メール
差し入れのお礼 例文
社内メール・チャット・取引先への一言
差し入れをもらったら、受け取ったその日のうちにお礼を伝えます。手段は、社内の人ならチャットかメール、取引先ならメール。書くことは①お礼 ②具体的に良かった点(皆で分けた、疲れが取れたなど) ③今後の一言の三つで足ります。直接手渡しされたときはその場でお礼を言い、職場の皆で分けたあとに改めて短く送ると丁寧です。
そのまま送れる一言は「本日は差し入れをありがとうございました。チームの皆で休憩時間においしくいただきました。おかげで午後も元気に作業を進められました。」。このページでは、件名の付け方から場面別の文例、避けたい言い方までをまとめました。イベントの現場で差し入れを受け取るときの段取りはイベントの差し入れを見てください。
結論
差し入れのお礼は①受け取ったお礼 ②どう役に立ったか・皆がどう喜んだか ③今後の一言で構成し、その日のうちに送ります。社内はチャットやメールで短く、取引先には件名で用件が分かるメールで送ります。部署で受け取ったものは、代表者がお礼をして、誰が送ったかを部署内で共有しておくと、お礼の漏れや重複を防げます。
いつ・どの手段で・誰が送るか
| 相手 | 手段 | タイミング | 送る人 |
|---|---|---|---|
| 上司・先輩(社内) | チャットまたはメール | 受け取った日のうちに | 受け取った本人。部署宛てなら代表者 |
| 他部署の人(社内) | チャットまたはメール | 受け取った日のうちに | 部署の代表者か、窓口になった人 |
| 取引先・協力会社 | メール | 受け取った日のうちに。遅くとも翌営業日 | 担当者。必要なら上司も一言 |
| 現場に来て手渡しされた | その場で口頭+あとでメール | 帰られたあと、その日のうちに | 受け取った人 |
Point
部署宛ての差し入れは、誰がお礼を送るかを先に決めます。何人もが別々にお礼を送ると相手の手間になり、誰も送らないと失礼になります。分からなければ上司に「お礼は私からお送りしてよろしいでしょうか」と確認してください。社内チャットの書き方はビジネスチャットのマナーにまとめています。
件名の付け方
メールで送るときは、件名だけで「差し入れのお礼」と差出人が分かるようにします。チャットでは件名は要りません。
| 相手 | 件名の例 |
|---|---|
| 社内(上司・他部署) | 差し入れのお礼(営業部 □□) |
| 社内(部署を代表して) | 営業部一同より差し入れのお礼 |
| 取引先 | 本日の差し入れのお礼(株式会社△△ □□) |
| 取引先(現場・作業中にいただいた) | ◯◯作業中のお心遣いへのお礼(株式会社△△ □□) |
| 後日送る | 先日の差し入れのお礼と、お礼が遅れたお詫び(□□) |
書く項目のチェックリスト
- 何をいただいたかを書いたか(「お菓子」「飲み物」程度でよい)
- 誰が・どう喜んだかを一言入れたか(「チームの皆で」「休憩時間に」など)
- 状況に合った一言があるか(「忙しい時期に助かりました」など)
- 部署宛てなら部署を代表してのお礼だと分かるか
- 取引先へは会社名・名前を名乗り、件名で用件が分かるか
- 今後の一言で締めたか(「引き続きよろしくお願いいたします」)
- お返しを約束するような書き方になっていないか(お返しは会社の決まりや慣例に合わせる)
場面別の例文
上司から部署に差し入れをもらった(チャット)
◯◯部長
差し入れをありがとうございます。
チームの皆で、休憩のときにいただきました。
締め切り前で張り詰めていたので、皆ほっとしていました。
明日の提出に向けて、引き続き進めます。
上司から個人的にもらった(チャット・一言)
◯◯さん
先ほどはコーヒーの差し入れをありがとうございました。
ちょうど一息つきたかったところで、助かりました。
午後の資料作りも頑張ります。
他部署から差し入れをもらった(社内メール・部署を代表して)
件名:営業部一同より差し入れのお礼
総務部 ◯◯さん
お疲れさまです。営業部の□□です。
本日は、営業部に差し入れをいただき、ありがとうございました。
部内の皆で分けて、おいしくいただきました。
展示会の準備で慌ただしい時期でしたので、皆とても喜んでいました。
営業部を代表して、お礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
取引先が打ち合わせに持ってきてくれた(メール)
件名:本日の差し入れのお礼(株式会社△△ □□)
株式会社◯◯
◯◯部 ◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
本日はお忙しいところお越しいただき、ありがとうございました。
また、お心遣いの品までいただき、恐縮しております。
打ち合わせのあと、部内の皆でおいしくいただきました。
本日伺ったご要望をもとに、◯日までに修正案をお送りいたします。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
初めてやり取りする相手からもらった(メール)
件名:差し入れのお礼(株式会社△△ □□)
株式会社◯◯
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□と申します。
本日は、弊社の作業現場にお心遣いの品をお届けいただき、誠にありがとうございました。
作業中のスタッフ一同で、ありがたくいただきました。
初めてのお取引にもかかわらず細やかなお気遣いをいただき、大変ありがたく存じます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
長く取引のある協力会社から(メール・繁忙期)
件名:差し入れのお礼(株式会社△△ □□)
◯◯様
いつも大変お世話になっております。株式会社△△の□□です。
本日は、作業現場に差し入れをいただき、ありがとうございました。
連日の作業でスタッフも疲れが出てきたところでしたので、皆で喜んでいただきました。
いつも現場のことまで気にかけていただき、感謝しております。
残りの工程も、ご一緒に無事に終えられるよう努めてまいります。
急ぎで一言だけ送る(取引先・帰られた直後)
◯◯様
本日はありがとうございました。
差し入れまでいただき、恐縮です。皆でありがたくいただきます。
打ち合わせの内容は、改めて整理してお送りいたします。
株式会社△△ □□
注意
打ち合わせのお礼と差し入れのお礼を一通にまとめる場合は、本題(打ち合わせのお礼と次の予定)を先に、差し入れのお礼を添える形でも構いません。打ち合わせのお礼の書き方は打ち合わせのお礼メールを参考にしてください。
お礼の相手を間違えた・名前を間違えたときの訂正
件名:【訂正】差し入れのお礼(営業部 □□)
◯◯さん
お疲れさまです。営業部の□□です。
先ほどのお礼のメールで、お名前を誤って記載しておりました。
大変失礼いたしました。
改めまして、本日は差し入れをいただき、ありがとうございました。
言ってはいけない・避けたい言い方
| 避けたい言い方 | 理由 | 言い換え |
|---|---|---|
| 「ご苦労さまです」(上司へ) | 目上の人へのねぎらいとして使うと失礼と受け取る人もいる | 「ありがとうございます」「お疲れさまです」 |
| 「わざわざすみません」だけで終わる | お詫びだけでお礼が伝わりにくい | 「お心遣いをいただき、ありがとうございます」 |
| 「おいしかったです」だけ | 誰が・どう喜んだかが分からない | 「チームの皆で休憩時間にいただきました」 |
| 「次回もお願いします」 | 催促しているように読める | 「引き続きよろしくお願いいたします」 |
| 「お召し上がりになられました」 | 自分たちの行為に尊敬語を使っており、敬語も重なっている | 自分たちが食べたなら「いただきました」 |
| 「頂戴させていただきました」 | へりくだりが重なり、回りくどく見える | 「頂戴しました」「いただきました」 |
「お心遣い」と「お気遣い」の使い分けはお心遣いとお気遣いの違い、「ご苦労さま」が気になるときはお疲れさまとご苦労さまの違いにまとめています。
後日のフォロー:改めてのお礼と、お礼が遅れたときのお詫び
次に会ったときに改めて伝える(口頭)
先日は差し入れをありがとうございました。皆で喜んでいただきました。
お礼が遅れてしまったとき(メール)
件名:先日の差し入れのお礼と、お礼が遅れたお詫び(□□)
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
先日は差し入れをいただき、ありがとうございました。
すぐにお礼をお伝えすべきところ、遅くなってしまい申し訳ございません。
部内の皆で分けて、ありがたくいただきました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
注意
差し入れにお返しをするかどうか、会社として受け取ってよいかは、会社の決まりや職場の慣例によります。取引先からの品物の受け取りに社内ルールがある会社もあるので、迷うときは上司か総務に確認してください。
この記事の要点
- 差し入れのお礼は受け取ったその日のうちに。
- 社内はチャットかメール、取引先は件名で用件が分かるメール。
- 書くのはお礼・誰がどう喜んだか・今後の一言の三つ。
- 部署宛ては代表者を決めて一度だけ送る。
- お返しや受け取りの扱いは会社の決まりに従う。
FAQ
よくある質問
社内で普段チャットを使っている相手ならチャットで構いません。取引先や、普段メールでやり取りしている相手にはメールで送ります。手渡しでもらったときは、その場で口頭でお礼を言い、あとで短く文面でも送ると丁寧です。
全員が別々に送る必要はありません。上司や窓口になった人が部署を代表して送り、本文に「部署の皆で」「営業部を代表して」と書けば十分です。次に会ったときに、それぞれが口頭で一言伝えるとより丁寧です。
書いて構いません。ただ「おいしかったです」だけだと短く感じられるので、「休憩時間に皆でいただきました」「忙しい時期に助かりました」のように、どう役に立ったかを添えると気持ちが伝わります。
会社の決まりや取引先との関係によって違います。取引先からの品物の受け取りやお返しに社内ルールがある会社もあるため、迷うときは上司か総務に確認してください。お返しの有無にかかわらず、お礼はその日のうちに伝えます。
送ったほうがよいです。「すぐにお礼をお伝えすべきところ、遅くなってしまい申し訳ございません」とお詫びを一言添えてから、お礼を書きます。