地域イベント
お祭りの企画書の書き方
テンプレート・記入例と実行委員会の作り方
町内会・商店街・自治会・子ども会などのお祭りは、仕事や家事の合間に、限られた人数で準備するものです。企画書は、役員会や総会で承認をもらうためだけでなく、会場の管理者・警察・保健所・協賛先・出演者への説明、そして翌年の担当者への引き継ぎにも使います。このページでは、記入例つきのテンプレート、目的の例文、提出先ごとの書き分け、予算書と安全計画、提出前のチェックリストを順に示します。
結論
お祭りの企画書には①名称 ②目的 ③日時と雨天時の扱い ④会場と使う区域 ⑤主催・共催・後援・協力 ⑥内容(出店・ステージ・参加型) ⑦来場の想定 ⑧体制(実行委員会と当日のスタッフ) ⑨予算(収入と支出) ⑩安全と緊急時の対応 ⑪必要な手続きと相談先 ⑫準備スケジュールを書きます。1枚目は①〜⑥の概要だけにまとめ、詳しい内容は2枚目以降に回すと、忙しい役員にも一目で伝わります。
そのまま使える企画書テンプレート(記入例つき)
次の表の「記入例」は、町内会の夏祭りを想定した架空の例です。○○の部分を自分のお祭りに置き換えて使ってください。
| 項目 | 書くこと | 記入例(町内会の夏祭り) |
|---|---|---|
| 名称 | 毎年同じ名前にすると、告知と引き継ぎが楽になる | ○○町内会 夏祭り |
| 目的 | なぜ開くかを1〜2文で(例文は次の章) | 子どもから高齢の方まで顔を合わせる場をつくり、災害時に声をかけ合える関係を育てる |
| 日時 | 開催日・開始と終了の時刻・設営と撤去の時間 | ○月○日(土)16:00〜20:00(設営は13:00から、撤去は21:00まで) |
| 雨天時の扱い | 小雨・荒天・前日判断の別、判断する人と知らせ方 | 小雨は決行、荒天は中止。当日○時に委員長が判断し、町内会の掲示板と連絡網で知らせる |
| 会場と区域 | 会場名、使う範囲、車両の通行を止める場所 | ○○公園の広場と、公園に面した区域 |
| 主催・共催・後援・協力 | 団体名と役割 | 主催:○○町内会夏祭り実行委員会/協力:○○商店会、○○子ども会 |
| 内容 | 出店・ステージ・参加型・子ども向けの企画 | 模擬店、盆踊り、子ども向けのくじ引き、地域の団体によるステージ |
| 来場の想定 | どんな人がどれくらい来るか、前年の様子 | 町内の家族連れと近隣の住民。前年の来場の様子は反省会の記録を参照 |
| 体制 | 実行委員会の係と責任者、当日のスタッフ | 委員長・総務・会計・出店・ステージ・広報・会場安全の各係(責任者名を記入) |
| 予算 | 収入と支出の内訳(予算書を添付) | 収入:町内会の行事費・協賛金・模擬店の売上/支出:設営・音響・景品・保険・消耗品 |
| 安全と緊急時 | 本部・救護・迷子・暑さ・火気・雨・強風への対応 | 本部に救護所と迷子の受付を置く。暑さ対策に休憩所と飲み水を用意 |
| 手続きと相談先 | 会場の管理者・警察署・保健所・消防署などへの相談の予定 | 公園の管理者、警察署、保健所、消防署へ○月中に相談 |
| スケジュール | 開催日から逆算した準備の予定 | 別紙の準備スケジュールのとおり |
Point
1枚目は「名称・目的・日時・会場・主催・内容」だけにします。 役員会や総会では、全員が細部まで読むとは限りません。1枚目で全体像が伝われば、質問は2枚目以降の該当箇所を開いて答えられます。
企画書の一般的な書き方はイベント企画書の書き方、書式の例はイベント実施計画書の書式にもあります。
目的の書き方と例文
目的は、協賛のお願い、会場の使用の相談、総会での説明のすべてで最初に聞かれる項目です。「毎年やっているから」では、新しく加わった人や協賛先に伝わりません。誰のために、何が変わるのかを書きます。
- 町内会の夏祭り:世代の違う住民が顔を合わせる機会をつくり、日ごろのあいさつや災害時の助け合いにつなげる。
- 商店街のお祭り:ふだん商店街を通らない家族連れに足を運んでもらい、各店の存在を知ってもらうきっかけにする。
- 伝統の祭礼:受け継がれてきた祭礼を次の世代へ伝えるため、子どもや若い世代が担い手として参加できる場をつくる。
- 子ども会のお祭り:子どもたちが企画や出店の準備に関わり、地域の大人と一緒に一つの行事をやり遂げる経験をつくる。
- 新しい住民との交流:転入してきた世帯が地域の行事や団体を知り、町内会の活動に参加しやすくなる入口にする。
- 防災を兼ねたお祭り:楽しみながら、避難場所の確認や防災用品に触れる機会をつくり、地域の備えを見直す。
- 学校・PTAのお祭り:保護者・地域・学校が協力して行事をつくり、学校と地域のつながりを深める。
- 市民祭り・地区の祭り:地域で活動する団体の発表の場をつくり、住民が地元の団体や人を知る機会にする。
注意
目的を書いたら、当日の内容がその目的につながっているかを見直してください。たとえば「世代間の交流」が目的なら、子どもと高齢の方が一緒に参加できる企画が内容に入っているかを確かめます。
お祭りの種類別:企画書で厚く書くところ
| 種類 | 企画書で厚く書くところ | 添えると通りやすい資料 |
|---|---|---|
| 町内会・自治会の夏祭り | 目的、役割分担、予算(町内会費の使い道) | 前年の会計報告、反省会の記録 |
| 商店街のお祭り | 来場者を店に回す仕掛け、各店の参加方法 | 店舗の参加募集の案内、会場の配置図 |
| 伝統の祭礼・神輿・山車 | 道路を使う区間と時間、交通規制、担い手の確保 | 巡行の経路図、時間ごとの進行表 |
| 子ども会・PTAのお祭り | 子どもの安全、保護者の当番、景品 | 当番表、迷子・けがの対応表 |
| 市民祭り・地区の祭り | 参加団体の募集、ステージの進行、来場の想定 | 出演団体の一覧、ステージの進行表 |
提出先別の書き分け
同じ企画書を、相手によって見せる部分と添える資料を変えて使います。全部を一から書き直す必要はありません。
| 提出先 | 相手が知りたいこと | 渡す形 |
|---|---|---|
| 町内会の役員会・総会 | 目的、予算、住民の負担(当番・費用) | 1枚目の概要と予算書。質疑に備えて詳細も持参 |
| 会場の管理者 | 使う範囲、時間、設営物、原状回復の方法 | 企画書と会場の配置図、設営と撤去の予定 |
| 警察署・保健所・消防署 | 道路の使い方、食べ物の出店、火気の使用 | 企画書と配置図、出店の一覧(各窓口の様式があれば優先) |
| 協賛先 | 目的、来場の想定、協賛の内容と名前の出し方 | 1枚目の概要と協賛のお願い文 |
| 出演者・出店者 | 日時、持ち時間・区画、用意されるもの、集合場所 | 出演・出店の案内(企画書から必要部分を抜き出す) |
| 住民(回覧・掲示) | 日時、場所、交通規制、音、問い合わせ先 | お知らせの文書 |
協賛のお願い文は協賛依頼文の例文、出店者向けの文章は出店者募集の文章と募集要項にあります。
実行委員会と役割分担
| 係 | 主な仕事 |
|---|---|
| 委員長・副委員長 | 全体の判断、関係者へのあいさつ、当日の中止判断 |
| 総務・事務局 | 会議の招集と記録、関係機関への相談のとりまとめ、連絡網 |
| 会計 | 予算、協賛金・出店料の管理、支払い、会計報告 |
| 出店係 | 出店者の募集と調整、配置、当日の出店者対応 |
| ステージ・企画係 | 出し物の出演者の依頼、進行表、音響 |
| 広報係 | チラシ・ポスター・SNS、地域の掲示板、回覧 |
| 会場・安全係 | 設営と撤去、警備・誘導、救護、ごみ、トイレ |
Point
係ごとに「決めてよいこと」の範囲を最初に決めてください。 すべてを全体会議で決めようとすると、会議の回数が増え、準備が進みません。金額や安全に関わることだけ全体で決め、それ以外は係に任せます。人数が少ない場合は兼任でかまいませんが、会計と委員長は別の人にすると、お金の流れを説明しやすくなります。
会議の記録と決定事項の共有はAI議事録の使い方、会議の日程調整は日程候補の作成ツールが使えます。ボランティアの集め方はイベントボランティアの運営を参照してください。
開催日から逆算した準備スケジュール
必要な期間は、お祭りの規模や会場、相談先によって変わります。次は進め方の順番の目安です。相談先の窓口に必要な期間を早めに確認し、それに合わせて前倒ししてください。
- 01
実行委員会を立ち上げる
前年の担当者から引き継ぎの資料を受け取り、委員長と係を決める。前年の反省点を最初の会議で共有する。
- 02
企画書の1枚目を作る
名称・目的・日時・会場・主催・内容を決め、役員会や総会で大枠の承認をもらう。
- 03
会場の管理者と関係機関に相談する
企画書と配置図の案を持って、会場の管理者、警察署、保健所、消防署など該当する窓口に相談し、必要な手続きと期限を確認する。
- 04
協賛・出店・出演を募る
協賛のお願い、出店者と出演者の募集を始める。決まった順に一覧へ記入する。
- 05
予算と配置図を固める
協賛と出店の見込みが立ったら予算書を見直し、会場の配置図を確定する。
- 06
申請と告知を進める
窓口で確認した期限までに申請・届出を出す。チラシ・掲示・回覧で告知する。
- 07
当日の運営表を配る
進行表、係ごとの持ち場、連絡先、雨天時と緊急時の対応を全員に配る。
- 08
終了後にまとめる
会計報告、協賛先と出演者へのお礼、反省会の記録、引き継ぎの資料をまとめる。
スケジュールの作り方はイベント準備のスケジュールにもあります。
予算書の書き方
予算書は収入と支出を同じ表に並べ、差し引きがわかる形にします。金額は自分の地域の見積もりと前年の実績から入れてください。
| 区分 | 費目 | 記入のしかた |
|---|---|---|
| 収入 | 町内会・商店会の行事費 | 総会で承認された額 |
| 収入 | 協賛金・寄付 | 見込み額。確定した分と未確定の分を分けて書く |
| 収入 | 出店料・模擬店の売上 | 区画数と出店料、売上の見込み |
| 収入 | 補助金・助成金 | 申請中か決定済みかを書く。募集要項で使い道の条件を確認 |
| 支出 | 会場・設営 | テント・机・椅子・発電機などの借り賃、会場の使用料 |
| 支出 | ステージ・音響 | 音響の手配、出演のお礼 |
| 支出 | 安全 | 警備、救護用品、消火器、熱中症対策、仮設トイレ |
| 支出 | 景品・参加型の企画 | くじ引き・ビンゴの景品、材料 |
| 支出 | 広報 | チラシ・ポスターの印刷 |
| 支出 | 保険・予備費 | イベントの保険、予定外の出費に備える額 |
費目の考え方はイベント予算の立て方、協賛金の扱いは協賛金の会計処理、保険はイベント保険を参照してください。
成果の書き方
地域のお祭りは売上で成果を測りにくいため、目的に合わせた確かめ方を企画書に書いておくと、翌年の説明が楽になります。たとえば、来場の様子(時間帯ごとの混み具合)、参加した団体の数、新しく実行委員に加わった人、来場者アンケートの声などです。アンケートを取る場合は、個人情報の扱いをアンケートの個人情報の書き方で確認してください。
安全・雨天・けがの計画
| 想定すること | 決めておくこと | 担当 |
|---|---|---|
| 雨・強風・雷 | 中断と中止の判断者、判断の時刻、テントの固定、知らせ方 | 委員長・会場安全係 |
| 暑さ | 休憩所、日陰、飲み水、体調不良者の受け入れ場所 | 会場安全係 |
| けが・急病 | 救護所の場所、救急車を呼ぶ人、会場の住所の伝え方 | 会場安全係 |
| 迷子・落とし物 | 受付の場所、呼び出しの方法、引き渡しの確認 | 総務 |
| 火気 | 火を使う出店の配置、消火器の置き場所、出店者への注意 | 出店係 |
| 人の流れ | 混む場所、通路の幅、避難の経路、車両の進入を止める場所 | 会場安全係 |
| トイレ・ごみ | トイレの場所と数、仮設トイレの要否、ごみの分別と回収 | 会場安全係 |
| 音・近隣 | 音を出す時間、近隣への事前のお知らせ、苦情の窓口 | 広報・総務 |
詳しくは屋外イベントの雨対策、屋外イベントの熱中症対策、イベントの救護、イベントの迷子対応、仮設トイレの手配、イベントのごみ計画を参照してください。
会場の配置図に描くもの
- 本部(委員長の居場所)と救護所・迷子の受付
- ステージと音響、出演者の控え場所
- 出店の区画(火を使う出店は位置を分けて示す)と消火器の置き場所
- トイレ、ごみの集積場所、休憩所
- 出入口、避難の経路、車両の進入を止める場所
- 搬入・搬出の車の停め場所と時間
配置図はイベント会場レイアウトの作り方の考え方で作れます。
会場の管理者と関係機関への相談(一次情報の根拠)
道路・公園・広場の使い方、食べ物の出店、火気、仮設の舞台やテントによって、必要な手続きと相談先が変わります。企画書には「どこに、いつ相談するか」を書き、企画書ができた段階で早めに相談してください。公的な資料で確認できることは次のとおりです。
| 場面 | 公的な資料で確認できること | 相談先 |
|---|---|---|
| 道路でお祭りを行う | 警察庁の案内では、道路交通法第77条第1項にもとづき、許可が必要な行為として「道路において祭礼行事、ロケーション等をしようとする行為」や「場所を移動しないで、道路に露店、屋台等を出そうとする行為」が挙げられています。 | 行為を行う場所を管轄する警察署長 |
| 食べ物を出す | 東京都の案内では、縁日・祭礼・住民祭などで簡易な施設を設けて不特定多数に食品を提供する場合、臨時営業の許可申請または臨時出店の届出が必要とされています。行事の種類や出店期間で手続きが異なります。 | 会場を管轄する保健所 |
| 火を使う露店を出す | 東京都の火災予防条例では、火気使用器具等を使う露店等は開設の3日前までに消防署長へ届け出ることになっています。 | 会場を管轄する消防署 |
| 公園を使う | 都市公園法第6条第1項は「都市公園に公園施設以外の工作物その他の物件又は施設を設けて都市公園を占用しようとするときは、公園管理者の許可を受けなければならない。」と定めています。都市公園でない広場は根拠が異なります。 | 公園の管理者 |
注意
保健所と消防の手続きは自治体ごとに異なります。上の表の「食べ物を出す」「火を使う露店を出す」は東京都の例です。最終的な判断は各窓口に確認してください。毎年開いているお祭りでも、担当者や会場の状況が変われば手続きも変わることがあります。
出し物の組み方:ステージ・出店・参加型
ステージ企画
地域の団体・学校の部活動・ダンス教室・音楽グループなど、出演者の家族や仲間が見に来るのがステージの強みです。出演者を増やすことが集客になります。
- 出演の依頼では、持ち時間・入れ替えの時間・音響で用意するもの・控え場所・集合時刻を伝える
- 見に来る人の多い団体を、来場者の多い時間帯に置く
- 入れ替えの間は、抽選会や地域の紹介など短い企画でつなぐ
- 雨天時に屋内へ移すのか、中止するのかを出演者に先に伝える
| 時刻 | 内容 | 担当・備考 |
|---|---|---|
| 16:00 | 開会のあいさつ(委員長) | 司会・音響 |
| 16:10 | 子ども会の太鼓 | 出演者の集合は15:40 |
| 16:40 | ダンス教室の発表 | 入れ替えの間に抽選番号の案内 |
| 17:30 | 地域の団体紹介 | 防災の案内を含める |
| 18:30 | 盆踊り | 踊りの輪の誘導は会場安全係 |
| 19:40 | 抽選会と閉会のあいさつ | 景品の受け渡しは本部 |
上は進行表の書き方の例です。進行表は進行表作成ツールで時刻を自動で計算しながら作れます。司会の台本はイベント司会の台本を参照してください。
出店
食べ物・遊び・物販の顔ぶれと配置を先に描きます。キッチンカーを呼ぶならイベントにキッチンカーを呼ぶにはにあります。
参加型・子ども向けの企画
スタンプラリー、ビンゴ大会、ワークショップ、昔あそびなど、来場者が会場を回る理由になる企画です。ビンゴ大会はビンゴツールで番号を大画面に出せます。景品を出す場合はイベントの景品と景品表示法を確認してください。
よくある失敗と防ぎ方
| よくある失敗 | 起きること | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 前年の企画書をそのまま出す | 会場や窓口の担当が変わり、手続きが足りない | 企画書ができたら窓口に確認し、変更点を企画書に書く |
| 目的が「毎年恒例だから」 | 協賛先や新しい委員に意義が伝わらない | 誰のために何が変わるかを1〜2文で書く |
| 雨天時の判断者が決まっていない | 当日の朝に連絡が錯綜する | 判断者・判断の時刻・知らせ方を企画書に書く |
| 予算に予備費がない | 急な出費を誰かが立て替える | 予備費の欄を設け、立て替えの精算方法も決める |
| 係の仕事が一部の人に集中する | 準備が遅れ、翌年の担い手がいなくなる | 係ごとに責任者と決めてよい範囲を決める |
| 終わった後に記録を残さない | 翌年また一から調べ直す | 反省会の記録と引き継ぎの資料を企画書と一緒に保管する |
提出前のチェックリスト
- 1枚目に名称・目的・日時・会場・主催・内容がそろっている
- 目的が、誰のために何が変わるのかを書いている
- 雨天・荒天時の判断者、判断の時刻、知らせ方が書いてある
- 実行委員会の係と責任者の名前が入っている
- 予算書の収入と支出が合い、予備費がある
- 救護・迷子・暑さ・火気・トイレ・ごみの担当が決まっている
- 会場の配置図に本部・救護所・避難の経路・消火器の場所が描いてある
- 相談する窓口と、確認した手続きの期限が書いてある
- 協賛・後援を受ける団体の名前の表記を先方に確認した
- 提出先に合わせて、見せる部分と添える資料を選んだ
当日の運営と翌年への引き継ぎ
- 本部の場所、委員長への連絡方法、係ごとの責任者を全員に配った
- 迷子・けが・落とし物・急病の対応場所と担当を決めた
- 雨・暑さ・強風で中断・中止するときの判断者と、その伝え方を決めた
- ごみの分別と回収の担当を決めた
- 撤去の順番と、会場を元に戻す範囲を確認した
終わったら、会計報告・協賛先と出演者へのお礼・反省会の記録をまとめます。お礼状はイベントのお礼状の書き方にあります。
Point
翌年の担当者が読めるように、引き継ぎの資料を残してください。 今年の企画書、相談した窓口と担当者、提出した書類、協賛先の一覧と連絡先、出演者と出店者の一覧、反省点。お祭りが続くかどうかは、この資料で決まります(イベントの引き継ぎ)。
この記事の要点
- 企画書の1枚目は名称・目的・日時・会場・主催・内容の概要だけにする。
- 目的は誰のために何が変わるかを書き、内容がそれにつながっているかを見直す。
- 同じ企画書を、提出先ごとに見せる部分と添える資料を変えて使う。
- 雨天の判断者、救護・迷子・火気の担当、配置図を企画書に入れる。
- 手続きは会場と内容と自治体で変わる。前年と同じでも窓口に確認する。
- 翌年への引き継ぎの資料を残すまでが企画。
FAQ
よくある質問
名称、目的、日時と雨天時の扱い、会場と使う区域、主催・共催・後援・協力、内容、来場の想定、体制、予算、安全と緊急時の対応、必要な手続きと相談先、準備スケジュールです。1枚目は名称から内容までの概要にまとめると伝わりやすくなります。
「毎年恒例だから」ではなく、誰のために何が変わるのかを1〜2文で書きます。たとえば「世代の違う住民が顔を合わせる機会をつくり、災害時の助け合いにつなげる」のように、地域にとっての意味を示します。
まず名称・目的・日時・会場・主催・内容の6項目を1枚にまとめ、役員会で大枠の承認をもらいます。そのうえで会場の管理者や関係機関に相談し、必要な手続きと期限を確認してから、体制・予算・安全を書き足します。
1枚目の概要と予算書を中心に、目的、住民の負担(当番や費用)、前年からの変更点を短く説明します。細部の質問には2枚目以降の該当箇所で答えられるよう、詳細も持参します。
委員長・副委員長、総務・事務局、会計、出店係、ステージ・企画係、広報係、会場・安全係が基本です。人数が少なければ兼任しますが、会計と委員長は別の人にするとお金の流れを説明しやすくなります。
地域の団体や教室などに出演を依頼し、持ち時間・入れ替え・音響・控え場所・集合時刻を伝えます。見に来る人の多い団体を来場者の多い時間帯に置き、入れ替えの間を短い企画でつなぎます。
内容の下書きとしては使えますが、補助金や助成金には募集要項で決められた様式や書く項目があります。様式に合わせて書き直し、使い道の条件を確認してください。
道路・公園の使い方、食べ物の出店、火気、仮設の舞台などで変わり、保健所や消防の手続きは自治体ごとに異なります。許可・届出の一覧の記事で該当するものを確認し、会場の管理者と各窓口に相談してください。