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メール

メールの宛名が複数のときの書き方
順番・CC・各位の例文集

結論から言うと、メールの宛名が複数のときは①数名なら一人ずつ改行して名前を並べる ②役職の高い人から書く ③社外の相手が先、自社の人は最後に「弊社 □□」 ④並べきれないほど多いなら「各位」「皆様」でまとめる、の四つで迷いません。役職を付けるときは「営業部 部長 ◯◯様」か「◯◯部長」とし、「部長様」のように役職と様を重ねません。このページでは、社外の一社・複数社、社内の一部署・複数部署、CCあり、社内外が混ざる場合まで、コピーして使える宛名と本文の例を場面別に並べました。一斉送信で宛先欄をどう使うかは一斉メールとBCCにまとめています。

更新: 2026-10-31読了:約7分PRODUCER AGENT 編集部

結論

各位は「皆様」を改まって言う言葉で、それ自体に敬意が含まれます。そのため「各位様」「各位殿」とはしません。役職名も敬称として働くので、「部長様」ではなく「部長 ◯◯様」か「◯◯部長」と書きます。

まず早見表:宛先のパターン別の書き方

宛先宛名の書き方ポイント
社外・同じ会社の数名株式会社◯◯
営業部 部長 ◯◯様
営業部 ◯◯様
会社名は一度だけ。役職の高い順
社外・別々の会社の数名株式会社◯◯ ◯◯様
株式会社△△ △△様
会社ごとに一行。主な相手の会社を先に
社外の相手+自社の人をCC株式会社◯◯ ◯◯様
(CC:弊社 □□)
自社の人には様を付けない
社外の相手を複数CC◯◯様
(CC:◯◯様、◯◯様)
To の相手を先、CCは後に括弧で
社内・一部署の数名◯◯部長、◯◯課長、◯◯さん一行に並べてよい
社内・複数部署営業部 ◯◯部長
総務部 ◯◯課長
部署名を添えると誰か分かりやすい
大勢・並べきれない関係者各位
◯◯プロジェクトの皆様
通知・案内向き。お礼やお詫びは名前で
社内の全員・部署全員社員各位
◯◯部の皆さん
社内通知の定番

Point

何人までなら名前を並べるか、決まった基準はありません。名前が並んで本文が画面の下に押し出されるようなら「各位」「皆様」に切り替えます。お礼・お詫びのように一人ひとりへの気持ちを伝えたいメールでは、多少長くなっても名前を並べるほうが伝わります。

名前を並べる順番のルール

  1. 01社外の相手が先、社内の人は後。自社の人は上司でも「弊社 □□」と様を付けない
  2. 02複数社なら、主にやり取りする相手(依頼元・発注元など)の会社を先に
  3. 03同じ会社の中では役職の高い人から
  4. 04To の相手が先、CCの相手はその後に「(CC:◯◯様)」とまとめる
  5. 05宛名の順番とTo・CC欄の並びをそろえておく

役職が分からないとき

無理に推測する必要はありません。名刺や相手の署名に書かれた順、相手から届いたメールの宛先の順にそろえると、相手側の感覚とずれにくくなります。役職名が分からなければ、役職は書かずに「◯◯部 ◯◯様」とすれば失礼になりません。

BCCの相手は宛名に書かない

BCCは、ほかの受信者にアドレスや名前を知らせないための欄です。宛名に名前を書くと、BCCにした意味がなくなります。

社外宛ての例文(宛名+書き出し)

同じ会社の数名に

株式会社◯◯
営業部 部長 ◯◯様
営業部 課長 ◯◯様
営業部 ◯◯様

いつも大変お世話になっております。株式会社△△の□□です。

同じ会社の別部署の担当者に

株式会社◯◯
営業部 ◯◯様
経理部 ◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
お見積りとお支払い条件について、お二方にまとめてご連絡いたします。

複数の会社の担当者に

株式会社◯◯ ◯◯様
株式会社△△ △△様
(CC:弊社 □□)

お世話になっております。株式会社◇◇の□□です。
◯◯の件につき、関係者の皆様にまとめてご連絡いたします。

社外の相手に、自社の上司をCCで入れて

株式会社◯◯
◯◯様
(CC:弊社 営業部長 □□)

いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。

社外の相手と社外のCCがいるとき

株式会社◯◯
◯◯様
(CC:株式会社◯◯ ◯◯様、弊社 □□)

お世話になっております。株式会社△△の□□です。

相手の社内の人をCCに入れるときも、相手側の人には様を付け、自社の人には付けないのは同じです。CCの人数が多ければ「(CC:株式会社◯◯の皆様、弊社 □□)」とまとめても構いません。

大勢の取引先へのお知らせ

件名:【ご案内】年末年始の営業日について

お取引先各位

平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
年末年始の営業日について、下記のとおりお知らせいたします。

社内宛ての例文

同じ部署の数名に

◯◯部長、◯◯課長、◯◯さん

お疲れさまです。□□です。

複数の部署の人に

営業部 ◯◯部長
総務部 ◯◯課長
経理部 ◯◯さん

お疲れさまです。企画部の□□です。
来期の展示会出展について、関係部署の皆さんに共有いたします。

上司をCCに入れて同僚に

◯◯さん、◯◯さん
(CC:◯◯課長)

お疲れさまです。□□です。

部署全員・プロジェクト全員に

件名:【共有】◯月◯日 定例会議の資料

◯◯プロジェクト関係者各位

お疲れさまです。□□です。
◯月◯日(◯)の定例会議の資料を共有します。
会議までにお目通しをお願いします。

社内で役職名を敬称として使うか、全員「さん」で呼ぶかは会社によって違います。社内の慣習に合わせてください。

社外と社内の人が両方いるとき

社外の相手を先に書き、自社の人は最後に「弊社」を付けてまとめます。自社の人を To に入れる場合でも、社外宛てのメールでは様を付けません。

株式会社◯◯
企画部 部長 ◯◯様
企画部 ◯◯様
弊社 営業部 □□、□□

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
次回のお打ち合わせについて、関係者の皆様にご連絡いたします。

本文で特定の人に呼びかける書き方

宛先が複数いると、誰が何をすればよいのかがぼやけがちです。依頼や確認が人によって違うときは、本文の中で名前を出して呼びかけます。

◯◯様には、添付の見積書のご確認をお願いいたします。
◯◯様には、お支払い条件についてご意見をいただけますと幸いです。
弊社□□からは、◯日までに修正案をお送りいたします。

【◯◯様】ご確認いただきたい点
・会場の搬入時間
・当日の担当者のお名前

【◯◯様】ご確認いただきたい点
・請求書の宛名
・お支払い予定日

見出しのように【名前】を立てると、受け取った人が自分の担当箇所をすぐに見つけられます。全員への共有事項は最初にまとめ、個別の依頼はその後に置くと読みやすくなります。

「各位」の使い方と可否

書き方可否補足
関係者各位○プロジェクト・会議の関係者全員に
社員各位/◯◯部各位○社内の通知・案内の定番
お取引先各位○取引先へのお知らせ(休業・移転など)
各位様/各位殿×各位に敬意が含まれるため重ねない
お客様各位△広く使われているが、敬称が重なるとして気にする人もいる。「お客様へ」とするか社内で表記を統一する
◯◯様各位×個人名と各位は並べない。名前を書くなら様だけにする

各位は便利ですが、相手を一人ひとり見ていない印象にもなります。社外の数名に送るなら名前を並べ、「各位」は休業案内や会議の案内など多くの人に同じ内容を伝えるときに使うと自然です。目上の相手に使っても誤りではありません。

役職と様の書き方

書き方可否補足
営業部 部長 ◯◯様○社外宛ての基本形。役職を名前の前に置き、名前に様を付ける
◯◯部長○社内の上司宛て。役職そのものを敬称として使う
部長 ◯◯様○部署名を省く場合
◯◯部長様×役職と様が重なる
社長様×「代表取締役社長 ◯◯様」とする
◯◯部御中 ◯◯様×御中は組織宛て。個人名がある場合は様だけにする

社外宛ては「部署+役職+名前+様」の順にすれば、どの会社に送っても違和感がありません。手紙やはがきの宛名でも考え方は同じです。依頼状は依頼状の書き方、送付状は送付状の書き方にまとめています。

よくある失敗と直し方

失敗起きること直し方
自社の上司に様を付ける(「弊社 □□部長様」)社外の相手に身内を立てて見える「弊社 部長の□□」「弊社 □□」とする
CCの相手を宛名から外す相手が「自分は読むだけでよいのか」判断できない宛名の下に「(CC:◯◯様)」と添える
To欄と宛名の順番が違うどちらが主な相手か分かりにくい宛名の順に To・CC欄を並べ替える
全員に返信してほしいのに宛名が「各位」だけ誰が返信するのか曖昧になり、返事がそろわない本文で名前を出して依頼と期限を書く
前回のメールの宛名をそのまま使う異動した人・外れた人に送り、新しい人が漏れる送信前に宛先欄と宛名を突き合わせる

送信前のチェックリスト

  • 宛名の人数と、To・CC欄の人数が合っている
  • 社外の相手が先、自社の人は最後で「弊社 □□」(様なし)になっている
  • 同じ会社の中は役職の高い順、分からなければ名刺・署名の順
  • 「各位様」「部長様」「御中+様」の重ねがない
  • 名前・会社名の漢字を、相手の署名からコピーして確認した
  • BCCの相手の名前を宛名に書いていない
  • 依頼が人によって違う場合、本文で名前を出して呼びかけている

注意

名前の漢字を間違えて送ってしまったときは名前を間違えたときのお詫びメールを参考にしてください。

この記事の要点

  • 数名なら役職の高い順に一人ずつ改行して並べ、大勢なら「各位」「皆様」でまとめる。
  • 社外の相手が先、自社の人は「弊社 □□」と様を付けずに最後に書く。
  • CCの相手は宛名の下に「(CC:◯◯様)」、BCCの相手は書かない。
  • 「各位様」「部長様」は重ねない。役職は「部長 ◯◯様」か「◯◯部長」。
  • 依頼が人ごとに違うときは、本文で名前を出して呼びかける。

FAQ

よくある質問

01メールの宛名が複数のとき、どう書けばよいですか?

数名なら一人ずつ改行して名前を並べ、役職の高い人から書きます。同じ会社なら会社名は一度だけ書き、その下に部署・役職・名前を並べます。大勢で並べきれない場合は「関係者各位」や「◯◯プロジェクトの皆様」でまとめます。

02役職が分からない相手が混ざっているときの順番は?

名刺や相手の署名の順、相手から届いたメールの宛先の順にそろえると無難です。役職名が分からなければ役職は書かず、「◯◯部 ◯◯様」とします。

03「各位」は目上の人や社外の人に使っても失礼になりませんか?

各位は「皆様」を改まって言う言葉で、目上や社外の相手に使っても誤りではありません。ただ、一人ひとりに宛てた印象は薄くなるので、少人数の取引先へのお礼やお詫びでは名前を並べるほうが丁寧に見えます。

04「各位様」や「お客様各位」は間違いですか?

「各位様」は、敬意を含む各位に様を重ねるので使いません。「お客様各位」は広く使われている表現ですが、敬称が重なると感じる人もいます。気になる場合は「お客様へ」とするか、社内で表記を統一しておくと迷いません。

05メールで役職と様を両方付けてもよいですか?

「営業部 部長 ◯◯様」のように、役職を名前の前に置き、名前に様を付ける形なら問題ありません。「◯◯部長様」のように役職の後ろに様を付けると敬称が重なるので避けます。

06CCに入れた人の名前も宛名に書くべきですか?

書いておくと、誰に共有しているかが相手にも分かります。宛名の下に「(CC:◯◯様、弊社□□)」と添えます。BCCに入れた人は、ほかの受信者に知らせないための欄なので宛名には書きません。

07社内の人を To に入れた社外宛てメールでは、社内の人に様を付けますか?

付けません。社外の相手の名前を先に書き、最後に「弊社 □□」とまとめます。上司であっても同じです。

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