幹事
忘年会の店の選び方
失敗しない確認点・予約時期・電話例文
忘年会の店選びで幹事が後悔するのは、料理の味より、条件の確認漏れです。個室だと思っていたら仕切りだけだった、テーブルが分かれて挨拶が届かなかった、人数が減ったらキャンセル料がかかった。このページでは、店を選ぶ順番と判断軸を整理し、比較表のテンプレートと、予約・仮押さえ・人数変更・キャンセル・アレルギーの連絡など、そのまま使える例文を載せました。
結論
忘年会の店は、①日程を決める ②おおよその人数を出す ③形式(着席か立食か)を決める ④会費から予算を考える ⑤条件で絞る ⑥予約するの順で選びます。条件のうち完全個室か・全員が1部屋に入るか・キャンセル規定の3つは、料理より先に確かめます。そのうえで参加者の顔ぶれに合うか・駅から近く帰りやすいか・全員が食べられる料理かで比べ、最後は電話で確かめて予約します。大人数・個室必須・週末前の夜なら、日程が決まった時点で予約に動きます。
忘年会の店を選ぶ順番
店探しを「良さそうな店を見つける」ところから始めると、あとで人数や日程が合わずにやり直しになります。決める順番を固定すると、候補が自然に絞れます。
- 01
- 02
おおよその人数を出す
確定でなくてかまいません。「多くてこのくらい」という上限の見込みを出します。部屋の広さが決まるのはここです。
- 03
形式を決める
着席で料理を囲むか、立食で動き回るか。挨拶・ゲーム・表彰をやるかどうかもここで決めます。
- 04
予算を考える
会費をいくらにするかを先に決め、そこから店のコースを逆算します。会社の補助や幹事の負担があるかも確認します。
- 05
条件で絞る
個室・アクセス・料理・飲み放題・キャンセル規定などで候補を比べます(下の比較表を使います)。
- 06
予約する
電話またはメールで条件を確かめてから予約します。決まった内容は案内文に転記します。
人数と形式で会場の種類を決める
忘年会の会場は、居酒屋だけではありません。人数・形式・やりたいことで向く種類が変わります。まず種類を決めてから店を探すと、探す範囲が狭くなります。
| 会場の種類 | 向いている場面 | 確かめたいこと |
|---|---|---|
| 居酒屋(個室・座敷) | 部署単位の少人数〜中規模、料理と会話が中心 | 完全個室か、全員が1部屋に入るか、飲み放題の時間 |
| レストラン・ダイニング(貸切) | 落ち着いた雰囲気にしたい、お酒を飲まない人も多い | 貸切の条件、コースの変更、マイクの有無 |
| ホテルの宴会場 | 大人数、表彰や挨拶など式次第がある、取引先も招く | 最少人数の条件、音響・プロジェクター、控室 |
| レンタルスペース・貸し会議室 | ゲームや余興を思い切りやりたい、料理は持ち込み・ケータリング | 飲食・飲酒の可否、片付けとゴミ、使える時間 |
| 体験型の店(鍋・焼肉・アクティビティ) | 少人数で盛り上がりたい、話題を作りたい | 席の配置で会話が分断されないか、服や匂い |
着席と立食の選び方
| 着席 | 立食 | |
|---|---|---|
| 向く人数 | 少人数〜中規模 | 大人数、部署をまたぐ会 |
| 会話 | 同じテーブルの人とじっくり話せる | 多くの人と少しずつ話せる |
| 挨拶・ゲーム | 全員が座ったまま見られる | 前に集まりやすい。長い進行は疲れる |
| 気をつけること | 席が固定されるので席決めを工夫する | 年配の人や体調の悪い人のために椅子を用意する |
着席の席決めは席決めくじ引きや座席表ツールで作れます。立食の服装の案内は懇親会の服装を参考にしてください。ケータリングを頼む場合はケータリングの頼み方にまとめています。
参加者の顔ぶれ・会の目的に合わせる
同じ「忘年会」でも、誰が来るかで良い店は変わります。店を探す前に、今回の会で一番大事にしたいことを一つ決めておくと、候補を比べるときに迷いません。
| 顔ぶれ・目的 | 選ぶときに重視すること | 避けたいこと |
|---|---|---|
| 社長・役員が出席する | 落ち着いた個室、椅子席、挨拶が全員に届く部屋の形 | 騒がしい大部屋の一角、座敷だけの店 |
| 若手中心で盛り上がりたい | 貸切や完全個室、ゲーム・マイクの可否、会費の手頃さ | 声を出しにくい静かな店、他の客と近い席 |
| 取引先も招く | 店の格と接客、アクセスの分かりやすさ、領収書・請求書の扱い | 道が分かりにくい店、会計が個別払いの店 |
| 部署をまたぐ大人数 | 全員が1部屋に入る広さ、立食も選べる会場、受付の場所 | テーブルが別室に分かれる配置 |
| お酒を飲まない人が多い | 料理の満足度、ソフトドリンクの種類、飲まない人向けのプラン | 飲み放題込みの一律会費で割高になる店 |
| 子ども連れ・家族も参加する | 早い時間に始められるか、禁煙の席、椅子席、ベビーカーで入れるか | 夜遅くまでの開催、段差の多い店 |
顔ぶれが読めないときは、出欠と一緒に「料理やお店の希望」を短く聞くと、外れにくくなります(例文は下の連絡の例文にあります)。
予算の考え方(会費から逆算する)
予算に「これが相場」という決まりはありません。参加者が納得できる会費を先に決め、そこに収まるコースを探すのが、あとで揉めない進め方です。
- 会費に何が含まれるか:コース料理・飲み放題・税・サービス料・席料(チャージ)が込みかどうか
- 会社の補助:補助があるか、あるなら会費とどう組み合わせるか
- 景品・余興の費用:店の代金とは別に必要になる。会費から出すか、別の予算か
- 傾斜をつけるか:役職や年次で会費を変えるか、一律にするか
- お酒を飲まない人:飲み放題込みの会費で不公平にならないか、ソフトドリンクのプランがあるか
- 宴会プランの特典・クーポン:早めの予約や団体向けの特典がある場合、適用の条件(人数・曜日・予約経路)、他の割引と併用できるか、人数が減っても特典が残るかを確かめる
注意
傾斜のつけ方は傾斜つき割り勘計算で試算できます。会社の経費で払う場合の扱いは社内懇親会・忘年会の費用は交際費かを確認し、判断に迷う場合は経理担当者や税理士に確認してください。
店を選ぶ判断軸チェック表
候補が見つかったら、次の項目を同じ表で埋めて比べます。サイトの表示だけでは分からない項目は、電話で確かめます。
| 判断軸 | 確かめること | なぜ大事か |
|---|---|---|
| 個室 | 完全個室か、仕切り・半個室か | 挨拶やゲームの声が通るか、他の客に迷惑にならないか |
| 貸切 | フロア・店全体を貸し切れるか、その条件 | 人数が多いときや余興をやるときに気兼ねがない |
| 人数 | 全員が1部屋に入るか、テーブルが分かれるか | 分かれると挨拶が届かない、乾杯が揃わない |
| アクセス | 職場や最寄り駅から歩けるか、帰りの終電、乗り換え | 年末は寒く、帰りが遅くなる。遅刻者が出にくい |
| 料理 | コースの内容、取り分けか個別盛りか、アレルギー対応 | 苦手な食べ物がある人も食べられるか |
| 飲み放題 | 時間、ラストオーダー、延長の可否、ソフトドリンクの種類 | 進行表の長さが決まる。飲まない人の満足度 |
| キャンセル規定 | 人数確定の期限、何人減でいつから料金がかかるか | 年末は体調を崩すなどで当日の欠席が出ることがある |
| バリアフリー | 段差・エレベーター・座敷か椅子席か・トイレ | 車椅子の人、足腰が不安な人、妊娠中の人が参加できるか |
| 設備 | マイク・プロジェクター・音響、景品やビンゴ機材の持ち込み | 挨拶・ゲーム・表彰の段取りが決まる |
| 喫煙 | 店内が禁煙か、喫煙所の場所 | 吸う人・吸わない人の双方に配慮できる |
| 支払い | まとめ払いか個別か、カード・請求書払い、領収書の宛名 | 当日の精算で慌てない |
注意
候補は二、三店に絞ってこの表で比べると決めやすくなります。全部を満たす店は少ないので、譲れない条件(例:完全個室・全員が1部屋)を先に決めておきます。忘年会以外の飲み会にも使える幹事の段取りは飲み会の幹事がやることにまとめています。
個室と貸切の違い
「個室あり」「貸切可」という表示は、店によって意味が違います。予約の前に、どちらが必要かを決めておきます。
| 個室 | 貸切 | |
|---|---|---|
| 範囲 | 店の中の一部屋 | フロア全体、または店全体 |
| 他の客 | 同じ店に他の客がいる | 自分たちだけ |
| 向く場面 | 部署単位の会、会話中心 | 大人数、余興・表彰・マイクを使う会 |
| 確かめること | 完全個室か、仕切り・すだれ・半個室か。声が漏れるか | 貸切にできる条件(人数・料金・曜日)、使える時間 |
Point
「個室」と書いてあっても、仕切りやすだれだけのことがあります。 予約のときに「完全個室ですか。扉で仕切られていますか」と聞き、店の写真でも確かめてください。挨拶やゲームをするなら、マイクを使ってよいかも聞きます。
アクセスとバリアフリーで確かめること
忘年会は平日の仕事終わりに開くことが多く、移動の負担がそのまま遅刻や欠席につながります。職場からの移動と、帰りの終電の両方で考えます。
- 職場や最寄り駅から歩いて行けるか。雨や寒さで歩く距離は長く感じる
- 帰りの路線が多いか。参加者の帰る方向がばらばらなら、乗り換えしやすい駅の近く
- 入口に段差がないか、エレベーターがあるか(地下や上の階の店は特に)
- 座敷か椅子席か。掘りごたつやテーブル席なら足腰が不安な人も座りやすい
- トイレの場所と数。車椅子で使えるトイレがあるか
- 案内文に地図と店の電話番号を載せられるか
車椅子の人や配慮が必要な人がいる場合の考え方はイベントのバリアフリーと合理的配慮にまとめています。配慮の希望は、出欠と一緒に「事前に知らせておきたいことがあれば」と聞くと答えやすくなります(忘年会のアンケート・出欠確認メール)。
料理と飲み放題の選び方
料理の満足度は、味よりも「全員が食べられるか」で決まります。飲み放題は、時間が進行表の長さを決めるので、内容と一緒に時間を確かめます。
- 好き嫌いが分かれにくいジャンル:和食・鍋・コースの融通が利く居酒屋など、品数が多く苦手なものを避けやすい店。顔ぶれに合わせて選ぶ
- 取り分けか個別盛りか:取り分けは会話が生まれやすいが、個別盛りはアレルギーの人も安心
- アレルギー・苦手な食べ物・宗教上の理由:出欠と一緒に聞き、コースの変更ができるか店に確認
- 飲み放題の時間とラストオーダー:締めの挨拶をラストオーダーの前後どこに置くか決める
- ソフトドリンクの種類:お酒を飲まない人、車で来る人が楽しめるか
- 延長の可否:延長できない店なら、進行を時間内に収める
注意
車で来る人には、案内文で「お酒を飲む人は車で来ないでください」と明記します。道路交通法第65条は、酒気を帯びて運転するおそれがある人に酒類を提供したり飲酒をすすめたりすることも禁じています。アレルギーの聞き方と、聞いた情報の扱いはアレルギーの申し出は要配慮個人情報かを参照してください。
予約はいつから動くか
「◯週間前に予約すれば大丈夫」という決まった目安はありません。早めに動くべきかどうかは、条件で変わります。次のどれかに当てはまるなら、日程が決まった時点ですぐ店を押さえてください。
- 人数が多い(大部屋や貸し切りが必要)
- 週末の前の夜や、年末の最終週に近い日
- 個室が必須
- 駅の近くや繁華街の人気店
- ホテルの宴会場など、会場の数が限られる場所
Point
人数が確定する前でも、仮の人数で予約できるか店に聞いてください。 「◯日までに人数を確定すればよい」という店なら、先に枠を押さえて、出欠が揃ってから人数を伝えられます。いつまでに確定すればよいかは店ごとに違うので、必ず確認し、出欠の締切をその期限より前に置きます。
候補の探し方と比べ方
- 前回の幹事に聞く(使った店の良かった点・困った点が分かる)
- グルメサイト・予約サイトで、エリア・人数・個室・貸切の条件で絞り込む
- 参加者に希望を聞く(アレルギーや苦手な食べ物と一緒に)
- 職場の近くで普段使っている店に、宴会の受け入れができるか直接聞く
- ホテルや宴会場は宴会担当の窓口に問い合わせ、プランの資料をもらう
口コミで見るところ
口コミは点数の高さより、自分たちと同じ使い方をした人の声を拾います。
- 団体・宴会で使った人の口コミか(少人数の食事の感想は宴会の参考になりにくい)
- 投稿の時期が新しいか。店の方針や内装が変わっていることがある
- 年末など混む時期の口コミで、料理が出てくる速さや店員の手が回っていたか
- 個室の写真に扉が写っているか、隣の部屋の声が聞こえたという声がないか
- コースの量が人数に足りたか、飲み放題の注文がすぐ届いたか
サイトの表示と実際の部屋の条件が違うことがあるので、最後は電話で確かめるのが確実です。
下見で見るところ
大人数の会や初めて使う店は、可能なら本番と同じ曜日・時間帯に下見をします。昼の静かな店内では、夜の混み具合や音の大きさが分かりません。
- 部屋の広さと席の形:全員が座って、前に立つ人の顔が見えるか
- マイク・音響:店の音楽や隣の部屋の声で、挨拶が聞き取れるか
- コート・荷物の置き場:冬は上着がかさばる。人数分を置ける場所があるか
- 入口・階段・傘立て:雨の日を想像して、濡れた床や混雑で困らないか
- 携帯電話の電波:地下の店では遅れて来る人と連絡が取りにくいことがある
- トイレと喫煙所の場所:部屋から遠すぎないか、行き来で他の客の邪魔にならないか
- 受付を置ける場所:会費を集めるなら、入口付近に机を置けるか
比較表のテンプレート
| 項目 | 候補A | 候補B | 候補C |
|---|---|---|---|
| 完全個室・貸切 | |||
| 全員が1部屋に入るか | |||
| 駅からの近さ・帰りの路線 | |||
| コースの料金に含まれるもの | |||
| 飲み放題の時間・延長 | |||
| キャンセル規定・人数確定の期限 | |||
| 段差・エレベーター・椅子席 | |||
| マイク・持ち込み | |||
| 支払い方法 |
そのまま表計算ソフトに写して使えます。ホテルの宴会場など契約が大きい会場の下見は、イベント会場の下見チェックリストも参考になります。
予約の電話・メールの例文と確認すること
予約の連絡で聞くことは、次の順に並べておくと漏れません。
- 01日時と人数(仮の人数でよいか、確定の期限)
- 02部屋(完全個室か、全員が1部屋に入るか、貸切の条件)
- 03コースと料金(飲み放題・税・サービス料・席料を含むか)
- 04飲み放題の時間とラストオーダー、延長の可否
- 05キャンセル規定(いつから、何人減で)
- 06アレルギー対応の可否
- 07段差・エレベーター・椅子席(配慮が必要な人がいる場合)
- 08設備(マイク・プロジェクター)と持ち込み(景品・ビンゴの機材)
- 09支払い方法(まとめて払うか、個別か。領収書の宛名)
電話の例文
お忙しいところ失礼いたします。◯◯株式会社の△△と申します。忘年会の予約をお願いしたく、お電話いたしました。◯月◯日◯曜日の夜、◯名ほどで、完全個室で全員が一部屋に入れるお部屋の空きはございますか。人数はまだ確定していないのですが、仮の人数で押さえることはできますか。確定はいつまでにお伝えすればよいでしょうか。あわせて、キャンセルの規定と、飲み放題の時間、マイクをお借りできるかも教えていただけますか。
メールで問い合わせる例文
件名:忘年会の予約についてのお問い合わせ(◯月◯日・◯名)/◯◯株式会社の△△と申します。下記の条件で忘年会の予約を検討しております。空き状況とあわせて、以下の点をお知らせいただけますと幸いです。日時:◯月◯日(◯)◯時から/人数:◯名前後(確定は◯日頃の予定)/希望:完全個室・全員が一部屋・飲み放題つきのコース/確認したいこと:人数確定の期限、キャンセル規定、飲み放題の時間とラストオーダー、アレルギー対応、マイクの貸し出し、お支払い方法。お手数ですが、よろしくお願いいたします。
空きだけ先に聞く短い電話の例文
お忙しいところ失礼いたします。◯◯株式会社の△△と申します。◯月◯日◯曜日の◯時から、◯名ほどで忘年会を考えております。個室の空きがあるかだけ、先に伺ってもよろしいでしょうか。空いていましたら、仮で押さえていただける期限も教えてください。
人数が変わったときの連絡の例文
お世話になっております。◯月◯日に◯名で忘年会の予約をしております、◯◯株式会社の△△です。参加人数が確定しましたのでご連絡いたします。◯名から◯名に変更をお願いできますでしょうか。コースと飲み放題の内容はそのままでお願いいたします。変更によって料金やお部屋が変わる場合は、お知らせください。
キャンセル・日程変更をお願いするときの例文
お世話になっております。◯月◯日に忘年会の予約をしております、◯◯株式会社の△△です。誠に申し訳ございませんが、社内の事情により、予約を取り消させていただきたくご連絡いたしました。キャンセル料が発生する場合は、金額とお支払い方法をお知らせください。ご準備いただいていたところ、ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
日程の変更なら、「取り消させていただきたく」を「◯月◯日に変更できないかご相談したく」に置き換えます。
アレルギー・苦手な食材を伝えるメールの例文
件名:◯月◯日 忘年会(◯名)料理についてのご相談/お世話になっております。◯◯株式会社の△△です。◯月◯日の忘年会の料理について、ご相談させてください。参加者のうち◯名が◯◯のアレルギー、◯名が◯◯が苦手とのことです。該当の方の料理を別の内容に替えていただくことは可能でしょうか。対応の可否と、料金が変わる場合はその金額をお知らせいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
前日・当日の最終確認の電話の例文
お世話になっております。明日◯時から忘年会の予約をしております、◯◯株式会社の△△です。最終の人数は◯名でお願いいたします。マイクの貸し出しと景品の持ち込みについてもお願いしておりましたが、そのとおりでよろしいでしょうか。お支払いはまとめてカードで、領収書の宛名は「◯◯株式会社」でお願いいたします。
参加者に店の希望を聞く例文(社内チャット)
忘年会のお店を探しています。◯日までに、次の3点を教えてください。①食べられない食材・アレルギー(あれば)②お酒を飲むか飲まないか ③お店の希望(和食がいい、座敷は避けたい、など。なければ空欄で大丈夫です)。いただいた内容は店選びと料理の相談にだけ使います。
上司に候補を相談する例文
◯◯部長、忘年会のお店の候補を二つに絞りましたので、ご相談させてください。A店は駅から近く完全個室ですが、座敷です。B店は駅から少し歩きますが、椅子席で全員が一部屋に入れます。会費はどちらも同じくらいです。私はB店がよいと考えていますが、ご意見をいただけますでしょうか。
決まった内容は、案内文に転記します(忘年会の案内文の書き方と例文)。案内文は案内文作成ツールでも作れます。
よくある失敗と防ぎ方
| 失敗 | 防ぎ方 |
|---|---|
| 「個室」が仕切りだけだった | 予約のときに「完全個室ですか」と聞く。写真で確認 |
| テーブルが分かれて挨拶が聞こえない | 1部屋に全員が入るか確認。マイクの有無 |
| 飲み放題が終わって締めの前に間延び | 飲み放題の時間に合わせて進行表を組む |
| 当日の欠席でキャンセル料 | 人数確定の期限と、減ったときの扱いを予約時に確認 |
| アレルギー・苦手な食べ物に対応できない | 出欠と一緒に聞き、コースの変更ができるか店に確認 |
| 会場が遠くて遅刻者が続出 | 職場からの移動時間で選ぶ。地図を案内に貼る |
| 座敷で足腰の不安な人がつらそうだった | 椅子席・掘りごたつを選ぶ。段差とエレベーターも確認 |
| 会費に含まれないものがあって精算がずれた | 席料・サービス料・延長料金を予約時に確認 |
| 混雑で料理が遅く、時間内に食べきれなかった | 混む時期の口コミを見る。開始時刻ちょうどに全員が揃うよう案内し、遅れる人の分は後出しできるか聞く |
| 上着や荷物の置き場がなく部屋が狭かった | 下見や電話で、人数分の荷物を置ける場所があるか確認 |
| 特典が使えると思ったら条件外だった | 特典の条件(人数・曜日・予約経路・併用)を予約時に確認し、メールで残してもらう |
二次会の店選び
二次会をやるなら、一次会の店と同じ日にあわせて考えておくと当日慌てません。予約するかどうかは人数の見込みで決めます。
- 一次会の店から歩いて行けること。移動で人が減りやすい
- 人数が読めないので、席の融通が利く店か、予約なしでも入れそうな店を選ぶ
- 終電を考えた終わりの時刻を決め、帰る人が抜けやすい雰囲気にする
- 二次会は自由参加と一次会の案内や締めの挨拶で伝える
- 会計は別にするのか、一次会の会費に含めるのかを先に決める
一次会の締めで二次会の案内をする場合は、締めの挨拶の中で場所と自由参加であることを短く伝えます(締めの挨拶)。
店が決まったら
店が決まったら、案内・出欠・景品・当日の進行と続きます。全体の段取りは忘年会の幹事がやることリスト、当日の司会は忘年会の司会、ゲームは忘年会のゲーム、オンラインで開く場合はオンライン忘年会の企画を使ってください。当日の進行表はタイムテーブル作成ツールで作れます。
この記事の要点
- 店選びは日程→人数→形式→予算→条件→予約の順。
- 先に確かめるのは完全個室か・全員が1部屋に入るか・キャンセル規定。
- 会場の種類は人数と形式(着席・立食)、やりたいことで決める。
- 予算は相場ではなく会費から逆算し、含まれるもの(飲み放題・税・サービス料・席料)を確かめる。
- アクセス・バリアフリー・料理・飲み放題は参加者全員が楽しめるかで判断する。
- 予約の時期に決まった目安はない。大人数・週末前・個室必須なら日程が決まった時点ですぐ。
- 店は参加者の顔ぶれと会の目的に合わせ、口コミは団体利用の声を、下見は本番と同じ時間帯に見る。
- 候補は同じ比較表で並べ、最後は電話で確かめる。予約・人数変更・キャンセルの連絡は例文をそのまま使える。
FAQ
よくある質問
日程→人数→形式(着席か立食か)→予算→条件→予約の順で決めることです。条件では、完全個室か・全員が1部屋に入るか・キャンセル規定の3つを料理より先に確かめます。候補を二、三店に絞り、同じ項目の比較表で並べると決めやすくなります。
前回の幹事に使った店の感想を聞く、グルメサイトや予約サイトでエリア・人数・個室の条件で絞り込む、参加者に希望を聞く、職場の近くの店に宴会の受け入れができるか直接聞く、といった方法があります。サイトの表示と実際の部屋の条件が違うことがあるので、最後は電話で確かめます。
決まった目安はありませんが、人数が多い、週末の前の夜、個室が必須、駅近の人気店、ホテルの宴会場といった条件に当てはまるなら、日程が決まった時点ですぐ予約に動くのが確実です。人数が確定していなくても、仮の人数で枠を押さえられる店もあるので、確定の期限とあわせて店に確認してください。
完全個室か、全員が1部屋に入るか、キャンセル規定の3つを先に確かめることです。料金に飲み放題・税・サービス料・席料が含まれるか、飲み放題の時間とラストオーダー、アレルギー対応、段差やエレベーター、マイクの有無も確認します。
会社名と名前、日時、おおよその人数、完全個室で全員が一部屋に入れるかを伝えます。あわせて、仮の人数で押さえられるか、人数確定の期限、キャンセル規定、飲み放題の時間、アレルギー対応、マイクの貸し出し、支払い方法を聞きます。このページの電話の例文をそのまま使えます。
仮の人数で予約を受け付け、決められた期限までに人数を確定すればよいという店もあります。期限や、人数が減ったときの扱い(キャンセル料がかかるか)は店ごとに違うため、予約のときに必ず確認してください。出欠の締切はその期限より前に設定します。
参加者の顔ぶれで決めます。和食や鍋、コースの融通が利く居酒屋など、品数が多く苦手なものを避けやすい店は外れにくい選び方です。お酒を飲まない人が多いなら、料理の満足度が高い店やソフトドリンクの種類が多い店を選びます。アレルギーや苦手な食べ物は、出欠と一緒に聞いておきます。
落ち着いて話せる完全個室で、椅子席の店が無難です。挨拶が全員に届くよう、テーブルが別の部屋に分かれない配置かを確認します。取引先も招く場合は、駅から分かりやすい場所か、領収書や請求書での支払いに対応しているかも確かめます。
点数の高さより、団体・宴会で使った人の口コミを読みます。投稿が新しいか、混む時期に料理が遅れなかったか、個室で隣の声が気にならなかったか、コースの量が足りたかを確認します。最後は電話で部屋の条件を確かめます。
大人数の会や初めて使う店なら、できれば本番と同じ曜日・時間帯に下見をすると安心です。部屋の広さと席の形、マイクの聞こえ方、上着や荷物の置き場、入口の段差、地下なら携帯電話の電波を見ておきます。
分かった時点で、予約した店に電話で連絡します。予約日・人数・会社名と名前を伝え、取り消したいことをお詫びとともに伝えたうえで、キャンセル料がかかるか、かかる場合の金額と支払い方法を聞きます。このページにキャンセルの連絡の例文があります。