メール
直行・直帰の連絡 例文
上司へのメール・チャット・電話の言い方
直行・直帰の連絡は、前日までに、上司(とチーム)へ、会社で決まっている手段で伝えるのが基本です。書くことは日付、行き先、用件、到着や終了の見込み、連絡のつく手段の五つ。そのまま送れる短い形はこうです。
「お疲れさまです。明日◯日は、◯◯社での打ち合わせのため直行いたします。◯時ごろ帰社の予定です。何かあれば携帯にご連絡ください。」
当日の朝に急に決まったときは、先に電話かチャットで一言伝え、あとからメールで詳細を残す二段階にすると、伝え漏れと記録の両方を押さえられます。
このページでは、場面別の早見表、連絡手段の選び方、件名の型、直行届の書式、伝える項目のチェックリスト、メール・チャット・電話の例文を相手別に並べ、避けたい言い方、よくある失敗、翌日のフォローまでまとめました。休暇で不在になるときの連絡は不在・休暇の連絡メール、直行の途中で遅れるときは遅刻の連絡を見てください。
結論
直行は自宅から会社に寄らずに訪問先や現場へ向かうこと、直帰は訪問先や現場から会社に戻らずに帰宅することです。連絡は①日付(直行・直帰の別も) ②行き先 ③用件 ④到着・終了・帰社の見込み ⑤連絡のつく手段の五点で足ります。直行・直帰に上司の許可が要るか、勤務時間をどう記録するかは会社の決まりに従います。分からないときは就業規則や社内の手順を確認してください。
場面別の早見表:いつ・誰に・何で伝えるか
| 場面 | 伝える相手 | 手段 | 使う例文 |
|---|---|---|---|
| 前日までに直行が決まった | 上司(必要ならチーム) | メール・チャット | 前日に直行を伝えるメール |
| 前日までに直帰が決まった | 上司 | メール・チャット | 前日に直帰を伝えるメール |
| 一日中外回りで直行直帰 | 上司・チーム | メール+予定表 | 直行直帰をまとめて伝える/行動予定つき |
| 当日の朝、取引先から呼ばれた | 上司 | 電話かチャット→メール | 当日の朝に急に直行する |
| 当日の朝、トラブル対応で現場へ向かう | 上司・関係者 | 電話→メール | トラブル対応で直行する |
| 直行の途中で遅れそう | 上司・訪問先 | 電話・チャット | 直行の途中で遅れるとき |
| 外出先で直帰したくなった | 上司 | 電話(つながらなければチャット) | 直帰の許可をもらう電話 |
| 上司がつかまらない | 同僚(伝言)+上司 | チャット | 同僚に伝言を頼む |
| 取引先に当日の動きを伝える | 取引先の担当者 | メール | 当日は直接伺うことを伝える |
迷ったら「前日までならメールかチャット、当日は電話かチャットで先に(メールだけにしない)」と覚えておくと、手段を選び間違えにくくなります。会社に決まった手順があれば、そちらを優先してください。
連絡の手段の選び方
| 手段 | 向いている場面 | 気をつけること |
|---|---|---|
| メール | 前日までに予定を伝える、行き先や用件を記録に残したい | 当日の朝に送ると、上司が読むのが出社後になることがある |
| チャット | チームで予定を共有している、当日の朝や夕方の短い連絡 | 既読がつかないときは、急ぎなら電話に切り替える |
| 電話 | 当日になって急に直帰が決まった、予定が大きく変わった | 相手の会議中を避け、つながらなければチャットにも残す |
| LINEなど私用の連絡手段 | 会社がその手段を連絡用に認めているときだけ | 会社の決まりがなければ、業務用の手段を使う |
| 予定表(カレンダー) | 社内の誰が見ても居場所が分かるようにする | 予定表に入れただけで連絡を済ませたことにしない |
Point
どの手段で連絡するかは、会社やチームの決まりに従います。決まりがなければ、前日までの連絡はメールかチャット、当日の急な変更は電話(つながらなければチャットにも残す)にしておくと、行き違いが起きにくくなります。
伝える項目のチェックリスト
- 直行か直帰か(両方なら「直行直帰」と書く)
- 日付と曜日
- 行き先(会社名・現場名・会場名)
- 用件(打ち合わせ、設営、納品の立ち会いなど)
- 直行なら到着の見込みと帰社の見込み
- 直帰なら用件が終わる見込み
- 連絡のつく手段(会社の携帯、チャットなど)
- 社内で代わりに対応してほしいことがあればその内容
「誰と会うか」まで書くかどうかは、社内の慣習によります。取引先の担当者名は、社内の連絡なら書いても構いませんが、チームの外に広く共有される予定表では会社名と用件だけにとどめる職場もあります。
件名の型(コピーして使える)
| 場面 | 件名の例 |
|---|---|
| 直行 | 【直行】◯月◯日(◯)◯◯社での打ち合わせ/□□ |
| 直帰 | 【直帰】◯月◯日(◯)◯◯会場の設営立ち会い/□□ |
| 直行直帰 | 【直行直帰】◯月◯日(◯)◯◯社・◯◯社訪問/□□ |
| 当日の急な直行 | 【本日直行】◯◯社の◯◯対応のため/□□ |
| 予定の変更 | 【予定変更】◯月◯日の直行を取りやめます/□□ |
| 直行届として出す | 直行届(◯月◯日・◯◯社訪問)/□□ |
件名には直行・直帰の別、日付、行き先(用件)、自分の名前を入れます。受信一覧で件名だけ読めば予定が分かる形にしておくと、上司が出先で確認するときにも助かります。
例文(メール・チャット・電話)
上司へ:前日にメールで直行を伝える
件名:【直行】◯月◯日(◯)◯◯社での打ち合わせ/□□
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
明日◯月◯日(◯)は、◯◯社での打ち合わせのため、直行いたします。
行き先:◯◯社(◯◯駅)
用件:◯◯の件の打ち合わせ
到着予定:◯時
帰社予定:◯時ごろ
移動中は会社の携帯にご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
上司へ:前日にメールで直帰を伝える
件名:【直帰】◯月◯日(◯)◯◯会場の設営立ち会い/□□
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
◯月◯日(◯)は、◯◯会場の設営立ち会いのため、終了後そのまま直帰いたします。
立ち会いは◯時ごろ終わる見込みです。
終わり次第、チャットで報告いたします。
よろしくお願いいたします。
上司へ:直行直帰をまとめて伝える
件名:【直行直帰】◯月◯日(◯)◯◯社・◯◯社訪問/□□
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
◯月◯日(◯)は◯◯社を訪問するため、直行直帰いたします。
午前は◯◯社、午後は◯◯社に伺い、◯時ごろ終わる予定です。
当日は社内の会議に出られないため、資料は前日までに◯◯さんにお渡しします。
よろしくお願いいたします。
チームのチャットで共有する
お疲れさまです。明日(◯日)は◯◯社での打ち合わせのため直行します。◯時ごろ出社予定です。午前中のご用件は携帯かチャットでお願いします。
当日の朝に急に直行することになった(チャット)
◯◯課長
おはようございます。□□です。
◯◯社から、午前中に◯◯の件で来てほしいと連絡があったため、本日はこのまま◯◯社に直行いたします。
◯時ごろ帰社の予定です。急なご連絡となり、申し訳ありません。
当日の朝、トラブル対応で直行する(電話のあとにメール)
(電話)おはようございます。□□です。朝早くに申し訳ありません。
◯◯社から、◯◯で不具合が出ていると連絡がありました。このまま◯◯社に直行して対応してもよろしいでしょうか。
現地で様子を見て、帰社の目途が立ったらまたお電話します。
件名:【本日直行】◯◯社の◯◯不具合対応のため/□□
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
先ほどお電話でお伝えしたとおり、本日は◯◯社に直行し、◯◯の不具合に対応いたします。
行き先:◯◯社(◯◯事業所)
用件:◯◯の不具合の確認と復旧の対応
到着予定:◯時ごろ
帰社予定:対応が終わり次第(目途が立った時点でご連絡します)
本日◯時からの社内会議は欠席いたします。資料は共有フォルダに置いてあります。
よろしくお願いいたします。
急ぎのときは電話で先に伝え、メールで記録を残す二段階にします。電話で話した内容をメールで繰り返すことで、上司が他の人に共有するときにも使えます。
一日の行動予定を時間ごとに伝える(メール)
件名:【直行直帰】◯月◯日(◯)外回りの予定/□□
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
◯月◯日(◯)は外回りのため、直行直帰いたします。予定は次のとおりです。
◯時〜◯時 ◯◯社(◯◯の件の打ち合わせ)
◯時〜◯時 ◯◯社(見積もりの説明)
◯時〜◯時 ◯◯会場(下見)
◯時ごろ 終了後、直帰
移動中はチャットを見られないことがあるため、急ぎのご用件は携帯にお願いします。
よろしくお願いいたします。
直行の途中で遅れそうなとき(訪問先と上司へ)
(訪問先へ電話)いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
電車が遅れており、◯時のお約束に◯分ほど遅れてしまいそうです。大変申し訳ありません。
到着の見込みが変わりましたら、改めてご連絡いたします。
(上司へチャット)◯◯課長、お疲れさまです。□□です。電車の遅れで、◯◯社への到着が◯分ほど遅れる見込みです。先方には電話で連絡済みです。
遅れるときは訪問先への連絡を先にし、上司には「先方に連絡済み」まで添えて報告します。
直行・直帰の予定を取りやめる(チャット)
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
明日予定していた◯◯社への直行ですが、先方の都合で打ち合わせが◯日に変わりました。
明日は通常どおり出社いたします。◯日の予定は、改めてお送りします。
当日、外出先から直帰の許可をもらう(電話)
お疲れさまです。□□です。いまお電話よろしいでしょうか。
◯◯社での打ち合わせが長引き、いま終わりました。
帰社すると◯時を過ぎてしまうので、本日はこのまま直帰してもよろしいでしょうか。
打ち合わせの内容は、明日の朝に報告いたします。
当日に直帰を決める場合は、許可を求める形で伝えるのが無難です。会社によっては直帰に上司の承認が要ることもあるため、決まりに沿って確認してください。
直帰の前に用件が終わったことを報告する(チャット)
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
◯◯社での打ち合わせが終わりました。予定どおり、本日はこのまま直帰いたします。
結果の要点は、明日の朝にまとめてご報告します。お先に失礼いたします。
上司が不在のとき、同僚に伝言を頼む(チャット)
◯◯さん
お疲れさまです。◯◯課長が会議中のようなので、伝言をお願いできますか。
◯◯社での立ち会いが終わったので、本日はこのまま直帰します、とお伝えください。
課長にもチャットで同じ内容を送っています。
取引先へ:当日は直接伺うことを伝える
件名:◯月◯日の打ち合わせについて(株式会社△△ □□)
株式会社◯◯
◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯月◯日(◯)◯時からの打ち合わせには、当日は外出先から直接伺います。
当日の連絡先は、下記の携帯電話となります。
携帯:◯◯◯-◯◯◯◯-◯◯◯◯
どうぞよろしくお願いいたします。
注意
取引先には「直行」という社内の言葉は使わず、「直接伺います」と書きます。社外の相手に必要なのは、当日の連絡先です。
イベントの仕事での使い方(下見・搬入・本番・撤去)
イベントの仕事では、会場や現場が集合場所になる日が多くなります。直行・直帰の連絡には、ふつうの五項目に加えて入り時間(現場に入る時刻)、現場の責任者や窓口、搬入口や控室など現地での居場所を添えると、社内の人が現場の誰に連絡すればよいか迷いません。
| 場面 | 伝える相手 | 手段 | 添えると伝わること |
|---|---|---|---|
| 会場下見 | 上司・同行する人 | チャット | 会場の担当者名、集合場所、見る項目 |
| 搬入・設営の立ち会い | 上司・チーム | メール(前日) | 入り時間、搬入口、業者の到着予定 |
| 本番当日 | 上司・社内の連絡窓口 | チャット+予定表 | 現場の連絡先、つながりにくい時間帯 |
| 撤去日 | 上司 | チャット・電話 | 撤去の終了見込み、遅くなる可能性 |
| クライアント先へ直行 | 上司 | チャット | 持参する資料、打ち合わせの議題 |
| 現場からの終了報告 | 上司・チーム | チャット→翌朝メール | 完了したこと、持ち越した課題 |
会場下見に直行する(チャット)
◯◯さん
お疲れさまです。□□です。
明日◯日は、◯◯ホールの下見のため◯時に会場へ直行します。会場の◯◯様に、搬入口・電源の位置・控室の広さを案内していただく予定です。
◯時ごろ帰社して、写真と気づいた点を共有フォルダに上げます。
搬入・設営の立ち会いで直行直帰する(前日のメール)
件名:【直行直帰】◯月◯日(◯)◯◯会場の搬入・設営立ち会い/□□
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
◯月◯日(◯)は、◯◯会場での搬入・設営に立ち会うため、直行直帰いたします。
入り時間:◯時(◯◯側の搬入口で業者と合流)
立ち会う作業:ステージと音響機材の搬入、ブースの設営確認
終了見込み:◯時ごろ(作業の進み具合で前後します)
現場の連絡先:会社の携帯(作業中は出られないことがあるため、急ぎはチャットにも残してください)
終わり次第、チャットで状況を報告いたします。
よろしくお願いいたします。
本番当日、現場に直行することをチームに伝える(チャット)
皆さま
お疲れさまです。□□です。
明日◯日は本番のため、◯時に◯◯会場へ直行し、終演後の片付けまで現場にいます。
開場から終演までの◯時〜◯時は電話に出られないため、社内のご用件はチャットに残してください。休憩のときにまとめて確認します。
急ぎで現場に伝えたいことは、受付にいる◯◯さん経由でお願いします。
撤去日の終わりが遅くなりそうで直帰する(電話)
(電話)お疲れさまです。□□です。いまお電話よろしいでしょうか。
◯◯会場の撤去ですが、レンタル機材の返却の確認に時間がかかっていて、終わるのが◯時ごろになりそうです。
本日はそのまま直帰してもよろしいでしょうか。会場の◯◯様との退館の確認が済んだら、チャットでご連絡します。
クライアント先へ直行して打ち合わせに出る(チャット)
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
明日◯日は、◯◯社での当日進行の最終打ち合わせのため直行します。進行表の最新版と会場レイアウト図を持参します。
議題は、来賓の到着時刻と控室の割り当てです。◯時ごろ帰社して、決まったことを共有します。
現場から終了を報告して直帰する(チャット)
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
◯◯会場の撤去と退館の確認が終わりました。機材は業者が回収済み、忘れ物の確認も会場の◯◯様と済ませています。
持ち越しは、破損が見つかった展示パネルの扱いだけです(写真は共有フォルダに上げました)。
本日はこのまま直帰いたします。明日の朝、本番の振り返りとあわせてご報告します。
交通費の精算で直行・直帰を書く
直行・直帰の日は、ふだんの通勤とは経路が変わります。精算の備考欄には「直行」「直帰」の別、出発地と行き先、用件を書いておくと、あとで確認されたときに説明しやすくなります。精算の対象や区間の考え方は、会社の決まりに従ってください。
(精算の備考欄の例)
◯/◯ 直行 自宅最寄り駅→◯◯駅(◯◯会場 搬入立ち会い)
◯/◯ 直帰 ◯◯駅→自宅最寄り駅(◯◯会場 撤去・退館確認)
◯/◯ 直行直帰 自宅最寄り駅→◯◯駅→自宅最寄り駅(◯◯社 当日進行の打ち合わせ)
注意
大きな荷物を運ぶためにタクシーを使った日や、終演が遅くて終電に間に合わなかった日の扱いは、職場ごとに違います。使う前に上司に確認し、確認したことを連絡のメッセージに残しておくと、精算のときに慌てません。
直行届・直帰届の書式(テンプレート)
職場によっては、メールやチャットの連絡とは別に直行届・直帰届(書面や社内システムの申請)を出す決まりがあります。届け出の要否と書式は会社の決まりに従い、指定の書式がなければ次の項目を使ってください。
| 項目 | 記入例 |
|---|---|
| 提出日 | ◯年◯月◯日 |
| 所属・氏名 | ◯◯部◯◯課 □□ |
| 区分 | 直行/直帰/直行直帰(いずれかに丸) |
| 日付 | ◯年◯月◯日(◯) |
| 行き先 | ◯◯社(所在地:◯◯) |
| 用件 | ◯◯の件の打ち合わせ |
| 予定時刻 | 訪問先到着 ◯時/用件終了 ◯時/帰社 ◯時 |
| 当日の連絡先 | 会社の携帯 ◯◯◯-◯◯◯◯-◯◯◯◯ |
| 備考 | 社内会議の欠席、代わりに対応してほしいことなど |
| 承認 | 上司の確認欄(必要な職場のみ) |
メールで届け出を兼ねる場合は、件名を「直行届(◯月◯日・◯◯社訪問)」とし、本文に上の項目を箇条書きで並べれば、そのまま記録として残せます。
よくある失敗と防ぎ方
| よくある失敗 | 起きること | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 当日の朝にメールだけ送る | 上司が出社後に読み、朝の打ち合わせで所在が分からない | 当日の連絡は電話かチャットで先に伝える |
| 帰社の時刻を書かない | 午後の会議や来客の予定が組めない | 「◯時ごろ帰社」と目安だけでも書く |
| 予定表に入れただけで連絡しない | 上司が見ていなければ伝わらない | 予定表とあわせてメールかチャットで一言伝える |
| 直帰を事後に報告する | 許可が要る職場では、無断の直帰と受け取られる | 決める前に「直帰してもよろしいでしょうか」と確認する |
| 予定が変わったのに連絡しない | 上司やチームが古い予定で動いてしまう | 変わった時点で「予定変更」と一言送る |
| 社内会議の欠席を伝え忘れる | 会議の主催者が待ってしまう | 直行・直帰の連絡に、欠席する会議と資料の置き場所を添える |
避けたい言い方
| 避けたい言い方 | 理由 | 言い換え |
|---|---|---|
| 明日、直行で。 | 日付・行き先・帰社の見込みが分からない | 明日◯日は◯◯社に直行し、◯時ごろ帰社いたします。 |
| 直帰させていただきます。 | 届け出だけで済む連絡に使うと、へりくだりすぎてくどく聞こえることがある | 直帰いたします。/直帰してもよろしいでしょうか。 |
| 直帰しまーす。お先です。 | 上司への連絡としてはくだけすぎる | 本日はこのまま直帰いたします。お先に失礼いたします。 |
| (取引先に)明日は直行します。 | 社内の言葉で、相手には関係のない情報 | 当日は外出先から直接伺います。 |
| (何も言わずに)予定表に入れただけ | 上司が見ていなければ伝わらない | 予定表に入れたうえで、メールかチャットでも一言伝える |
「させていただく」は、相手の許可を受けて何かをし、そのことをありがたく思う気持ちを表す言い方です。届け出だけで済む直帰の連絡なら「直帰いたします」で十分で、許可が要るなら「直帰してもよろしいでしょうか」と尋ねる形にします。
翌日のフォロー(報告・お礼・お詫び)
直帰した翌朝の報告
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
昨日は直帰させていただき、ありがとうございました。
◯◯社との打ち合わせの結果をご報告します。
・◯◯については、先方の了承を得られました。
・◯◯は、来週までに先方から回答をいただく予定です。
詳しくは議事録をお送りします。
ここでの「直帰させていただき」は、上司の許可を得たことへのお礼なので自然です。
伝言や代わりの対応をしてもらった同僚へのお礼
◯◯さん
昨日は課長への伝言をありがとうございました。おかげで助かりました。
連絡が遅れて迷惑をかけたときのお詫び
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
昨日は直帰の連絡が遅くなり、申し訳ありませんでした。
今後は、予定が変わった時点ですぐにご連絡いたします。
この記事の要点
- 直行・直帰は前日までに、会社で決まった手段で上司へ伝える。
- 書くことは日付・行き先・用件・到着や終了の見込み・連絡先。
- 当日に決めた直帰は許可を求める形で、電話かチャットで伝える。
- 取引先には「直接伺います」と書き、当日の連絡先を添える。
- 当日の急な直行は電話で先に、メールで記録の二段階で。
- 件名に直行・直帰の別、日付、行き先、名前を入れる。
- 直帰の翌朝は結果の報告を一番に。
FAQ
よくある質問
予定が決まった時点で、遅くとも前日までに伝えるのが基本です。当日の朝に急に決まった場合は、始業時刻より前にチャットか電話で伝えます。期限や手続きが社内で決まっている場合は、その決まりに従ってください。
会社によって異なります。届け出だけでよい職場もあれば、事前の承認が必要な職場もあります。就業規則や社内の手順を確認し、決まりが分からないときは上司に確かめてください。
勤務時間の記録の仕方や扱いは会社の決まりに従います。勤怠システムへの入力方法や、終了時刻の報告の仕方は、就業規則や総務・人事の案内を確認してください。
「【直行】◯月◯日(◯)◯◯社での打ち合わせ」のように、直行・直帰の別、日付、行き先を件名に入れると、本文を開かなくても予定が分かります。
書面や社内システムでの申請が決まっている職場では、その手順に従います。決まりがなければ、件名に「直行届」と入れ、日付・行き先・用件・予定時刻・連絡先をメール本文に並べれば記録として残せます。
日付・行き先・用件・終了の見込み・連絡先に加えて、現場に入る時刻、搬入口や受付など現地での居場所、現場で電話に出られない時間帯を書き足します。本番中は電話がつながりにくいため、社内の人がチャットに残せばよいのか、現場の誰に伝えればよいのかも添えておくと行き違いが減ります。
上司がメールを読むのが出社後になると、所在が伝わらないおそれがあります。当日の急な直行は、電話かチャットで先に伝え、詳細をメールで残す二段階にすると確実です。
待たせてしまう訪問先に先に連絡し、そのあと上司へ「先方には連絡済み」と添えて報告します。
チャットやメールに同じ内容を残し、必要なら同じチームの人に伝言を頼みます。伝言を頼んだときも、上司本人にも文字で残しておくと行き違いを防げます。