分類
イベントの種類一覧
企業・地域・エンタメ別38種と、種類ごとの企画の要点
結論から言うと、イベントの種類は「誰が主催し、誰に、何をしてもらうか」で決まります。この記事では、企業の社外向け10種・社内向け8種・業界向け4種、地域・公共6種、エンタメ・文化・スポーツ10種の計38種を一覧にしました。種類が決まると、成功の測り方と必要な手続きが決まります。
結論
イベントの種類に、法令や業界で統一された数や区分はありません。この記事では主催者と目的で5つの群に分け、さらに形式(対面・オンライン・ハイブリッド)と参加形態(観覧・参加・体験・交流・商談・回遊)の2軸で整理しています。同じ「展示会」でも、出展する企業の目的によって成功の定義は変わります。
まず全体像:5群38種の早見表
| 群 | 主な主催者 | 代表的な種類 | 成功の測り方の中心 |
|---|---|---|---|
| 企業・社外向け | 企業(マーケティング・営業・広報) | 展示会、セミナー、新製品発表会、ユーザー会 | 商談・リード・報道・継続 |
| 企業・社内向け | 企業(経営企画・人事・総務) | キックオフ、表彰式、研修、運動会 | 理解と行動の変化 |
| 業界・招待・法定 | 企業・業界団体 | パートナー説明会、報奨旅行、株主総会 | 協業の進捗、手続きの正確さ |
| 地域・公共 | 自治体、商店会、町会、NPO | 祭り、花火大会、マルシェ、防災イベント | 来場、地域の参加、安全な運営 |
| エンタメ・文化・スポーツ | 興行会社、文化施設、競技団体 | コンサート、フェス、展覧会、マラソン大会 | チケット・満足・再来場 |
ここから群ごとに、種類・目的・成功の定義・企画の要点を表にしています。自社の案件に近い行を見つけたら、表の右端の「企画の要点」から設計を始めてください。
企業・社外向けイベント(10種)
| 種類 | 目的 | 成功の定義 | 企画の要点 |
|---|---|---|---|
| 展示会・見本市 | リード獲得、商談 | 商談数と受注額 | 小間の位置、立ち寄る理由、獲得リードの質 |
| 商談会・ビジネスマッチング | 買い手と売り手の引き合わせ | 面談の成立数と次回打ち合わせ | 事前のマッチング精度、面談枠の設計 |
| セミナー・ウェビナー | 専門性の提示、リード獲得 | 参加率と商談化率 | テーマ設定、申込から当日までの離脱対策 |
| カンファレンス・フォーラム | 業界での存在感、複数テーマの発信 | 参加者の質と登壇・協賛の継続 | セッションの並べ方、登壇者の調整 |
| 新製品発表会・記者発表 | 報道獲得、認知 | 露出量と報道の論調 | 情報解禁の管理、メディア対応、体験の設計 |
| ポップアップ・体験型 | 体験、SNS投稿の創出 | 試用率と投稿数 | 体験導線、写真を撮りたくなる場所、滞留 |
| ユーザー会・コミュニティ | 活用促進、関係強化 | 継続率、アップセル | 参加者同士の交流設計、事例の登壇 |
| 顧客感謝祭・ファンミーティング | 既存顧客との関係維持 | 再購入と紹介 | 特別感、社員との接点 |
| 採用イベント・会社説明会 | 応募の獲得、相互理解 | 応募数と選考辞退の少なさ | 社員の生の声、個人情報の扱い |
| 周年・式典 | 信頼の可視化、関係強化 | 関係者の満足と参加率 | 格式、招待設計、進行の精度 |
Point
展示会とポップアップは、成功の定義が正反対です。展示会は少数と深く(商談数)、ポップアップは多数と浅く(試用率と投稿数)。同じ設計をすると、どちらも中途半端になります。
企業・社内向けイベント(8種)
| 種類 | 目的 | 成功の定義 | 企画の要点 |
|---|---|---|---|
| キックオフ・方針発表 | 方針の浸透、士気向上 | 理解度と行動の変化 | 経営メッセージを現場の言葉に直す、双方向の時間 |
| 表彰式・アワード | 動機づけ、模範の共有 | 受賞者以外への波及 | 受賞理由の伝え方、周囲からの見え方 |
| 社員総会・全社会議 | 情報共有、一体感 | 参加率と理解度 | 拠点をまたぐ場合の配信設計 |
| 研修・ワークショップ・勉強会 | スキル習得、行動変容 | 研修後の行動変化 | 実践の場、終了後のフォロー |
| 懇親会・忘年会・新年会 | 部門を越えた関係構築 | 部門横断の接点の発生 | 交流が自然に起きる席と進行、飲酒の配慮 |
| 運動会・社内スポーツ大会 | チームの一体感 | 参加率と部門混成の交流 | 体力差に配慮した種目、熱中症対策 |
| 社員旅行・合宿 | 関係構築、議論の深掘り | 参加者の満足と議論の成果 | 自由時間と全体行程のバランス |
| ファミリーデー・職場見学 | 家族の理解、働く環境の発信 | 家族の参加と社員の満足 | 子どもの安全、見せてよい場所の線引き |
注意
社内イベントで最も測りにくいのが浸透度です。当日の満足度ではなく、1〜3か月後の行動指標(部門横断の協業件数、提案件数など)で測る設計にしてください。詳しくはイベントのKPI設計を参照してください。
業界・招待・法定のイベント(4種)
| 種類 | 目的 | 成功の定義 | 企画の要点 |
|---|---|---|---|
| パートナー向け説明会 | 施策の共有、協業促進 | 施策への参加率 | 実務者が持ち帰れる具体性 |
| 報奨旅行・インセンティブ | 動機づけ、関係強化 | 参加者の満足と翌期の継続 | 特別感、自由時間とのバランス |
| 株主総会・IR説明会 | 説明責任、信頼 | 議事の円滑な進行 | 法定の手続き、想定問答 |
| 異業種交流会・ネットワーキング | 新しい取引先・人脈 | 名刺交換後の面談数 | 参加者の属性の明示、紹介の仕掛け |
株主総会のように法定の手続きが絡むイベントは、演出よりも手続きの正確さが優先されます。企画の自由度が低い分、進行の精度とリスク管理に工数を割いてください。
地域・公共のイベント(6種)
| 種類 | 主な主催者 | 成功の定義 | 企画の要点 |
|---|---|---|---|
| 祭り・縁日・盆踊り | 町会、神社、商店会、自治体 | 地域の参加と安全な運営 | 露店の管理、人の流れ、ごみと騒音 |
| 花火大会 | 自治体、観光協会、実行委員会 | 来場と事故ゼロ | 観覧場所の分散、帰りの混雑対策、協賛集め |
| マルシェ・朝市・物産展 | 商店会、生産者団体、商業施設 | 出店者の売上と再出店 | 出店者の募集、食品の扱い、雨天時の判断 |
| フリーマーケット・蚤の市 | 自治体、施設、市民団体 | 出店数と来場者の回遊 | 出店ルール、中古品の扱い |
| 防災イベント・防災訓練 | 自治体、町会、企業 | 参加者が持ち帰る行動 | 体験型の訓練、子ども向けの工夫 |
| インバウンド向け体験イベント | 自治体、観光事業者 | 参加者の満足と発信 | 多言語の案内、文化の伝え方 |
エンタメ・文化・スポーツのイベント(10種)
| 種類 | 参加形態 | 成功の定義 | 企画の要点 |
|---|---|---|---|
| コンサート・ライブ | 観覧型 | チケットの販売と満足 | 音響・照明、入退場、転売対策 |
| 音楽フェス | 観覧+回遊型 | 動員と再来場 | 複数ステージの時間割、飲食と休憩場所 |
| 演劇・ダンス・伝統芸能 | 観覧型 | 動員と評判 | 客席の見え方、上演中の出入り |
| キャラクターショー | 観覧+参加型 | 家族連れの満足 | 子どもの視線の高さ、撮影ルール |
| 映画上映会 | 観覧型 | 来場と満足 | 上映権の確認、屋外なら暗さと音漏れ |
| ゲーム大会・eスポーツ | 参加+観覧型 | 参加者数と配信の視聴 | 機材と回線、景品のルール |
| 展覧会・博覧会 | 回遊型 | 来場と滞在時間 | 作品・展示の動線、混雑時の入場制限 |
| スポーツ大会・マラソン大会 | 参加型 | 完走・参加者の満足と安全 | 救護体制、コースの使用、天候判断 |
| イルミネーション・ライトアップ | 回遊型 | 来場と周辺の消費 | 点灯期間の運営、周辺との調整 |
| 講演会・シンポジウム | 観覧型 | 参加と理解 | 登壇者の人選、質疑の時間 |
エンタメ系は音楽・映像の権利とチケットの売り方が企画の早い段階で効いてきます。イベントの音楽著作権、チケット販売の選び方を合わせて確認してください。
種類を決める3つの切り口:目的・形式・参加形態
上の38種は「主催者と目的」による分類です。企画では、これに形式と参加形態を掛け合わせて具体化します。
| 切り口 | 区分 | 向いている種類の例 |
|---|---|---|
| 形式 | 対面 | 商談、体験、関係構築(展示会、ユーザー会、祭り) |
| 形式 | オンライン | 情報伝達、遠方を含む多人数(ウェビナー、オンライン説明会) |
| 形式 | ハイブリッド | 会場の熱量と広い参加の両立(カンファレンス、社員総会) |
| 参加形態 | 観覧型 | コンサート、講演会、発表会 |
| 参加形態 | 参加・体験型 | ワークショップ、運動会、マラソン大会、防災訓練 |
| 参加形態 | 交流型 | 懇親会、ユーザー会、異業種交流会 |
| 参加形態 | 商談型 | 展示会、商談会 |
| 参加形態 | 回遊型 | 展覧会、マルシェ、フェス、イルミネーション |
形式の判断はオンラインイベントの基本とハイブリッドイベントの設計で詳しく扱っています。中途半端な配信は、かえって印象を損ないます。
種類ごとに確認したい手続き
イベントの種類によって、必要になる許可・届出が変わります。下の表は、条文や公的機関のページで確認できた範囲です。自治体の条例や運用で変わる部分があるため、最終判断は管轄の窓口に確認してください。
| こんな種類・内容なら | 確認すること(根拠) | 確認先 |
|---|---|---|
| 道路に露店・屋台を出す、道路で祭礼行事やパレードをする(祭り、パレード) | 道路交通法第77条第1項。第3号は露店・屋台等、第4号は祭礼行事・ロケーション等 | 場所を管轄する警察署長 |
| 都市公園に仮設のテントやステージを設ける(マルシェ、フェス、地域の祭り) | 都市公園法第6条第1項の占用許可。催しの仮設工作物は第7条第1項第6号。手続きの詳細は条例で定まる | 公園管理者 |
| 縁日・祭礼などで不特定多数に食品を提供する(祭り、マルシェ、フェス) | 臨時営業の許可または臨時出店の届出(東京都の例)。行事の種類や出店期間で手続きが変わる | 保健所(事前相談) |
| 火気を使う露店を出す(東京都の場合) | 火災予防条例により、開設の3日前までに消防署長へ届出。消火器の準備が必要 | 消防署 |
| 会場でCDや配信音源を流す、生演奏をする(ほぼ全種類) | 著作権法第22条。録音の再生も第2条第7項で「演奏」に含まれる。第38条第1項の例外は、営利を目的としない・料金を受けない・実演家等に報酬を支払わない、の3つすべてが必要 | JASRACなどの管理団体、権利者 |
| 仮設の興行場・博覧会建築物を建てる(博覧会、フェス) | 建築基準法第85条第6項。特定行政庁が一年以内の期間を定めて許可できる | 特定行政庁(建築の窓口) |
| 会場で酒類を販売する(フェス、マルシェ、物産展) | 酒税法第9条第1項の販売業免許。博覧会場・即売会場などの臨時の販売場は、第9条第2項で期限を付けられる | 所轄の税務署長 |
| 中古品を売買する(フリーマーケット、蚤の市) | 古物営業法第2条第2項第1号。自分が持っている物を売るだけの場合は、この号の営業から除かれる | 都道府県公安委員会(警察署経由) |
| 会場の上空でドローンを飛ばす(花火、フェス、スポーツ大会の撮影) | 航空法第132条の86第2項第4号・第3項。多数の者の集合する催しの上空の飛行は、原則として国土交通大臣の承認が必要。技能証明・機体認証を受けた飛行の扱いは別に定めがあるため、国土交通省の案内で確認する | 国土交通大臣 |
注意
東京都では、一日当たり10万人以上の人出が予想され、主催者が出店を認める露店等が100店舗を超える催しなどは「指定催し」となり、防火担当者の選任や計画の提出が求められます(東京消防庁)。手続き全体はイベントの許可・届出の一覧、飲食はイベントの飲食出店の手続き、酒類はイベントでの酒類販売、中古品はフリマと古物営業法、ドローンはイベントのドローン撮影を参照してください。
自社のイベントの種類を特定する3つの質問
- 01
誰の、どの行動を変えたいか
参加者が翌日から何をするようになれば成功か。ここが書けないと、種類が決まっても設計できません。
- 02
その行動は、深さと広さのどちらが必要か
少数と深く(商談、関係構築)か、多数と浅く(認知、試用)か。この軸で、必要な種類と形式が絞られます。
- 03
成果はいつ測れるか
当日測れるのか、1か月後か、3か月後か。測定のタイミングが、終了後のフォロー設計を決めます。
| 答え | 向いている種類 |
|---|---|
| 少数と深く、成果は数か月後 | 展示会、商談会、ユーザー会、報奨旅行 |
| 多数と浅く、成果は当日〜数週間 | ポップアップ、新製品発表会、フェス、マルシェ |
| 社内の行動を変えたい | キックオフ、表彰式、研修、社員総会 |
| 地域とのつながりをつくりたい | 祭り、防災イベント、ファミリーデー、マルシェ |
Point
複数の目的を1つのイベントに詰め込むと、どれも達成できません。目的は1つに絞り、副次的な効果は「あればよい」と位置づけてください。
企画書にそのまま使える「種類と目的」の書き方
企画書の冒頭は、次の型で1文にまとめると関係者の判断がそろいます。
本イベントは、【誰】に【何をしてもらう】ための【種類】である。成功は【いつ】の【指標】で判断する。
種類別の記入例です。【】の中を自社の内容に置き換えて使ってください。
- 展示会:本出展は、製造業の設備担当者に自社製品の実機を見てもらい、個別相談を申し込んでもらうための展示会出展である。成功は会期後3か月以内の商談数で判断する。
- ウェビナー:本ウェビナーは、導入を検討中の担当者に比較の観点を知ってもらい、資料請求につなげるためのオンラインセミナーである。成功は終了後2週間の資料請求数で判断する。
- 新製品発表会:本発表会は、業界紙とWebメディアの記者に新製品の特長を正確に伝え、記事化してもらうための記者発表である。成功は解禁日から1か月の掲載数と論調で判断する。
- ユーザー会:本会は、既存顧客の担当者同士に活用事例を共有してもらい、未使用の機能を試してもらうためのユーザー会である。成功は3か月後の機能利用率で判断する。
- キックオフ:本キックオフは、全社員に今期の重点方針を自分の業務に置き換えてもらうための方針発表会である。成功は1か月後の部門別アクションの提出状況で判断する。
- 表彰式:本表彰式は、受賞者以外の社員に評価される行動を具体的に知ってもらうための社内表彰である。成功は翌期の推薦件数で判断する。
- 懇親会:本懇親会は、普段接点の少ない部門の社員同士に顔見知りになってもらうための交流の場である。成功は後日の部門横断の相談件数で判断する。
- 地域の祭り:本祭りは、新しく越してきた住民に町会の活動を知ってもらい、来年の運営に加わってもらうための地域行事である。成功は翌年の運営参加者数で判断する。
- マルシェ:本マルシェは、近隣の住民に地元生産者の商品を試してもらい、常連客になってもらうための市である。成功は出店者の再出店の希望で判断する。
- 採用説明会:本説明会は、学生に現場社員の働き方を知ってもらい、納得して応募してもらうための会社説明会である。成功は応募後の選考辞退の少なさで判断する。
種類の選び方でよくある失敗
| 失敗 | 起きること | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 名称から種類を決める(「セミナーをやろう」から始める) | 目的に合わない形式になり、成果が測れない | 先に「誰のどの行動を変えるか」を書く |
| 展示会で認知を、ポップアップで商談を狙う | どちらの指標も伸びない | 種類ごとの成功の定義に合わせて目標を置く |
| 社内イベントを当日の満足度アンケートだけで評価する | 翌年の予算説明で効果を示せない | 1〜3か月後の行動指標を事前に決める |
| 地域イベントで手続きの確認が遅れる | 露店や飲食の出店が直前に不可になる | 企画の初期に警察署・保健所・公園管理者へ相談する |
| 会場BGMを「流すだけ」と考える | 著作権の手続き漏れ | 録音の再生も演奏に含まれる前提で確認する |
| オンラインを「会場の代わり」として扱う | 視聴が途中で離脱される | オンラインに合わせて時間と構成を作り直す |
種類が決まったら確認するチェックリスト
- 主目的を1文で書けた(誰に・何をしてもらうか)
- 成功の指標と、測るタイミング(当日・1か月後・3か月後)を決めた
- 形式(対面・オンライン・ハイブリッド)を目的から選んだ
- 参加形態(観覧・参加・体験・交流・商談・回遊)に合う会場と動線を考えた
- 道路・公園・飲食・火気・酒類・中古品・ドローンのうち、該当する手続きを洗い出した
- 会場で使う音楽・映像の権利を確認した
- 来場者の個人情報の取り扱いを決めた
- 雨天・荒天・中止の判断基準を決めた
- 終了後のフォロー(お礼、アンケート、商談化)の担当を決めた
- 予算の費目を種類に合わせて見直した
全体の準備項目はイベント準備のチェックリスト、費用はイベントの予算の立て方にまとめています。種類ごとの進め方は展示会出展、セミナーの企画、新製品発表会、キックオフ、表彰式、周年イベント、株主総会の各記事を、ビジネス目的の催しの総称はMICEとはを参照してください。
この記事の要点
- イベントの種類は「誰が主催し、誰に、何をしてもらうか」で決まる。この記事では5群38種に整理。
- 種類によって成功の定義が違う。展示会は商談数、ポップアップは試用率と投稿数、社内イベントは1〜3か月後の行動。
- 地域・エンタメ系は道路・公園・飲食・火気・音楽・酒類の手続きが重なりやすい。最終判断は管轄窓口で。
- 種類を特定する3つの質問は「誰のどの行動を変えるか」「深さか広さか」「いつ測れるか」。目的は1つに絞る。
FAQ
よくある質問
法令や業界で統一された数はありません。分け方によって数は変わります。この記事では主催者と目的で、企業の社外向け10種・社内向け8種・業界向け4種、地域・公共6種、エンタメ・文化・スポーツ10種の計38種に整理しています。
社外向けは展示会・見本市、商談会、セミナー・ウェビナー、カンファレンス、新製品発表会、ポップアップ、ユーザー会、顧客感謝祭、採用イベント、周年・式典。社内向けはキックオフ、表彰式、社員総会、研修、懇親会、運動会、社員旅行、ファミリーデー。業界向けはパートナー説明会、報奨旅行、株主総会・IR説明会、異業種交流会です。
変えたい行動から選びます。方針を自分の業務に置き換えてほしいならキックオフ、評価される行動を広めたいなら表彰式、部門を越えた関係をつくりたいなら懇親会や運動会、スキルを身につけてほしいなら研修やワークショップが向いています。
ウェビナー、オンライン説明会、オンライン展示会、オンライン懇親会、配信ライブなどがあります。対面の種類をそのまま画面に移すのではなく、時間と構成をオンラインに合わせて作り直す必要があります。
道路に露店を出す・道路で祭礼行事をする場合の道路使用許可(道路交通法第77条)、都市公園に仮設工作物を設ける場合の占用許可(都市公園法第6条)、不特定多数に食品を提供する場合の保健所の手続きなどが代表例です。自治体の条例で変わる部分があるため、企画の初期に管轄の窓口へ相談してください。
主目的を1つ決めることが重要です。副次的な効果を狙うこと自体は問題ありませんが、設計の判断で迷ったときに戻る基準が必要です。「認知も商談も社内浸透も」という設計は、どの参加者にとっても中途半端になります。
変わります。展示会は小間料とブース施工、セミナーは会場費と登壇費、ポップアップは施工費、地域の祭りは警備・仮設トイレ・ごみ処理などの運営費が中心になりがちです。費目の考え方は共通ですが、比重は種類によって変わります。
参加者との距離が近い種類——少人数のセミナー、ユーザー会、ワークショップ、個別相談会——は、規模が小さくても成果につながりやすい種類です。逆に認知拡大を目的とする種類は、一定の規模がないと効果が見えにくくなります。