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メール

「承知しました」メールの例文20選
目上・社外への返信と締め

結論から言うと、上司・取引先・お客様には「承知いたしました」(または「かしこまりました」)で返せば失礼にはなりません。ただ、「承知いたしました」の一言だけでは、相手から見て何を承知したのかが分かりません。受け取った内容を一行で復唱し、次に何をするかを書き添えると、返信がそのまま行き違いを防ぐ確認になります。このページでは、上司・社内、取引先、お客様、チャットの場面別に、そのまま使える例文を20本並べました。

更新: 2026-11-01読了:約9分PRODUCER AGENT 編集部

結論

「承知しました」の返信は①受け取り・お礼の一言 ②承知いたしました ③内容の復唱(日時・作業・期限) ④次にすること ⑤結びの順で書きます。目上の相手や社外には「承知いたしました」または「かしこまりました」、社内の上司・先輩には「承知しました」でも足ります。

まず結論:相手別に使う言葉

相手おすすめ避けたほうがよい言い方
お客様かしこまりました/承知いたしました/承りました(注文・申し込み)了解しました・了解です
取引先承知いたしました/かしこまりました了解しました・了解です・承知です
社内の上司・先輩承知しました/承知いたしました了解です・りょ(略語)
同僚・後輩承知しました/了解しました特になし(社内の慣習に合わせる)

「承知」は、相手の事情や依頼の内容を分かったうえで引き受けることを表す言葉です。「承知いたしました」は「承知する」に丁重語(謙譲語Ⅱ)の「いたす」と丁寧語の「ます」を組み合わせた形です。文化庁の「敬語の指針」は二重敬語を「同じ種類の敬語を二重に使ったもの」としており、種類の違う敬語を重ねたこの形は二重敬語には当たりません。迷ったら「承知いたしました」を選べば、相手を問わず使えます。

承知しました・かしこまりました・了解しました・承りました の違い

言い方伝わること向いている場面
承知いたしました内容を理解し、引き受けた上司・取引先への業務連絡全般
かしこまりました相手の言葉を謹んで受けた(よりへりくだった響き)お客様、目上の相手からの依頼
承りました注文・依頼・伝言を受け付けた申し込み・注文・伝言を預かったとき
承知しました「承知いたしました」より少し軽い社内の上司・先輩
了解しました内容を理解した(くだけた印象を持つ人がいる)同僚・後輩、社内のくだけたやりとり

「了解しました」は失礼な言葉ではないという考え方もありますが、気にする人がいる以上、社外や目上には避けておくのが安全です。言葉ごとの詳しい使い分けは「かしこまりました」の使い方と「了解です」は目上に使えるかにまとめています。

Point

「承知いたしました」を一つのメールで何度も使わないようにします。複数の項目に返すときは「いずれも承知いたしました」とまとめるか、「◯◯の件、かしこまりました」と言い方を変えます。

上司・社内への返信(例文1〜7)

例文1:作業の指示を受けたとき

◯◯部長

お疲れさまです。□□です。
◯◯資料の修正の件、承知いたしました。
ご指摘いただいた3点を直し、◯月◯日(◯)の午前中にお送りします。
進める中で判断に迷う点があれば、改めてご相談させてください。
よろしくお願いいたします。

例文2:会議の日時変更の連絡を受けたとき

◯◯さん

お疲れさまです。□□です。
定例会議の日程変更、承知しました。
◯月◯日(◯)◯時から、第2会議室ですね。
予定を入れ直しておきます。
ご連絡ありがとうございました。

例文3:資料に目を通しておくよう頼まれたとき

◯◯課長

お疲れさまです。□□です。
資料をお送りいただき、ありがとうございます。事前確認の件、承知いたしました。
◯日の打ち合わせまでに拝見し、気になった点をまとめておきます。
取り急ぎ、受け取りのご連絡まで失礼いたします。

例文4:急ぎの対応を頼まれたとき

◯◯さん

お疲れさまです。□□です。
◯◯の件、承知しました。今から取りかかります。
本日◯時までに一度、途中の状態でお送りします。
よろしくお願いします。

例文5:注意・指摘を受けたとき

◯◯部長

お疲れさまです。□□です。
ご指摘いただいた件、承知いたしました。
確認が不十分なまま提出してしまい、申し訳ありませんでした。
今後は提出前に◯◯を見直す手順を入れ、同じことが起きないようにいたします。
ご指導いただき、ありがとうございました。

例文6:期限を相談しながら引き受けるとき

◯◯さん

お疲れさまです。□□です。
◯◯の作成の件、承知しました。
ただ、今週は◯◯の締め切りと重なっているため、
◯月◯日(◯)の提出でもよろしいでしょうか。
難しい場合は、優先する作業をご指示いただければ調整します。

例文7:同僚からの欠席・不在の連絡を受けたとき

◯◯さん

お疲れさまです。□□です。
明日のお休みの件、承知しました。
◯◯社からの連絡は私が受けておきますので、ご安心ください。
よろしくお願いします。

注意

社内の上司やチームには「承知しました」で十分です。日時・場所を一行で復唱しておくと、相手が書き間違えていた場合にすぐ気づけます。

取引先への返信(例文8〜13)

例文8:取引先からの依頼を受けたとき

株式会社◯◯
◯◯様

いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
ご依頼の件、承知いたしました。
◯◯の見積書を、◯月◯日(◯)までにお送りいたします。
あわせて、当日の作業時間についても確認のうえ、ご連絡いたします。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

例文9:日程の変更をお願いされたとき

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
お打ち合わせの日程変更の件、かしこまりました。
改めまして、◯月◯日(◯)◯時から、オンラインでお願いいたします。
URLは前日までにお送りいたします。
ご連絡いただき、ありがとうございました。

例文10:複数の依頼にまとめて返すとき

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
ご連絡いただいた下記の3点、いずれも承知いたしました。
 1.会場図の修正:◯月◯日(◯)までにお送りします
 2.参加者名簿の提出:◯月◯日(◯)までにお送りします
 3.当日の搬入時間:◯時からで手配いたします
ほかに追加の点がございましたら、お知らせください。

例文11:一部だけ条件付きで引き受けるとき

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯◯の件、承知いたしました。
ただ、◯◯の手配については社内の確認が必要なため、
◯月◯日(◯)までにお返事させてください。
それ以外の項目は、ご依頼のとおり進めてまいります。

例文12:打ち合わせのキャンセル連絡を受けたとき

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯月◯日のお打ち合わせ中止の件、承知いたしました。
改めて日程を決める際は、お気軽にお声がけください。
ご丁寧にご連絡いただき、ありがとうございました。

例文13:担当者の変更連絡を受けたとき

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
ご担当が◯◯様に替わられる件、承知いたしました。
これまで大変お世話になり、ありがとうございました。
◯◯様には、次回のご連絡から直接お送りいたします。
今後ともよろしくお願いいたします。

日程を決め直すやりとりは日程候補のメールに、依頼する側のメールは依頼メールの例文にまとめています。

お客様への返信(例文14〜17)

例文14:申し込み・注文を受けたとき

◯◯様

このたびはお申し込みいただき、誠にありがとうございます。
株式会社△△の□□でございます。
下記の内容で、確かに承りました。
 ・お申し込み内容:◯◯
 ・日時:◯月◯日(◯)◯時から
 ・人数:◯名様
内容に誤りがございましたら、お手数ですがご返信にてお知らせください。
当日お会いできることを楽しみにしております。

例文15:ご要望を受けたとき

◯◯様

ご連絡いただき、ありがとうございます。株式会社△△の□□でございます。
◯◯をご希望の件、かしこまりました。
対応できるかを確認し、◯月◯日(◯)までにご連絡いたします。
今しばらくお待ちいただけますと幸いです。

例文16:内容の変更を受けたとき

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□でございます。
ご人数の変更の件、かしこまりました。
◯名様から◯名様へ変更し、手配を進めます。
お席の配置に変更がある場合は、改めてお知らせいたします。

例文17:「返信不要」と言われた連絡に一言返すとき

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□でございます。
ご案内いただいた内容、承知いたしました。
返信は不要とのことでしたが、受け取りのご連絡のみ失礼いたします。

チャット・Slack での短い返し方(例文18〜20)

社内チャットはメールより短くて構いません。それでも、何を承知したかが分かる一語を入れると、あとで読み返したときに迷いません。

例文18:上司への返信

承知しました。◯◯の資料、明日の朝までに共有します。

例文19:同僚への返信

了解です、◯時の会議は第2会議室に変更ですね。ありがとうございます。

例文20:社外の人もいるチャンネルでの返信

◯◯様、承知いたしました。修正版を本日中にこちらへ投稿いたします。

注意

スタンプやリアクションだけで済ませてよいかは、チームの慣習次第です。社外の人がいる場では、短くても文章で返すほうが確実です。

よくある失敗(NG例と直し方)

NG何がまずいか直し方
承知いたしました。(これだけ)何を承知したか相手から分からない「◯日◯時の変更、承知いたしました」と復唱する
取引先に「了解です」くだけた印象を持つ人がいる「承知いたしました」に替える
承知いたしました。承知いたしました。…同じ言葉が続き、事務的に見える「いずれも承知いたしました」とまとめる
できない部分があるのに「承知いたしました」だけ全部引き受けたと受け取られる承知のあとに条件・期限を書く(例文11)
注意を受けて「承知しました」だけ反省していないように読まれやすいお詫びと今後の対策を一行ずつ添える(例文5)
件名を「承知しました」に書き換えるどのやりとりへの返信か分かりにくい件名は「Re:」のまま変えない

「承知しました」だけで終わらせない一言

  • 復唱する:「◯月◯日(◯)◯時から、◯◯で、ですね。」
  • 次にすることを書く:「◯日までに◯◯をお送りします。」
  • 分からない点を聞く:「一点だけ確認させてください。◯◯は◯◯でよろしいでしょうか。」
  • お礼を添える:「ご丁寧にご連絡いただき、ありがとうございます。」
  • できないことは先に言う:「承知いたしました。ただ、◯◯については◯日以降の対応となります。」

全部を受けたように返してしまうと、あとで「できない」と伝えるほうが相手の手間が大きくなります。結びの言い回しはメールの締めの言葉も参照してください。

返信がいらない場面と締め方

場面返信締めの例
依頼・指示・日時の変更返す(短くても)引き続きよろしくお願いいたします。
資料・情報を送ってもらった返す取り急ぎ、受け取りのご連絡まで失礼いたします。
お詫び・キャンセルの連絡返すご丁寧にご連絡いただき、ありがとうございました。
全員宛ての周知不要—
「返信不要」と書かれている不要(返すなら一行で)受け取りのご連絡のみ失礼いたします。

自分が何かをする必要がある連絡には、短くても「承知いたしました」と返しておくと、相手は伝わったことを確認できます。

  • 目上・社外には「承知いたしました」「かしこまりました」を使ったか
  • 何を承知したかが一言で分かるか(日時・作業・期限の復唱)
  • 次にすることと期限を書いたか
  • できないこと・条件があれば、この返信の中で伝えたか
  • 「承知いたしました」を何度も繰り返していないか
  • 件名は「Re:」のままにしたか
  • 締めが「よろしくお願いいたします」「ありがとうございました」で終わっているか

この記事の要点

  • 目上・社外には「承知いたしました」「かしこまりました」。二重敬語ではない。
  • 何を承知したかを復唱し、次にすることを添える。
  • 一部できないことは、承知の返信の中で先に伝える。
  • 注意を受けたときは、お詫びと今後の対策も一行ずつ。
  • 自分が動く必要がある連絡には、短くても返信する。

FAQ

よくある質問

01「承知しました」は目上の人に使っても失礼ではありませんか?

失礼ではありません。より丁寧にするなら「承知いたしました」を使います。取引先やお客様には「承知いたしました」か「かしこまりました」を選べば迷いません。

02「承知いたしました」は二重敬語ですか?

二重敬語ではありません。「承知する」に丁重語(謙譲語Ⅱ)の「いたす」と丁寧語の「ます」を組み合わせた形で、同じ種類の敬語を重ねてはいないためです。

03「承知いたしました」と「かしこまりました」はどちらが丁寧ですか?

どちらも丁寧な言い方です。「かしこまりました」のほうがへりくだった響きがあるため、お客様への返答に向きます。業務の連絡では「承知いたしました」が使いやすい言い方です。

04「承知しました」メールの締めはどう書けばよいですか?

依頼や指示を受けた場合は「引き続きよろしくお願いいたします」、連絡をもらったことへのお礼なら「ご連絡いただき、ありがとうございました」で締めます。次にすることを書いたあとに一言添えれば十分です。

05「承知しました」だけの返信は失礼ですか?

失礼ではありませんが、何を承知したのかが相手から分かりにくくなります。日時や作業の内容を一行で繰り返し、次にすることを書き添えると、返信が確認の役目を果たします。

06「承知いたしました」の返信は必要ですか?

自分が何かをする必要がある連絡には、短くても返すのが基本です。全員宛ての周知や「返信不要」と書かれたメールには、返さなくて構いません。

07チャットでも「承知いたしました」と書くべきですか?

社内の同僚どうしなら「承知しました」「了解です」でも通じます。上司や社外の人がいる場では「承知しました」「承知いたしました」を使い、何についての返事かを一言添えます。

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