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発表会

新製品発表会の企画と流れ
誰に向けた会かで、設計が全部変わる

新製品発表会とは、新しい製品をメディア・取引先・顧客に初めて公表する場です。 目的は、記事にしてもらうこと(メディア)、売ってもらうこと(取引先)、買い替えてもらうこと(顧客)のどれかです。最初に決めるのは製品の見せ方ではなく、誰に向けた会か。ここが曖昧なまま進むと、記事にもならず、商談にもつながらない会になります。

更新: 2026-10-16読了:約14分PRODUCER AGENT 編集部

結論

新製品発表会で決めることは5つです。①対象 ②情報解禁の日時 ③実機の見せ方 ④撮影と取材の扱い ⑤当日の導線。 対象が決まれば、時間帯・会場・式次第・配布物・案内状の文面が決まります。当日必ず言うのは「何が新しいか」「価格」「発売日」「入手方法」の4点。これが揃わない発表会は記事になりません。

先に結論:新製品発表会の要点

決めること結論この記事の該当箇所
対象メディアと取引先は別の回にする(同じ日なら時間を分ける)対象で設計が変わる
時間帯メディア向けは午前〜昼。取引先・顧客向けは午後対象で設計が変わる
形式実機を触らせたいならリアル、遠方の顧客が多いならオンライン、両方ならハイブリッド形式の選び方
解禁日付だけでなく時刻まで決め、社内に文章で出す情報解禁の管理
式次第何が新しいかを最初に。背景説明から入らない式次第と進行台本
デモ止まる前提で、録画の代替映像を用意デモの見せ方
案内状対象ごとに文面を分ける。解禁前は「誰にとってのニュースか」を書く案内状の例文
インフルエンサー招待招待も対価にあたる。投稿には事業者の表示であることを明記してもらうステマ規制

対象で、設計が変わる

対象重心時間帯必要になるもの
メディア記事にできる素材午前〜昼(その日の記事に間に合う)プレスキット、撮影枠、個別取材の時間
取引先・販売店売れる理由と条件午後価格・納期・販促物、個別商談の場
既存顧客乗り換え・追加導入の理由午後導入事例、移行の説明
一般・ファン体験と拡散夕方・週末体験導線、撮影してよい範囲
インフルエンサー体験と投稿メディア回の後投稿してよい時刻、事業者の表示の依頼(後述)
社内共通認識解禁前説明資料、想定問答

Point

メディアと取引先を同じ回に混ぜると、どちらにも足りない会になります。 メディアは記事になる素材と締切を見ており、取引先は価格と納期と販促の支援を見ています。同じ日でも、午前をメディア、午後を取引先に分けるだけで、両方の質問に答えられる会になります。

形式の選び方:リアル・オンライン・ハイブリッド

形式向いている場面気をつけること
リアル触る・見る・試すで価値が伝わる製品(家電、食品、化粧品、車など)会場の下見、設営中の遮蔽、撮影位置と動線
オンライン画面で伝わる製品(ソフトウェア、サービス)、全国の顧客や販売店配信の安定、質問の受け方、実機の質感が伝わりにくい
ハイブリッド会場はメディア、配信は取引先や顧客と分けたいとき会場と配信の両方に進行役が要る。配信側の質問を拾う担当を置く

注意

オンラインの発表会では、実機を事前に送れる相手(メディア・主要取引先)には、解禁条件を添えて先に届けておくと、画面越しでも質感を確かめながら聞いてもらえます。配信の段取りはオンラインイベントの進め方、ハイブリッド開催を参照してください。

準備の流れ:解禁日時から逆算する

  1. 01

    対象・目的・解禁日時を決める

    発売日と解禁日時(時刻まで)を先に固定し、そこから全部を逆算します。目的は「記事数」「商談数」など数えられる形にします。

  2. 02

    形式・会場・日程を決める

    対象と形式から会場を選び、下見で「設営中にどこから見えるか」まで確認します(会場の下見)。

  3. 03

    案内状を出す

    対象ごとに文面を分けて送ります。出欠の締切と、当日の受付方法を書きます(例文は後述)。

  4. 04

    素材を作る

    プレスキット、発表資料、デモ、録画の代替映像、想定問答。価格・発売日・入手方法が未定なら、いつ発表するかを決めます。

  5. 05

    社内と取引先に周知する

    「いつから何を言ってよいか」を文章で出します。 知っている人が増えるほど、漏れやすくなります。

  6. 06

    本番の会場でリハーサル

    デモを本番の電源・回線・端末で通します。 時間を測り、削る場所を決めます(リハーサルの進め方)。

  7. 07

    前日にリマインド

    日時・会場・受付方法・撮影の可否だけを短く送ります。

  8. 08

    当日:開催と解禁

    Webサイト・プレスリリース・SNSの公開時刻を解禁時刻に合わせます。

  9. 09

    事後:フォロー

    欠席者への資料送付、お礼、掲載の確認、商談の引き継ぎ、社内報告(後述)。

情報解禁の管理

  • 解禁日時を決める——日付だけでなく時刻まで
  • 誰に、いつ、何を渡すか(事前提供するか)
  • 解禁条件を書面で伝える
  • 社内への周知——関係者が増えるほど漏れる
  • 取引先への事前連絡——いつ伝えるか
  • 会場設営時の遮蔽——設営中に外から見える、は実際に起きる
  • 当日の撮影可否と、投稿してよい時刻
  • Webサイト・プレスリリースの公開時刻を合わせる

社内への周知文は、たとえば次のように出します。

件名:【社外秘】新製品◯◯の情報解禁日時について

関係各位

新製品◯◯は、◯月◯日(◯)◯時に公表します。
それまでは、社外の方(取引先・家族を含む)への説明、SNSへの投稿、製品や資料の撮影を控えてください。

・解禁前に話してよい範囲:「◯月に新製品の発表を予定している」まで
・取引先から問い合わせがあった場合:営業部◯◯が回答します。個別に回答せず、担当へつないでください
・解禁後に使ってよい資料:公表と同時に共有フォルダ「◯◯」に置きます

不明な点は広報部◯◯までお問い合わせください。

Point

設営中の遮蔽を忘れないでください。 搬入や設営は本番前日から始まることがあり、そこで製品や大型のビジュアルが外から見えます。 下見のときに、通路やガラス面からどこが見えるかを確認してください。

式次第と進行台本

順番内容要点
1開会・趣旨司会が短く。撮影の可否と、質疑の時間があることを先に伝える
2代表挨拶5分以内。会社の歴史ではなく、なぜ今この製品なのかを話す
3製品発表何が新しいかを最初に言う。 背景説明から入らない
4デモ動くところを見せる。 代替映像を手元に置く
5価格・発売日・入手方法これが無いと記事にならない
6導入事例・ゲストトーク(任意)第三者の言葉は、自社の説明より信用される
7質疑応答想定問答と「答えないこと」を決めておく
8撮影タイムメディアを呼ぶなら必須。登壇者と製品を並べる位置を決めておく
9実機体験・個別取材・商談時間と場所を分けて確保

司会の台本は、冒頭と質疑の切り替えだけでも書いておくと、進行が止まりません。

【開会】
皆様、本日はお忙しいところ、株式会社△△ 新製品発表会にお越しいただき、誠にありがとうございます。司会を務めます、広報部の◯◯です。
本日は、新製品◯◯の発表、デモンストレーション、質疑応答の順に進め、◯時◯分に終了する予定です。
撮影は、発表中を含め自由に行っていただけます。記事の公開は、本日◯時以降にお願いいたします。

【質疑への切り替え】
それでは、ご質問をお受けいたします。挙手いただいた方にマイクをお持ちしますので、媒体名とお名前をおっしゃってからご質問ください。

【終了】
以上をもちまして、発表会を終了いたします。このあと◯時◯分まで、会場後方で製品をお試しいただけます。個別取材をご希望の方は、受付までお申し付けください。

注意

台本全体の組み立ては司会台本の書き方を参照してください。

デモの見せ方

  • 1つのデモで1つの価値——機能を全部見せず、旧製品との違いが一目で分かる場面に絞る
  • 比較して見せる——旧製品・従来の方法と並べると、記事の写真にもなる
  • 手元をスクリーンに映す——後方の席からは小さな製品は見えない
  • 録画の代替映像を用意——通信・電源・端末のどれかが止まっても進める
  • 操作する人と話す人を分ける——説明しながらの操作は失敗しやすい

Point

デモは止まる前提で用意してください。 代替映像があれば「実機は体験コーナーでお試しください」と言って先へ進めます。機材の手配は音響・映像の手配を参照してください。

取材対応とプレスリリース

  • プレスキット——製品画像(高解像度)、仕様、価格、発売日、入手方法、問い合わせ先
  • 画像の利用条件——使ってよい範囲を明記
  • 受付でメディアを分ける——名札の色を変える
  • 撮影位置——三脚の置き場所と、他の来場者の動線
  • 登壇者の肩書——表記を確定しておく
  • 個別取材の枠——誰が、何分、どこで
  • 答えない質問を決めておく——その場で考えない
  • 事後の問い合わせ窓口
リリース出す時期書くこと
開催告知(取材案内)案内状と同じ時期日時・会場・誰向けの発表か・取材の申込方法。製品の中身は解禁前なので書かない
製品発表解禁時刻ちょうど何が新しいか、価格、発売日、入手方法、製品画像、問い合わせ先
開催報告(任意)当日〜翌日会場の写真、登壇者の発言、デモの様子。来られなかった媒体が使える素材になる

プレスリリース配信サイトで「新製品発表会」と検索すると、他社の告知と開催報告を並べて見られます。見出しの付け方や写真の選び方の参考になります。

Point

「答えないこと」を事前に決めておいてください。 原価、生産数、他社との比較、未発表の計画。その場で判断すると、言い過ぎます。 想定問答に「この質問にはこう返す」まで書き、登壇者と共有します。

注意

高解像度の画像は当日に渡せる状態にしてください。 後日送付だと記事の鮮度が落ちます。URLで渡す場合は、会場の回線からアクセスできるかを確認してください。

インフルエンサーを招待するならステマ規制を確認する

令和5年10月1日から、ステルスマーケティングは景品表示法違反になりました(第5条第3号に基づく告示による指定)。 消費者庁の運用基準は、事業者が第三者に支払う対価には、金銭や物品だけでなくイベント招待などのきょう応も含まれるとしています。発表会に招待して投稿してもらう場合は、この規制の範囲に入りえます。

  • 投稿に事業者の表示であることを明記してもらう——運用基準は「広告」「宣伝」「プロモーション」「PR」の文言や、「A社から商品の提供を受けて投稿している」という文章を、明瞭な例に挙げている
  • 表示を埋もれさせない——大量のハッシュタグの中に紛れ込ませる、小さな文字や薄い色にする、は不明瞭な例とされている
  • 依頼の文面に、表示の方法を書いておく
  • 社員の投稿も確認する——販売や開発の担当者など、販売を促進する立場の社員による販促の投稿は、事業者の表示にあたる

注意

規制の対象は広告主(事業者)です。 依頼を受けたインフルエンサーではなく、発表会を開く会社が責任を負います。詳しくはステマ規制の要点を参照してください。

案内状の例文(対象別)

  • 対象ごとに文面を分ける(メディア/取引先/顧客)
  • 日時・会場・所要時間・終了時刻
  • 何が発表されるか——解禁前なので「誰にとってのニュースか」まで
  • 撮影の可否
  • 出欠の回答方法と締切
  • 当日の受付方法(受付用のQRコードはQRコード作成ツールで作れる)
  • 欠席者への資料送付の案内

例文1:メディア向け(取材のご案内)

件名:【取材のご案内】◯月◯日(◯)株式会社△△ 新製品発表会(◯◯業界向け)

報道関係者各位

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
株式会社△△は、◯月◯日(◯)に◯◯業界向けの新製品発表会を開催いたします。当日は実機のデモンストレーションをご覧いただけるほか、撮影の時間と個別取材の枠をご用意しております。
ご多忙のところ恐縮ですが、ぜひご取材くださいますようお願い申し上げます。

記
日時:◯月◯日(◯)◯時〜◯時(受付開始◯時)
会場:◯◯(住所)
内容:新製品の発表、デモンストレーション、質疑応答、撮影、個別取材
撮影:可(発表中を含む)
情報解禁:◯月◯日(◯)◯時
出欠:◯月◯日までに、下記フォームからご回答ください
お問い合わせ:株式会社△△ 広報部 ◯◯(電話・メール)
以上

例文2:取引先・販売店向け

件名:新製品発表会のご案内(◯月◯日・株式会社△△)

◯◯株式会社
◯◯部 ◯◯様

いつも格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
このたび弊社では、◯◯の新製品を発表する運びとなりました。つきましては、一般への公表に先立ち、販売店の皆様にご紹介する場として、下記のとおり発表会を開催いたします。
当日は、発売の条件と販促の計画もあわせてご説明いたします。ご多用中とは存じますが、ご出席くださいますようお願い申し上げます。

記
日時:◯月◯日(◯)◯時〜◯時
会場:◯◯
内容:新製品のご紹介、価格・発売時期・販促支援のご説明、実機のご体験
個別相談:終了後、◯時まで個別のご相談をお受けいたします
出欠:◯月◯日までにご返信ください
情報のお取り扱い:発表内容は、◯月◯日◯時の公表まで社外への共有をお控えくださいますよう、お願い申し上げます。
以上

例文3:既存顧客向け(オンライン)

件名:【オンライン】新製品◯◯ 発表会のご案内(◯月◯日)

◯◯様

いつも◯◯をご利用いただき、ありがとうございます。
◯月◯日(◯)に、新製品◯◯の発表会をオンラインで開催いたします。現在お使いの◯◯からの移行方法も、当日ご説明いたします。

日時:◯月◯日(◯)◯時〜◯時
参加方法:下記のページからお申し込みください。前日に視聴用のURLをお送りします。
ご都合が合わない場合:お申し込みいただいた方には、後日、録画と資料をお送りします。

例文4:前日のリマインド(メディア向け)

件名:【明日開催】株式会社△△ 新製品発表会のご案内

◯◯様

明日の新製品発表会にご出席のご連絡をいただき、ありがとうございます。
当日の要点をお送りいたします。

日時:◯月◯日(◯)◯時開始(受付開始◯時)
会場:◯◯ ◯階(最寄り駅からの地図は下記)
受付:名刺を1枚ご用意ください
撮影:可。三脚は会場後方のスペースをご利用ください
情報解禁:◯月◯日(◯)◯時

当日の連絡先:広報部 ◯◯(携帯電話番号)

例文5:欠席者への資料送付

件名:本日の新製品発表会の資料をお送りいたします(株式会社△△)

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△ 広報部の◯◯です。
本日、新製品◯◯の発表会を開催いたしました。ご欠席のご連絡をいただいておりましたので、資料をお送りいたします。

・プレスリリース
・製品画像(高解像度)
・当日の発表映像

上記は下記のURLからダウンロードいただけます。画像はリリースに記載の条件の範囲でご利用ください。
実機のご貸し出しや個別取材のご希望がございましたら、お気軽にお申し付けください。

例文6:出席者へのお礼

件名:新製品発表会ご出席のお礼(株式会社△△)

◯◯様

本日はご多忙のところ、新製品発表会にご出席いただき、誠にありがとうございました。
当日の資料と製品画像を下記にまとめましたので、ご活用ください。
また、ご質問いただいた◯◯の件につきましては、確認のうえ◯日までにご回答いたします。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。

注意

案内状の書式全般は招待状・案内文、お礼はお礼状、発表後の顧客向けのお知らせは新商品案内メールを参照してください。

当日の体制

役割やること持っておくもの
全体責任者時間の判断、トラブル時の決定進行表、全員の連絡先
司会・進行台本どおりの進行、質疑の仕切り台本、想定問答、時計
広報(メディア対応)受付でのメディア対応、個別取材の割り振り、撮影位置の案内メディアの出欠リスト、プレスキット
受付・誘導受付、名札の配布、席への案内来場者リスト、名札、筆記具
デモ担当デモの操作、体験コーナーの説明予備の端末、代替映像
音響・映像・配信マイク、スライド、配信の操作予備のマイクと電池、予備の回線
営業(取引先回)個別商談、条件の説明価格表、商談の記録用紙

注意

人数の見積もりと役割の分け方はイベントスタッフの配置を参照してください。

トラブル対応表

起きることその場の対応事前の備え
デモが動かない代替映像に切り替え、「体験コーナーでお試しください」と言って進む録画の代替映像、予備の端末
解禁前に情報が出る責任者が解禁を早めるか判断し、メディアに一斉に連絡前倒しする場合の連絡文を用意
答えないと決めた質問が出る「本日はお答えを控えます」と返し、言い直さない返し方を想定問答に書き、登壇者全員で共有
価格や発売日がまだ確定しない「◯月◯日に改めて発表します」と日付だけ伝える未定の項目と、いつ発表するかを事前に決める
登壇者が遅れる順番を入れ替える(製品発表を先に)代わりに話せる人と、その台本
マイクやスライドが止まる司会が状況を伝えてつなぐ。プレスキットの印刷を配る予備のマイク、PC、ケーブル
配信側の質問を拾えない会場の質疑のあとに、配信側の質問の時間を別に取る配信の質問を読み上げる担当を決める

準備物チェックリスト

発表の素材

  • 発表スライドと、別のPCに入れた予備のデータ
  • 司会台本・進行表
  • 想定問答と「答えないこと」のリスト
  • プレスキット(印刷とダウンロード用URL)
  • 前倒しの解禁に備えた連絡文

デモ

  • デモ用の実機と予備
  • 録画の代替映像
  • 手元を映すカメラ
  • 電源の位置と延長コード

メディアと受付

  • メディアの出欠リストと来場者リスト
  • 名札(メディアと取引先で色を分ける)
  • 受付用のQRコード
  • 撮影スペース(三脚の置き場所)
  • 個別取材の時間割と場所

取引先回

  • 価格表・カタログ・販促物の見本
  • 個別商談の場所と記録用紙
  • アンケート

会場と配信

  • 設営中の遮蔽
  • 体験コーナー
  • 控室と登壇者の動線
  • 配信の回線と予備の回線、録画の設定
  • 視聴URLの送付

注意

イベント全般の準備はイベントのチェックリストを参照してください。

開催後のフォロー

  1. 01

    当日中:資料を送る

    欠席したメディアにも、プレスリリース・画像・映像を送ります。 来られなかった媒体の記事は、ここで決まります。

  2. 02

    当日〜翌日:お礼を送る

    質疑で答えきれなかった質問があれば、回答の期日も書きます。

  3. 03

    掲載を確認する

    記事・投稿を集め、事実の誤りがあれば早めに訂正を依頼します。

  4. 04

    商談を引き継ぐ

    取引先回で出た要望と条件を、営業に記録で渡します。

  5. 05

    社内で振り返る

    決めた目的(記事数・商談数など)と結果を並べ、次の発表会で変えることを残します。

注意

フォローの進め方はイベント後のフォローを参照してください。

よくある失敗

失敗なぜ起きるか防ぎ方
記事にならない価格・発売日・入手方法が出ない未定でも「いつ発表するか」を言う
前半が長く、本題が遅い挨拶と会社紹介から入る何が新しいかを最初に
メディアも取引先も不満対象を混ぜた回を分ける。同じ日なら時間を分ける
解禁前に写真が出る設営中に見えた、社員が投稿した遮蔽と、社内への文章での周知
質疑で言い過ぎる答えない範囲を決めていない想定問答に返し方まで書く
欠席した媒体に載らない資料を送るのが遅い当日中に送る

この記事の要点

  • 新製品発表会とは、新しい製品を初めて公表する場。 最初に決めるのは誰に向けた会かと、解禁日時。
  • メディアと取引先を同じ回に混ぜない。 同じ日でも時間を分ける。メディア向けは午前〜昼。
  • 「何が新しいか・価格・発売日・入手方法」が出ない発表会は記事にならない。
  • デモは止まる前提で、録画の代替映像を用意する。
  • インフルエンサーの招待も対価にあたる。 事業者の表示であることを明記してもらう。
  • 欠席したメディアには当日中に資料を送る。

FAQ

よくある質問

01新製品発表会とは何ですか?

新しい製品を、メディア・取引先・顧客に初めて公表する場です。メディア向けは記事にしてもらうこと、取引先向けは売ってもらうこと、顧客向けは買い替えや追加導入を考えてもらうことが目的です。対象によって、時間帯、式次第、配布物、案内状の文面が変わります。

02新製品発表会は何から決めればよいですか?

誰に向けた会かと、情報解禁の日時です。対象が決まると時間帯・会場・式次第・配布物が決まり、解禁日時が決まると準備の日程を逆算できます。メディアと取引先を同じ回に混ぜると、見ているものが違うため、どちらにも足りない会になります。

03新製品発表会の流れ(式次第)は?

開会、代表挨拶、製品発表、デモ、価格・発売日・入手方法、質疑応答、撮影、実機体験・個別取材の順が組みやすい形です。製品発表は背景説明から入らず、何が新しいかを最初に言ってください。

04新製品発表会の案内状には何を書けばよいですか?

日時・会場・所要時間・終了時刻、解禁前でも書ける範囲での発表の内容、撮影の可否、出欠の回答方法と締切、当日の受付方法、欠席者への資料送付です。何を発表するか書けない場合は、誰にとってのニュースかを書くと、出席の判断がしやすくなります。メディア・取引先・顧客で文面を分けてください。

05メディア向け発表会は何時に開催すべきですか?

午前から昼が基本です。夕方開催だと、その日のうちに記事を出しにくくなります。撮影タイムと個別取材の枠を時間と場所を分けて確保し、高解像度の製品画像をその場で渡せる状態にしてください。

06開催告知のプレスリリースはいつ出しますか?

取材の案内は案内状と同じ時期に出し、製品の中身は書きません。製品発表のリリースは解禁時刻ちょうどに出し、Webサイトの公開時刻も合わせます。開催の様子を伝える報告のリリースを当日から翌日に出すと、来られなかった媒体が使える素材になります。

07新製品発表会の費用は何で決まりますか?

会場、音響・映像、配信、設営と装飾、印刷物、スタッフの人件費、飲食で決まります。とくに会場の規模と、配信をするかどうかで大きく変わります。項目ごとの見積もりの取り方は、イベント予算の記事を参照してください。

08インフルエンサーを招待するときの注意点は?

令和5年10月1日から、ステルスマーケティングは景品表示法違反になりました。消費者庁の運用基準は、イベント招待などのきょう応も対価に含まれるとしています。投稿には「PR」などの文言や、商品の提供を受けて投稿している旨を明瞭に表示してもらい、依頼の文面にもその方法を書いてください。規制の対象は広告主である事業者です。

09情報解禁はどう管理すればよいですか?

解禁日時を時刻まで決め、誰にいつ何を渡すかと解禁条件を書面で伝えてください。知っている人が増えるほど漏れやすくなるため、「いつから何を言ってよいか」を関係部署に文章で出します。設営中に製品が外から見えることもあるため、下見で確認してください。

10質疑応答で気をつけることは?

答えないことを事前に決めておいてください。原価、生産数、他社との比較、未発表の計画などです。その場で判断すると言い過ぎます。想定問答に返し方まで書き、登壇者と共有してください。延びた質問は個別取材に回します。

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