メール
在宅勤務の始業・終業連絡 例文
テレワークのチャット・メールの書き方
在宅勤務の始業・終業の連絡は、始めるとき・終えるときに、上司とチームへ、会社で決められた手段(多くはチャット)で送ります。始業連絡は始めたこと・今日やること・連絡のつく時間、終業報告は終えたこと・今日やったこと・明日に残すことを短く書けば十分です。そのまま送れる形はこうです。
始業:「おはようございます。本日は在宅で業務を開始します。午前は◯◯の資料作成、午後は◯時から◯◯の打ち合わせです。」
終業:「お疲れさまです。本日の業務を終了します。◯◯の資料は初稿まで完了、◯◯は明日対応します。お先に失礼します。」
このページでは、手段の選び方、伝える項目のチェックリスト、相手別の例文、中抜けや早めに終えるときの連絡、避けたい書き方をまとめました。
結論
始業・終業の連絡は、離れて働く上司やチームに「いま働いているか」「何をしているか」を知らせるためのものです。始業連絡=①始めた旨 ②今日の予定 ③会議などで返事ができない時間、終業報告=①終えた旨 ②今日の成果 ③残りと明日の予定 ④相談したいことが基本の形です。勤怠システムへの打刻の要否、中抜けの扱い、報告の書式などは会社の決まりに従います。分からないときは就業規則や社内の在宅勤務の手引きを確認してください。
連絡の手段の選び方
| 手段 | 向いている場面 | 気をつけること |
|---|---|---|
| チャット(チームのチャンネル) | 毎日の始業・終業連絡 | チームで書き方をそろえると、読む側が楽になる |
| チャット(上司への個別メッセージ) | 体調や家庭の事情など、全体に流さなくてよい連絡 | 全体には「本日は◯時に終了します」とだけ伝える |
| メール | チャットを使っていない職場、日報を兼ねて記録を残したい | 件名に日付と「始業」「終業」を入れる |
| 電話 | チャットに入れない、体調不良で業務を始められない | つながらなければ、後でチャットやメールにも残す |
| 勤怠システムの打刻 | 勤務時間の記録 | 打刻だけで連絡を兼ねてよいかは、会社の決まりを確認する |
Point
手段・書式・送る時刻は、会社やチームの決まりが最優先です。決まりがない職場では、チームで書き方をそろえておくと、上司が毎日読む負担が減ります。
伝える項目のチェックリスト
始業連絡
- 業務を始めたこと(在宅であること)
- 今日の主な予定(作業と会議)
- 会議・外出などで返事ができない時間
- 中抜けの予定があればその時間(扱いは会社の決まりに従う)
- 連絡のつく手段(チャット、会社の携帯など)
終業報告
- 業務を終えたこと
- 今日やったこと(どこまで終わったか)
- 残っていることと明日の予定
- 相談・確認したいこと(あれば)
- 明日の勤務の形(出社か在宅か)が決まっていれば
毎日の作業をくわしく書く日報を別に出している職場では、終業報告は短くして構いません。日報の書き方は日報の書き方と例文にまとめています。
例文(チャット・メール)
始業連絡:チームのチャット(基本)
おはようございます。本日は在宅で業務を開始します。
・午前:◯◯の資料作成
・◯時〜◯時:◯◯社とのオンライン打ち合わせ
・午後:◯◯の確認
打ち合わせ中は返信が遅れます。よろしくお願いします。
終業報告:チームのチャット(基本)
お疲れさまです。本日の業務を終了します。
【完了】◯◯の資料(初稿)、◯◯社との打ち合わせ
【継続】◯◯の確認(明日午前に完了予定)
【相談】◯◯の進め方について、明日少しお時間をいただけますか。
お先に失礼します。
上司へ:メールで始業を伝える
件名:【始業】◯月◯日(◯)在宅勤務 □□
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
本日は在宅勤務のため、メールで始業のご連絡をいたします。
本日の予定
・◯◯の資料作成
・◯時から◯◯の打ち合わせ(オンライン)
ご用件はチャットか会社の携帯にお願いいたします。
上司へ:メールで終業を報告する
件名:【終業】◯月◯日(◯)在宅勤務 □□
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
本日の業務を終了いたします。
本日行ったこと
・◯◯の資料作成(初稿まで完了。明日ご確認をお願いいたします)
・◯◯の打ち合わせ(議事録は共有フォルダに保存しました)
明日の予定
・出社し、◯◯の資料を仕上げます
お先に失礼いたします。
中抜け・離席を伝える(チャット)
お疲れさまです。◯時から◯時まで、私用で離席します。
戻りましたら改めてご連絡します。急ぎの件は携帯にお願いします。
体調不良などで出社日に早く帰るときの言い方は早退の連絡にまとめています。中抜けが認められているか、その時間をどう記録するかは会社の決まりに従います。理由をどこまで書くかも職場によって違うため、私的な事情は「私用」で足りることが多いです。
体調不良で早めに終える(上司への個別チャット)
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
午後から体調がすぐれず、本日はここで業務を終えてもよろしいでしょうか。
◯◯の資料は途中まで共有フォルダに保存しています。急ぎの件は◯◯さんにお願いしました。
勤怠の手続きは、決まりに沿って入力いたします。
回線・機器の不具合で始業が遅れる(電話か別の端末から)
おはようございます。□□です。
自宅の回線がつながらず、まだ業務を始められていません。
復旧を待っており、◯時までに直らなければ出社に切り替えようと考えていますが、よろしいでしょうか。
他部署の人へ:在宅勤務の日の連絡先を伝える
◯◯さん
お疲れさまです。◯◯部の□□です。
本日は在宅勤務のため、席の電話には出られません。ご用件はチャットか、会社の携帯(◯◯◯-◯◯◯◯-◯◯◯◯)にお願いします。
避けたい言い方・書き方
| 避けたい書き方 | 理由 | 言い換え |
|---|---|---|
| 始めます。 | 何をするのか、いつ連絡がつくのかが分からない | 業務を開始します。午前は◯◯、◯時から会議です。 |
| 終わります。(報告なし) | 何が終わって何が残ったのか分からない | 本日の業務を終了します。◯◯は完了、◯◯は明日対応します。 |
| 業務を開始させていただきます。 | 毎日の連絡に「させていただく」を使うと、くどく感じられやすい | 業務を開始します。/業務を開始いたします。 |
| お先に失礼させていただきます。 | 同上 | お先に失礼します。/お先に失礼いたします。 |
| ご苦労さまです。(上司に) | 目上の相手には「お疲れさまです」が一般的 | お疲れさまです。 |
「お疲れさま」と「ご苦労さま」の使い分けは「お疲れ様」と「ご苦労様」の違いで詳しく説明しています。
翌日のフォロー(お礼・お詫び)
早めに終えた翌日、上司へ
◯◯課長
おはようございます。□□です。
昨日は早めに上がらせていただき、ありがとうございました。体調は戻りましたので、本日は通常どおり業務を開始します。
始業連絡を忘れたときのお詫び
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
本日は始業のご連絡が漏れており、申し訳ありません。◯時から業務を始めております。明日からは忘れないよう気をつけます。
代わりに対応してくれた同僚へのお礼
◯◯さん
昨日は◯◯の件を引き受けてくださって、ありがとうございました。経過を教えてもらえると助かります。
注意
チャットでの報告の基本は報連相の意味と例文、社内の連絡メールの組み立ては業務連絡メールの書き方も参考にしてください。
この記事の要点
- 始業は始めたこと・今日の予定・返事ができない時間。
- 終業は終えたこと・やったこと・残りと明日の予定。
- 手段・書式・打刻の扱いは会社の決まりが最優先。
- 中抜けや早めの終了は事前に、理由は簡潔に伝える。
- 毎日の連絡に「させていただく」は不要。「開始します」「失礼します」で十分。
FAQ
よくある質問
送る時刻は会社やチームの決まりに従います。決まりがなければ、実際に業務を始めた時点で送ると、上司が状況をつかみやすくなります。
職場によって異なります。打刻だけでよい会社もあれば、チャットでの連絡も求める会社もあります。社内の在宅勤務の手引きや上司に確認してください。
「私用で離席します」で足りることが多いです。通院や家庭の事情など、上司に伝えておいたほうがよいことは、個別のチャットで伝えます。中抜けの扱いや記録の仕方は会社の決まりを確認してください。
完了したこと、続いていること、明日の予定、相談したいことを、それぞれ一行程度で書けば十分です。別に日報を出している場合は、終業報告は短くして構いません。
社内のチャットでは、始業時は「おはようございます」、それ以外は「お疲れさまです」で始めるのが一般的です。チームのやり取りが活発な場合は、挨拶を省いて用件から書く職場もあります。