メール
お土産のお礼メール 例文
職場の上司・同僚・取引先への一言
結論から書きます。職場でお土産をもらったら、受け取ったその日のうちにお礼を伝えます。手段は社内なら口頭かチャット、取引先ならメール。書くことは①お礼 ②感想(まだなら「いただきます」) ③今後の一言の三つで、社内なら3〜5行あれば足ります。
コピーしてそのまま使える一言は「◯◯さん、◯◯のお土産をありがとうございました。休憩時間においしくいただきました。◯◯のお話も今度聞かせてください。」。このページでは、上司・同僚・部署全員・他部署・取引先・役員の文例を20本以上、件名、品物別の感想フレーズ、お礼が遅れたときの文例、お礼状の形まで並べました。こちらが手土産を渡す側のマナーはビジネスの手土産を見てください。
結論
お土産のお礼は①お礼 ②食べた・使った感想 ③今後の一言(旅先・出張先の話を聞きたい、引き続きよろしく)を、受け取った日のうちに伝えます。社内では口頭やチャットの短い一言で十分で、取引先から届いたときや持参されたときはメールで送ります。まだ食べていないときは「いただきます」と書き、感想は次に会ったときに伝えれば構いません。
まず結論:相手別の早見表
| 相手 | 手段 | 長さ | 入れる要素 |
|---|---|---|---|
| 同僚・先輩 | 口頭かチャット | 1〜3行 | お礼+感想 |
| 直属の上司 | 口頭+チャット | 2〜4行 | お礼+気遣いへの恐縮+皆でいただいた |
| 部署全員に配られた | 部署チャットで代表か各自 | 1〜3行 | お礼+皆で分けた |
| 他部署の人 | チャットかメール | 3〜4行 | 名乗り+お礼+感想 |
| 取引先(持参・宅配) | メール | 5〜8行 | 名乗り+届いた報告+お礼+皆でいただく+今後 |
| 取引先の役員・目上の社外の人 | メール。必要ならお礼状 | 6〜10行 | 上の要素を改まった言い方で |
Point
迷ったら「早く・短く・具体的に」。長い文章より、その日のうちの3行のほうが気持ちは伝わります。具体的に何がおいしかったか、一言だけでも入れると定型文に見えません。
いつ・どの手段で伝えるか
| もらい方 | 伝え方 | タイミング |
|---|---|---|
| 手渡しされた(社内) | その場で口頭。必要ならあとでチャット | 受け取ったとき |
| 席に置いてあった・回覧で回ってきた | チャットで一言 | 気づいたとき、その日のうちに |
| 部署全員に配られた | 口頭かチャット。部署で一度にまとめてもよい | その日のうちに |
| 取引先が持参した・送ってきた | メール | 受け取った日のうちに。遅くとも翌営業日 |
| 自分が休みの日に届いた・置かれていた | 出社した日にチャットかメール | 出社した日のうちに |
Point
席に置かれていたお土産は、誰からか分からないことがあります。添えられたメモや付箋を確かめ、分からなければ周りに聞いてから、本人にお礼を送ります。お礼を言いそびれるのは、このパターンが多いからです。
電話でお礼を伝えるのは、取引先の担当者と普段から電話でやり取りしている場合などに限ると無難です。電話をした場合も、記録として残るよう短いメールを添えておくと、相手が社内で共有しやすくなります。
お礼メールの組み立て方(コピーして使う型)
- 01
件名
用件と差出人が一目で分かるように。「お土産のお礼(営業部 □□)」など。
- 02
宛名
社外なら会社名・部署・名前。社内のチャットなら「◯◯さん」「◯◯課長」。
- 03
名乗り・挨拶
社外は「いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。」。社内は省いてよい。
- 04
お礼
何をいただいたかを具体的に。「◯◯出張のお土産をありがとうございました。」
- 05
感想
味・見た目・使い心地など一つだけ具体的に。まだなら「ありがたくいただきます」。
- 06
今後の一言・結び
社内は「今度お話を聞かせてください」、社外は「今後ともよろしくお願いいたします」。
テンプレートとして使う場合は、下の◯の部分を書き換えます。
件名:◯◯のお礼(◯◯部 □□)
◯◯さん(社外は 株式会社◯◯ ◯◯様)
(社外のみ)いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯◯(行き先・出張先)のお土産をいただき、ありがとうございました。
◯◯(品名)は◯◯(具体的な感想)で、◯◯(誰と)おいしくいただきました。
◯◯(今後の一言)。
(社外のみ)今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
件名の付け方
社内チャットや口頭では件名は要りません。メールで送るときは、件名で用件と差出人が分かるようにします。
| 相手 | 件名の例 |
|---|---|
| 社内(メールで送る場合) | お土産のお礼(営業部 □□) |
| 他部署の人 | ◯◯のお土産のお礼(営業部 □□) |
| 取引先(持参された) | 本日のお心遣いへのお礼(株式会社△△ □□) |
| 取引先(送られてきた) | ◯◯のお品が届きました(株式会社△△ □□) |
| 打ち合わせのお礼とまとめる | 本日のお打ち合わせのお礼(株式会社△△ □□) |
送る前のチェックリスト
- 誰から何をもらったかを確かめたか(席に置いてあったときは特に)
- 受け取ったその日のうちに送れているか
- お礼の言葉から始めたか
- 感想か、まだなら「いただきます」と書いたか
- 旅先・出張先への一言は、休暇の過ごし方を詮索しすぎていないか
- 部署全員宛てなら皆で分けたことが分かるか
- 取引先へは会社名・名前を名乗り、届いた報告を兼ねているか
- 宛名・品名・行き先の名前の誤りがないか
- 今後の一言で締めたか
社内向けの例文(上司・同僚・部署)
同僚から旅行のお土産をもらった(チャット)
◯◯さん
◯◯旅行のお土産、ありがとうございます。
さっそく休憩時間にいただきました。とてもおいしかったです。
旅行は楽しめましたか。今度、写真を見せてください。
先輩からお土産をもらった(チャット)
◯◯さん
お土産をありがとうございます。
前から気になっていたお菓子だったので、とてもうれしいです。
帰りの電車でゆっくりいただきます。
上司から出張のお土産をもらった(チャット)
◯◯課長
出張のお土産をありがとうございます。
ご出張でお忙しいなか、お気遣いいただき恐縮です。
課の皆でいただきました。
出張先での打ち合わせのお話も、またお聞かせください。
上司から休暇のお土産をもらった(メール)
件名:お土産のお礼(営業部 □□)
◯◯部長
お休み明けのお忙しいところ、◯◯のお土産をありがとうございました。
昼休みに部の皆でいただき、◯◯のさくさくした食感が好評でした。
ゆっくりお休みになれたようで何よりです。
引き続きよろしくお願いいたします。
席に置いてあったお土産のお礼(チャット)
◯◯さん
席にお土産を置いてくださったのは◯◯さんだったのですね。ありがとうございます。
夕方にいただきます。
お休み中は、お変わりなく過ごせましたか。
自分の休み中に置かれていたお土産のお礼(チャット)
◯◯さん
昨日お休みをいただいていたので、今朝お土産に気づきました。お礼が遅くなりすみません。
◯◯のお土産、ありがとうございます。今日の午後にいただきます。
部署全員に配られたお土産のお礼(部署チャットで代表して)
◯◯さん、北海道のお土産をありがとうございました。
営業部の皆でおいしくいただきました。
お休みでリフレッシュできたようでよかったです。
他部署の人からお土産をもらった(チャット)
◯◯さん
営業部の□□です。
先ほどは◯◯のお土産をわざわざ届けてくださり、ありがとうございました。
部の皆でいただきます。また打ち合わせの際はよろしくお願いします。
異動・退職の挨拶にお菓子をもらった(チャット)
◯◯さん
ご挨拶のお菓子をありがとうございました。
◯◯さんにはこれまで何度も助けていただき、感謝しています。
新しい部署でのご活躍をお祈りしています。
急ぎで一言だけ(社内・会議の合間に)
お土産ありがとうございます!あとでいただきます。
注意
社内のチャットでも、上司や他部署の人には「ありがとうございます!」の一言だけでなく、相手の名前と、何のお土産かを入れると丁寧です。
社外向けの例文(取引先・役員)
取引先が打ち合わせに持参してくれた(メール)
件名:本日のお打ち合わせのお礼(株式会社△△ □□)
株式会社◯◯
◯◯部 ◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
本日はお忙しいところお越しいただき、ありがとうございました。
また、ご出張先の◯◯のお土産までいただき、恐縮しております。
部内の皆で、ありがたくいただきます。
本日の件は、◯日までに社内で確認し、改めてご連絡いたします。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
取引先から宅配でお土産が届いた(メール)
件名:◯◯のお品が届きました(株式会社△△ □□)
株式会社◯◯
◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
本日、◯◯のお品が無事に届きました。
お心遣いをいただき、誠にありがとうございます。
さっそく部内で分けて、皆でいただいております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
初めて会った相手から手土産をもらった(メール)
件名:本日のお礼(株式会社△△ □□)
株式会社◯◯
◯◯様
株式会社△△の□□です。
本日はお時間をいただき、ありがとうございました。
初めてお目にかかったにもかかわらず、お心遣いの品までいただき、恐縮しております。
部内の皆で、ありがたく頂戴します。
本日伺った内容をもとに、ご提案をまとめてお送りいたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
取引先の役員・目上の人から(改まったメール)
件名:お心遣いへのお礼(株式会社△△ □□)
株式会社◯◯
代表取締役 ◯◯様
平素より大変お世話になっております。株式会社△△の□□でございます。
このたびは◯◯のお品を賜り、誠にありがとうございました。
格別のお心遣いをいただき、社員一同ありがたく頂戴いたしました。
今後とも変わらぬご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
上司宛てに届いた取引先のお土産を、自分が代わりに受け取った(メール)
件名:お土産のお礼(株式会社△△ □□)
株式会社◯◯
◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
本日、弊社◯◯宛てにお土産をお届けいただき、ありがとうございました。
◯◯は本日不在のため、代わって私からお礼を申し上げます。
◯◯にも申し伝えておきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
取引先の担当者が出張帰りに寄ってくれた(メール)
件名:本日のお礼(株式会社△△ □□)
株式会社◯◯
◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
本日はご出張のお帰りにお立ち寄りいただき、ありがとうございました。
◯◯の名物まで頂戴し、恐縮しております。皆で楽しみにいただきます。
長旅でお疲れのところ、お気遣いいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
言い換えに使えるフレーズ集
| 用途 | 社内(くだけた〜普通) | 社外(改まった) |
|---|---|---|
| お礼 | ありがとうございます/うれしいです | 誠にありがとうございます/お心遣いに感謝申し上げます |
| 恐縮 | 気を遣っていただいてすみません | 恐縮しております/ご丁寧にありがとうございます |
| 受け取り | いただきます/みんなで分けました | ありがたく頂戴いたします/社員一同でいただきました |
| まだ食べていない | あとでいただきます/家で楽しみます | 改めてゆっくりいただきます |
| 結び | また話を聞かせてください | 今後ともどうぞよろしくお願いいたします |
品物別の感想の一言
- お菓子:「甘さが控えめで、午後の休憩にちょうどよかったです」
- 名物の食べ物:「初めて食べましたが、評判どおりのおいしさでした」
- お茶・コーヒー:「香りがよく、朝の一杯が楽しみになりました」
- 個包装の詰め合わせ:「個包装で配りやすく、部の皆が喜んでいました」
- 雑貨・小物:「さっそくデスクで使っています」
- 見た目がかわいい品:「箱を開けたとき、思わず声が出ました」
避けたい言い方とよくある失敗
| 避けたい言い方・失敗 | 理由 | 言い換え・対策 |
|---|---|---|
| 「取り急ぎお礼まで」 | 急いで済ませた印象を受ける人もいる | 「まずはお礼を申し上げます」 |
| 「ご苦労さまでした」(上司の出張帰りに) | 目上の人へのねぎらいとして使うと失礼と受け取る人もいる | 「お疲れさまでした」 |
| 「どこに行ってたんですか?誰と?」 | 休暇の過ごし方を詮索しているように受け取られることがある | 「お休みは楽しめましたか」 |
| 「気を遣わなくていいのに」 | 相手の好意を断るように聞こえることがある | 「お気遣いいただき、ありがとうございます」 |
| 「次も期待しています」 | 冗談でも、催促と受け取る人がいる | 「お話を聞かせてください」 |
| 「いただかさせていただきます」 | 言葉が重なり、誤った言い方に見える | 「いただきます」「頂戴します」 |
| どの品にも使える定型文だけ | 読み流され、気持ちが伝わりにくい | 品名か感想を一つ具体的に入れる |
| お礼を言わずに食べるだけ | 受け取ったかどうかが相手に伝わらない | チャットで一言送る |
| 送り主を確かめずに別の人へお礼 | 相手にも本当の送り主にも気まずい | メモ・付箋を確認し、周りに聞く |
「お心遣い」と「お気遣い」の使い分けはお心遣いとお気遣いの違い、「お疲れさま」と「ご苦労さま」はお疲れさまとご苦労さまの違いにまとめています。
お礼が遅れたとき・名前を間違えたとき
お礼を言いそびれたと気づいたら、日がたっていても送ります。最初に遅れたことを一言わびてから、お礼と感想を伝えます。言い訳を長く書く必要はありません。
お礼を言いそびれたとき(社内チャット)
◯◯さん
先日のお土産、お礼が遅くなってしまいすみません。
ありがとうございました。皆でおいしくいただきました。
取引先へのお礼が遅れたとき(メール)
件名:先日のお心遣いへのお礼(株式会社△△ □□)
株式会社◯◯
◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
先日はお土産をいただきながら、お礼が遅くなり大変失礼いたしました。
改めまして、お心遣いをいただき誠にありがとうございました。
部内の皆で、おいしく頂戴いたしました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
送った相手を間違えた・名前を間違えたときの訂正(チャット)
◯◯さん
先ほどお土産のお礼を△△さん宛てに送ってしまいました。失礼しました。
改めて、◯◯のお土産をありがとうございました。
次に会ったときに感想を伝える(口頭)
先日はお土産をありがとうございました。◯◯、とてもおいしかったです。
お礼状(手紙)で送る場合と、お返しを添える場合
社内のお土産なら手紙は要りません。社外の目上の人から改まった品をいただいたときなど、メールより丁寧にしたい場合はお礼状を送ります。メールで先にお礼を伝え、あとから手紙を送る形でも構いません。
- 01
前文
「拝啓」と時候の挨拶、相手の様子を気遣う一文。
- 02
お礼
何をいただいたかと、お礼の言葉。
- 03
感想
いただいた品の感想や、皆で分けた様子。
- 04
結び
今後のお付き合いのお願いと、相手を気遣う一文、「敬具」。
拝啓 ◯◯の候、◯◯様にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、このたびは◯◯のお土産をお送りいただき、誠にありがとうございました。
職場の者と休憩の折に頂戴し、◯◯ならではの味わいを楽しませていただきました。
今後とも変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。
季節の変わり目、どうぞご自愛ください。
敬具
お返しの品を添えるときの一言
職場で旅行のお土産にお返しをするかどうかは職場の慣例によります。お返しをしなくても、お礼を伝えていれば失礼にはなりにくいです。お返しをする場合は、次に自分が旅行や出張に行ったときのお土産で返す形が自然です。
◯◯さん
先日はお土産をありがとうございました。
私も◯◯に行ってきたので、ささやかですがお土産です。皆さんでどうぞ。
注意
取引先から品物を受け取るとき、お返しをするときの扱いは会社ごとに決まりがあることがあります。迷うときは上司か総務に確認してください。
この記事の要点
- お土産のお礼は受け取ったその日のうちに。遅れても気づいたら送る。
- 社内は口頭かチャット、取引先はメール、社外の目上には必要に応じてお礼状。
- お礼・感想・今後の一言の3点で、社内なら3〜5行あれば十分。
- 感想は一つだけ具体的に。まだ食べていなければ「いただきます」。
- 席に置いてあったら誰からかを確かめてから送る。
FAQ
よくある質問
社内なら、口頭かチャットの一言で十分なことが多いです。手渡しされたならその場でお礼を言い、席に置いてあったならチャットで送ります。取引先からもらったときはメールで送ります。
「出張のお土産をありがとうございます。ご出張でお忙しいなか、お気遣いいただき恐縮です。課の皆でいただきました」のように、お礼と、皆で分けたことを伝えます。
送って構いません。お礼は早いほうがよいので、「あとでいただきます」「ありがたく頂戴します」と書いて送ります。感想は次に会ったときに伝えれば十分です。
送ったほうがよいです。最初に「お礼が遅くなり失礼いたしました」とわびてから、お礼と感想を短く伝えます。
会社の決まりや取引先との関係によって違います。品物の受け取りやお返しに社内ルールがある会社もあるため、迷うときは上司か総務に確認してください。お礼のメールはその日のうちに送ります。
全員が個別に送る必要はありません。直接会えた人は口頭で伝え、部署のチャットで代表者がまとめてお礼を書く形でも構いません。職場の慣例に合わせてください。
受け取った日に、自分の名前で「◯◯に代わってお礼を申し上げます」とメールを送り、上司にも届いたことを伝えます。上司が戻ってから本人からもお礼を送ると丁寧です。