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メールで添付ファイルを送る方法
本文の例文・ファイル名・容量・マナー

メールで添付ファイルを送るときは、ファイル名だけで中身と版が分かるようにし、本文で「何を・いくつ・どの形式で」添付したかを書くのが基本です。本文はこの一文をそのまま使えます。

「◯◯の資料を添付にてお送りいたします。
■添付ファイル:◯◯企画書_◯月◯日版.pdf(1点)
ご不明な点がございましたら、□□までお知らせください。」

このページでは、送るまでの手順、ファイル名の良い例・悪い例、本文テンプレート、容量が大きいときの送り方の比較、場面別の件名つき例文、送信前チェックリスト、よくある失敗、パスワード付きZIPファイルの扱いまで一つにまとめました。資料を送るメール全体の文面は資料送付メールの例文も参考にしてください。

更新: 2026-11-04読了:約12分PRODUCER AGENT 編集部

結論

添付ファイルを送るときに押さえることは、①ファイル名 ②形式(PDFか、編集できる形式か) ③容量と受け取り方法 ④本文での案内と問い合わせ先 ⑤送る前の中身の確認の五つです。送れる容量の上限、使ってよいファイル共有サービス、パスワードを付けるかどうかは、自社・相手先の会社の決まりや、使っているメールソフト・メールサーバーの仕様で違います。分からないときは社内の担当部署に確認してください。

添付ファイルを送るまでの手順

  1. 01

    ファイルを整える

    社内向けのコメント・変更履歴・非表示のシートを消し、相手が編集しない資料はPDFにします。

  2. 02

    ファイル名を付け直す

    「資料名_日付や版_社名」の形にして、相手が保存した後も見分けられるようにします。

  3. 03

    容量と受け取り方法を確かめる

    大きいときは圧縮・共有の仕組みなど、会社で認められた方法に切り替えます。初めての相手には、受け取れる方法を先に聞いておくと確実です。

  4. 04

    メールに添付する

    メールソフトの「添付」の操作で選ぶか、作成画面にファイルをドラッグして入れます。添付した名前が画面に表示されたかを見ます。

  5. 05

    本文で案内する

    ファイル名・点数・形式、相手にしてほしいこと(確認・記入・返送)、問い合わせ先を書きます。

  6. 06

    送る前に開いて確かめる

    添付したファイルを一度開き、宛名・中身・版が合っているかを見てから送ります。

添付ファイルのマナー一覧

マナーやること理由
受け取り方法を先に確かめる初めての相手・大きなファイルは、添付でよいか、指定の方法があるかを聞く相手の会社で添付や特定のサービスが受け取れない場合がある
ファイル名で中身が分かる資料名・日付や版・社名を入れる相手が保存した後も、どのファイルか分かる
形式を選ぶ編集の必要がなければPDF、相手が書き込むなら編集できる形式書き換えや表示崩れを防ぐ。相手の指定があればそれに合わせる
容量を確かめる大きいときは圧縮・分割・共有の仕組みなど、会社で決められた方法を使う上限を超えると届かないことがある(上限は会社・メールソフトで違う)
本文で触れるファイル名・点数・形式を本文に書く添付の漏れや、届かなかったことに相手が気づける
問い合わせ先を書く開けない・中身に質問があるときの連絡先(担当者名・電話番号など)を書く相手が誰に聞けばよいか迷わない
送る前に開く添付したファイルを一度開き、宛名・中身・版を確かめる別の相手向けのファイルを送る誤りを防ぐ
社内の書き込みを消すコメント・変更履歴・非表示のシートが残っていないか確かめる社外に見せる予定のないメモが伝わってしまう
機密性の高い情報は決まりに従う個人情報などを含むファイルは、送ってよい方法・パスワードの扱いを会社の決まりで確かめる誤送信したときの影響が大きい

Point

添付を付け忘れた、違うファイルを付けたときは、すぐに送り直します。付け忘れの送り直しはメール再送の件名と例文、違うファイルを送ってしまったときはメール誤送信のお詫びを参考にしてください。

ファイル名の付け方:良い例・悪い例

ファイル名は「資料名_日付や版_社名」の順にすると、相手のフォルダの中でも見分けやすくなります。区切りの記号や日付の書き方は、会社で決まっていればそれに従ってください。

悪い例何が困るか良い例
資料.pdf何の資料か分からない◯◯企画書_◯月◯日版_株式会社△△.pdf
最新版.xlsx後からさらに直すと「最新」が分からなくなる◯◯見積明細_第◯版.xlsx
◯◯企画書_修正_修正2_最終.docxどれが正式な版か分からない◯◯企画書_◯月◯日版.docx
◯◯社用_□□メモ.pdf相手に見せる名前になっていない◯◯のご提案_株式会社△△.pdf
スキャン◯◯.pdf(機械が付けた名前)中身が分からない◯◯契約書_押印済_◯月◯日.pdf
名前がばらばらの複数ファイルどれから読めばよいか分からない01_進行表.pdf/02_配置図.pdf のように番号をそろえる

注意

ファイル名に使えない記号や、相手の環境で文字化けしやすい文字は、使っているパソコンやメールソフトによって違います。相手から「ファイル名が読めない」と言われたら、英数字の名前で送り直すなどの対応をしてください。

本文の書き方とテンプレート

本文には、添付したファイルの名前・点数・形式、相手にしてほしいこと(確認・記入・返送など)、問い合わせ先の三つを書きます。添付が複数あるときは箇条書きにすると、漏れに気づきやすくなります。

【本文テンプレート】
◯◯の件で、下記の資料を添付いたしました。

■添付ファイル(◯点)
・◯◯企画書_◯月◯日版.pdf
・◯◯見積明細_第◯版.xlsx

■お願いしたいこと:◯月◯日までにご確認ください。
■お問い合わせ先:株式会社△△ □□(電話:◯◯-◯◯◯◯-◯◯◯◯)

ファイルが開けない場合は、お手数ですがお知らせください。

場面本文の書き方の例
一つ送る◯◯の資料をPDFにて添付いたしました。ご確認ください。
複数送る下記の◯点を添付いたしました。
・◯◯企画書.pdf
・◯◯スケジュール.xlsx
記入してほしい添付の申込書にご記入のうえ、◯月◯日までにご返送いただけますでしょうか。
共有の仕組みで送るファイルの容量が大きいため、下記の共有リンクからお受け取りください。
パスワードを別に伝えるファイルを開くためのパスワードは、社内の決まりに従い別の方法でお知らせいたします。
問い合わせ先を示す内容についてのご質問は、担当の□□(電話:◯◯-◯◯◯◯-◯◯◯◯)までお願いいたします。
急ぎでないお手すきの際にご覧いただけますと幸いです。

「ご査収ください」の使い方は「ご査収ください」の意味と使い方、「お送りします」「ご送付いたします」の違いは「お送りします」と「ご送付いたします」にまとめています。

容量が大きいときの送り方の比較

メールに添付できる容量には上限があり、超えると送れなかったり、相手に届かずにエラーで戻ってきたりします。上限は自社・相手の会社のメールサーバーで違うため、大きなファイルは次のどれかに切り替えます。どの方法を使ってよいかは会社の決まりに従ってください。

方法やり方向いている場面気をつけること
圧縮するファイルをZIP形式などにまとめて小さくする文書や表など、圧縮で小さくなりやすいファイル。複数ファイルを一つにまとめたいとき写真・動画・PDFはあまり小さくならないことがある。相手の会社で圧縮ファイルを受け取れない場合がある
分けて送るファイルを何通かのメールに分ける少し上限を超える程度で、ほかの方法が使えないとき件名に「1/3」のような通し番号を付け、全部届いたかを確かめてもらう
ファイル転送サービスサービスにファイルを上げ、受け取り用のリンクをメールで送る動画・印刷用データなど大きなファイルを一度だけ渡すとき受け取りの期限があるものが多い。社外とのやり取りに使ってよいサービスか確かめる
クラウドストレージで共有共有フォルダにファイルを置き、閲覧の権限を付けて案内する何度も直す資料、複数の人で見る資料共有の範囲(誰が見られるか)を絞る。終わったら共有を止める
相手の指定の方法相手の会社が使う受け渡しの仕組みに合わせる相手から方法の指定があるとき初めて使うときは操作を事前に確かめる

注意

ここで書いた件名の「1/3」は通し番号の書き方の例です。何通に分けるかはファイルの大きさで変わります。

場面別の件名つき例文

資料を一つ添付して送る

件名:◯◯企画書のご送付(株式会社△△ □□)

株式会社◯◯
◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
先日お話しした◯◯の企画書を、PDFにて添付いたしました。

■添付ファイル:◯◯企画書_◯月◯日版.pdf

ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
ご不明な点がございましたら、□□までお知らせください。

複数のファイルを送る

件名:◯◯イベントの資料一式(◯点)

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯◯イベントの資料を、下記の◯点添付いたしました。

・01_当日の進行表.pdf
・02_会場の配置図.pdf
・03_参加者名簿.xlsx

名簿には個人情報が含まれますので、お取り扱いにご注意いただけますと幸いです。
不足がございましたら、お知らせください。

見積書・請求書を送る

件名:◯◯のお見積書(◯月◯日付・株式会社△△)

株式会社◯◯
◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯月◯日にご相談いただいた◯◯について、お見積書をPDFにてお送りいたします。

■添付ファイル:◯◯御見積書_◯月◯日.pdf
■有効期限:◯月◯日

内容についてご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
何卒よろしくお願い申し上げます。

見積書・請求書のメール全体の書き方は見積書送付メール・請求書送付メールにまとめています。

容量が大きいので共有の仕組みで送る

件名:◯◯の動画データのお受け取りのお願い

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯◯の動画データは容量が大きく、メールに添付できないため、弊社で利用している共有サービスでお送りいたします。
下記のリンクから、◯月◯日までにお受け取りください。

(リンク)

受け取れない場合や、御社で指定の受け渡し方法がございましたら、お知らせください。

送る前に受け取り方法を確かめる

件名:資料のお受け渡し方法についてのご相談

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯◯の印刷用データをお送りしたいのですが、容量が大きいため、メールへの添付が難しい状況です。
弊社では共有サービスのリンクでお渡しできますが、御社で受け取りやすい方法がございましたら、お教えいただけますでしょうか。

何通かに分けて送る

件名:◯◯の写真データ(1/3)

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯◯の写真データは容量が大きいため、◯通に分けてお送りいたします。
こちらは◯通目です。すべて届いているか、お手数ですがご確認いただけますでしょうか。

相手に記入・返送をお願いする

件名:【ご記入のお願い】◯◯の申込書(◯月◯日まで)

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯◯のお申し込みにあたり、申込書を添付いたしました。
お手数をおかけしますが、ご記入のうえ、◯月◯日までにこのメールへの返信でお送りいただけますでしょうか。

前に送ったファイルを差し替える

件名:【差し替え】◯◯企画書(◯月◯日版)

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯月◯日にお送りした◯◯企画書に、一部修正がございました。
修正版を添付いたしましたので、お手数ですが前の版は破棄していただけますでしょうか。

■修正箇所:◯ページの◯◯の日程
■添付ファイル:◯◯企画書_◯月◯日版.pdf

添付を付け忘れて送り直す

件名:【再送】◯◯企画書のご送付

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
先ほどお送りしたメールに、資料の添付が漏れておりました。大変失礼いたしました。
あらためて添付いたしますので、ご確認をお願いいたします。

■添付ファイル:◯◯企画書_◯月◯日版.pdf

社内の上司にファイルを送る

件名:【ご確認のお願い】◯◯社向け提案書(◯日送付予定)

◯◯部長

お疲れさまです。□□です。
◯◯社向けの提案書を添付しました。
◯日に先方へ送る予定ですので、それまでにご確認いただけますでしょうか。
特に◯ページの費用の部分について、ご意見をいただけますと助かります。

受け取ったファイルのお礼を返す

件名:Re:◯◯企画書のご送付

◯◯様

お世話になっております。株式会社◯◯の◯◯です。
企画書をお送りいただき、ありがとうございます。無事に受け取り、開けることも確認いたしました。
内容を拝見のうえ、◯日までにあらためてご連絡いたします。

パスワード付きZIPファイルの扱い

ファイルをパスワード付きのZIPファイルにして送り、同じメールの経路でパスワードを自動で送る方式は、いわゆる「PPAP」と呼ばれることもあります。この方式について、内閣府・内閣官房は自らの運用として廃止しています。当時のデジタル改革担当大臣の記者会見(内閣府「平井内閣府特命担当大臣記者会見要旨」)では、次のように述べられています。

「内閣府、内閣官房で採用していたZIPファイル送付と同じ経路でパスワードを自動で送る方式は、セキュリティ対策の観点からも、受け取る側の利便性の観点からも、適切なものではないと考えています。」(令和2年11月24日の記者会見要旨より)

同じ会見では、個人情報など機密性の高い情報を含むファイルを送るときは、ファイルにパスワードをかけたうえで全く別の経路でパスワードを知らせることが、まずは適切な対応だったのではないかとも述べられています。令和2年11月27日の会見要旨では、内閣府・内閣官房で26日に廃止したと報告されています。

Point

これは内閣府・内閣官房の運用について述べたものです。自分の会社でパスワード付きファイルを使うかどうか、パスワードをどう伝えるか、代わりにどの共有の仕組みを使うかは、自社の決まりと相手先の会社の求めに従ってください。

送信前チェックリスト

  • 添付が実際に付いているか(本文で「添付しました」と書いたのに付いていない、を防ぐ)
  • 添付したファイルを開いて、宛名・中身・版が合っているか
  • ファイル名が資料名_日付や版_社名になっているか
  • 社内向けのコメント・変更履歴・非表示のシートが残っていないか
  • 本文にファイル名・点数・形式を書いたか
  • 相手にしてほしいことと期限を書いたか
  • 問い合わせ先を書いたか
  • 容量が大きすぎないか。大きいときは会社で認められた方法に切り替えたか
  • 宛先が正しい相手か(同じ名前の別の人になっていないか)
  • 個人情報などを含むときは、会社の決まりどおりの方法で送るか

よくある失敗と防ぎ方

よくある失敗起きること防ぎ方
添付を付け忘れる相手から催促が来る・送り直しになる本文を書く前にファイルを先に添付する
別の相手向けのファイルを付ける情報が漏れ、お詫びが必要になる送る前に必ず開いて宛名を見る
古い版を送る相手が古い内容で作業してしまうファイル名に日付や版を入れ、送る版を一つに決める
社内のメモが残ったまま送る見せる予定のない値引きの相談などが伝わるコメント・変更履歴を消し、PDFにしてから送る
本文に何も書かずに添付だけ送る何のためのファイルか相手が分からないファイル名・点数・してほしいことを書く
大きなファイルをそのまま送る届かずに戻ってくる・相手の受信箱を圧迫する事前に容量を確かめ、共有の仕組みに切り替える
共有リンクを誰でも見られる設定にする関係のない人にも見られるおそれがある共有の範囲を相手だけに絞り、終わったら止める

この記事の要点

  • ファイル名は資料名_日付や版_社名で、中身と版が分かるように。
  • 本文にはファイル名・点数・形式、してほしいこと、問い合わせ先を書く。
  • 大きなファイルは圧縮・分割・転送サービス・クラウド共有から、会社で認められた方法を選ぶ。
  • 容量の上限・共有サービス・パスワードは会社の決まりとメールソフトの仕様に従う。
  • 送る前に添付を開いて宛名・中身・社内の書き込みを確かめる。

FAQ

よくある質問

01メールに添付できるファイルの容量はどれくらいまでですか?

上限は、自社と相手の会社のメールサーバーやメールソフトの設定によって違います。一律の目安はないので、社内の決まりを確認してください。大きなファイルは、会社で認められている共有の仕組みを使うと確実です。

02容量の上限を超えて送るとどうなりますか?

送信の段階で送れないか、相手のメールサーバーで受け取れずにエラーのメールが戻ってくることがあります。届いた場合でも、相手の受信箱の容量を圧迫します。送る前に大きさを確かめ、必要なら共有の仕組みに切り替えてください。

03添付ファイルはPDFで送るべきですか?

相手が編集する必要のない資料は、書き換えや表示崩れが起きにくいPDFにすると扱いやすくなります。相手に記入してもらう書類や、相手から形式の指定がある場合は、それに合わせてください。

04本文で添付に触れずにファイルだけ送ってもよいですか?

避けたほうが安全です。本文にファイル名と点数を書いておくと、相手が添付の漏れや、届かなかったファイルに気づけます。何のために送ったのかも一言添えてください。

05複数のファイルは一つに圧縮して送るべきですか?

点数が多いときは一つにまとめると受け取りやすくなりますが、相手の会社で圧縮ファイルを受け取れない場合もあります。数点なら圧縮せずに添付し、本文に一覧を書くほうが中身を確かめやすくなります。

06パスワード付きZIPファイルはもう使ってはいけないのですか?

内閣府・内閣官房は、ZIPファイルと同じ経路でパスワードを自動で送る方式を自らの運用として廃止しました。会見で述べられたのは内閣府・内閣官房の運用についてです。使うかどうか、パスワードをどう伝えるかは、自社の決まりと相手先の求めに従ってください。

07添付を付け忘れて送ってしまいました。どうすればよいですか?

気づいたらすぐに、同じ件名の頭に【再送】を付けて、添付を付けて送り直します。「先ほどのメールに添付が漏れておりました。大変失礼いたしました」と一言添えれば十分です。詳しくはメール再送の件名と例文を見てください。

08添付ファイルを受け取ったら返信は必要ですか?

取引先から資料を受け取ったときは、受け取ったことと開けたことを短く返すと、相手が届いたかを心配せずに済みます。確認に時間がかかるときは、いつまでに返事をするかも添えてください。

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