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メール

受注のお礼メール 例文
件名・書く項目・場面別の文面

受注のお礼メールは、発注をいただいたらその日のうちに、入金を待たずに送るのが基本です。お礼に加えて受注した内容を復唱し、今後の進め方と担当者を伝えると、相手は「ちゃんと伝わった」と安心できます。迷ったら、次の文面をそのまま使ってください。

「このたびは◯◯のご発注をいただき、誠にありがとうございます。◯◯を◯個、◯月◯日納品にて承りました。納品に向けて進めてまいります。ご不明な点がございましたら、□□までご連絡ください。」

このページでは、件名の付け方、書く項目、場面別の例文十五通、すぐに送れないときの一次返信、よくある失敗まで並べました。発注する側のメールは発注メールの例文を見てください。

更新: 2026-11-01読了:約10分PRODUCER AGENT 編集部

結論

受注のお礼メールは①挨拶と名乗り ②発注へのお礼 ③受注した内容の復唱(品名・数量・金額・納期) ④今後の進め方と担当者 ⑤結びで組み立てます。発注書への受領印や注文請書を返す決まりがある会社もあるので、書面の扱いは会社の決まりに従ってください。

送るタイミング:当日・入金前でよい

状況送り方
発注メール・発注書が届いたその日のうちに、内容の復唱まで入れて送る
まだ入金されていない入金を待たずに送ってよい。入金の確認は別に伝える
当日中に内容を確かめきれないお礼と「◯日までに改めて連絡する」だけ先に送る(一次返信)
担当者が出張・休暇で不在上司や同じ部署の人が代わりに送り、担当者の戻る日を書く
Webフォーム・ECで注文を受けた自動送信の受付メールとは別に、担当者からお礼を送ると印象に残る

返信の早さの目安はメールの返信はいつまでににまとめています。

件名の付け方

件名にはお礼であることと、案件名・自社名を入れます。相手の発注メールに返信する場合は、件名をそのままにして構いません。

場面件名の例
基本ご発注のお礼(◯◯の件/株式会社△△)
注文を受けたご注文のお礼と内容のご確認(株式会社△△)
発注メールに返信するRe: 発注のご連絡(◯◯の件) → 件名はそのまま
コンペ・相見積もりの後ご採用のお礼(◯◯の件/株式会社△△)
追加の発注を受けた追加ご発注のお礼(◯◯の件/株式会社△△)
確認したい点があるご発注のお礼と◯◯についてのご確認(◯◯の件)
入金を確認したご入金確認のご連絡とお礼(◯◯の件)

受注のお礼メールに書く項目のチェックリスト

  • 発注へのお礼の一言(「誠にありがとうございます」)
  • 受注した内容(品名・数量・金額・納期・納品先)
  • 今後の進め方(次の打ち合わせ、作業の開始日など)
  • 担当者と連絡先(担当が変わる場合は紹介)
  • 確認したい点(あれば番号を付けて一つずつ)
  • 注文請書など書面を返すか(会社の決まりに従う)
  • 署名(会社名・部署・氏名・電話番号)

Point

内容の復唱は、お礼よりも大事な役割を持ちます。数量や納期の食い違いは、この時点で見つければ直すのは簡単ですが、作業が進んでからでは手戻りになります。相手の発注書の内容を、そのまま書き写して確認してください。

署名の書き方はメール署名の例を参考にしてください。

どの例文を使うか(早見表)

場面お礼の重さ必ず入れるもの
初めての取引丁寧に・長め選んでもらったお礼、内容の復唱、担当者の紹介
継続取引・定期の発注短く受けた内容と納期だけ
コンペ・相見積もりの後丁寧に採用のお礼、次の打ち合わせの候補日
追加・リピートの発注短めに前回の取引へのお礼、今回の内容
Web・オンラインでの注文標準注文番号、発送の予定
入金を確認した短く入金日と金額、今後の流れ
確認・誤りがある標準確認したい点を番号付きで

場面別の例文

基本の文面(どの取引先にも使える)

件名:ご発注のお礼(◯◯の件/株式会社△△)

株式会社◯◯
◯◯部 ◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□でございます。
このたびは◯◯のご発注をいただき、誠にありがとうございます。

下記の内容で承りました。
■品名:◯◯
■数量:◯◯
■金額:◯◯円(税込)
■納期:◯月◯日

◯月◯日の納品に向けて進めてまいります。
ご不明な点がございましたら、□□までご連絡ください。
引き続き、よろしくお願いいたします。

初めての取引先から受注した

件名:ご発注のお礼(◯◯の件/株式会社△△)

株式会社◯◯
◯◯部 ◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□でございます。
このたびは◯◯のご発注をいただき、誠にありがとうございます。
初めてのお取引にもかかわらず、弊社をお選びいただき、心より感謝申し上げます。

下記の内容で承りました。
■品名:◯◯
■数量:◯◯
■金額:◯◯円(税込)
■納期:◯月◯日
■納品先:◯◯

今後は、◯◯部の□□が担当として進めてまいります。
ご期待に沿えるよう努めますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

継続取引の相手から受注した

件名:Re: 発注書送付のご案内(◯◯の件)

◯◯様

いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
発注書をお送りいただき、ありがとうございます。
◯◯を◯◯、◯月◯日納品にて承りました。
今回もどうぞよろしくお願いいたします。

追加・リピートの発注を受けた

件名:追加ご発注のお礼(◯◯の件/株式会社△△)

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
先日の◯◯に続き、追加のご発注をいただき、誠にありがとうございます。
前回に続いてご用命いただき、大変うれしく存じます。

今回は◯◯を◯◯、◯月◯日納品にて承りました。
前回と仕様に変更がある場合は、お知らせください。

コンペ・相見積もりの結果、採用された

件名:ご採用のお礼(◯◯の件/株式会社△△)

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
このたびは弊社のご提案をご採用いただき、誠にありがとうございます。
ご検討の過程でいただいたご意見を踏まえ、より良い形に仕上げてまいります。

つきましては、細部を詰める打ち合わせをお願いできますでしょうか。
以下の日程でご都合のよい日時をお知らせいただけますと幸いです。
・◯月◯日(◯)◯時〜
・◯月◯日(◯)◯時〜

日程候補の出し方は日程調整メールの候補日の出し方にまとめています。

Webフォーム・オンラインで注文を受けた

件名:ご注文のお礼と発送予定のご案内(注文番号◯◯)

◯◯様

株式会社△△の□□でございます。
このたびは弊社サイトよりご注文いただき、誠にありがとうございます。
ご注文の内容は、先にお送りした受付メールのとおりです。

■注文番号:◯◯
■発送予定日:◯月◯日

発送の際は、改めてお知らせいたします。
ご不明な点がございましたら、このメールにご返信ください。

入金を確認した

件名:ご入金確認のご連絡とお礼(◯◯の件)

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯月◯日に、◯◯円のご入金を確認いたしました。
お手続きいただき、誠にありがとうございます。
◯月◯日の納品に向けて、引き続き進めてまいります。

注意

受注のお礼は入金を待たずに送り、入金の確認は別のメールで伝えるほうが、相手にとって何の連絡かが分かりやすくなります。

急ぎの発注を受けた

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
ご発注いただき、ありがとうございます。
◯月◯日の納品で承りました。急ぎ手配を進めております。
進み具合は◯日おきにご報告いたします。

当日中に内容を確かめきれない(一次返信)

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
ご発注いただき、誠にありがとうございます。
取り急ぎ、受け取りのご連絡とお礼を申し上げます。
内容を確認のうえ、◯月◯日までに改めてご連絡いたします。

担当者の不在中に、代わりの人が送る

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△ ◯◯部の◯◯と申します。
担当の□□が◯月◯日まで不在のため、代わってご連絡いたします。
このたびはご発注いただき、誠にありがとうございます。
発注書は確かに受け取りました。□□が戻り次第、内容を確認してご連絡いたします。
お急ぎの件がございましたら、私◯◯までお知らせください。

内容に確認したい点がある

件名:ご発注のお礼と◯◯についてのご確認(◯◯の件)

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
このたびはご発注いただき、誠にありがとうございます。
作業を始める前に、二点確認させてください。

①◯◯の色は、お見積り時の◯◯でよろしいでしょうか。
②納品先は、発注書記載の◯◯でよろしいでしょうか。

ご確認いただけ次第、手配を進めてまいります。お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

発注書に誤りがありそうなとき

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
発注書をお送りいただき、ありがとうございます。
一点確認させてください。発注書の金額が◯◯円となっておりますが、◯月◯日付のお見積書では◯◯円となっております。
こちらの見落としでしたら申し訳ございません。どちらの金額で進めればよいか、ご確認いただけますでしょうか。

注意

相手の誤りに気づいたときも、「こちらの見落としでしたら」と添え、相手を責めない書き方にします。どちらが正しいかが分からないまま作業を進めないでください。

数量や納期の一部に応じられない

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
ご発注いただき、誠にありがとうございます。
大変申し訳ございませんが、ご希望の◯月◯日までにご用意できるのは◯◯までとなります。
残りの◯◯は◯月◯日の納品となりますが、この形で進めてもよろしいでしょうか。
ご都合が合わない場合は、ほかの方法もご相談させてください。

応じられない部分は受注のお礼と同じメールで、できる範囲と代わりの案を添えて伝えます。在庫がない場合の伝え方は在庫切れのお詫びメールにまとめています。

上司から取引先へお礼を伝える

◯◯様

株式会社△△ ◯◯部の◯◯でございます。
このたびは弊社にご発注いただき、誠にありがとうございます。担当の□□から報告を受けております。
部としても全力で取り組んでまいりますので、今後ともご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

身内である自社の担当者には敬称を付けず、「担当の□□から報告を受けております」のように書きます。

営業担当から制作・導入担当へ引き継ぐ

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
このたびはご発注いただき、誠にありがとうございます。
今後の作業は、制作部の◯◯が担当いたします(このメールのCCに入っております)。
◯◯から改めて、進め方のご連絡を差し上げます。
私も引き続き窓口として関わりますので、よろしくお願いいたします。

担当者の交代を知らせる挨拶は担当者変更の挨拶メールを参考にしてください。

定型文に添える一言の例

例文をそのまま使っても失礼にはなりません。そのうえで、その取引先との具体的なやり取りに触れる一言を足すと、使い回しの印象が消えます。

  • 「先日の打ち合わせで伺った◯◯のご要望も踏まえて進めます。」
  • 「短い期間でのご判断をいただき、ありがとうございました。」
  • 「◯◯様からいただいたご質問への回答も、次の打ち合わせでお持ちします。」
  • 「前回の◯◯でいただいたご意見を、今回の仕様に反映いたします。」

よくある失敗

失敗起きること防ぎ方
お礼だけで内容を書かない数量や納期の食い違いに作業後まで気づかない品名・数量・金額・納期を発注書から書き写す
入金を待ってから送る相手が「届いたのか」と不安になる受注のお礼はその日に、入金確認は別に送る
確認事項を文章の中に埋める相手が一部の質問に答え忘れる番号を付けて一つずつ並べる
次の連絡を書かない相手が進み具合を問い合わせることになる次に誰が・いつ連絡するかを書く
例文の◯◯を消し忘れる使い回しと分かり、信用を損ねる送る前に◯と□を検索して残りがないか見る

避けたい言い方

避けたい言い方理由言い換え
ご発注いただけましてありがとうございます「いただけまして」は回りくどく、文が長くなるご発注いただき、ありがとうございます
受注させていただきました「させていただく」が回りくどく感じる人もいる承りました/お受けいたしました
了解しました目上・社外には軽く感じる人もいる承知いたしました/承りました
担当の□□さんが対応します社外に向けて身内に「さん」を付けるのは避けたい担当の□□が対応いたします
お任せください、問題ありません確認をせずに引き受けた印象になる内容を確認のうえ、進めてまいります

「承知いたしました」と「了解しました」の使い分けは「承知しました」のメール例文にまとめています。

後日のフォロー

納品の後のお礼

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
本日、◯◯を納品いたしました。このたびはご発注いただき、誠にありがとうございました。
お使いいただく中でお気づきの点がございましたら、いつでもお知らせください。
今後ともよろしくお願いいたします。

納期に遅れそうなときのお詫び

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯◯の件、◯◯の事情により、◯月◯日の納期に間に合わない見込みとなりました。
ご期待に沿えず、誠に申し訳ございません。
◯月◯日には納品できるよう手配しております。ご都合に差し支えがある場合は、ご相談させてください。

遅れの連絡は、分かった時点ですぐ、新しい見込みの日付と一緒に送ります。詳しい文面は納期遅延のお詫びメール、納品そのものを知らせるメールは納品のご連絡メール、請求書の送り方は請求書の送付メールにまとめています。

この記事の要点

  • 受注のお礼は発注を受けた日のうちに、入金を待たずに送る。
  • お礼に加えて受注した内容を復唱し、食い違いをこの時点でなくす。
  • 今後の進め方と担当者を書いて相手を安心させる。
  • すぐに確かめきれないときはお礼だけ先に送る。担当者が不在なら代わりの人が送る。
  • 疑問点は番号を付けて一つずつ確認し、自社の担当者には敬称を付けない。

FAQ

よくある質問

01受注のお礼メールはいつ送ればよいですか?

発注を受けたその日のうちが目安です。その日に内容の確認が済まない場合は、まず「ご発注いただき、ありがとうございます。内容を確認し、◯日までに改めてご連絡いたします」とお礼だけでも先に送ります。

02入金前でもお礼メールを送ってよいですか?

送って構いません。お礼は発注を受けたことに対するものなので、入金を待つ必要はありません。入金を確認したら、別のメールで入金日と金額を伝えます。

03例文やテンプレートをそのまま使っても失礼になりませんか?

失礼にはなりません。ただし◯◯の部分を必ず埋め、打ち合わせの内容など、その取引先とのやり取りに触れる一言を足すと、使い回しの印象がなくなります。

04「ご発注」と「ご注文」はどちらを使いますか?

相手の行為なので、どちらも「ご」を付けて使えます。物の購入なら「ご注文」、業務の委託や制作なら「ご発注」「ご依頼」が自然です。相手が発注書で使っている言葉に合わせると違和感がありません。

05「承りました」と「承知いたしました」の違いは何ですか?

「承りました」は注文や依頼を受けたことを、「承知いたしました」は内容を理解したことを伝える言葉です。受注のお礼では「下記の内容で承りました」が状況に合います。

06注文請書は送る必要がありますか?

会社の決まりや、相手から求められているかによります。社内で決まりがあれば従い、分からない場合は上司や経理の担当者に確認してください。

07受注のお礼に返信が来たら、さらに返信すべきですか?

相手の返信に質問や依頼がなければ、それ以上の返信は不要です。やり取りを続けると相手の手間が増えるため、次の連絡は作業の進み具合の報告などで構いません。

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