ビジネス文書
営業日とは?数え方と
「3営業日以内」はいつまでか
営業日とは、会社やお店が営業している日のことです。土日と祝日が休みの会社なら、平日のうち祝日でない日が営業日になります。「3営業日以内」は、休業日を飛ばして営業日だけを3日数えた日までという意味です。たとえば2026年11月20日(金)に「3営業日以内に回答します」と言われたら、翌日から数えて11月26日(木)までです(11月23日(月)は勤労感謝の日)。ただし、当日を1日目に数えるかどうかに決まった定めはありません。行き違いを防ぐには、期限を「◯月◯日(◯)まで」と日付で書き添えるのが確実です。日付の計算は営業日計算ツールでもできます。
結論
営業日は、その会社が業務を行っている日です。土日祝を休業日にしている会社なら、土曜・日曜・祝日と、会社独自の休業日(年末年始・夏季休業など)を除いた日が営業日になります。「◯営業日以内」「◯営業日後」は、この営業日だけを数えて期限を決める言い方です。何曜日を休みにしているかは会社によって違うので、どちらの会社の営業日で数えるのかも確認が必要です。
営業日の数え方の基本
| 数えるもの | 営業日に入るか | 補足 |
|---|---|---|
| 平日(月〜金) | 入る | 祝日に当たる日を除く |
| 土曜・日曜 | 入らない | 土日も営業する会社では入る |
| 国民の祝日・休日 | 入らない | 内閣府が公表している祝日の一覧で確認する |
| 年末年始・夏季休業など | 入らない | 日程は会社ごとに違う。相手の休業案内で確認する |
| 受け付けた当日 | 取り決め次第 | 含めない数え方と、含める数え方がある |
Point
「当日を含むか」は、どちらが正しいという決まりがありません。翌営業日から1日目と数える人もいれば、受け付けた日を1日目と数える人もいます。数え方で1日ずれるので、期限を伝えるときは「3営業日以内(◯月◯日(◯)まで)」のように、日付を必ず添えてください。
このページの例は、土日祝が休みの会社で、受け付けた日の翌営業日から1日目と数えた場合で計算しています。当日を含める数え方の結果も、表に並べました。
2026年の暦で見る「3営業日以内」
2026年のカレンダーで、依頼を受けた日から「3営業日以内」がいつになるかを並べました。祝日は内閣府の「国民の祝日」の一覧で確認しています。
| 依頼を受けた日 | 当日を含めない場合 | 当日を含める場合 | 間にある休み |
|---|---|---|---|
| 11月20日(金) | 11月26日(木) | 11月25日(水) | 土日、11月23日(月)勤労感謝の日 |
| 10月30日(金) | 11月5日(木) | 11月4日(水) | 土日、11月3日(火)文化の日 |
| 11月5日(木) | 11月10日(火) | 11月9日(月) | 土日 |
| 4月30日(木) | 5月8日(金) | 5月7日(木) | 5月2日〜6日(土日・祝日・休日) |
| 9月18日(金) | 9月28日(月) | 9月25日(金) | 9月19日〜23日(土日・祝日・休日) |
注意
2026年は5月6日(水)と9月22日(火)が「休日」で、どちらも営業日に入りません。ゴールデンウィークや9月の連休をまたぐと、同じ「3営業日」でも暦の上では1週間以上先になることがあります。
数え方の具体例(11月20日(金)に依頼を受けた場合)
| 日付 | 営業日か | 数え方(当日を含めない場合) |
|---|---|---|
| 11月20日(金) | 営業日 | 依頼を受けた日(数えない) |
| 11月21日(土) | 休み | ― |
| 11月22日(日) | 休み | ― |
| 11月23日(月) | 休み(勤労感謝の日) | ― |
| 11月24日(火) | 営業日 | 1営業日目 |
| 11月25日(水) | 営業日 | 2営業日目 |
| 11月26日(木) | 営業日 | 3営業日目(ここまで) |
年末年始をまたぐとき
年末年始の休業日は、会社ごとに違います。ここでは例として、12月29日から1月3日までを休業とする会社で数えます。
| 依頼を受けた日 | 3営業日以内(当日を含めない) | 5営業日以内(当日を含めない) |
|---|---|---|
| 2026年12月25日(金) | 2027年1月5日(火) | 2027年1月7日(木) |
12月25日(金)の次の営業日は12月28日(月)で、その次は休み明けの1月4日(月)です。年末年始の休みが入るだけで、「3営業日」が暦の上では10日以上先になります。自社と相手の休業日が違う場合は、どちらの営業日で数えるかを一言添えると行き違いがありません。
注意
年末年始の休業を取引先に知らせる文面は年末年始の休業案内 例文、臨時休業のお知らせは休業のお知らせにまとめています。
2026年の月別の営業日数(土日祝を除く)
| 月 | 営業日数 | 月 | 営業日数 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 20日 | 7月 | 22日 |
| 2月 | 18日 | 8月 | 20日 |
| 3月 | 21日 | 9月 | 19日 |
| 4月 | 21日 | 10月 | 21日 |
| 5月 | 18日 | 11月 | 19日 |
| 6月 | 22日 | 12月 | 23日 |
注意
土曜・日曜と国民の祝日・休日だけを除いた日数です。年末年始や夏季休業など、会社独自の休業日は引いていません。たとえば12月29日から31日までを休業にする会社なら、12月は20日になります。
似た言葉の違い
| 言い方 | 意味 | 11月20日(金)に言われた場合の例 |
|---|---|---|
| 3営業日以内 | 営業日を3日数えた日までに | 11月26日(木)まで |
| 3営業日後 | 営業日を3日数えた日に | 11月26日(木) |
| 3日以内 | 休みも含めて暦の日で3日 | 11月23日(月)まで |
| 翌営業日 | 次の営業日 | 11月24日(火) |
| 週明け | 次の週の最初の営業日 | 11月24日(火)(23日が祝日のため) |
「3日以内」と「3営業日以内」では、間に休みが入ると期限が大きく変わります。休みをはさむ時期は、「営業日」なのか「暦の日」なのかをはっきり書いてください。
期限を伝えるメールの例文
回答の期限を伝える(こちらが回答する側)
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
お問い合わせいただいた◯◯の件、社内で確認のうえ、
3営業日以内(◯月◯日(◯)まで)にご回答いたします。
恐れ入りますが、今しばらくお待ちください。
相手に期限をお願いする
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
お手数ですが、添付の資料をご確認のうえ、
◯月◯日(◯)までにご返信いただけますでしょうか。
年末年始の休業をはさむため、日付でお伝えしております。
相手の言う「◯営業日」がいつか確かめる
◯◯様
ご連絡ありがとうございます。
「5営業日以内」とのこと、承知いたしました。
念のため、◯月◯日(◯)までと理解してよろしいでしょうか。
注意
催促が必要になったときの文面は催促メールの例文、日程の候補を出すときは日程候補のメールを参考にしてください。イベントの開催日までの残り日数はカウントダウンツールで数えられます。
期限を書くときの確認
- 「◯営業日」に具体的な日付と曜日を添えたか
- 曜日をカレンダーで確かめたか
- 間に祝日・休日が入っていないか
- 自社と相手の休業日(年末年始・夏季休業)を確認したか
- 当日を含めるかを相手と合わせたか
この記事の要点
- 営業日は会社が営業している日。土日祝休みの会社なら平日のうち祝日でない日。
- 「3営業日以内」は営業日だけを3日数えた日まで。
- 当日を含むかに決まりはないので、期限は日付と曜日で書き添える。
- 2026年は5月6日と9月22日も休日。連休をまたぐと期限が大きく延びる。
- 年末年始は会社ごとに休業日が違う。どちらの営業日で数えるかを確認する。
FAQ
よくある質問
決まった定めはありません。受け付けた日の翌営業日から数える人も、当日を1日目と数える人もいます。行き違いを防ぐには、「3営業日以内(◯月◯日(◯)まで)」のように日付を添えて伝えるのが確実です。
土日が休みの会社では入りません。土曜も営業している会社では入ります。相手がどの曜日に営業しているかが分からないときは、日付で期限を確認してください。
内閣府が「国民の祝日」の一覧を公表しています。2026年は5月6日(水)と9月22日(火)が「休日」になっているので、平日に見えても営業日に入らない点に注意してください。
決まりはありません。受付時間を過ぎた依頼は翌営業日の受付として扱う会社もあります。自社で回答期限を約束するときは、受付の締め時刻を案内に書いておくと分かりやすくなります。
どちらも会社が業務を行う日という意味で使われます。お客様や取引先に向けては「営業日」、社内の勤務日や工場の稼働を指すときは「稼働日」と言うことがあります。