料になります。
協賛品・協賛金を提供してくれた会社へ(使い道を伝える)
件名:◯◯祭りへの協賛品ご提供の御礼(◯◯祭り実行委員会)
株式会社◯◯
◯◯様
いつもお世話になっております。◯◯祭り実行委員会の◯◯です。
このたびは◯◯祭りにあたり、◯◯をご提供いただき、誠にありがとうございました。
ご提供いただいた◯◯は、子ども向けのスタンプラリーの景品としてお配りし、用意した分はすべて参加者の手に渡りました。受け取ったお子さんたちの笑顔があちこちで見られました。
また、ご協賛金は、会場のテントと音響機材の費用として使わせていただきました。
当日の写真と会計報告を添付いたしますので、ご確認いただけますと幸いです。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
注意
協賛品や協賛金のお礼には、何に使い、どう役立ったかを一文入れてください。提供した側は社内で報告する必要があり、使い道が分かると次回の判断もしやすくなります。協賛金・協賛品など協賛の種類の整理は協賛の種類を参照してください。
協賛社に報告すべき数値
- 来場者数(事前申込数と実来場数の両方)
- 当日来場率(申込に対する実来場の割合)
- オンライン視聴者数と平均視聴時間
- 来場者の属性(業種、役職、企業規模の内訳)
- 協賛社のブース・セッションへの接触数
- アンケート回答数と全体満足度
- メディア掲載やSNSでの反響
- 獲得名刺データの受け渡し方法と時期
イベントに協力してくれた人・団体へのお礼(全文例)
協力へのお礼は、何に協力してもらい、その結果どうなったかを書くのが要点です。「ご協力ありがとうございました」だけでは、相手は自分の協力が役立ったのか分かりません。
例文:会場・機材・物品を提供してくれた会社や団体へ
件名:◯◯フェスティバル開催へのご協力の御礼(◯◯実行委員会)
◯◯商店会
会長 ◯◯様
いつもお世話になっております。◯◯フェスティバル実行委員会の◯◯です。
このたびは◯◯フェスティバルの開催にあたり、駐車場の会場としてのご提供と、テントの貸し出しにご協力いただき、誠にありがとうございました。
おかげさまで、当日は多くの方にお越しいただき、大きな事故もなく終えることができました。来場された方からは「商店街の皆さんが温かかった」という声も届いております。
お借りしたテントは◯月◯日までにご返却にうかがいます。
あらためてお礼にうかがいたく存じますが、まずはメールにて御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
例文:当日手伝ってくれたボランティア・有志の方へ
件名:◯◯祭りのお手伝い、本当にありがとうございました
◯◯祭りにご協力いただいたボランティアの皆さまへ
先日は暑いなか、◯◯祭りの運営にご協力いただき、本当にありがとうございました。
朝早くからの会場設営、受付での案内、閉場後の片付けまで、皆さんの力がなければ実現できませんでした。
特に、迷子の対応や救護テントへの案内など、予定になかった場面でも臨機応変に動いていただき、大変助かりました。
当日の写真を共有します。https://example.com/album
ささやかですが、反省会を兼ねた打ち上げを◯月◯日に予定しています。ご都合が合えばぜひご参加ください。
◯◯祭り実行委員会 ◯◯
例文:後援・協賛ではなく、告知や紹介で協力してくれた方へ
件名:◯◯セミナーのご紹介の御礼
◯◯様
お世話になっております。◯◯です。
先日は◯◯セミナーをSNSとメールマガジンでご紹介いただき、ありがとうございました。
申込時のアンケートで「◯◯様の紹介で知った」と答えた方が何人もいらっしゃり、ご紹介の反響の大きさを実感しております。
当日の資料をお送りしますので、よろしければご覧ください。
またお力添えをお願いすることがあるかと存じますが、今後ともよろしくお願いいたします。
Point
協力者には、メールのあとに対面や電話でもお礼を伝えると丁寧です。特に会場や物品を無償で提供してくれた相手には、メールは速報、改めてのお礼は訪問や手紙、と分けて考えてください。はがき・手紙の文例はお礼状の書き方にあります。
参加した側から主催者へのお礼(全文例)
招待を受けて参加した側からのお礼は、短く、返信を求めないのが基本です。主催者は終了直後、多くの相手への対応に追われています。
例文:取引先の主催イベントに参加した後
件名:◯◯セミナーへのお招きの御礼(株式会社◯◯ ◯◯)
株式会社◯◯
◯◯部 ◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社◯◯の◯◯です。
昨日は「◯◯セミナー」にお招きいただき、誠にありがとうございました。
特に◯◯様のご講演にあった◯◯のお話は、弊社でもすぐに試せる内容で、社内でも共有いたしました。
運営のご準備も大変だったことと存じます。あらためて御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
※ご返信には及びません。
注意
講演会の講師に主催側から送るお礼は、謝礼や資料の扱いも含めて講師へのお礼メール 例文に分けて掲載しています。はがきや手紙で送る場合はお礼状の書き方を参照してください。
例文:セミナーを受講した後、講師へ送る拝聴のお礼
件名:◯◯セミナー拝聴の御礼(株式会社◯◯ ◯◯)
◯◯先生
突然のご連絡失礼いたします。株式会社◯◯の◯◯と申します。
本日の「◯◯セミナー」を拝聴いたしました。
特に「◯◯は◯◯から始める」というお話は、これまで手探りだった弊社の◯◯にそのまま当てはまり、明日から試してみようと考えております。
貴重なお話をありがとうございました。
またお話を伺える機会を楽しみにしております。
※ご多忙と存じますので、ご返信には及びません。
例文:就活セミナー・会社説明会に参加した後(学生から企業へ)
件名:◯月◯日 会社説明会参加の御礼(◯◯大学 ◯◯)
株式会社◯◯
人事部 採用ご担当 ◯◯様
◯◯大学◯◯学部の◯◯と申します。
本日は会社説明会にて貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
社員の方の座談会で伺った「◯◯」というお話から、貴社の◯◯に対する考え方がよく分かり、志望する気持ちがより強くなりました。
今後の選考にも、ぜひ挑戦させていただきたいと考えております。
まずはメールにて御礼申し上げます。
◯◯大学◯◯学部◯年 ◯◯
email@example.com/090-0000-0000
例文:知人や同業者が主催したイベントに参加した後(カジュアル)
件名:昨日の◯◯会、ありがとうございました
◯◯さん
昨日は◯◯会にお誘いいただき、ありがとうございました!
◯◯さんの進行のおかげで初対面の方とも話しやすく、◯◯の話で盛り上がった方とは、今度あらためて会うことになりました。
準備、大変だったと思います。本当にお疲れさまでした。
次回もぜひ声をかけてください。
お礼メールへの返信の例文
お礼メールに返信が必要かどうかは、誰から届いたかで決まります。主催者からの一斉配信には返信は不要です。個別に名前を挙げて送られてきたもの、質問や日程の提案が含まれているものには返信します。
| 届いたお礼メール | 返信 | 返信のポイント |
|---|---|---|
| 主催者からの一斉配信(参加者全員宛て) | 不要 | アンケートへの回答で十分 |
| 主催者や担当者からの個別のお礼 | した方がよい | 当日の感想を一言、短く |
| 商談・面談の日程提案を含むお礼 | 必要 | 候補日への回答か、検討状況を伝える |
| 参加者・協力者から主催者へのお礼 | した方がよい | 来てくれたことへの感謝と次回の案内 |
| 「ご返信には及びません」とあるお礼 | 不要 | 返す場合も一言で |
例文:主催者からの個別のお礼に、参加者として返信する
件名:Re: 本日はありがとうございました(◯◯セミナー)
株式会社◯◯
◯◯様
ご丁寧にご連絡いただき、ありがとうございます。株式会社◯◯の◯◯です。
資料も拝受いたしました。
昨日のセミナーでは◯◯の事例が特に参考になり、さっそく社内で共有いたしました。
ご提案いただいた打ち合わせについては、社内で確認のうえ、◯日までにあらためてご連絡いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。
例文:参加者からのお礼メールに、主催者として返信する
件名:Re: ◯◯セミナーへのお招きの御礼
株式会社◯◯
◯◯様
ご丁寧にありがとうございます。株式会社◯◯の◯◯です。
お忙しいなかご参加いただいたうえ、社内でもご共有いただいたとのこと、大変うれしく拝読しました。
◯◯の件で何かお役に立てることがあれば、いつでもお声がけください。
次回は◯月に開催予定ですので、またご案内させていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
注意
返信の件名は「Re:」を付けたままにすると、相手がどのメールへの返信かすぐ分かります。本文は短くてかまいません。お礼への返信にさらにお礼を重ねる「お礼の往復」は、こちらからの一往復で止めて問題ありません。
社内スタッフ・協力会社向けのお礼(全文例)
例文9:社内運営スタッフ向け
件名:◯◯カンファレンス 運営お疲れさまでした(結果共有)
◯◯カンファレンス 運営メンバーの皆さま
お疲れさまです。事務局の◯◯です。
11月18日の◯◯カンファレンス、無事に終えることができました。当日までの準備と当日の運営、本当にありがとうございました。
■ 結果(速報)
・来場者:◯名(目標◯名に対して◯%)
・オンライン視聴:◯名
・アンケート回答:◯件、全体満足度◯.◯(前回◯.◯)
・商談化の見込み:◯件(営業部にて追跡中)
■ 特に助かった点
・受付の動線変更:当日朝の判断で列が分散し、開場から◯分で全員の入場が完了しました
・配信トラブル時の対応:音声が途切れた際、◯◯さんの切り替えですぐに復旧しました
・予定外の追加席:立ち見が出た際、◯◯さんが即座に椅子を手配してくださいました
■ 今後の予定
・振り返り会:◯月◯日(水)15:00〜16:00、◯◯会議室(オンライン併用)
・気づいた点があれば、事前に下記シートへご記入ください
https://example.com/sheet
・精算の締切:◯月◯日。経費の申請をお願いします
次回は◯月開催予定です。またよろしくお願いします。
Point
社内向けのお礼では具体的な行動を名指しで挙げてください。「皆さんのおかげです」だけでは誰にも届きません。誰が何をしてどう助かったかを3件でも書くと、次回の協力度が変わります。
例文10:会場・協力会社向け
件名:◯月◯日 ◯◯カンファレンス 御礼と精算のご連絡
株式会社◯◯
◯◯様
お世話になっております。株式会社◯◯の◯◯です。
11月18日の「◯◯カンファレンス」では、大変お世話になりました。
当日は想定を上回る来場となりましたが、受付の増設や誘導のご対応を迅速にいただき、大きな混乱なく進行できました。現場の皆さまのご尽力に、あらためて御礼申し上げます。
精算につきましては、追加発生分(受付増設、延長1時間分)を含めたご請求書を、◯月◯日までにお送りいただけますでしょうか。
送付先:email@example.com
次回は2027年◯月の開催を予定しております。会場の仮押さえについて、あらためてご相談させていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
お礼のあとに続くリードの処理や商談化の管理はイベント後のフォロー、成果の測定方法はイベントのKPI設計を参照してください。
よくある間違いと敬語の直し方
お礼メールは丁寧に書こうとするほど、敬語が重なったり場面に合わない言葉を選んだりしがちです。よく見かける書き方と、その直し方をまとめます。
| よくある書き方 | 気になる点 | 直した例 |
|---|---|---|
| ご参加していただき、ありがとうございました | 「ご〜する」は自分の行為をへりくだる形のため、相手の行為には合わない | ご参加いただき、ありがとうございました |
| 拝聴させていただきました | 「拝聴」と「させていただく」で、へりくだりが重なって回りくどい | 拝聴いたしました/拝聴しました |
| (社外・目上へ)昨日はお疲れさまでした | 社外の相手への御礼としては、労いより感謝を伝えるほうが通りやすい | 昨日はありがとうございました |
| (目上へ)取り急ぎお礼まで | 途中で切れた形で、目上の方にはそっけなく見える | まずはメールにて御礼申し上げます |
| 件名が「ありがとうございました」だけ | 受信一覧で何の件か分からない | 【御礼】◯◯セミナーへのご参加ありがとうございました(株式会社◯◯) |
| 展示会の来場者に「ご参加ありがとうございました」 | 展示会は見に来る場なので「来場」がなじむ | ご来場いただき、誠にありがとうございました |
| 一斉配信の本文に「◯◯様」が残っている | 差し込みの失敗が全員に届く | 一斉配信は「ご参加いただいた皆さまへ」とする |
場面に合う言葉の選び方
| 場面 | 相手の行為を表す言葉 | 例 |
|---|---|---|
| セミナー・講演会 | ご参加・ご受講・ご聴講 | ご聴講いただき、誠にありがとうございました |
| 展示会・見本市 | ご来場・お立ち寄り | 弊社ブースにお立ち寄りいただき、ありがとうございました |
| ウェビナー・配信 | ご視聴・ご参加 | ご視聴いただき、ありがとうございました |
| 式典・祝賀会 | ご臨席・ご出席 | ご臨席を賜り、厚く御礼申し上げます |
| 運営の手伝い | ご協力・お力添え | 多大なるお力添えをいただき、心より御礼申し上げます |
| 登壇・講演 | ご登壇・ご講演 | ご登壇いただき、誠にありがとうございました |
展示会の来場者へのお礼は展示会のお礼メール、忘年会のあとのお礼は忘年会のお礼、会食のお礼は会食のお礼メール、お礼への返信にさらに返すかどうかはお礼メールへの返信の返信に分けて掲載しています。
送信前のチェックリスト
お礼メールは一度に多くの相手へ送るため、ひとつのミスが全員に届きます。送信ボタンを押す前に、次を確認してください。
- 一斉配信はBCCか配信ツールで送り、宛先に他の参加者のアドレスが見えない
- 差し込みの宛名(会社名・氏名)が正しい。テスト送信で自分宛てに確認した
- 資料・アーカイブ・アンケートのリンクが開ける。パスワードと公開期限を書いた
- 登壇者の資料は、公開範囲(申込者限定か、全体公開か)の了承を得ている
- 当日の具体的な一言が入っていて、定型文だけになっていない
- 次の行動の案内は一つに絞った
- 署名に担当者名と直通の連絡先がある
- 欠席者・申込のみの方に、別の文面を用意した
BCCの使い方と誤送信の防ぎ方はイベントの一斉メールとBCC、アンケートの設問はセミナーアンケートの質問項目を参照してください。会場で回答してもらうなら、QRコード作成でアンケートのURLをQRにして配布資料やスライドに載せると、メールを待たずに回収できます。
この記事の要点
- お礼メールは「件名・宛名・御礼・具体的な一言・資料やアンケート・次の案内・署名」の順に書く。
- 件名には用件・イベント名・差出人の三つを入れ、受信一覧で埋もれないようにする。
- 参加者へのお礼は当日中が目標。文面を前日までに用意し、数字を埋めるだけにしておく。資料が揃わなくてもお礼は先に送る。
- 協力者へのお礼は「何に協力してもらい、どうなったか」を書く。登壇者には反響、協賛社には数値を添える。
- 参加した側から主催者や講師へのお礼は、短く、具体的な一言を入れ、返信を求めない形にする。
- 一斉配信のお礼に返信は不要。個別のお礼や日程の提案を含むものには短く返信する。
- 協賛社へは当日中の短い速報と、数字をそろえた後日の報告の二回に分ける。協賛品・協賛金は使い道を一文で伝える。
- 「ご参加していただき」「拝聴させていただきました」は直す。展示会は「ご来場」、セミナーは「ご参加・ご聴講」と場面に合う言葉を選ぶ。
FAQ
よくある質問
「本日はご多用のところ◯◯にご参加いただき、誠にありがとうございました。当日の資料は下記からご覧いただけます。今後の改善のため、アンケートへのご協力をお願いいたします。次回は◯月に開催予定です」が基本形です。これに当日の質疑や会場の様子など具体的な一言を加えると、定型文に見えなくなります。全文はこのページの例文1から例文3を使ってください。
何に協力してもらったか(会場の提供、機材の貸し出し、当日の手伝い、告知など)と、その結果どうなったか(無事に開催できた、来場者の反応など)を具体的に書きます。物品を借りた場合は返却の予定も添えます。会場や物品を無償で提供してもらった相手には、メールのあとに訪問や手紙でも改めてお礼を伝えると丁寧です。
用件・イベント名・差出人の三つを入れます。主催者からなら「【御礼】◯◯セミナーへのご参加ありがとうございました(株式会社◯◯)」、受講者から講師へなら「◯◯セミナー拝聴の御礼(株式会社◯◯ ◯◯)」が使いやすい形です。「ありがとうございました」だけの件名は、何の件か分からず埋もれます。
招いてもらったことへの御礼、印象に残った内容を一つ具体的に、今後につなげたいことの三つを短く書きます。主催者は終了直後で忙しいため、「ご返信には及びません」と添えて返信を求めない書き方にするのが配慮です。送るのは当日中か翌営業日が目安です。
参加者へは当日中から翌営業日、登壇者・協力者・社内スタッフへは翌営業日から数日のうちを目安にしてください。協賛社へは当日中に短いお礼を送り、結果の報告は約束した期日に送ります。社内の慣例や相手との関係があれば、そちらに合わせます。商談の見込みがある相手には当日中に個別で送ってください。申込を受けた時点で送る「イベント前のお礼」は、受付後すぐに送ります。
主催者から参加者全員に送られた一斉配信のお礼には、返信は不要です。個別に送られてきたお礼や、打ち合わせの日程提案を含むものには返信します。返信は件名の「Re:」を残したまま、当日の感想を一言添えて短くまとめれば十分です。
当日中に、御礼と無事に終えたことを伝える短いメールを送り、来場者数やブースへの立ち寄りなどの結果は、期日を約束したうえで後日あらためて報告します。協賛品や協賛金を受けた場合は、何に使い、どう役立ったかを一文添えてください。
「ご〜する」は自分の行為をへりくだる形なので、相手の行為に使うと合いません。「ご参加いただき、ありがとうございました」と書きます。同じく「拝聴させていただきました」はへりくだりが重なるため、「拝聴いたしました」で足ります。
送ったほうが次回の参加につながります。地域のイベントや交流会なら、言葉づかいは「来てくださってありがとうございました!」のように崩してかまいません。ただし写真の共有先や次回の予定など、相手に必要な情報は省かないでください。
参加者への一斉配信では、ファイルの添付よりダウンロードのリンクを書く形を勧めます。大きなファイルは相手の受信設定によって届かないことがあり、後から差し替えもできないためです。リンクにはパスワードと公開期限を添えてください。個別のお礼で軽い資料を一つ送る程度なら、添付でもかまいません。
このページでは、一斉配信の宛名は「ご参加いただいた皆さまへ」を基本にしています。配信ツールの差し込み機能で名前を入れる場合は、誤りが全員に届くため、必ず自分宛てにテスト送信して確認してください。名前を入れなくても、本文に当日の具体的な一言があれば、自分に向けた文面だと伝わります。
まずメールで早めに御礼を伝えるのはかまいません。このページでは、来賓や目上の方には、メールに加えて書状でも改めて御礼を送ることを勧めます。メールでは「改めて書面にてもご挨拶申し上げますが、取り急ぎメールにて御礼を申し上げます」のように、書状を送る予定を添えると丁寧です。