社内文書
業務連絡メールの書き方と例文
社内・一斉送信・返信
業務連絡メールは、仕事を進めるための事実・依頼・期限を正確に伝えるメールです。社内向けなら長い挨拶は要らず、件名で用件を、本文の一行目で結論を伝えるのが基本です。このページでは、相手別・場面別の例文と、受け取った側の返信の例文を並べました。社外への依頼は依頼メールの書き方、資料を送るときは資料送付メールの例文を参照してください。
結論
業務連絡メールは①件名(【連絡】【依頼】+用件) ②宛名 ③一行の挨拶と名乗り ④結論 ⑤詳細(箇条書き) ⑥期限とお願い ⑦締めで書きます。返信が必要かどうかは、本文の最初か最後に明記します。
業務連絡メールの基本の型
件名:【連絡】◯月◯日の部内会議の会場変更について
営業部各位
お疲れさまです。営業部の◯◯です。
◯月◯日(◯)の部内会議の会場が、第一会議室から第三会議室に変わりました。
・日時:◯月◯日(◯)◯時〜(変更なし)
・会場:第三会議室(◯階)
・資料:前日までに共有フォルダに置きます
返信は不要です。よろしくお願いします。
| 要素 | 書き方のコツ |
|---|---|
| 件名 | 【連絡】【依頼】【確認】【共有】などで性質を示し、用件を具体的に |
| 挨拶 | 社内は「お疲れさまです。◯◯部の◯◯です。」の一行で十分 |
| 結論 | 本文の一行目に、何が決まった・何をしてほしいか |
| 詳細 | 日時・場所・対象などは箇条書き |
| 期限 | 「◯月◯日(◯)◯時までに」と曜日まで |
| 返信の要否 | 「返信は不要です」「◯日までにご返信ください」 |
上司・同僚・他部署への業務連絡 例文
上司への報告
件名:【報告】◯◯株式会社の見積もり提出について
◯◯部長
お疲れさまです。◯◯です。
◯◯株式会社への見積書を、本日先方に提出しました。
先方からは、◯月◯日までに社内で検討して回答するとのことです。
回答があり次第、改めてご報告します。
他部署への依頼
件名:【依頼】社員総会の参加者名簿のご提出について(◯月◯日まで)
人事部 ◯◯さん
お疲れさまです。総務部の◯◯です。
◯月◯日の社員総会の準備にあたり、参加者名簿のご提出をお願いできますでしょうか。
・内容:部署ごとの在籍者の氏名(座席表の作成に使います)
・期限:◯月◯日(◯)◯時まで
・形式:表計算ファイルで、このメールへの返信に添付
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いします。
期限を過ぎても返事がないときの文例は催促メールの例文、前日の念押しはリマインドメールの例文にまとめています。
部署内・全社への一斉連絡 例文
件名:【全社連絡】◯月◯日(◯)停電に伴うサーバー停止について
社員各位
お疲れさまです。情報システム部の◯◯です。
ビルの電気設備点検による停電のため、下記の時間帯は社内サーバーが使えません。
・日時:◯月◯日(◯)◯時〜◯時
・影響:共有フォルダ、社内システム全般
・お願い:前日の退社前に、作業中のファイルを保存して閉じてください
当日の問い合わせは、情報システム部 ◯◯(携帯:◯◯)までお願いします。
注意
一斉連絡は、件名だけで自分に関係があるか判断できるようにします。社外の人を含む一斉送信は、宛先の入れ方を間違えるとアドレスが漏れます。一斉メールとBCCを確認してください。社内の行事の告知は社内通知・お知らせの文例へ。
担当変更・不在・急ぎの連絡 例文
不在の連絡
件名:【連絡】◯月◯日〜◯日 不在のお知らせ
◯◯課の皆さん
お疲れさまです。◯◯です。
◯月◯日(◯)から◯日(◯)まで、出張のため不在にします。
不在中の◯◯株式会社の件は、◯◯さんに対応をお願いしています。急ぎの場合は携帯(◯◯)にご連絡ください。
担当変更の連絡(社内)
件名:【連絡】◯◯株式会社の担当変更について(◯月◯日から)
営業部各位
お疲れさまです。◯◯です。
◯月◯日(◯)から、◯◯株式会社の担当が私から◯◯さんに代わります。
・引き継ぎ済み:進行中の◯◯の件(◯月◯日の打ち合わせ内容まで)
・先方への連絡:◯月◯日に私と◯◯さんの連名でご挨拶のメールを送ります
・今後の問い合わせ先:◯◯さん(内線◯◯)
返信は不要です。よろしくお願いします。
急ぎの連絡
件名:【至急】本日◯時の来客の時間変更について
◯◯さん
お疲れさまです。◯◯です。
本日◯時にお越しの予定だった◯◯株式会社の◯◯様から、到着が◯時になると連絡がありました。
受付と会議室の予約時間の変更をお願いできますか。お手数ですが、対応できるかだけ返信をください。
本当に急ぐ連絡は、メールだけに頼らず電話やチャットでも一言伝えます。社外への不在の連絡や自動返信の文面は不在・休暇の連絡メールにまとめています。社外の取引先に担当変更を知らせる場合は担当変更の挨拶メールを参照してください。
業務連絡への返信と締めの言葉
返信の例文
- 承知しました。◯月◯日の会議は第三会議室に伺います。
- ご連絡ありがとうございます。名簿は◯月◯日(◯)までにお送りします。
- 確認しました。一点だけ、◯◯は◯◯という理解でよろしいでしょうか。
- ご連絡ありがとうございます。申し訳ありませんが、期限までの対応が難しいため、◯月◯日(◯)まで延ばしていただけますか。
締めの言葉
- よろしくお願いします。
- 返信は不要です。
- ご不明な点があれば、◯◯までお知らせください。
- お忙しいところ恐れ入りますが、ご対応をお願いします。
社外向けの丁寧な結びはメールの締めの言葉にまとめています。
- 件名に【連絡】【依頼】などの性質と、具体的な用件がある
- 本文の一行目で結論が分かる
- 期限に曜日まで書いた
- 返信の要否を書いた
- 宛先(To・CC・BCC)を見直した
- 添付ファイルを付け忘れていない
この記事の要点
- 件名は【連絡】【依頼】+具体的な用件。
- 社内の挨拶は一行。本文の一行目で結論。
- 詳細は箇条書き、期限は曜日まで。
- 返信の要否を必ず書く。
- 急ぎの連絡はメールだけに頼らない。
FAQ
よくある質問
件名に【連絡】【依頼】などの性質と用件を入れ、本文は一行の挨拶と名乗りのあと、結論、詳細(箇条書き)、期限とお願い、返信の要否、締めの順で書きます。
「お疲れさまです。営業部の◯◯です。◯月◯日の部内会議の会場が、第三会議室に変わりました。日時は変更ありません。返信は不要です。よろしくお願いします」のように、用件から簡潔に書きます。
「承知しました。◯月◯日までに対応します」のように、受け取ったことと自分の対応を一文で返します。不明点があれば「一点だけ、◯◯という理解でよろしいでしょうか」と確認を添えます。
社内なら「よろしくお願いします」「返信は不要です」「ご不明な点があれば◯◯までお知らせください」で十分です。依頼のときは「お忙しいところ恐れ入りますが、ご対応をお願いします」と添えます。