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メール

受領メールの例文
書類・請求書・契約書を受け取った時の返信と件名

書類や資料を送った側は、ちゃんと届いたかを気にしています。受け取った側が一言返すだけで、送った側は確認の電話やメールをせずに済み、あとから「送った・届いていない」で揉めたときの記録にもなります。このページでは、まずどの場面にも使える基本の一通を示し、そのあと受け取ったものの種類と相手ごとに、件名から結びまでそのまま使える例文を並べました。

更新: 2026-11-01読了:約10分PRODUCER AGENT 編集部

結論

受領メールは①お礼 ②何を受け取ったか(書類名・点数・部数) ③次にどうするか(確認して◯日までに返事・処理する) ④結びの順で、受け取ったらすぐ送ります。言い方は「受領いたしました」「拝受いたしました」「確かに受け取りました」のいずれでも失礼にはなりません。件名は相手の件名に「Re:」を付けて返すと、何の件の受領かが一目で分かります。

まずはこれ:そのまま使える基本の受領メール

相手や受け取ったものが違っても、骨組みは同じです。迷ったら下の文面の◯◯を書き換えて送ってください。

件名:Re: ◯◯のご送付について

株式会社◯◯
◯◯様

いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
このたびは◯◯をお送りいただき、ありがとうございます。
本日、確かに受領いたしました。

内容を確認のうえ、◯月◯日(◯)までに改めてご連絡いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。

急ぎで一報だけ入れる短い版

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯◯、確かに受領いたしました。ありがとうございます。
内容を確認し、改めてご連絡いたします。
取り急ぎ、受領のご連絡を申し上げます。

目上・大切な取引先向けの丁寧な版

◯◯様

平素より大変お世話になっております。株式会社△△の□□でございます。
ご多用のところ、◯◯をご送付いただき、誠にありがとうございます。
本日、確かに拝受いたしました。
内容を拝見のうえ、◯月◯日(◯)までにご連絡を差し上げます。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

言い方の使い分け:受領・拝受・受け取りました

言い方印象使う場面
受領いたしました事務的で正確書類・請求書・契約書・データなど、手続きに関わるもの
拝受いたしましたへりくだった丁寧な言い方目上の相手、社外の大切な相手から届いたもの
確かに受け取りましたやわらかい社内や、付き合いの長い相手
頂戴いたしましたいただいたことへの感謝がこもる資料・サンプル・品物をいただいたとき
届きました/到着いたしました物の到着を伝える宅配・郵送の品物、サンプル、納品物

「受領しました」でも意味は通じますが、社外には「受領いたしました」のほうが丁寧です。「拝受」はそれ自体がへりくだった言い方なので、「拝受させていただきました」のように重ねる必要はありません。言葉の意味は拝見・拝受の意味で詳しく扱っています。

「確認し、受領いたしました」は中身を見てから

「添付ファイルを確認し、受領いたしました」と書くと、中身まで見て問題がないと伝えたことになります。ファイルが開けるか、点数が合っているかをまだ見ていないなら、「受領いたしました。内容を確認のうえ、改めてご連絡いたします」と分けて書きます。あとで不備が見つかったときに、言い直さずに済みます。

注意

「ご査収ください」は送る側が「よく確かめて受け取ってください」と頼む言葉です。受け取った側は「ご査収いたしました」のように自分の行為に「ご」を付けたりせず、「受領いたしました」「拝受いたしました」で返すのが一般的です。

件名の付け方と送るタイミング

状況件名の例
相手のメールに返すRe: ◯月分ご請求書の送付について(件名はそのまま)
郵送・宅配で届いた物を知らせる◯◯書類受領のご連絡(株式会社△△)
品物・サンプルが届いた◯◯サンプル到着のご連絡とお礼
受領と一緒に修正をお願いする◯◯受領のご連絡と修正のお願い
届いたか確認をお願いする(送った側)【ご確認のお願い】◯月◯日送付の◯◯について

送るのは受け取った時点です。中身の確認に時間がかかるときも、まず受領だけを知らせ、確認後の返事は別に送ります。相手は「届いたかどうか」だけでも早く知りたいからです。郵送物は、受け取った日が分かるように「本日」「◯月◯日に」と日付を書いておくと、記録として残ります。

資料・データを受け取ったとき

メールの添付で受け取ったとき

件名:Re: ◯◯資料のご送付

株式会社◯◯
◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯◯の資料をお送りいただき、ありがとうございます。
添付の資料(2点)、確かに拝受いたしました。

内容を確認のうえ、◯月◯日(◯)までにご連絡いたします。
取り急ぎ、受領のご連絡を申し上げます。

ダウンロードURL・パスワード別送で受け取ったとき

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯◯のデータをご共有いただき、ありがとうございます。
ファイル一式をダウンロードし、別便でいただいたパスワードで開けることを確かめました。
内容は改めて拝見し、気になる点があれば◯日中にご連絡いたします。

ファイルが開けなかったとき

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯◯の資料をお送りいただき、ありがとうございます。メールは受信いたしました。
ただ、添付の「◯◯.pdf」がこちらの環境で開けない状態です。
お手数ですが、改めてお送りいただくか、別の形式でご共有いただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。

注意

「取り急ぎ、受領のご連絡まで」は、中身の確認はこれからで、まずは届いたことだけを知らせる決まった言い方です。言いさしの形なので、社外や目上の相手には「取り急ぎ、受領のご連絡を申し上げます」と言い切るほうが丁寧です。添付の送り方はメールの添付ファイルにまとめています。

郵送の書類・契約書を受け取ったとき

郵送で書類を受け取ったとき

件名:◯◯書類受領のご連絡(株式会社△△)

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
本日、ご郵送いただいた◯◯の書類を受け取りました。
同封の◯◯申込書、◯◯証明書の写し、いずれも確かに受領いたしました。
社内の手続きが済みましたら、改めてご連絡いたします。

署名・捺印済みの契約書が戻ってきたとき

件名:契約書受領のご連絡(株式会社△△)

株式会社◯◯
◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
ご署名・ご捺印いただいた「◯◯業務委託契約書」◯部を、本日確かに受領いたしました。
ご多忙の中、早々にご返送くださり、ありがとうございました。
弊社の控えは手元で保管いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

これから署名する契約書を受け取ったとき

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
「◯◯契約書」◯部を拝受いたしました。ありがとうございます。
社内で内容を確認し、署名・捺印のうえ、◯月◯日(◯)までに一部をご返送いたします。
確認の途中でご相談したい点が出ましたら、改めてご連絡いたします。

契約書は契約書の名前と部数を正確に書くと、どの書類をいつ受け取ったかの記録になります。送る側の文面は契約書送付のメールを参照してください。

請求書・見積書を受け取ったとき

請求書

件名:Re: ◯月分ご請求書の送付について

株式会社◯◯
経理ご担当 ◯◯様

いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯月分のご請求書をお送りいただき、ありがとうございます。
確かに受領いたしました。
社内の手続きのうえ、お支払いの予定日までに処理いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。

見積書

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
お見積書をお送りいただき、ありがとうございます。確かに拝受いたしました。
社内で検討し、◯月◯日(◯)までに結果をご連絡いたします。
ご不明な点が出ましたら、こちらからご相談させてください。

内容に不備があったとき

件名:◯月分ご請求書の受領と修正のお願い

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
ご請求書をお送りいただき、ありがとうございます。受領いたしました。

一点確認させてください。
ご請求書の宛名が「◯◯部」となっておりますが、今回のご依頼は「△△部」からのものでございます。
お手数ですが、宛名を修正したものを改めてお送りいただけますでしょうか。
ご面倒をおかけし恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

不備があるときは、受領したことと直してほしい点を一つのメールで伝えます。どこをどう直してほしいか、正しい内容は何かを具体的に書き、相手を責める言い方は避けます。見積書を比べたあとのお断りは相見積もりのお断りメールにまとめています。

納品物・品物・サンプルを受け取ったとき

納品物が届いたとき

件名:◯◯納品物受領のご連絡

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
本日、ご発注の◯◯が弊社に到着いたしました。
数量・外観を確認し、問題なく受領いたしました。
予定どおりお届けくださり、ありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。

サンプルが届いたとき

件名:◯◯サンプル到着のご連絡とお礼

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
本日、◯◯のサンプルが届きました。
お忙しいところご手配いただき、ありがとうございます。
社内で確認し、◯月◯日(◯)の打ち合わせで感想をお伝えいたします。

納品物は何を確認したうえで受領したのか(数量だけか、動作まで見たか)を書いておくと、あとで食い違いが起きにくくなります。品物の場合は「届きました」「到着いたしました」が自然です。贈り物のように、お礼が中心になるものは受領メールではなくお礼状の形にします。文例はお歳暮のお礼状 例文を参照してください。

応募書類・申込を受け付けたとき(受け付ける側)

採用の応募書類を受け取ったとき

件名:応募書類受領のご連絡(株式会社△△ 採用担当)

◯◯様

株式会社△△ 採用担当の□□です。
このたびは弊社の◯◯職にご応募いただき、誠にありがとうございます。
履歴書・職務経歴書を確かに受領いたしました。
書類選考の結果は、◯月◯日(◯)までにメールでご連絡いたします。
今しばらくお待ちくださいますよう、お願い申し上げます。

イベント・研修などの参加申込を受け付けたとき

件名:【◯◯セミナー】お申し込み受付のご連絡

◯◯様

このたびは「◯◯セミナー」にお申し込みいただき、ありがとうございます。
以下の内容でお申し込みを受け付けました。

日時:◯月◯日(◯)◯時〜◯時
会場:◯◯(オンラインの場合は参加URLを前日までにお送りします)
お名前:◯◯様

内容に誤りがある場合や、ご都合が悪くなった場合は、このメールにご返信ください。
当日お会いできることを楽しみにしております。

受け付ける側の受領メールは、次に何が起きるか(いつ・何で連絡が来るか)まで書くと、問い合わせが減ります。申込内容を書き添えておくと、相手は誤りにすぐ気づけます。

社内向けの受領メール・チャット

◯◯さん

お疲れさまです。□□です。
◯◯の資料、確かに受け取りました。ありがとうございます。
明日の会議までに目を通しておきます。

(チャットの場合)
◯◯さん、資料受け取りました。ありがとうございます。明日の会議までに確認します。

社内では「確かに受け取りました」「受け取りました」で十分です。ただし、社内でも経理・法務などの手続きに関わる書類は、何を何部受け取ったかを書いておくと、記録として役立ちます。

受領の確認をお願いするメールと、受領メールへの返信

届いたかを確認したいとき(送った側)

件名:【ご確認のお願い】◯月◯日送付の◯◯について

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯月◯日に、◯◯の書類をメールでお送りいたしました。
念のための確認で恐縮ですが、お手元に届いておりますでしょうか。
行き違いでご確認いただいておりましたら、ご容赦ください。
よろしくお願いいたします。

確認のメールでは「行き違いでしたらご容赦ください」を入れると、相手を責める印象を避けられます。何度も確認する場合の書き方は催促メールの例文にまとめています。最初に送るときに「お受け取りになりましたら、お手数ですが一言ご返信いただけますと幸いです」と書いておくと、確認の手間が減ります。

受領メールへの返信は必要か

受領メールに対して、送った側から改めて返信する必要は基本的にありません。受領メールの中に質問や依頼が含まれていた場合だけ、それに答えます。返すなら次の程度で十分です。

◯◯様

ご確認いただき、ありがとうございます。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお申し付けください。

よくある失敗と直し方

よくある失敗起きること直し方
「受け取りました」だけで何を受け取ったか書かない複数送っていると、どれが届いたか分からない書類名・点数・部数を書く
中身を見ていないのに「確認しました」と書くあとで不備が見つかったときに言い直しが必要「受領しました。内容は確認のうえ改めて」と分ける
確認が終わるまで受領の連絡をしない相手が届いたかどうか分からず確認の連絡をする受け取った時点で一報、確認後に改めて返事
「拝受させていただきました」と重ねるくどく、敬語に慣れていない印象「拝受いたしました」で止める
受け取った側が「ご査収いたしました」と書く自分の行為に「ご」が付き、敬語として誤り「受領いたしました」に置き換える
不備の指摘を別メールに分ける相手が受領済みと思い込み、修正が遅れる受領と修正のお願いを一通にまとめる
  • 何を受け取ったか(書類名・点数・部数)を書いたか
  • 次にどうするか(確認して◯日までに返事・処理)を書いたか
  • 中身を見ていないのに「確認しました」と書いていないか
  • 不備があれば、受領と一緒に直してほしい点と正しい内容を書いたか
  • 相手の件名に「Re:」を付けて返したか(郵送物なら件名に「受領のご連絡」)
  • 「拝受させていただきました」のような重ねた敬語になっていないか

この記事の要点

  • 受領メールはお礼+何を受け取ったか+次にどうするかを短く、受け取った時点ですぐ送る。
  • 社外には「受領いたしました」「拝受いたしました」。品物なら「届きました」「到着いたしました」。
  • 中身をまだ見ていないなら「確認しました」とは書かず、受領の一報と確認後の返事を分ける。
  • 不備は受領の連絡と一緒に、直してほしい点と正しい内容を具体的に伝える。
  • 受け付ける側(応募・申込)は、次にいつ何の連絡が来るかまで書く。
  • 受領メールへの返信は基本的に不要。質問があったときだけ答える。

FAQ

よくある質問

01「受領しました」と「拝受しました」はどちらを使えばよいですか?

どちらも失礼にはなりません。手続きに関わる書類や請求書には「受領いたしました」、目上の相手や社外の大切な相手からの資料には「拝受いたしました」を使うと、より丁寧な印象になります。社内では「確かに受け取りました」でも構いません。

02中身をまだ確認していないときは、何と書けばよいですか?

「確かに受領いたしました。内容を確認のうえ、◯日までに改めてご連絡いたします」と、受領と確認を分けて書きます。「確認し、受領いたしました」は中身まで見て問題がないという意味になるので、確認を終えてから使います。

03受領メールへの返信は必要ですか?

送った側から改めて返信する必要は基本的にありません。受領メールの中に質問や修正の依頼が書かれていた場合だけ、それに答えます。返す場合も「ご確認いただき、ありがとうございます」の一文で十分です。

04請求書を受け取ったら、必ず受領メールを送るべきですか?

毎月決まって届く請求書であれば、取引先との取り決めに従います。初めての取引や、相手から受領の連絡を求められている場合は、届いた時点で一言返すと、相手は確認の連絡をせずに済みます。

05受け取った書類に不備があったときは?

受領の連絡と一緒に、どこをどう直してほしいかを具体的に書いて、修正したものを送ってもらうようお願いします。「宛名が◯◯となっておりますが、△△でお願いいたします」のように、正しい内容も書いておくと、相手は一度で直せます。

06受領の連絡は電話やチャットでもよいですか?

相手がチャットでやりとりしている場合や社内なら、チャットで構いません。契約書や請求書など、いつ何を受け取ったかを残しておきたいものは、メールで送っておくと記録として見返せます。電話で伝えた場合も、必要に応じてメールで一言残しておくと安心です。

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