メール
メールの再送・立て続けに送るときの書き方
件名と「度々申し訳ございません」の例文
メールを送り直すとき、立て続けにもう一通送るときは、件名の頭に【再送】【追記】【訂正】のどれかを付け、本文の最初で前のメールと何が違うのかを書きます。書き出しの言葉は「度々失礼いたします」「度々申し訳ございません」で十分です。相手が知りたいのは、前のメールを読めばよいのか、こちらを読めばよいのか、という一点だからです。このページでは、場面ごとの件名と書き出し、そのまま使える例文を並べました。返事が来ない相手に返信をお願いするメールは催促メールの例文にまとめています。
結論
再送は同じ内容を送り直すこと、追記は前のメールに情報を足すこと、訂正は前のメールの誤りを直すことです。件名は元の件名を残したまま頭に【再送】【追記】【訂正】を付け、本文の冒頭に「度々失礼いたします」+送り直した理由を書きます。
件名の付け方:場面別の早見表
| 場面 | 件名の頭に付ける語 | 件名の例 |
|---|---|---|
| 届いていない・見落とされたので送り直す | 【再送】 | 【再送】◯◯のご確認のお願い |
| 添付ファイルを付け忘れた | 【再送・添付漏れ】 | 【再送・添付漏れ】◯◯資料の送付 |
| 前のメールに情報を足す | 【追記】 | 【追記】◯月◯日の打ち合わせについて |
| 前のメールの内容が誤っていた | 【訂正】 | 【訂正】◯◯のご案内(日時の誤り) |
| 締め切りが近いので念押しする | 【再送・◯月◯日締切】 | 【再送・◯月◯日締切】出欠のご確認 |
Point
元の件名は変えずに残してください。相手はメールソフトの検索や並び順で前のメールと照らし合わせます。件名を新しく作ると、どのメールの再送なのかが分からなくなります。
書き出しの言葉の使い分け
| 言い方 | 合う場面 | 丁寧さ |
|---|---|---|
| 度々失礼いたします | 追記・軽い再送など、相手に迷惑をかけていないとき | 標準 |
| 度々申し訳ございません | 添付漏れ・自分の不手際で何度も送るとき | お詫びの気持ちが強い |
| 重ねてのご連絡失礼いたします | 社外・目上の相手に続けて送るとき | 改まった言い方 |
| 立て続けのご連絡となり恐縮ですが | 短い間に何通も送るとき | 改まった言い方 |
| 何度もすみません | 社内の同僚・親しい相手 | くだけた言い方 |
「度々」は「たびたび」と読み、何度も繰り返すことを表します。一通目のメールには使わず、二通目以降に使います。自分の不手際で送り直すなら「申し訳ございません」、単に情報を足すだけなら「失礼いたします」と、お詫びの重さを合わせると自然です。
場面別の例文
添付ファイルを付け忘れたとき
件名:【再送・添付漏れ】◯◯資料の送付
株式会社◯◯
◯◯様
度々申し訳ございません。株式会社△△の□□です。
先ほどお送りしたメールに、資料を添付しておりませんでした。
大変失礼いたしました。改めて添付してお送りいたします。
【添付】◯◯資料(PDF)
お手数をおかけしますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
相手から「届いていない」と言われたとき
件名:【再送】◯◯のご案内
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯月◯日にお送りしたメールが届いていなかったとのこと、お手数をおかけし申し訳ございません。
同じ内容を、以下に再送いたします。
――――――――――
(前のメールの本文)
――――――――――
念のため、このメールが届きましたら、ひと言ご返信いただけますと幸いです。
注意
届かなかった原因が分からないときは、添付ファイルを外して本文だけで送る、別のアドレスに送ってよいか確認するなどの方法もあります。受け取ったことを知らせてほしい場合の返信の形は受領連絡のメールを参考にしてください。
前のメールに情報を足すとき(立て続けに送る)
件名:【追記】◯月◯日の打ち合わせについて
◯◯様
度々失礼いたします。株式会社△△の□□です。
先ほどのメールに一点追記がございます。
当日は、弊社の◯◯も同席いたします。
その他の内容は、先ほどのメールのとおりです。
どうぞよろしくお願いいたします。
前のメールの内容に誤りがあったとき
件名:【訂正】◯◯のご案内(日時の誤り)
◯◯様
度々申し訳ございません。株式会社△△の□□です。
先ほどお送りしたご案内の日時に誤りがございました。
誤:◯月◯日(◯)◯時から
正:◯月◯日(◯)◯時から
上記以外の内容に変更はございません。
ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。
訂正は誤と正を並べると、どこが変わったか一目で分かります。影響が大きい誤りの書き方はお詫びメールの例文にまとめています。
締め切り前に、まだ返事のない人へ再送するとき
件名:【再送・◯月◯日締切】◯◯の出欠のご確認
各位
お疲れさまです。◯◯部の□□です。
行き違いでしたら申し訳ございません。
◯月◯日にお送りした◯◯の出欠について、◯月◯日(◯)が締め切りとなっております。
まだご回答いただいていない方は、お手数ですがご返信をお願いいたします。
(前回の案内本文)
未回答の人だけに送るのが理想ですが、全員に送る場合は「行き違いでしたら申し訳ございません」を入れておくと、すでに答えた人も気になりません。
社内向けの短い例文
件名:【再送・添付漏れ】◯◯の議事録
お疲れさまです。□□です。
何度もすみません、先ほど添付を忘れていました。こちらが議事録です。
件名:【追記】◯◯の件
お疲れさまです。□□です。
度々失礼します。先ほどの件、一点だけ追記です。
集合場所は◯階の会議室に変更になりました。
社内では、チャットツールで送り直すほうが早い場面もあります。ただ、議事録や申請書などあとで探す可能性のあるものは、メールで件名を付けて送り直しておくと見つけやすくなります。
続けて送る前のチェック
- 元の件名を残して、頭に【再送】【追記】【訂正】を付けたか
- 本文の最初の数行で前のメールと何が違うかが分かるか
- 追記なら「その他は先ほどのメールのとおり」と書いたか
- 今度こそ添付ファイルが付いているか、ファイル名は正しいか
- 宛先・CCは前のメールと同じか(増減していないか)
- 三通目、四通目になりそうなら、一通にまとめ直して送れないか
短い間に何通も届くと、相手はどれが最新か迷います。追記が重なりそうなら、「これまでの内容をまとめてお送りします」と一通にまとめ直すほうが親切です。添付の確認を含めた送り方は資料送付メールの例文も参考にしてください。
この記事の要点
- 件名は元の件名を残し、頭に【再送】【追記】【訂正】を付ける。
- 書き出しは「度々失礼いたします」、自分の不手際なら「度々申し訳ございません」。
- 本文の最初で前のメールと何が違うかを書く。
- 訂正は誤と正を並べ、「上記以外に変更はございません」と添える。
- 何通も続きそうなら、一通にまとめ直して送る。
FAQ
よくある質問
元の件名をそのまま残し、頭に【再送】を付けます。添付忘れなら【再送・添付漏れ】、内容の誤りなら【訂正】、情報を足すだけなら【追記】と、送り直す理由が件名で分かるようにすると、相手は前のメールとの関係をすぐ理解できます。
添付忘れや誤りなど、自分の不手際で何度も送る場合は「度々申し訳ございません」、情報を足すだけで相手に迷惑をかけていない場合は「度々失礼いたします」が合います。社外の目上の相手に続けて送るなら「重ねてのご連絡失礼いたします」も使えます。
必要な連絡であれば失礼にはなりません。ただ、短い間に何通も届くと、どれが最新か分かりにくくなります。二通目以降は件名と書き出しで前のメールとの関係を示し、追記が重なりそうなら一通にまとめ直して送るのが親切です。
送っても構いませんが、届いていない可能性と、読んだけれど返せていない可能性の両方があります。「行き違いでしたら申し訳ございません」と添えて、前のメールの本文を下に付けて送ると角が立ちません。返事を促す言い方は催促メールの例文にまとめています。
送信済みフォルダから自分のメールを転送するか再編集して送ると、前の本文を付けたまま送れます。転送すると件名の頭に「Fw:」などが付くので、【再送】に書き換えてから送ります。相手とのやり取りの流れに乗せたい場合は、同じスレッドで件名の頭に【再送】を付ける形が分かりやすいです。