年末
2026年の御用納めは12月28日(月)
意味・仕事納めとの違い・挨拶の例文
2026年の御用納めは12月28日(月)、御用始めは2027年1月4日(月)です。御用納め(ごようおさめ)は、官公庁がその年の仕事を終える日のこと。国の行政機関は法律で12月29日から翌年1月3日までが休日とされているので、その直前の執務日が御用納めになります。この記事では、年ごとの日付表、市役所・裁判所の扱い、仕事納めとの使い分け、官公庁の担当者に送る挨拶の例文をまとめます。
結論
行政機関の休日に関する法律第1条第1項は、土日・祝日に加えて「十二月二十九日から翌年の一月三日までの日」を行政機関の休日と定めています。この休日に入る前の最後の執務日が、慣用的に御用納めと呼ばれます(「御用納め」という言葉は条文にはありません)。民間の会社やお店が年内の仕事を終える日は仕事納めと言い、日付は会社ごとに決めます。
2026年の御用納め・御用始め
| 日付 | 根拠 | |
|---|---|---|
| 御用納め | 2026年12月28日(月) | 12月29日から休日(第1条第1項第3号) |
| 年末年始の休日 | 12月29日(火)〜2027年1月3日(日) | 同上 |
| 御用始め | 2027年1月4日(月) | 1月3日までが休日 |
2026年は12月28日が月曜日なので、年末の最終週の執務日は御用納めの1日だけです。その前の12月26日(土)・27日(日)も休日になるため、日ごとの流れを下にまとめます。
年末年始の流れ(2026→2027年)
- 12月25日(金):土日の前の最後の平日。年内の提出・受け取りはここを目標にすると余裕があります。
- 12月26日(土)・27日(日):土日のため行政機関の休日。
- 12月28日(月):御用納め。年内最後の執務日です。
- 12月29日(火)〜2027年1月3日(日):年末年始の休日(6日間)。
- 2027年1月4日(月):御用始め。受付が再開されます。
条文はe-Gov法令検索の行政機関の休日に関する法律から確認しています(2026年10月時点)。
年ごとの御用納め・御用始め(2025〜2029年)
御用納めは「12月28日、ただし土日なら直前の金曜日」、御用始めは「1月4日、ただし土日なら直後の月曜日」で決まります。12月29日〜1月3日の休日に加えて、土日も行政機関の休日(第1条第1項第1号)だからです。
| 年末年始 | 御用納め | 御用始め | ポイント |
|---|---|---|---|
| 2025→2026年 | 2025年12月26日(金) | 2026年1月5日(月) | 12月28日が日曜日のため前倒し、1月4日も日曜日のため後ろ倒し |
| 2026→2027年 | 2026年12月28日(月) | 2027年1月4日(月) | 12月28日・1月4日とも平日 |
| 2027→2028年 | 2027年12月28日(火) | 2028年1月4日(火) | 12月28日・1月4日とも平日 |
| 2028→2029年 | 2028年12月28日(木) | 2029年1月4日(木) | 12月28日・1月4日とも平日 |
| 2029→2030年 | 2029年12月28日(金) | 2030年1月4日(金) | 12月28日・1月4日とも平日 |
注意
曜日は暦から計算したものです。祝日の決まりが変わった場合は日付がずれることがあるので、その年の官公庁の案内もあわせて確認してください。
市役所・裁判所・銀行はいつまで?
「御用納め」の日付を決めている法律が対象にしているのは国の行政機関です(第1条第2項)。市役所や裁判所は、それぞれ別の決まりで休日が定められています。
| 窓口 | 年末年始の休日の決まり方 | 2026年の年内最終日の目安 |
|---|---|---|
| 国の行政機関(省庁・税務署・ハローワークなど) | 行政機関の休日に関する法律:12月29日〜1月3日 | 12月28日(月) |
| 裁判所 | 裁判所の休日に関する法律:12月29日〜1月3日 | 12月28日(月) |
| 都道府県・市区町村 | 地方自治法第4条の2:「年末又は年始における日」を条例で定める | 自治体の条例・案内で確認 |
| 銀行 | 銀行法施行令:12月31日〜1月3日が休日 | 12月30日(水) |
| 民間の会社 | 会社ごとに決める(仕事納め) | 各社の案内で確認 |
注意
休日でも、各機関が業務を行うことは妨げられません(行政機関の休日に関する法律第1条第3項)。夜間・休日の受付窓口を設けている機関もあるので、急ぎの手続きは提出先の案内で確かめてください。自治体の休日は条例で決めるため、市役所の年内最終日は自治体ごとに確認が必要です。
銀行の年末年始は銀行の年末年始の営業日(2026年)、民間の仕事納めの日付は2026年の仕事納めにまとめています。
提出期限が年末年始の休日に当たるとき
行政機関の休日に関する法律第2条は、国の行政庁に対する申請・届出などの期限で、法律や命令が期間で定めているものが休日に当たるときは、休日の翌日を期限とみなすと定めています。地方自治法第4条の2第4項にも、自治体の休日について同じ趣旨の定めがあります。
- ただし書きがある:法律や命令に別段の定めがある場合は、この扱いになりません。
- 「時」で定める期間は対象外:時間単位で決まっている期限には適用されません。
- 手続きごとに違う:税・登記・社会保険などはそれぞれの法律に決まりがあるので、提出先の案内で確かめます。
Point
期限が延びる場合があっても、年内に終わらせたい手続きは御用納めより前に出すのが確実です。御用納めの日は窓口が混み合うことがあります。
御用納めと仕事納めの違い・使い分け
| 御用納め | 仕事納め | |
|---|---|---|
| 読み方 | ごようおさめ | しごとおさめ |
| 指すもの | 官公庁の年内最後の執務日 | 会社・お店などの年内最後の営業日・出勤日 |
| 日付 | 12月28日(土日なら直前の金曜日) | 会社ごとに決める |
| 年明けの言葉 | 御用始め(ごようはじめ) | 仕事始め(しごとはじめ) |
| 使う人・場面 | 公務員の職場、官公庁とやりとりする場面 | 民間の会社の社内・取引先とのやりとり |
よくある間違い
- 民間の自社について「御用納め」と書く:「弊社は本日が御用納めです」ではなく、「弊社は本日が仕事納めです」とします。
- 「御用収め」「仕事収め」と書く:年内の仕事を終える意味では「納め」を使います(「納める・収める」の使い分け)。
- 市役所も必ず12月28日までと思い込む:自治体は条例で休日を決めるので、窓口の案内で確認します。
- 御用納めの日にまとめて連絡する:最終日は担当者も忙しいので、挨拶や依頼は数日前に済ませます。
民間の会社の挨拶は仕事納めの挨拶、年明けは仕事始めの挨拶と2027年の御用始めを参照してください。
御用納めの挨拶・メールの例文
① 官公庁の担当者へ(御用納めの前に送る)
件名:年末のご挨拶(株式会社◯◯ ◯◯)
◯◯課 ◯◯様
いつも大変お世話になっております。株式会社◯◯の◯◯です。
年内の執務も残りわずかとなりましたので、ひと足早く年末のご挨拶を申し上げます。
本年は◯◯の件で格別のご配慮をいただき、誠にありがとうございました。
来年も変わらぬご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
どうぞよいお年をお迎えください。
② 官公庁の担当者へ(御用納めの当日に送る)
件名:年末のご挨拶(株式会社◯◯ ◯◯)
◯◯課 ◯◯様
いつも大変お世話になっております。株式会社◯◯の◯◯です。
本日が御用納めと伺い、年末のご挨拶を申し上げます。
本年は格別のご配慮をいただき、誠にありがとうございました。
ご返信には及びません。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
③ 年内に返事が欲しい用件があるとき
◯◯課 ◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社◯◯の◯◯です。
先日お送りした◯◯の件について、御用納めの12月28日までにご確認いただけますと大変助かります。
年末のお忙しい時期に恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。
④ 年明けに対応してもらうとき
◯◯の件は、御用始めの1月4日以降にあらためてご連絡いたします。
年末年始はどうぞごゆっくりお過ごしください。
⑤ 電話・窓口での一言
本年は大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。
⑥ 公務員の職場で(課内・朝礼での一言)
本日で年内の執務は終了です。一年間、本当にお疲れさまでした。年末年始はゆっくり休んで、御用始めにまた元気に集まりましょう。
⑦ 公務員から上司へ
本年は大変お世話になりました。ご指導いただいたおかげで、◯◯を無事に終えることができました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
⑧ 公務員の不在時の自動返信
件名:年末年始休暇のお知らせ(自動返信)
メールをお送りいただき、ありがとうございます。
当課は12月29日(火)から1月3日(日)まで年末年始の休日のため、執務を行っておりません。
いただいたメールには、1月4日(月)以降に順次お返事いたします。
お急ぎの場合は、恐れ入りますが◯◯までご連絡ください。
⑨ 公務員から事業者・関係団体へ
件名:年末のご挨拶(◯◯市◯◯課 ◯◯)
◯◯株式会社 ◯◯様
いつもお世話になっております。◯◯市◯◯課の◯◯です。
本年は◯◯事業にご協力いただき、誠にありがとうございました。
当課は12月28日(月)が御用納め、1月4日(月)が御用始めです。休日中にいただいたご連絡には、年明けに対応いたします。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
御用納めまでに済ませることチェックリスト
- 官公庁への申請・届出・提出物を、年内に出すものと年明けに回すものに分けた
- 年内に必要な証明書・書類の受け取りを済ませた(または受け取り日を決めた)
- 提出先が市区町村の場合、その自治体の年内最終日を案内で確認した
- 官公庁の担当者に年末の挨拶を送った(最終日より前が望ましい)
- 年明けに対応してもらう用件を御用始め以降の予定として伝えた
- 社内に官公庁の休日と提出の締め切りを周知した
社内向けの案内文(官公庁の休日の周知)
官公庁とのやりとりがある会社は、自社の休業期間とあわせて、官公庁の窓口が閉まる期間に手続きが止まることを社内に知らせておくと、年末の駆け込みが減ります。
社内各位
年末年始の官公庁の休日は、12月29日(火)から1月3日(日)までです(国の行政機関の場合)。
官公庁への提出・申請は、12月28日(月)の御用納めまでに済ませてください。自治体の窓口は、各自治体の案内を確認してください。
年明けは1月4日(月)の御用始めから受付が再開されます。
取引先・お客さまへの休業のお知らせは年末年始の休業案内を参照してください。
この記事の要点
- 2026年の御用納めは12月28日(月)、御用始めは2027年1月4日(月)。
- 国の行政機関の休日は12月29日〜1月3日(行政機関の休日に関する法律第1条第1項第3号)。12月28日が土日なら直前の金曜日が御用納め。
- 裁判所も同じ期間が休日。自治体は条例で休日を定めるので、市役所の受付日は各自治体の案内で確かめる。
- 民間の自社について言うときは「仕事納め」。「御用納め」は官公庁について使う。
- 官公庁への提出・挨拶は御用納めより前に済ませる。
FAQ
よくある質問
国の行政機関は、行政機関の休日に関する法律で12月29日から翌年1月3日までが休日とされています。2026年の12月28日は月曜日なので、御用納めは12月28日(月)です。御用始めは2027年1月4日(月)です。
土日も行政機関の休日なので、直前の金曜日が御用納めになります。たとえば2025年は12月28日が日曜日だったため、御用納めは12月26日(金)でした。
都道府県や市区町村の休日は、地方自治法第4条の2により条例で定めます。年末年始の休日も条例で決めるため、市役所の年内最終日は各自治体の案内で確かめてください。
国の行政庁への申請・届出などで、法律や命令が期間で定める期限が休日に当たるときは、休日の翌日が期限とみなされます(行政機関の休日に関する法律第2条)。ただし別段の定めがある手続きもあるので、提出先の案内で確認し、できれば御用納めまでに出してください。
御用納めは官公庁がその年の仕事を終える日、仕事納めは会社やお店などが年内の仕事を終える日を指します。民間の自社について言うときは「仕事納め」を使い、日付は会社ごとに決まります。
国の行政機関は12月29日(火)から2027年1月3日(日)までの6日間が年末年始の休日です。12月26日(土)・27日(日)も休日ですが、12月28日(月)は執務日のため、連続した休みは12月29日からの6日間です。
「ごようおさめ」と読みます。年明けの最初の執務日は「御用始め(ごようはじめ)」です。
「本日が御用納めと伺い、年末のご挨拶を申し上げます。本年は格別のご配慮をいただき、誠にありがとうございました。ご返信には及びません。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます」のように、一年のお礼と来年へのお願いを短く書きます。最終日は担当者が忙しいので、数日前に送るとより丁寧です。
「御用納め」という言葉は法律にはありません。行政機関の休日に関する法律が12月29日から翌年1月3日までを国の行政機関の休日と定めているため、その前の執務日が慣用的に御用納めと呼ばれています。