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メール

メールで話題を変える・別件を書く表現
「別件で恐縮ですが」「横から失礼いたします」

メールで話題を変えるときは、切り替えの言葉を一つ置いて、どこから別の話かを見て分かるようにするのが基本です。本題に入るときは「さて」、同じ相手に関連の薄い用件を足すときは「別件で恐縮ですが」、他の人どうしのやり取りに入るときは「横から失礼いたします」。ただし、期限のある依頼や大事な用件を別件として後ろに書くと、読み落とされやすくなります。そうした用件は件名を変えて別のメールにします。このページでは、使い分けの表と、コピーして使える例文を並べました。

更新: 2026-11-01読了:約5分PRODUCER AGENT 編集部

結論

話題の切り替えには①本題に入る(さて)②同じ話の中で話を移す(ところで・話は変わりますが)③別の用件を添える(別件で恐縮ですが・なお)④他の人のやり取りに入る(横から失礼いたします)の四つの場面があります。場面に合った言葉を選び、別件には見出しや区切り線を付けると、読み手が迷いません。

話題を変える言葉の使い分け

言葉使う場面丁寧さ・印象
さて挨拶から本題に入るとき標準。手紙・メールで使いやすい
早速ですが挨拶を短くして本題に入るとき標準
ところで話題を軽く移すときやや口語的。社内向き
話は変わりますが前の話と関係のない話に移るとき標準
別件で恐縮ですが別の用件を同じメールに添えるとき丁寧。社外・目上にも使える
別件ですが社内で別の用件を添えるとき標準
なお同じ用件に補足を付けるとき標準
また同じ用件の中で、もう一つ伝えるとき標準
横から失礼いたします他の人どうしのやり取りに入るとき丁寧

「ところで」は会話では自然ですが、改まったメールではやや軽く聞こえることがあります。社外や目上の相手には「話は変わりますが」「別件で恐縮ですが」を選ぶと無難です。「なお」「また」は話題を変える言葉ではなく、同じ用件に付け足すときの言葉です。

別件は同じメールに書くか、別メールにするか

別件の内容おすすめ理由
期限のある依頼・回答のお願い別メールにする後ろに書くと読み落とされ、件名で探せない
本題と同じくらい大事な用件別メールにする返信が一通にまとまらず、やり取りが混ざる
一言で済む連絡(日程の確認など)同じメールで可相手の読む手間が少ない
本題に関係する補足同じメールで「なお」で添える別件ではなく本題の一部
宛先に入れたくない人がいる話別メールにするCCの人にも読まれてしまう

Point

迷ったら別メールに分けてください。メールは件名で検索されることが多く、件名と関係のない用件はあとで見つけにくくなります。一通一件にしておくと、返信もそれぞれの用件ごとにまとまります。

場面別の例文

挨拶から本題に入る(さて)

◯◯様

いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
先日はお打ち合わせのお時間をいただき、ありがとうございました。

さて、その際にご相談いたしました◯◯の件について、社内で検討した結果をご報告いたします。

同じメールの最後に別件を添える

(本題の結び)
以上、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

――――――――――
【別件】◯◯の日程について
――――――――――
別件で恐縮ですが、来月の◯◯の日程について、一点お尋ねいたします。
◯月◯日の午後は、ご都合いかがでしょうか。

注意

別件には【別件】の見出しと区切り線を付けると、相手が読み飛ばしにくくなります。用件が二つあることを、本文の冒頭で「本日は二点ご連絡いたします」と先に伝えておく方法もあります。

冒頭で用件が二つあると伝える

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
本日は、以下の二点についてご連絡いたします。

1.◯◯のお見積りについて
2.◯◯の打ち合わせ日程について

■1.◯◯のお見積りについて
(本文)

■2.◯◯の打ち合わせ日程について
(本文)

前の話と関係のない話に移る(話は変わりますが)

◯◯の件は、以上のとおりです。

話は変わりますが、◯◯様の部署で◯◯をご担当の方をご紹介いただくことは可能でしょうか。

本題への返信に、別の用件を足す(社内)

◯◯さん

お疲れさまです。□□です。
資料の件、承知しました。明日までに確認します。

別件ですが、来週の定例会議の会議室は確保できていますか。
まだでしたら、こちらで押さえておきます。

他の人のやり取りに割り込むとき

CCに入っているメールや、複数人のスレッドで、自分宛てではないやり取りに発言するときは、最初に割り込むことへの一言を置きます。

言い方合う場面
横から失礼いたしますCCで受け取ったメールに返信するとき
お話し中のところ失礼いたします二人のやり取りが続いている途中に入るとき
横から失礼します社内のチャット・スレッド
割り込む形となり恐縮ですが社外・目上の相手が多いスレッド
補足させてください自分の担当範囲について説明を足すとき

CCで受け取ったメールに補足する

◯◯様
(CC:◯◯さん)

横から失礼いたします。株式会社△△の□□です。
◯◯さんからお送りした件について、一点補足いたします。
◯◯の納期は、◯月◯日着を予定しております。

以降のご連絡は、引き続き◯◯さん宛てにお願いいたします。

注意

割り込んだ後は、誰がこの件の窓口かを最後に書いて、元の二人のやり取りに戻すと、宛先が混乱しません。

社内チャットのスレッドに入る

横から失礼します。
◯◯の件、経理側の手続きは□□が担当していますので、不明点があれば私に連絡してください。

宛名が複数になるときの並べ方はメールの宛名が複数のとき、立て続けにメールを送るときの件名の付け方はメールの再送・立て続けに送るときにまとめています。

別メールにするときの件名

状況件名の例
打ち合わせの後に別件を連絡する◯◯の日程についてのご相談(株式会社△△)
元のやり取りから派生した別の用件【別件】◯◯についてのご確認
同じ相手に同じ日に二通目を送る◯◯のお見積りについて(別件のご連絡)

別メールにするときは、件名に用件そのものを書きます。「別件」とだけ書いた件名では、後から探せません。書き出しには「度々失礼いたします」を使うと、続けて送ったことが伝わります。

この記事の要点

  • 本題に入るときは「さて」「早速ですが」。
  • 社外・目上に別の用件を添えるなら「別件で恐縮ですが」と見出しを立てる。
  • 期限のある依頼や大事な用件は件名を変えて別メールにする。
  • 他の人のやり取りに入るときは「横から失礼いたします」。
  • 割り込んだ後はこの件の窓口が誰かを書いて元のやり取りに戻す。

FAQ

よくある質問

01ビジネスメールで「ところで」は使えますか?

使えますが、やや口語的で軽く聞こえることがあります。社内のやり取りでは問題ありませんが、社外や目上の相手には「話は変わりますが」「別件で恐縮ですが」を選ぶと無難です。

02「別件で恐縮ですが」はどう使いますか?

同じメールの中で、本題とは別の用件を伝えるときに使います。「別件で恐縮ですが、来月の◯◯についてお尋ねいたします」のように、何の件かをすぐ後に書きます。【別件】の見出しや区切り線を付けると、読み落とされにくくなります。

03別の用件は同じメールに書くべきですか、別メールにするべきですか?

期限のある依頼や大事な用件は、件名を変えて別メールにするのがおすすめです。メールは件名で探されることが多く、件名と関係のない用件は見つけにくくなります。一言で済む確認なら、同じメールに添えても構いません。

04CCで受け取ったメールに返信するときの書き出しは?

「横から失礼いたします」と一言置いてから、名乗りと用件を書きます。返信の最後に「以降のご連絡は、引き続き◯◯宛てにお願いいたします」と窓口を示すと、宛先が混乱しません。

05「さて」と「早速ですが」の違いは何ですか?

どちらも本題に入るときの言葉です。「さて」は挨拶の後に話を切り替える言葉で、お礼や近況の一言から本題に移るときに自然です。「早速ですが」は挨拶を短く切り上げて本題に入る印象になるので、やり取りの多い相手や急ぎの用件に向いています。

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