メール
アンケートに回答してくれた人へのお礼文
完了画面・メール・結果報告の例文
アンケートのお礼は、回答した直後に表示する一言(完了画面・自動返信メール)と、締め切り後に送るお礼(結果の報告や謝礼の案内)の二つに分けて考えると書きやすくなります。どちらにも入れたいのは「答えてくれたことへのお礼」「回答を何に使うか」「結果や謝礼をいつ知らせるか」です。完了画面なら、この一文で足ります。「アンケートにご回答いただき、ありがとうございました。いただいたご意見は、今後の◯◯の改善に役立ててまいります」。このページでは、件名の付け方、書く項目のチェックリスト、場面別の例文、避けたい言い方、後日のフォローをまとめました。アンケートをお願いする文は社内アンケートの依頼文、質問項目はセミナーアンケートの質問項目を見てください。
結論
アンケートのお礼文は①回答へのお礼 ②回答の使い道 ③今後の連絡(結果の報告・謝礼の送付)の予定で構成します。回答者の多くは「答えた内容がどう使われるのか」を気にしています。「いただいたご意見を受けて、◯◯を変えました」と後で知らせると、次のアンケートにも協力してもらいやすくなります。
結論:いつ・どの手段で・何を書くか
| タイミング | 手段 | 書くこと |
|---|---|---|
| 回答した直後 | フォームの完了画面・自動返信メール | お礼と回答の使い道を一言で |
| 締め切り後 | メール(社内なら社内の連絡手段) | お礼・回答の集まり具合の報告・謝礼の案内 |
| 結果がまとまった後 | メール・社内掲示・ウェブページ | 結果の概要と、それを受けて何を変えるか |
完了画面にそのまま使えるお礼文
アンケートにご回答いただき、ありがとうございました。
いただいたご意見は、今後の◯◯の改善に役立ててまいります。
このページは閉じていただいて構いません。
回答後に送る短いお礼メール
件名:アンケートへのご協力ありがとうございました(◯◯事務局)
◯◯様
このたびは◯◯に関するアンケートにご回答いただき、ありがとうございました。
いただいたご意見は、今後の◯◯の改善に役立ててまいります。
結果は◯月頃に、このメールアドレス宛てにお知らせいたします。
◯◯事務局
件名の付け方
アンケートのお礼メールは、何のアンケートかと送り主が件名で分からないと、迷惑メールと間違われやすくなります。アンケート名と事務局名を入れてください。
| 場面 | 件名の例 |
|---|---|
| 回答直後の自動返信 | 【◯◯アンケート】ご回答ありがとうございました |
| 締め切り後のお礼 | ◯◯アンケートへのご協力のお礼(◯◯事務局) |
| 謝礼の送付案内 | ◯◯アンケート 謝礼送付のご案内 |
| 結果の報告 | ◯◯アンケート結果のご報告とお礼 |
| 社内アンケートのお礼 | 【お礼】◯◯アンケートへのご回答ありがとうございました |
| 訂正・お詫び | 【訂正】◯◯アンケート結果のご報告について |
書く項目のチェックリスト
- 何のアンケートへのお礼かがすぐ分かるか
- 回答を何に使うかを、依頼のときに示した範囲で書いたか
- 結果をいつ・どこで知らせるかを書いたか(知らせない場合は書かない)
- 謝礼がある場合、送る時期と方法を書いたか
- 問い合わせ先(事務局名・連絡先)を書いたか
- 一斉送信で回答者のメールアドレスが互いに見えない設定になっているか
- 結果の報告に、個人が特定できる回答を載せていないか
回答の使い道は、依頼のときに示した範囲にとどめます。回答者の個人情報の扱いは会社の決まりに従い、注意書きの書き方はアンケートの個人情報の注意書きを参考にしてください。
場面別の例文
顧客アンケートに回答してくれた人へ(締め切り後)
件名:◯◯アンケートへのご協力のお礼(株式会社△△)
◯◯様
いつも◯◯をご利用いただき、ありがとうございます。株式会社△△です。
先日は◯◯に関するアンケートにご回答いただき、誠にありがとうございました。
いただいたご意見は担当部署で一つずつ読み、今後の改善の検討に役立ててまいります。
結果の概要は、◯月頃に当社ウェブサイトでお知らせする予定です。
イベント・セミナーの参加者へ
件名:◯◯セミナー アンケートご回答のお礼
◯◯様
先日は◯◯セミナーにご参加いただき、ありがとうございました。
あわせてアンケートにもご回答いただき、重ねてお礼申し上げます。
「◯◯の説明をもっと詳しく聞きたい」というご意見を多くいただきましたので、次回の内容に反映いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。
セミナー後のお礼メール全体の書き方はイベントのお礼メールにまとめています。
取引先にアンケートをお願いしたとき
件名:◯◯アンケートへのご協力のお礼
株式会社◯◯
◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
お忙しいところ、◯◯に関するアンケートにご回答いただき、ありがとうございました。
納品の連絡方法についていただいたご意見は、早速社内で共有いたしました。
改善の内容が決まりましたら、改めてご連絡いたします。
社内アンケートの回答者へ(全体宛て)
件名:【お礼】◯◯アンケートへのご回答ありがとうございました
社員各位
お疲れさまです。◯◯部の□□です。
先日お願いした◯◯アンケートに、多くの方からご回答いただきました。
お忙しいなかご協力いただき、ありがとうございました。
結果は◯月◯日の朝礼で報告し、あわせて社内ポータルにも掲載します。
注意
社内アンケートのお礼でも、回答者の名前や、誰が何と答えたかは書きません。依頼文は社内アンケートの依頼文にまとめています。
謝礼の送付を案内するとき
件名:◯◯アンケート 謝礼送付のご案内
◯◯様
◯◯事務局です。
先日は◯◯アンケートにご回答いただき、ありがとうございました。
お約束の謝礼を、本日◯◯の方法でお送りいたしました。
◯月◯日を過ぎても届かない場合は、お手数ですが下記までご連絡ください。
謝礼の内容や送り方は、会社の決まりに従ってください。依頼のときに約束した内容と違わないかを、送る前に確かめます。
締め切り後に回答が届いた人へ
◯◯様
◯◯事務局です。
◯◯アンケートにご回答いただき、ありがとうございました。
大変恐縮ですが、本アンケートは◯月◯日で締め切っており、いただいた回答は集計に含めることができません。
ご意見は担当部署に共有いたします。
せっかくご協力いただいたにもかかわらず、申し訳ございません。
結果を報告するとき
件名:◯◯アンケート結果のご報告とお礼
◯◯様
◯◯事務局です。
先日はアンケートにご協力いただき、ありがとうございました。
いただいた回答をもとに、結果を下記のページにまとめました。
URL:◯◯
ご意見を受けて、◯◯については◯月から◯◯に変更いたします。
今後もご意見をお寄せいただけますと幸いです。
言ってはいけない・避けたい言い方
| 避けたい言い方 | 理由 | 言い換え |
|---|---|---|
| ご協力していただき | 相手の行為に「ご〜する」を使う形になる | ご協力いただき |
| ご回答してくださり | 同じく「ご〜する」の形になる | ご回答くださり/ご回答いただき |
| 貴重なご意見を参考にします(だけで終える) | 使い道が見えず、形式的に感じられる | いただいたご意見を受けて、◯◯を見直します |
| すべてのご意見に対応します | 対応できないものがあると約束を破ることになる | 一つずつ読み、今後の検討に役立ててまいります |
| ご回答いただいた方の中から抽選で…(条件を書かない) | 対象や時期が分からず、問い合わせが増える | 依頼時に示した条件と時期をそのまま書く |
注意
「ご協力していただき」は日常でよく見かけますが、気にする人もいる言い方です。「ご協力いただき」と書けば迷いません。
後日のフォロー(謝礼の遅れ・集計の誤り)
謝礼の送付が遅れているとき
件名:◯◯アンケート謝礼の送付遅延のお詫び
◯◯様
◯◯事務局です。
先日はアンケートにご回答いただき、ありがとうございました。
◯月◯日までにお送りするとご案内していた謝礼につきまして、こちらの手続きの遅れにより、お届けが遅れております。
大変申し訳ございません。◯月◯日までにお送りいたします。
結果の報告に誤りがあったとき
件名:【訂正】◯◯アンケート結果のご報告について
◯◯様
◯◯事務局です。
先日お送りした◯◯アンケート結果のご報告に、集計の誤りがございました。
正しくは、◯◯の項目で最も多かった回答は「◯◯」です。
ご確認いただいた皆様にご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。
訂正した結果は下記のページに掲載しております。
URL:◯◯
訂正のメールでは、どこが・どう違っていたかを一文で示し、正しい内容の置き場所を添えます。誤りが分かった時点で早めに送ってください。
この記事の要点
- アンケートのお礼は回答直後と締め切り後の二回で考える。
- 書くのはお礼・回答の使い道・結果や謝礼をいつ知らせるか。
- 件名にはアンケート名と事務局名を入れる。
- 回答の使い道は依頼時に示した範囲にとどめ、個人が特定できる回答は載せない。
- 結果がまとまったら何を変えたかを報告すると、次も協力してもらいやすい。
FAQ
よくある質問
「アンケートにご回答いただき、ありがとうございました」というお礼と、回答の使い道を一言書けば十分です。謝礼や結果の報告がある場合は、いつ頃どのように知らせるかも添えます。
必ずしも必要ではありません。完了画面や自動返信でお礼を伝えていれば、締め切り後は結果の報告や謝礼の案内がある場合に送れば足ります。社内アンケートは全体宛てのお礼で構いません。
どちらも使えます。回答そのものへのお礼なら「ご回答いただき、ありがとうございました」、時間を割いてもらったことを含めて伝えたいなら「ご協力いただき、ありがとうございました」が合います。
報告すると、回答がどう使われたかが伝わり、次のアンケートにも協力してもらいやすくなります。ただ、公開できる範囲は会社の決まりに従い、個人が特定できる回答は載せないでください。
依頼のときに示した内容・時期と同じであることを確かめます。届かない場合の問い合わせ先も書いておきます。謝礼の内容や手続きは会社の決まりに従ってください。