メール
「ご査収ください」の意味と使い方
場面別の例文と受け取った側の返信
「ご査収ください」は「送った書類やデータの中身を確かめて、受け取ってください」という意味で、読み方は「ごさしゅうください」です。見積書・請求書・資料などを添付・同封して送るときに、取引先にも上司にも使えます。そのまま使える一文は「◯◯をお送りいたしますので、ご査収のほどよろしくお願いいたします。」。添付の無い日程の連絡などには合わないので、そのときは「ご確認ください」にします。このページでは、使える場面の表、「ご検収」「ご査証」との違い、場面別の一文と全文の例、英語、受け取った側の返信までを並べました。
結論
「ご査収ください」は「査(しらべる)」+「収(おさめる)」に、相手の動作を高める「ご」と依頼の「ください」が付いた言い方で、相手に「内容を確認して受け取ってほしい」と頼むときに使います。使う条件は①相手に渡すもの(添付ファイル・郵送物・共有リンク)がある ②相手に中身を確かめてほしいの二つがそろっていることです。
30秒でわかる「ご査収ください」
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 読み方 | ごさしゅうください |
| 意味 | 送ったものの中身を確かめて、受け取ってください |
| 使う条件 | 添付・同封・共有リンクなど、渡すものがあるとき |
| 目上に使えるか | 使える。よりやわらかくするなら「ご査収のほど、よろしくお願いいたします」 |
| 定番の一文 | ◯◯をお送りいたしますので、ご査収のほどよろしくお願いいたします。 |
| 渡すものが無いとき | ご確認ください/ご確認のほど、よろしくお願いいたします |
| 言われた側の返信 | 「確かに受け取りました」+確認の予定や結果 |
「ご査収」の読み方・意味と成り立ち
「査収」は「さしゅう」と読み、書類や金品などをよく調べたうえで受け取ることを表す言葉です。「査」には調べる、「収」には受け取って収めるという意味合いがあり、二つが合わさって「確かめて受け取る」という動作を表します。そこに相手の動作を高める「ご」を付けたのが「ご査収」です。
ふだんの会話ではほとんど使わず、書類を送るときの書き言葉です。メールでは「ご査収ください」「ご査収のほどよろしくお願いいたします」の形で、何を送ったかを書いたあと、結びの前に置きます。
Point
ポイントは「受け取る」と「確かめる」の両方を頼んでいること。読んでほしいだけなら「ご確認ください」、受け取ってほしいだけなら「お受け取りください」のほうが意味に合います。
注意
対面や電話で書類を手渡すときに「ご査収ください」と言うと、硬く聞こえます。話し言葉では「こちらが資料です。ご確認いただけますか」「お確かめください」のほうが自然です。
使える場面・使わないほうがよい場面
| 場面 | 「ご査収ください」 | 代わりに使う言葉 |
|---|---|---|
| 見積書・請求書・納品書をPDFで送る | 使える | ― |
| 企画書・提案資料を添付で送る | 使える | ― |
| 契約書・申込書を郵送する | 使える(送付状・メールの両方) | ― |
| 領収書・支払い関係の書類を送る | 使える | ― |
| 応募書類(履歴書など)を送る | 使える | ご確認のほど、よろしくお願いいたします |
| データ(写真・動画など)を共有リンクで渡す | 使える | ― |
| 日程・場所の変更を知らせる(添付なし) | 合わない | ご確認ください |
| 社内の一斉連絡・お知らせ | 合わない | ご一読ください/ご確認ください |
| 品物(贈答品・お土産)を送る | 合わない | お納めください/お受け取りください |
| 注文された商品を納品する | 「ご検収」のほうが合う | ご検収のほど、よろしくお願いいたします |
| 社内の同僚に軽く資料を渡す | 硬すぎることがある | 確認をお願いします |
相手別の使い分け
| 相手 | おすすめの言い方 |
|---|---|
| 初めての取引先・正式な書類 | ご査収のほど、よろしくお願い申し上げます |
| やり取りの多い取引先 | ご査収のほど、よろしくお願いいたします/ご査収ください |
| 上司・役員 | ご査収のほど、よろしくお願いいたします/ご確認をお願いいたします |
| 同僚・後輩 | 確認をお願いします |
送る前のチェックリスト
- 相手に渡すもの(添付・同封・共有リンク)が本当にあるか
- 本文に書類の名前とファイル数を書いたか
- 添付したファイルが最新版で、開けるか
- 共有リンクなら閲覧できる期限と権限を確かめたか
- 返送や支払いなど、相手にしてほしいことと期限を書いたか
- 件名に「【請求書送付】」のように中身が分かる言葉を入れたか
「ご査収ください」だけでは、相手は何をどこまで確かめればよいかが分かりません。資料を送るメール全体の組み立ては資料送付メールの例文にまとめています。
文末の形と丁寧さ
| 言い方 | 丁寧さ・印象 | 使いやすい場面 |
|---|---|---|
| ご査収のほど、よろしくお願い申し上げます | 最も改まった言い方 | 初めての取引先、正式な書類、送付状 |
| ご査収くださいますようお願い申し上げます | 最も改まった言い方 | 送付状・郵送物の案内 |
| ご査収のほど、よろしくお願いいたします | 改まった言い方 | 取引先・お客様への書類送付 |
| ご査収いただけますと幸いです | 改まった言い方(やわらかい) | 目上の相手、確認をお願いする立場が弱いとき |
| ご査収ください | 丁寧 | 取引先・上司(やり取りの多い相手) |
| ご査収願います | 丁寧だが事務的 | 社内の定型的な書類のやり取り |
注意
「ほど」は言い切りを避けて、お願いをやわらげる言葉です。「ください」の言い切りが命令のように感じられる相手には、「ほど」や「幸いです」の形を選ぶと角が立ちにくくなります。
言い換え一覧(意味の違いつき)
| 言い方 | 意味の違い | 使いやすい場面 |
|---|---|---|
| ご確認ください | 内容を見て確かめてほしい。受け取るものが無くても使える | 添付の有無を問わず、いちばん広く使える |
| ご高覧ください | 見てもらうことを高めて言う改まった表現 | 企画書・作品・カタログを目上に見てもらう |
| お目通しください | ひととおり目を通してほしい | ざっと読んでほしい資料 |
| ご一読ください | 一度読んでほしい | お知らせ・規程・案内文 |
| お受け取りください | 受け取ってほしい(確かめる意味は薄い) | 返却物・お渡しする物 |
| お納めください | 品物を受け取ってほしい | 贈り物・謝礼 |
| ご検収ください | 納品物が注文どおりか確かめて受け取ってほしい | 商品・成果物の納品 |
「ご高覧」「ご一読」の使い分けは「ご一読」「ご高覧」の違い、贈り物に添える言葉は「ご笑納ください」で詳しく扱っています。
「ご検収」「ご査証」との違い
| 言葉(読み方) | 意味 | 使う場面 | 例 |
|---|---|---|---|
| ご査収(ごさしゅう) | 中身を確かめて受け取る | 書類・データを送るとき | 請求書をお送りしますので、ご査収ください。 |
| ご検収(ごけんしゅう) | 納品物が注文どおりか検査して受け取る | 商品・成果物を納品するとき | 本日、◯◯を◯台納品いたしました。数量と動作をお確かめのうえ、ご検収のほどお願いいたします。 |
| ご査証(ごさしょう) | 調べて証明する | 書類の確認依頼には使わない | ― |
「ご検収」は、受け取った側が数量や不具合の有無を確かめて「受け入れた」と判断するところまでを含む言葉で、納品書や検収書とセットで使われます。「査証」は調べて証明することで、パスポートのビザの意味でも使われます。字が似ていて変換で出やすいので、書類を送るメールで「ご査証ください」となっていないかを見直してください。
場面別:そのまま使える一文
| 場面 | 一文 |
|---|---|
| 見積書を添付 | ご相談の件のお見積書(PDF)をお付けしました。ご査収のほどよろしくお願いいたします。 |
| 請求書を添付 | ◯月分の請求書をお送りいたします。ご査収いただけますと幸いです。 |
| 納品書を添付 | ◯月◯日納品分の納品書をPDFでお送りします。ご査収ください。 |
| 書類を郵送 | 本日、契約書を郵送いたしました。お手元に届きましたら、ご査収くださいますようお願いいたします。 |
| 送付状に書く | 下記の書類をお送りいたしますので、ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。 |
| 複数のファイル | 下記の3点を添付いたしました。ご査収のほどよろしくお願いいたします。 |
| 共有リンク | データは下記のリンクにまとめております。ご査収のほどよろしくお願いいたします。 |
| 修正版を再送 | 修正版をお送りいたしますので、こちらをご査収くださいますようお願いいたします。 |
| 上司に提出 | ◯◯の報告書を添付いたします。ご査収のほど、よろしくお願いいたします。 |
| 応募書類を送る | 履歴書と職務経歴書を添付いたしました。ご査収のほど、よろしくお願いいたします。 |
| 領収書を送る | 先日のお支払いの領収書をお送りいたします。ご査収ください。 |
| 議事録を共有(社外) | ◯日の打ち合わせの議事録をお送りいたします。ご査収のうえ、修正点があればお知らせください。 |
メールの全文例
取引先に見積書を送る
件名:【お見積書送付】◯◯イベント運営の件(株式会社△△)
株式会社◯◯
◯◯部 ◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
先日ご相談いただいた◯◯イベント運営の件につきまして、お見積書をお送りいたします。
・添付ファイル:お見積書(PDF)
・有効期限:◯月◯日(◯)
ご査収のほど、よろしくお願いいたします。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
取引先に請求書を送る
件名:【請求書送付】◯月分 ◯◯業務のご請求(株式会社△△)
株式会社◯◯
経理ご担当 ◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯月分の◯◯業務につきまして、請求書をお送りいたします。
お支払い期日は◯月◯日(◯)となっております。
ご査収いただけますと幸いです。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
上司に企画書を送る(社内)
件名:◯◯企画書(初稿)のご確認のお願い
◯◯部長
お疲れさまです。□□です。
◯◯の企画書の初稿ができましたので、添付にてお送りします。
特に、予算と日程の部分についてご意見をいただきたいと考えております。
ご査収のほど、よろしくお願いいたします。
郵送した書類について知らせる
件名:契約書原本発送のご連絡
株式会社◯◯
◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
本日、◯◯業務委託契約書の原本を郵送いたしました。
◯月◯日(◯)ごろお手元に届く見込みです。
到着しましたら、ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。
ご署名・ご捺印のうえ、同封の返信用封筒でご返送いただけますと幸いです。
複数の書類をまとめて送る
件名:【資料送付】◯◯展示会出展に関する書類一式
株式会社◯◯
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯◯展示会の出展に関する書類を、下記のとおりお送りいたします。
1. 出展申込書(PDF)
2. ブース配置図(PDF)
3. 搬入スケジュール(Excel)
以上3点、ご査収のほどよろしくお願いいたします。
申込書は◯月◯日(◯)までにご返送いただけますと助かります。
ファイルを差し替えて送り直す
件名:【差し替え】◯◯資料の再送について
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
先ほどお送りした◯◯資料に誤りがございましたので、修正版をお送りいたします。
お手数をおかけして申し訳ございません。
先のファイルは破棄していただき、こちらをご査収くださいますようお願いいたします。
共有リンクでデータを渡す
件名:◯◯撮影データのお渡し
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯月◯日に撮影した写真データを、下記の共有リンクにまとめました。
・リンク:◯◯
・閲覧できる期限:◯月◯日(◯)まで
ご査収のほど、よろしくお願いいたします。
期限を過ぎて必要になった場合は、改めてお送りいたします。
応募書類を送る
件名:【応募書類送付】◯◯職への応募(氏名)
株式会社◯◯
人事部 採用ご担当 ◯◯様
はじめまして。◯◯と申します。
貴社の◯◯職の求人を拝見し、応募いたしたくご連絡いたしました。
履歴書と職務経歴書を添付いたしましたので、ご査収のほどよろしくお願いいたします。
ご検討のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
注意
添付を付け忘れたまま「ご査収ください」と送ると、相手に確認の手間をかけてしまいます。添付を忘れたときのお詫びは誤送信のお詫びメールを参考にしてください。
イベントの仕事での使い方
イベントの仕事では、見積書・企画書のような正式な書類のほかに、香盤表や進行台本のように何度も版が変わる資料、本番後に渡す写真・動画の記録データなど、送るものの種類が多くなります。「ご査収」は相手に中身を確かめて受け取ってほしいものに絞って使い、目を通してほしいだけの資料には「ご確認」「ご笑覧」「ご高覧」を使い分けると、相手が何をすればよいかが伝わりやすくなります。
| 送るもの | 言葉の選び方 | 一緒に書くこと |
|---|---|---|
| 見積書・請求書 | ご査収のほど、よろしくお願いいたします | 対象のイベント名・開催日、有効期限やお支払い期日 |
| 協賛社への契約書(郵送・電子) | ご査収くださいますようお願い申し上げます | 返送や署名の期限、返送先 |
| 企画書(正式な提案) | ご査収のほど/ご高覧いただけますと幸いです | ご意見をいただきたい箇所 |
| 香盤表・進行台本の更新版 | ご査収ください(社内・常連の外注先なら「ご確認ください」) | 版の番号、前の版から変わった箇所 |
| 記録データ(写真・動画) | ご査収のほど、よろしくお願いいたします | 点数、共有リンクの期限、使ってよい範囲を決めていればその内容 |
| 会場の下見写真・参考の資料 | ご笑覧ください(親しい相手に、自社で撮ったものを気軽に見てほしいとき)/ご確認ください | 見てほしい点 |
そのまま使える例文
| 手段 | 場面(何を・誰に・いつ) | 例文 |
|---|---|---|
| メール | 打ち合わせの翌日に、主催企業の担当者へ見積書を送る | 昨日お打ち合わせいただいた◯◯(◯月◯日開催)の運営費につきまして、お見積書をお送りいたします。会場費・機材費・人件費の内訳を添えておりますので、ご査収のほどよろしくお願いいたします。 |
| メール | 本番の◯日前に、出演者のマネージャーへ進行台本の更新版を送る | ◯月◯日の本番に向けて、進行台本を第3版に更新いたしました。変更はご登壇の順番と転換の時間の2か所で、該当箇所に色を付けております。ご査収のうえ、気になる点があれば◯日までにお知らせください。 |
| チャット | 前日の夕方に、音響・照明の外注スタッフへ最新の香盤表を共有する | 明日の香盤表、最新版(v5)を上げました。リハーサルの開始が30分前倒しになっています。ご確認お願いします。 |
| メール | 協賛社の担当者へ、協賛契約書の原本を郵送したと知らせる | 本日、◯◯(◯月◯日開催)の協賛契約書の原本を2部郵送いたしました。お手元に届きましたらご査収のうえ、1部にご署名・ご捺印をいただき、同封の返信用封筒にて◯月◯日までにご返送いただけますと幸いです。 |
| メール | 終了から数日後に、主催企業の広報担当者へ記録写真・動画を渡す | 先日の◯◯の記録写真と動画を、下記の共有リンクにまとめました。リンクは◯月◯日まで閲覧できます。ご査収のほど、よろしくお願いいたします。 |
| 口頭 | 会場の受付で、主催者の担当者に当日の配布物と精算書類を手渡す | 本日の配布資料一式と、立替分の精算書です。お時間のあるときにお確かめください。 |
英語で言うときは
英語には「ご査収」にぴったり重なる一語は無く、「添付をご覧ください」「確認してください」を組み合わせて伝えます。
| 英語 | 近い日本語 |
|---|---|
| The quotation is attached. Please check it at your convenience. | 見積書を添付しております。ご都合のよいときにご査収ください。 |
| I have attached the invoice for your review. | ご確認いただきたく、請求書を添付いたしました。 |
| Please review the attached documents and let me know if you have any questions. | 添付の書類をご確認のうえ、ご不明な点があればお知らせください。 |
英文メールでの添付の伝え方は英語の添付メールにまとめています。
よくある間違い
| 書きがちな言い方 | 気になる点 | 直し方 |
|---|---|---|
| ご査収してください | 「ご〜する」は自分の動作に使う形なので、相手への依頼としては不自然 | ご査収ください |
| ご査収されてください | 「ご〜される」は、文化審議会「敬語の指針」で本来は尊敬語の適切な形ではないとされている | ご査収ください |
| (添付なしで)日程をご査収ください | 受け取るものが無い | 日程をご確認ください |
| ご査収の上、ご確認ください | 「確かめる」が二重になり、くどいと感じる人もいる | ご査収ください |
| お土産をご査収ください | 品物を「調べて受け取る」のは合わない | お納めください |
| ご査証ください | 「査証」は調べて証明すること。変換の誤りで出やすい | ご査収ください |
| 何を送ったか書かずに「ご査収ください」だけ | 相手が何を確かめるのか分からない | 書類名・ファイル数を書く |
「ご査収ください」と言われたときの返信
返信は必須ではありませんが、取引先から書類が届いたときは、受け取ったことと、確認の予定(または結果)を返しておくと、送った側が「届いたか」を心配せずに済みます。「査収しました」と同じ言葉で返す必要はなく、「確かに受け取りました」「拝受いたしました」で十分です。
| 状況 | 返信の一文 |
|---|---|
| 受け取った(確認はこれから) | お送りいただき、ありがとうございます。確かに受け取りました。内容を確認し、◯日までにご連絡いたします。 |
| 確認して問題なかった | お見積書を拝受し、内容を確認いたしました。問題ございません。 |
| 訂正をお願いしたい | 内容を確認いたしました。一点、◯◯の金額について確認させていただけますでしょうか。 |
| ファイルが開けない | お送りいただいたファイルが開けないようです。お手数ですが、再送をお願いできますでしょうか。 |
| 上司から資料を受け取った | 資料をありがとうございます。確認して、◯時までに所感をお送りします。 |
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
お見積書をお送りいただき、ありがとうございます。確かに受け取りました。
社内で内容を確認し、◯月◯日(◯)までにお返事いたします。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
受け取りの連絡の文例は受領メールの例文にもまとめています。
この記事の要点
- 「ご査収(ごさしゅう)ください」は中身を確かめて受け取ってほしいときの言葉。
- 使うのは添付・同封・共有リンクなど渡すものがあるとき。
- 社外には「ご査収のほど、よろしくお願いいたします」が使いやすい。
- 添付の無い連絡は「ご確認ください」、品物は「お納めください」、納品は「ご検収」。
- 受け取った側は「確かに受け取りました」+確認の予定で返す。
FAQ
よくある質問
「ごさしゅう」と読みます。「査収」は、よく調べたうえで受け取ることを表す言葉です。
目上の人や取引先にも使える言葉です。「ください」の言い切りが気になる場合は、「ご査収のほど、よろしくお願いいたします」「ご査収いただけますと幸いです」にすると、よりやわらかいお願いの形になります。
「ご査収ください」は渡すもの(書類・データ)があり、それを確かめて受け取ってほしいときに使います。「ご確認ください」は、添付の有無にかかわらず、内容を見て確かめてほしいときに使えます。添付が無い連絡なら「ご確認ください」を選びます。
「ご査収」は書類やデータを確かめて受け取ってもらうこと、「ご検収」は納品した商品や成果物が注文どおりかを検査して受け取ってもらうことです。請求書や資料なら「ご査収」、商品の納品なら「ご検収」を使います。
必須ではありませんが、取引先からの書類なら「確かに受け取りました」と返しておくと、送った側が安心できます。確認の予定や結果を一言添えると、次のやり取りが進めやすくなります。
使っても間違いではありませんが、硬い印象になりやすい言葉です。同僚や後輩には「添付の資料、確認をお願いします」程度で十分です。
見積書・請求書・協賛社との契約書・本番後の記録データ(写真・動画)のように、相手に中身を確かめて受け取ってほしいものに向いています。香盤表や進行台本の更新版を社内や常連の外注先にチャットで共有するときは「ご確認お願いします」で十分で、版の番号と変わった箇所を一緒に書くと伝わりやすくなります。
正しい言い方です。「ご査収くださいますようお願い申し上げます」は「ご査収ください」より改まった形で、送付状や郵送物の案内に向いています。