メール
リマインドメールの例文
会議・提出期限・支払い・イベント前日
結論から書くと、リマインドメールは「念のためご案内いたします」で始め、日時・場所(URL)・期限・当日の連絡先を本文の上のほうに箇条書きでまとめるメールです。会議や打ち合わせなら前営業日、書類の提出や支払いのように相手の作業が要るものは期限の数日前に送ります。このページでは、会議の前日に送るものと、期限が近いことを知らせるものの両方について、件名から署名の手前までそのまま使える例文を場面別に並べました。
結論
リマインドメールには①何の件か(件名で分かるように) ②日時または期限(曜日つき) ③場所・URL・提出先 ④相手にしてほしいこと ⑤返信が要るかどうか ⑥変更・欠席・不明点の連絡先を書きます。件名は「【リマインド】◯月◯日(◯)◯◯の件」のように日付を入れ、前回の案内メールに返信する形で送ると経緯が追いやすくなります。
まず使う:場面別の件名と送る時期
| 場面 | 送る時期の目安 | 件名の例 |
|---|---|---|
| 社外の打ち合わせ | 前営業日 | 【リマインド】明日◯月◯日(◯)お打ち合わせの件 |
| オンラインの打ち合わせ | 前営業日(URLを再送) | 【リマインド】◯月◯日(◯)◯時〜 オンラインお打ち合わせの接続先 |
| 社内会議 | 前日、または当日の朝 | 【リマインド】本日◯時〜 ◯◯会議 |
| セミナー・イベントの参加者 | 前日(準備が要るなら数日前にも) | 【◯月◯日(◯)◯時開始】◯◯セミナー当日のご案内 |
| 登壇者・出演者 | 前日(集合時刻と動線を改めて) | 【明日】◯◯ご登壇のご案内(集合◯時) |
| 書類・資料の提出 | 期限の数日前 | 【ご確認】◯◯ご提出期限(◯月◯日)のご案内 |
| お支払い期日 | 期日の数日前 | 【お支払い期日のご案内】請求番号◯◯(◯月◯日発行) |
| アンケート・出欠の回答 | 締め切りの数日前と前日 | ◯◯アンケートのご回答期限(◯月◯日)について |
| 予約の確認 | 予約日の前日〜数日前 | 【ご予約確認】◯月◯日(◯)◯時 ◯◯のご予約 |
金曜に月曜の予定をリマインドするなど、間に休日を挟む場合は前営業日に送ります。期限ものは、期限当日に送ると相手が対応する時間がありません。数日の余裕を見て送り、それでも反応がなければ期限後に催促メールへ切り替えます。営業日の数え方は営業日の数え方にまとめています。
リマインドは2種類:予定の念押しと、期限の念押し
| 種類 | 目的 | 本文の中心 | 例 |
|---|---|---|---|
| 予定のリマインド | 当日に迷わず来てもらう | 日時・場所(URL)・持ち物・当日の連絡先 | 会議、打ち合わせ、セミナー、予約 |
| 期限のリマインド | 期限までに作業してもらう | 期限・してほしいこと・提出先・不明点の窓口 | 書類提出、支払い、アンケート回答、出欠確認 |
期限のリマインドは、期限より前に送るお知らせです。期限を過ぎてから送るものは催促になり、書き方が変わります(期限を過ぎたことを伝え、改めての期限や遅れた場合の影響を書く)。この記事では期限前のお知らせまでを扱います。
リマインドメールの基本の形
- 01
件名
【リマインド】【ご確認】などの印と、日付・件名を入れる。開かなくても用件が分かるようにする。
- 02
宛名と挨拶
社外なら会社名・氏名と「お世話になっております」、社内なら「お疲れさまです」。
- 03
用件の一文
「◯月◯日の◯◯について、念のためご案内いたします」。最初の案内をいつ送ったかも書くと、相手が前のメールを探しやすくなります。
- 04
要点の箇条書き
日時・場所・URL・期限・提出先などを行頭をそろえて並べる。本文の上半分で読み終わる長さにします。
- 05
お願いと返信の要否
「ご返信は不要です」「お手数ですが◯日までにご返信ください」のどちらかを書く。
- 06
連絡先と結び
変更・欠席・不明点の連絡先(当日なら携帯)を書き、「どうぞよろしくお願いいたします」で結ぶ。
社外の打ち合わせのリマインド
件名:【リマインド】明日◯月◯日(◯)お打ち合わせの件
株式会社◯◯
◯◯様
いつも大変お世話になっております。株式会社△△の□□です。
明日のお打ち合わせについて、念のためご案内いたします。
日時:◯月◯日(◯)◯時〜◯時
場所:弊社◯階 会議室(◯◯ビル)
受付で「△△の□□と打ち合わせ」とお伝えください。
議題:◯◯について
当日の連絡先:□□(携帯)◯◯
ご都合が変わった場合は、お気軽にご連絡ください。
明日はどうぞよろしくお願いいたします。
注意
「念のため」「改めてご案内いたします」と書くと、相手の記憶を疑うような印象になりません。当日の連絡先は携帯の番号を書くと、遅れや道に迷ったときに連絡がつきます。
オンラインの打ち合わせ
件名:【リマインド】◯月◯日(◯)◯時〜 オンラインお打ち合わせの接続先
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
明日◯月◯日(◯)◯時からのオンラインお打ち合わせについて、接続先を改めてお送りいたします。
会議URL:◯◯
ミーティングID:◯◯
パスコード:◯◯
接続がうまくいかない場合は、□□(携帯)◯◯までお電話ください。
明日はどうぞよろしくお願いいたします。
初めて会う相手・訪問していただく場合
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
明日◯月◯日(◯)◯時に弊社へお越しいただく件で、ご案内をお送りいたします。
所在地:◯◯ビル◯階(◯◯駅◯番出口すぐ)
入館:1階受付で「△△の□□」とお伝えください。
当日の連絡先:□□(携帯)◯◯
どうぞお気をつけてお越しください。
お目にかかれるのを楽しみにしております。
社内会議のリマインド
件名:【リマインド】明日◯時〜 ◯◯会議
関係者各位
お疲れさまです。□□です。
明日の◯◯会議のリマインドです。
日時:◯月◯日(◯)◯時〜◯時
場所:◯階 第◯会議室(オンライン参加の方は下記URL)
URL:◯◯
議題:①◯◯ ②◯◯
事前に見ておいてほしい資料:◯◯(共有フォルダ内)
欠席・遅刻の場合は、私まで連絡をお願いします。
当日の朝に送る短いもの
件名:【本日◯時〜】◯◯定例
各位
お疲れさまです。□□です。
本日◯時から◯◯定例です。場所は第◯会議室、URLは下記です。
URL:◯◯
資料は共有フォルダの「◯月◯日」に置いています。よろしくお願いします。
社内会議では、事前に読んでほしい資料を書いておくと、当日の説明の時間を減らせます。会議の記録の取り方は議事録を早く仕上げる手順にまとめています。
セミナー・イベント参加者へのリマインド
件名:【◯月◯日(◯)◯時開始】◯◯セミナー当日のご案内
◯◯様
このたびは「◯◯セミナー」にお申し込みいただき、ありがとうございます。
明日の開催に先立ち、当日のご案内をお送りいたします。
日時:◯月◯日(◯)◯時〜◯時(受付開始◯時)
会場:◯◯(◯◯駅◯番出口から徒歩◯分)
受付:このメールの画面、またはお名刺をご提示ください。
お持ち物:筆記用具
当日の連絡先:◯◯セミナー事務局 ◯◯
ご都合が悪くなった場合は、このメールへのご返信でお知らせいただけますと幸いです。
明日、会場でお待ちしております。
オンラインセミナーの前日
件名:【明日◯時開始】◯◯ウェビナー ご視聴URLのご案内
◯◯様
「◯◯ウェビナー」にお申し込みいただき、ありがとうございます。
明日のご視聴方法をお送りいたします。
日時:◯月◯日(◯)◯時〜◯時(◯時から入室できます)
視聴URL:◯◯
事前のご準備:◯◯アプリの更新、イヤホンのご用意
資料:開始時に画面でご案内いたします。
当日つながらない場合は、◯◯事務局(◯◯)までご連絡ください。
登壇者・出演者へ
◯◯様
お世話になっております。◯◯事務局の□□です。
明日のご登壇について、当日の流れを改めてお送りいたします。
集合:◯時 ◯◯会場 ◯階控室
入館:通用口で「◯◯の出演者」とお伝えください。
音響・映像の確認:◯時〜◯時
ご登壇:◯時〜◯時
当日の窓口:□□(携帯)◯◯
ご不明な点がございましたら、いつでもご連絡ください。
明日はどうぞよろしくお願いいたします。
受付で見せてもらうものを書いておくと、当日の受付が早く進みます。会場の地図や受付用のQRコードをメールに入れる場合はQRコード作成が使えます。参加者への一斉送信は、ほかの参加者のアドレスが見えないようにBCCや配信ツールで送ってください。開催案内から申込完了・前日・当日までの文例はセミナー案内文 例文、招待から当日までの流れはイベント招待状の作り方、終了後のお礼はイベントのお礼メール例文を参照してください。
提出期限・支払い期日・回答のリマインド
期限前のリマインドは、相手が忘れているとは決めつけず、「期限が近づいてまいりましたので」と時期を理由にして書きます。何を・いつまでに・どこへ、の3点を箇条書きにすると、相手はメールを読んだその場で動けます。
書類・資料の提出期限(社外)
件名:【ご確認】◯◯ご提出期限(◯月◯日)のご案内
株式会社◯◯
◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯月◯日にお願いいたしました◯◯のご提出について、期限が近づいてまいりましたので、念のためご案内いたします。
ご提出いただくもの:◯◯(◯◯の様式)
期限:◯月◯日(◯)
ご提出先:このメールへのご返信、または◯◯(共有フォルダ)
すでにご準備いただいておりましたら、ご放念ください。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
どうぞよろしくお願いいたします。
お支払い期日(社外)
件名:【お支払い期日のご案内】請求番号◯◯(◯月◯日発行)
株式会社◯◯
経理ご担当者様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯月◯日にお送りいたしました請求書(請求番号:◯◯)について、お支払い期日のご案内をお送りいたします。
ご請求金額:◯◯円(税込)
お支払い期日:◯月◯日(◯)
お振込先:◯◯銀行 ◯◯支店 普通 ◯◯
すでにお手続きいただいておりましたら、ご放念ください。
請求書の再送が必要な場合は、私までお申し付けください。
アンケート・出欠の回答(社外)
件名:◯◯アンケートのご回答期限(◯月◯日)について
◯◯様
先日は「◯◯」にご参加いただき、ありがとうございました。
◯月◯日にお送りいたしましたアンケートは、◯月◯日(◯)が締め切りとなっております。
お忙しいところ恐縮ですが、ご協力いただけますと幸いです。
ご回答はこちら:◯◯
所要時間:◯分ほど
すでにご回答いただいた方には、重ねてのご連絡となり失礼いたしました。
予約の確認(お客様)
件名:【ご予約確認】◯月◯日(◯)◯時 ◯◯のご予約
◯◯様
このたびはご予約いただき、ありがとうございます。
ご予約の内容を改めてお知らせいたします。
日時:◯月◯日(◯)◯時〜
内容:◯◯(◯名様)
場所:◯◯(◯◯駅から徒歩◯分)
変更・キャンセルをご希望の場合は、◯月◯日(◯)までに◯◯へご連絡ください。
当日お会いできるのを楽しみにしております。
社内:提出物・回答の期限
件名:【◯日締切】◯◯の提出のお願い(リマインド)
各位
お疲れさまです。□□です。
◯月◯日にお願いした◯◯の提出期限が、◯月◯日(◯)◯時です。
まだの方は、下記からご提出をお願いします。
提出先:◯◯
様式:◯◯(共有フォルダ内)
提出済みの方は、このメールは読み流してください。
間に合わない場合は、◯日までに私まで一報ください。
社内で回答を集めるときの最初の依頼文は社内アンケートの依頼文にまとめています。
角が立たない一文と、言い換え
| 避けたい書き方 | 言い換え |
|---|---|
| まだご提出いただいておりません。 | 期限が近づいてまいりましたので、念のためご案内いたします。 |
| お忘れではないかと思い、ご連絡しました。 | 改めてご案内いたします。 |
| 必ず◯日までにお願いします。 | お手数ですが、◯日までにご対応いただけますと幸いです。 |
| 未入金となっております。 | お支払い期日のご案内をお送りいたします。 |
| 前回のメールをご確認ください。 | ◯月◯日にお送りしたご案内を、下記に改めて記載いたします。 |
- 相手がすでに返信や準備をしているかもしれない場合:「すでにご確認いただいておりましたら、ご放念ください。」
- 出欠の返事が来ていない相手へ:「行き違いでご返信いただいておりましたら、ご容赦ください。」
- 返信が要らないことを伝える:「ご確認のみで、ご返信には及びません。」
- リマインドを受け取った側の返信:「ご連絡ありがとうございます。明日◯時に伺います。どうぞよろしくお願いいたします。」
注意
「ご放念ください」は「気にしないでください」の丁寧な言い方で、社外の相手にも使えます。
送る前のチェックリスト
- 件名に【リマインド】などの印と、日付が入っている
- 日時に曜日を書き、曜日と日付が合っている
- 場所・URL・提出先・振込先が最初の案内と同じ(変更があれば変更点を明記した)
- 相手にしてほしいことと、返信が要るかどうかを書いた
- 当日の連絡先(携帯)や問い合わせ先を書いた
- 「念のため」「すでにご対応済みでしたら」など、相手を責めない一文がある
- 一斉送信の宛先がBCCまたは配信ツールになっている
- 前回の案内メールに返信する形で送るか、前回の送付日を本文に書いた
よくある失敗
- URLやパスコードを書き忘れる:「前回お送りしたURLから」とだけ書くと、相手は古いメールを探すことになります。リマインドにも必ず載せ直します。
- 期限当日に送る:相手が作業する時間が残りません。期限ものは数日前に送ります。
- 変更点が埋もれる:時間や場所が変わった場合は、件名に【変更あり】と入れ、本文の最初に変更点を書きます。
- 全員に同じ文面で催促口調になる:提出済みの人にも届く一斉送信では、「提出済みの方は読み流してください」と添えます。
- メールだけに頼る:当日の朝に急ぎで伝えたいことは、電話やチャットも併用します。
この記事の要点
- 冒頭は「念のためご案内いたします」、要点(日時・場所・URL・期限・連絡先)は本文の上に箇条書き。
- 会議・打ち合わせは前営業日、提出や支払いなど相手の作業が要るものは期限の数日前。
- 件名に【リマインド】と日付を入れる。
- 返信が要るかどうかを必ず書く。
- 「行き違いでしたら」「提出済みの方は読み流してください」で相手を責めない。期限後は催促メールに切り替える。
FAQ
よくある質問
打ち合わせや会議は前日か前営業日、社内会議は前日か当日の朝が目安です。書類の提出や支払い、アンケート回答のように相手の作業が要るものは、期限の数日前に送ります。セミナーやイベントで事前の準備が必要な場合は、数日前と前日の2回に分けて送ることもあります。
失礼にはなりません。「念のためご案内いたします」「改めてご案内いたします」と書けば、相手の記憶を疑う印象にはなりません。当日の場所やURLがすぐ見つかるので、受け取った側にとっても助かるメールです。
「【リマインド】明日◯月◯日(◯)お打ち合わせの件」のように、リマインドであることと日付を入れます。期限ものなら「◯◯アンケートのご回答期限(◯月◯日)について」のように期限の日付を件名に入れると、開かなくても用件が伝わります。
リマインドは期限や予定の前に送る念押しで、催促は期限を過ぎても対応がないときに送るお願いです。期限前は「期限が近づいてまいりましたので」、期限後は「行き違いでしたら申し訳ございません」と、書き方が変わります。
社外・社内とも問題ありません。前回の内容が下に残るので経緯が分かりやすくなります。ただし日時やURLは本文に改めて書き、件名の先頭に【リマインド】を付けておきます。
社外の打ち合わせなら、「ご連絡ありがとうございます。明日◯時に伺います」と短く返信すると、相手は出席を確認できます。イベントの一斉案内のように返信を求めていないメールには、返信しなくて構いません。