式典
賀詞交歓会とは
挨拶例文・マナー・服装・案内状
賀詞交歓会とは、年の初めに業界団体・商工団体・自治体・企業などが開く、新年の挨拶を交わし合う会です。時期は年明けの仕事始めのあと、服装は指定がなければビジネススーツが基本。短い式(主催者挨拶・来賓挨拶・乾杯)のあとに立食の歓談と名刺交換が続き、中締めでお開きにする流れが多く見られます。参加者は名刺を多めに持ち、挨拶は短くが基本です。このページには、主催者挨拶・来賓挨拶・乾杯・中締め・名刺交換の挨拶、案内状・出欠の返信・終了後のお礼メールの例文を、◯を埋めればそのまま使える形で置いています。
結論
賀詞交歓会(がしこうかんかい)は、「賀詞」=新年を祝う言葉を「交歓」=交わして楽しむ会という意味です。「賀詞交換会」という表記も広く使われており、どちらかが誤りというものではありません。主催する場合は、過去の案内状や団体の慣例の表記に合わせます。
賀詞交歓会の目的と新年会との違い
賀詞交歓会の目的は、年の初めに関係者へ直接新年の挨拶をし、今年もよろしくと伝え合うことです。一社ずつ年始の挨拶回りをする代わりに、多くの相手と一度に顔を合わせられるのが主催者・参加者双方にとっての利点です。初めて会う相手と名刺を交わし、今年の仕事のきっかけを作る場にもなります。
| 比べること | 賀詞交歓会 | 新年会 |
|---|---|---|
| 主な参加者 | 業界団体の会員・取引先・行政など社外の関係者が中心 | 社内の部署・同僚など内輪が中心のことが多い |
| 会の中心 | 新年の挨拶と名刺交換 | 飲食と歓談・慰労 |
| 形式 | 式(主催者挨拶・来賓挨拶・乾杯)+立食が多い | 着席の宴会も多い |
| 服装 | ビジネススーツ | 職場の普段の服装のことも |
| 参加者の動き方 | 会場を回り、なるべく多くの相手と挨拶 | 同じ席の人と歓談 |
賀詞交歓会の時期
賀詞交歓会は、年明けに仕事が始まってから、新年の挨拶として受け取られる時期に開かれます。決まった日付があるわけではなく、日程は主催する団体・企業ごとに決まり、毎年の案内状で知らされます。
| 確かめること | 考え方 |
|---|---|
| 官公庁の仕事始め | 国の行政機関は12月29日から1月3日までが休日です(行政機関の休日に関する法律 第1条)。2027年の御用始めは1月4日(月)です。自治体は条例で休日を定めるので、各自治体の案内で確かめます。 |
| 来賓の都合 | 首長・議員・団体の役員などを来賓に招く会は、来賓の日程が先に埋まります。年内のうちに依頼と日程の確認を済ませます。 |
| 同じ業界のほかの会 | 同じ地域・業界で賀詞交歓会が重なると、参加者がどちらかに絞ります。例年の日程と、関係団体の会の日程を見て決めます。 |
| 会場の予約 | 年明けは同じような会が重なりやすいので、会場の空きは早めに確かめます。前年の会が終わった時点で翌年の日程を仮押さえしておくと、日程と会場を同時に決められます。 |
注意
官公庁の年末年始の休み方は御用納めとは、社内の仕事始めの挨拶は仕事始めの挨拶 例文にまとめています。
賀詞交歓会の服装
案内状に服装の指定があればそれに従い、指定がなければビジネススーツが基本です。「平服でお越しください」とある場合も、普段着ではなくスーツ程度の服装という意味で受け取ります。
| 立場 | 服装の目安 |
|---|---|
| 参加者(男性) | ダークスーツ・白か淡い色のシャツ・ネクタイ。靴は手入れした革靴。 |
| 参加者(女性) | スーツ、またはジャケットとワンピース・スカート・パンツの組み合わせ。立食で歩き回るので、歩きやすい靴に。 |
| 主催者・役員 | 来賓を迎える側なので、参加者と同じかそれ以上にきちんとした服装に。受付や司会のスタッフも、名札とあわせて主催側と分かる服装に揃えます。 |
| 来賓として挨拶する人 | 壇上に立つので、スーツの色や小物も落ち着いたものに。案内に指定があれば従います。 |
- コートと大きな荷物はクロークに預けられるか、案内で確かめておく
- 名刺入れと財布は、上着のポケットか小さなバッグにまとめる(立食で両手がふさがるため)
- 香りの強い香水は控える(飲食と名刺交換で人と近づく会のため)
- 喪中のときの出席の考え方は喪中の年始の挨拶(ビジネス)を参照
服装の考え方全般は懇親会の服装にもまとめています。
賀詞交歓会と賀詞交換会の違い
| 表記 | 意味の重心 |
|---|---|
| 賀詞交歓会 | 新年の挨拶を交わし、ともに楽しむ |
| 賀詞交換会 | 新年の挨拶を交わし合う |
意味の違いはわずかで、会の中身は同じです。新しく始める会ならどちらを選んでも構いませんが、毎年続いている会は前年と同じ表記にしてください。案内状・看板・名札・式次第の表記が揃っていないと、準備の雑さに見えます。
当日の流れ(式次第の例)
- 01受付(名札の受け渡し・会費の受け取り)
- 02開会の言葉(司会)
- 03主催者挨拶
- 04来賓挨拶(来賓紹介をあわせて行うことも)
- 05乾杯
- 06歓談・名刺交換
- 07中締め
- 08閉会(司会のアナウンス・お見送り)
式の部分(開会から乾杯まで)は短くまとめ、歓談の時間を長く取ります。来賓紹介の読み上げ方は来賓紹介の司会 例文と順番、式次第の書き方は式次第の作り方を参照してください。式次第は式次第作成ツールでも作れます。
主催者が準備すること
- 日程と会場を決める(立食が多い)
- 来賓(主催者挨拶・来賓挨拶・乾杯の発声・中締め)を決めて依頼する。依頼のときに持ち時間を伝える
- 案内状を出し、出欠を取る
- 式次第と司会台本を作る
- 受付・名札を用意する(会社名と氏名が離れても読める大きさ)
- 会費の受け取り方(当日現金か事前振込か)と領収書を決める
- 来賓の肩書と名前の読み方を本人か秘書に確かめる
- 中締めの時刻を決め、会場の退館時刻から逆算して司会に伝える
Point
式の部分は短くまとめてください。 参加者の目的は名刺交換と挨拶です。挨拶が続くと、立食の会場では立ったまま待つ時間が長くなります。来賓の数と一人あたりの持ち時間を先に決め、依頼のときに伝えます。
来賓の席次は席次の決め方、名札の作り方は名札に何を印刷するかを参照してください。名札は名札作成ツールで一括印刷できます。
案内状の例文
業界団体・商工団体の案内状
令和◯年 賀詞交歓会のご案内
謹啓 新春の候 皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は当会の活動に格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、恒例の賀詞交歓会を下記のとおり開催いたします。新年を迎え、会員の皆様と関係各位が一堂に会し、親しく交歓する場といたしたく存じます。ご多用のところ誠に恐縮ではございますが、万障お繰り合わせのうえご出席賜りますようご案内申し上げます。
謹白
記
日時 令和◯年◯月◯日(◯)◯時〜◯時(受付開始 ◯時)
会場 ◯◯ホテル ◯階 ◯◯の間(住所・最寄り駅)
会費 お一人様 ◯円(当日受付にて申し受けます)
服装 平服でお越しください
出欠 ◯月◯日(◯)までに同封のはがき(またはフォーム)でお知らせください
問合せ ◯◯会 事務局 担当 ◯◯(電話・メール)
以上
企業が取引先を招く案内状
賀詞交換会のご案内
謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、弊社では新年にあたり、日頃お世話になっている皆様をお招きして、ささやかながら賀詞交換会を催すことといたしました。年頭のご挨拶を申し上げるとともに、皆様と親しく懇談できれば幸いに存じます。ご多忙の折とは存じますが、ご来臨賜りますようお願い申し上げます。
謹白
記
日時 令和◯年◯月◯日(◯)◯時〜◯時
会場 ◯◯(住所・地図)
会費 ご招待のため不要です
出欠 ◯月◯日(◯)までにご返信ください
以上
◯◯株式会社
代表取締役社長 ◯◯ ◯◯
メールで送る短い案内
件名:【ご案内】令和◯年 賀詞交歓会(◯月◯日)
◯◯会 会員各位
平素より当会の活動にご協力いただき、ありがとうございます。
恒例の賀詞交歓会を下記のとおり開催いたします。ご多用のところ恐縮ですが、ご出席くださいますようお願い申し上げます。
日時:◯月◯日(◯)◯時〜◯時
会場:◯◯
会費:◯円(当日受付)
服装:平服でお越しください
出欠:◯月◯日(◯)までに、このメールへのご返信でお知らせください
◯◯会 事務局 ◯◯
挨拶の例文(主催者・来賓・乾杯・中締め)
| 挨拶 | 誰が | 話すこと |
|---|---|---|
| 主催者挨拶 | 主催団体の会長・企業の社長 | 新年のお祝い・出席へのお礼・昨年の振り返り・今年の取り組み・親睦の呼びかけ |
| 来賓挨拶 | 首長・議員・関係団体の代表など | 新年のお祝い・招かれたお礼・主催団体への敬意・発展の祈念 |
| 乾杯 | 来賓か主催団体の副会長など | 名乗る・一言・祈念・乾杯 |
| 中締め | 主催団体の副会長・役員など | お礼・祈念・手締め・お開きの案内 |
主催者挨拶
皆様、新年おめでとうございます。本日はご多用のなか、当会の賀詞交歓会にお集まりいただき、誠にありがとうございます。また、ご来賓の皆様には、年始のお忙しいなかご臨席を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年は◯◯をはじめ、会員の皆様のお力添えにより多くの事業を進めることができました。本年は◯◯に取り組んでまいります。引き続き、皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。
本日は短い時間ではございますが、新年の挨拶を交わし、親睦を深めていただければ幸いです。結びに、皆様のご健勝と各社のますますのご発展を祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
注意
「新年あけまして」を重ね言葉として気にする人もいます。迷ったら「新年おめでとうございます」か「あけましておめでとうございます」のどちらかに。
主催者挨拶(企業が取引先を招く会)
皆様、あけましておめでとうございます。◯◯株式会社の◯◯でございます。本日は年始のお忙しいなか、弊社の賀詞交換会にお越しいただき、誠にありがとうございます。
昨年は皆様のお力添えのおかげで、◯◯を形にすることができました。改めて御礼申し上げます。本年は◯◯に力を入れてまいります。
ささやかな席ではございますが、どうぞごゆっくりご歓談ください。本年もよろしくお願い申し上げます。
来賓挨拶
ただいまご紹介にあずかりました◯◯の△△でございます。皆様、新年おめでとうございます。本日はお招きいただき、ありがとうございます。
◯◯会の皆様には、日頃より◯◯にご尽力いただき、心より敬意を表します。昨年は◯◯の取り組みで大きなお力添えをいただきました。
本年が皆様にとって実り多い一年となりますよう、また◯◯会のますますのご発展を祈念いたしまして、お祝いのご挨拶とさせていただきます。
来賓挨拶(短く済ませる場合)
皆様、新年おめでとうございます。◯◯の△△でございます。お招きいただき、ありがとうございます。本年も◯◯会の皆様とともに◯◯に取り組んでまいります。皆様のご健勝とご発展を祈念いたしまして、ご挨拶といたします。
乾杯の発声
ご指名により、乾杯の発声をさせていただきます。◯◯の△△でございます。皆様、グラスのご用意はよろしいでしょうか。
皆様のご健勝と、各社のますますのご発展、そして本年が素晴らしい一年となりますことを祈念いたしまして、乾杯!
(乾杯のあと)ありがとうございました。どうぞご歓談ください。
中締めの挨拶
皆様、ご歓談中のところ失礼いたします。ご指名により、中締めのご挨拶をさせていただきます。◯◯の△△でございます。
本日は多くの皆様にお集まりいただき、新年の挨拶を交わすことができました。ご来賓の皆様、ご出席の皆様、誠にありがとうございました。
本年が皆様にとって良い年となりますよう、また◯◯会のますますの発展を祈念いたしまして、一本締めで締めさせていただきます。「パパパン パパパン パパパン パン」のリズムで打ちます。お手を拝借。いよーっ(パパパン パパパン パパパン パン)。ありがとうございました。
注意
手締めの呼び名とやり方は地域や会社で違います(一丁締めを「一本締め」と呼ぶところもあります)。種類とリズムを先に一言説明すると、会場の手が揃います。中締めのあとも会場に残れる場合は、司会から「お時間の許す方はどうぞごゆっくりご歓談ください」と添えます。手締めの言い方は締めの挨拶 例文、乾杯の型は乾杯の挨拶 例文、挨拶全般の組み立ては新年会の挨拶 例文にもまとめています。
名刺交換・会場での挨拶(参加者)
会場での挨拶は一人あたり1〜2文で十分です。相手も多くの人と挨拶したいので、長く引き止めずに次へ譲ります。
【昨年お世話になった相手に】
新年おめでとうございます。◯◯株式会社の◯◯です。昨年は◯◯の件で大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
【初めて会う相手に】
新年おめでとうございます。はじめまして、◯◯株式会社で◯◯を担当しております◯◯と申します。御社の◯◯は以前から拝見しておりました。どうぞよろしくお願いいたします。
【しばらく会っていなかった相手に】
新年おめでとうございます。ご無沙汰しております、◯◯株式会社の◯◯です。お変わりなくお過ごしでしたか。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
【上司を紹介するとき】
◯◯様、新年おめでとうございます。本日は弊社の部長の◯◯も参っておりますので、ご紹介させてください。こちらが部長の◯◯です。(上司)新年おめでとうございます。◯◯がいつもお世話になっております。
【主催者へのお礼】
新年おめでとうございます。本日はお招きいただき、ありがとうございます。盛大な会で、多くの方にご挨拶できました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
【途中で失礼するとき(主催者に)】
本日はありがとうございました。申し訳ございませんが、次の予定がございますので、ここで失礼いたします。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
【話を切り上げて次へ移るとき】
お話しできてよかったです。改めてご連絡いたします。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
参加する側のマナーと準備
- 名刺を多めに持つ(名刺交換が会の中心)
- 挨拶したい相手を事前に書き出しておく(会場では探す時間が足りない)
- 服装は案内に従う。指定がなければビジネススーツ
- 会費が当日払いなら釣り銭の要らない金額を用意する
- 挨拶は短く。「本年もよろしくお願いいたします」で次の人に譲る
- 来賓の挨拶中は飲食と私語を控える
| 場面 | 気をつけること |
|---|---|
| 受付 | 名刺を求められることがあるので、会場に入る前に名刺入れを出しやすい位置に。会費は受付で渡せるよう準備しておく。 |
| 式の間 | 主催者挨拶・来賓挨拶の間は、話している人の方を向いて聞く。料理を取りに行くのは乾杯のあと。 |
| 名刺交換 | グラスや皿を近くのテーブルに置いてから名刺を出す。目下から先に名乗る。 |
| 飲食 | 立食の会は飲食より挨拶が目的。皿に取る量は少なめにし、飲み過ぎない。 |
| 会話 | 仕事の込み入った話は後日に回し、その場は新年の挨拶と近況にとどめる。 |
| 帰るとき | 主催者に一言お礼を言ってから会場を出る。 |
出欠の返信とお礼メールの例文
出席の返信(メール)
件名:Re: 【ご案内】令和◯年 賀詞交歓会(◯月◯日)
◯◯会 事務局 ◯◯様
ご案内いただき、ありがとうございます。
◯月◯日(◯)の賀詞交歓会に、下記の者で出席いたします。
出席者:◯◯株式会社 ◯◯部 ◯◯ ◯◯(ほか◯名)
当日はどうぞよろしくお願いいたします。
◯◯株式会社 ◯◯
欠席の返信(メール)
件名:Re: 【ご案内】令和◯年 賀詞交歓会(◯月◯日)
◯◯会 事務局 ◯◯様
ご案内いただき、ありがとうございます。
あいにく当日は先約があり、誠に残念ながら欠席させていただきます。せっかくお声がけいただいたのに申し訳ございません。
盛会をお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
◯◯株式会社 ◯◯
注意
欠席の理由は「先約があり」程度で十分です。代理の者が出席する場合は、欠席の返信ではなく、出席者の名前を代理の者にして返信します。
参加者から主催者へのお礼(できれば翌営業日に)
件名:賀詞交歓会のお礼(◯◯株式会社 ◯◯)
◯◯会 事務局 ◯◯様
昨日は賀詞交歓会にお招きいただき、ありがとうございました。
多くの方と新年のご挨拶ができ、◯◯の皆様とも久しぶりにお話しすることができました。準備や運営に携わられた皆様に御礼申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
◯◯株式会社 ◯◯
名刺交換した相手へのお礼
件名:昨日の賀詞交歓会でのお礼(◯◯株式会社 ◯◯)
◯◯株式会社 ◯◯様
昨日の◯◯会の賀詞交歓会でご挨拶させていただきました、◯◯株式会社の◯◯です。
お忙しいなかお時間をいただき、ありがとうございました。お話しした◯◯の件、資料をお送りできればと存じますので、ご都合のよいときにお知らせいただけますと幸いです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
◯◯株式会社 ◯◯(電話・メール)
主催者から来賓へのお礼
件名:賀詞交歓会ご臨席の御礼
◯◯ ◯◯様
先日はご多用のなか、当会の賀詞交歓会にご臨席を賜り、誠にありがとうございました。
心のこもったご挨拶をいただき、会員一同、新たな気持ちで一年を始めることができました。
本年もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
◯◯会 会長 ◯◯ ◯◯
この記事の要点
- 賀詞交歓会は年の初めに新年の挨拶を交わし合う会。時期は年明けの仕事始めのあとで、日程は主催者ごとに決まる。
- 服装は案内に従い、指定がなければビジネススーツ。「平服」もスーツ程度と受け取る。
- 賀詞交換会の表記も広く使われ、どちらかが誤りではない。続いている会は前年と同じ表記に。
- 主催者は式を短く。主催者挨拶・来賓挨拶・乾杯・中締めの担当と持ち時間を先に決めて依頼する。
- 案内状には日時・会場・会費・服装・出欠の締切・問合せ先を。
- 参加者は名刺を多めに、挨拶したい相手を事前に書き出す。会場での挨拶は1〜2文で次へ譲る。
- 新年会との違いは、社外の関係者と新年の挨拶・名刺交換をする場であること。
- 終了後は、主催者・名刺交換した相手へお礼のメールを早めに送る。
FAQ
よくある質問
年の初めに、業界団体・商工団体・自治体・企業などが開く、新年の挨拶を交わし合う会です。「賀詞」は新年を祝う言葉、「交歓」は互いに打ち解けて楽しむことを意味します。主催者挨拶や来賓挨拶、乾杯のあとは立食の歓談になることが多く、参加者どうしの名刺交換が会の中心になります。
年明けに仕事が始まってから、新年の挨拶として受け取られる時期に開かれます。決まった日付はなく、主催する団体や企業ごとに日程が決まり、案内状で知らされます。主催する側は、官公庁の仕事始め(2027年は1月4日(月))や来賓の都合、同じ業界のほかの会の日程を見て決めます。
案内に服装の指定があればそれに従います。指定がなければ、ビジネススーツが基本です。「平服でお越しください」とある場合も、普段着ではなくスーツ程度の服装と受け取ってください。主催者側は、案内状に服装の一行を入れておくと、参加者が迷わずに済みます。
賀詞交歓会は、業界団体の会員や取引先など社外の関係者が集まり、新年の挨拶と名刺交換をする場です。式(主催者挨拶・来賓挨拶・乾杯)のあと立食になることが多くあります。新年会は社内など内輪で、飲食と歓談・慰労を中心にすることが多い会です。
名刺を多めに持ち、来賓の挨拶中は飲食と私語を控えます。名刺交換はグラスや皿をテーブルに置いてから行い、会場での挨拶は1〜2文で次の人に譲ります。途中で帰るときは主催者に一言挨拶してから会場を出ます。
「ご指名により、乾杯の発声をさせていただきます。皆様のご健勝と、各社のますますのご発展、そして本年が素晴らしい一年となりますことを祈念いたしまして、乾杯!」が基本形です。立食で参加者が立ったまま聞くことが多いので、前置きは短くします。
歓談を止めるお詫び、出席へのお礼、皆様と会の発展を祈る一言、手締めの順で組み立てます。手締めの種類を先に一言説明すると手が揃います。中締めのあとも会場に残れる場合は、司会がその旨を添えます。
どちらも広く使われており、どちらかが誤りというものではありません。「交歓」は打ち解けて楽しむ、「交換」は交わし合う、という意味の違いがわずかにありますが、会の中身は同じです。毎年続いている会は、前年の案内状と同じ表記にそろえてください。
新年のお祝い、出席へのお礼、日頃の協力へのお礼、昨年の振り返りを一つ、今年の取り組み、そして親睦を深めてほしいという一言で組み立てます。立食の会場では参加者が立ったまま聞くことになるので、短くまとめるのが大切です。
案内へのお礼、欠席のお詫び(理由は「先約があり」程度で十分)、盛会を祈る一言の順で、締切までに返信します。代理の者が出席する場合は、出席者の名前を代理の者にして返信します。