挨拶
歓迎会の挨拶 例文
迎える側・新人の一言・幹事・乾杯・締め
歓迎会の挨拶で大事なのは、迎えられる人が話しやすい場を作ることです。迎える側(幹事・上司)の挨拶は短く歓迎を伝え、本人の挨拶(自己紹介)は乾杯の前後、歓談に入る前に入れます。本人はお礼・名前・話しかけるきっかけを一つ・意気込みの4つを1分ほどで話せば十分です。短く済ませたいなら、本人は「本日はありがとうございます。◯月から入りました△△です。早く慣れるよう頑張りますので、よろしくお願いします」、迎える側は「△△さん、ようこそ。分からないことは遠慮なく聞いてください」で足ります。このページには、幹事・上司・役員・先輩・本人・乾杯・締めのそのまま読める例文を場面別に並べました。
結論
歓迎会の挨拶は、幹事の開会→迎える側(上司)の歓迎の挨拶→本人の自己紹介→乾杯→歓談→締めで進めると流れが途切れません。自己紹介を歓談の前に入れると、参加者が本人に話しかけやすくなります。迎えられる人が複数いる場合は、一人ずつ短く話してもらうか、代表の挨拶と一人一言に分けます。
まず結論:立場別の「最初の一文」と「最後の一文」
誰の立場で話すかが決まれば、最初と最後はほぼ決まった形で言えます。間に一つだけ自分の話(本人なら話題、迎える側なら紹介)を入れれば挨拶になります。
| 立場 | 最初の一文 | 最後の一文 |
|---|---|---|
| 新入社員(本人) | 本日はこのような会を開いていただき、ありがとうございます。 | ご指導のほど、よろしくお願いいたします。 |
| 中途入社・異動(本人) | 歓迎会を開いていただき、ありがとうございます。 | 早く慣れるよう努めますので、よろしくお願いします。 |
| 上司(迎える側) | △△さん、ようこそ◯◯部へ。 | 今日は肩の力を抜いて楽しんでください。 |
| 先輩・同僚(迎える側) | △△さん、ようこそ。同じチームの◯◯です。 | 気軽に声をかけてください。 |
| 幹事(開会) | 皆さん、お疲れさまです。幹事の◯◯です。 | それではまず、□□部長からご挨拶をお願いします。 |
| 乾杯の発声 | 皆さん、グラスをお持ちください。 | △△さんの歓迎を祝して、乾杯! |
| 締め | 名残惜しいところですが、そろそろお時間です。 | お手を拝借(一本締め)/拍手で締めましょう。 |
挨拶の順番と、誰が何を話すか
| 順番 | 誰が | 話すこと | 長さの目安 |
|---|---|---|---|
| 1 | 幹事 | 開会・名乗り・会の趣旨・終わりの時刻 | 短く |
| 2 | 上司 | 歓迎の気持ちと「遠慮なく聞いて」の一言 | 1分ほど |
| 3 | 迎えられる人 | お礼・名前・話題を一つ・意気込み | 1分ほど |
| 4 | 乾杯の発声 | 主役の名前を呼んで乾杯 | 短く |
| 5 | (歓談) | 主役に話しかける時間 | — |
| 6 | 締め | お礼・主役へのエール・手締めか拍手 | 1分ほど |
挨拶の組み立てと、30秒で終わる短い例文
| 迎える側(上司・先輩) | 迎えられる側(本人) | |
|---|---|---|
| 1 | 歓迎の言葉(「ようこそ」) | 会へのお礼 |
| 2 | 本人の紹介(いつから・どこから来たか) | 名前と、いつから・どこから来たか |
| 3 | 期待と支える姿勢(「遠慮なく聞いて」) | 話しかけるきっかけを一つ(出身・趣味・前職) |
| 4 | 今日を楽しんでほしい一言 | 意気込みと「よろしくお願いします」 |
短い版:迎える側
△△さん、ようこそ。皆で来てくれるのを待っていました。分からないことは誰にでも遠慮なく聞いてください。今日は楽しんでいってください。
短い版:本人(新入社員)
本日はありがとうございます。◯月に入社しました△△です。早く仕事を覚えられるよう頑張ります。よろしくお願いいたします。
短い版:本人(中途入社・異動)
歓迎会を開いていただき、ありがとうございます。◯◯から来ました△△です。前は◯◯を担当していました。早くこちらに慣れるよう努めますので、よろしくお願いします。
注意
4つの要素のうち、時間がなければ迎える側は1と3、本人は1・2・4だけでも挨拶として成り立ちます。
幹事の挨拶(開会・各挨拶へのつなぎ・締めの振り)
開会
皆さん、お疲れさまです。幹事の◯◯です。今日は、◯月から私たちの部署に加わった△△さんの歓迎会です。△△さん、ようこそ。本日は◯時までを予定しています。それではまず、□□部長から歓迎のご挨拶をお願いします。
迎える側の挨拶を先輩にも頼む
部長、ありがとうございました。続いて、△△さんの指導を担当する◯◯さんから、ひと言お願いします。
本人の自己紹介に振る
ありがとうございました。それでは、今日の主役の△△さんから一言いただきたいと思います。△△さん、お願いします。
乾杯に振る
△△さん、ありがとうございました。皆さん、お手元に飲み物はございますか。それでは乾杯の音頭を、◇◇課長にお願いいたします。
主役が複数いるとき(一人ずつ紹介する)
ありがとうございました。それでは、今日の主役の皆さんに一言ずついただきます。入社順に、まず△△さん、続いて▲▲さん、最後に▽▽さんの順でお願いします。一人ずつ拍手で迎えてください。
歓談の途中で本人を回らせる
皆さん、ご歓談中に失礼します。このあと△△さんに各テーブルを回ってもらいます。まだ話せていない方は、ぜひこの機会に声をかけてください。
締めに振る
皆さん、ご歓談中のところ失礼します。そろそろお時間となりましたので、締めのご挨拶を◎◎次長にお願いします。
締めの後、二次会と解散の案内
本日はお集まりいただき、ありがとうございました。これで歓迎会はお開きとします。二次会に参加される方は、店の前にお集まりください。お帰りの方はお気をつけて。△△さん、明日からよろしくお願いします。
注意
幹事は自分の話をする必要はありません。名乗り・会の趣旨・終わりの時刻・次の人の紹介で足ります。司会の台詞全体は懇親会の進行表と司会台本にあります。
迎える側の挨拶(上司・先輩)
上司から新入社員へ
△△さん、ようこそ◯◯部へ。皆、△△さんが来てくれるのを楽しみにしていました。最初は分からないことも多いと思いますが、遠慮なく誰にでも聞いてください。今日は肩の力を抜いて、いろいろな人と話してください。
上司から中途入社の人へ
△△さん、ようこそ。前職での◯◯のご経験には、私たちも期待しています。一方で、うちのやり方で分かりにくいところがあれば、遠慮なく言ってください。新しい目で見て気づいたことも、ぜひ教えてください。今日はゆっくり楽しんでください。
上司から異動してきた人へ
△△さん、◯◯部へようこそ。前の部署での活躍は聞いています。分野が変わって戸惑うこともあると思いますが、ここにいる全員が力になります。今日はまず、皆の顔と名前を覚えて帰ってください。
部下側から新しい上司を迎える
□□部長、◯◯部へようこそお越しくださいました。部を代表して、心より歓迎いたします。私たちも部長と一緒に新しい取り組みに挑戦できることを楽しみにしております。至らない点も多いかと思いますが、ご指導のほど、よろしくお願いいたします。
役員・代表が新入社員全員へ
新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。そして、ようこそ。今日は配属先も年次も関係なく、いろいろな先輩と話してみてください。ここで顔見知りになった人が、仕事で困ったときの相談相手になります。皆さんとこれから一緒に働けることを、楽しみにしています。
店長・責任者からパート・アルバイトの人へ
△△さん、ようこそ。お店のことは、最初は覚えることが多くて大変だと思います。シフトが一緒になった人に、何でも聞いてください。困ったときは私にも直接言ってください。今日は皆とゆっくり話してください。
若手の代表から新入社員へ
新入社員の皆さん、ようこそ。去年入社した◯◯です。私も一年前は同じ席で緊張していました。年の近い先輩には聞きやすいことも多いと思うので、仕事のことでもお昼のお店のことでも、気軽に聞いてください。
先輩・同僚の一言
△△さん、ようこそ。同じチームの◯◯です。私も入ったばかりのころは分からないことだらけでした。席が近いので、ちょっとしたことでも気軽に声をかけてください。
注意
迎える側の挨拶は主役より長くしないのが基本です。仕事の心構えや部署の課題の話は、歓迎会ではなく職場で伝えます。
迎えられる人(本人・新人)の挨拶
新入社員
本日はこのような会を開いていただき、ありがとうございます。◯月に入社しました△△です。◯◯の出身で、学生時代は◯◯をしていました。早く仕事を覚えて、皆さんの力になれるよう頑張ります。ご指導のほど、よろしくお願いいたします。
新入社員が複数いて、代表で話す
新入社員を代表してご挨拶申し上げます。本日は私たちのために歓迎会を開いていただき、ありがとうございます。まだ分からないことばかりですが、一日も早く戦力になれるよう、同期で力を合わせて頑張ります。ご指導のほど、よろしくお願いいたします。
注意
代表の挨拶の後に、一人ずつ名前と一言を言う時間を作ると、全員の顔と名前が一致します。
中途入社
今日はありがとうございます。◯月に入社しました△△です。前職では◯◯の仕事をしていました。その経験を生かしつつ、こちらのやり方を早く覚えたいと思います。趣味は◯◯です。どうぞよろしくお願いします。
異動してきた人
◯◯部から異動してきました△△です。歓迎会を開いていただき、ありがとうございます。前の部署では◯◯を担当していました。新しい分野なので、皆さんに教えていただくことが多いと思いますが、よろしくお願いします。
新しく着任した上司
本日はこのような会を開いていただき、ありがとうございます。◯月から部長を務めます□□です。まずは皆さんのお話をよく聞くところから始めたいと思います。気づいたことがあれば、遠慮なく声をかけてください。これからよろしくお願いします。
パート・アルバイト
今日は私のために集まっていただき、ありがとうございます。◯月から働いている△△です。主に◯曜日と◯曜日に入っています。まだ慣れないことばかりですが、早く覚えるよう頑張ります。よろしくお願いします。
出向・応援で一定期間来た人
歓迎会を開いていただき、ありがとうございます。◯◯から参りました△△です。◯月までの期間ですが、こちらの一員として役に立てるよう努めます。分からないことは遠慮なく伺いますので、よろしくお願いいたします。
簡単な一言(話すのが苦手な人向け)
今日はありがとうございます。◯月から入りました△△です。◯◯が好きです。早く慣れるよう頑張りますので、よろしくお願いします。
注意
着任時に社内へ送る挨拶メールは異動の挨拶メール 例文、職場での最初の一言は着任の挨拶にまとめています。
自己紹介に入れる話題と、話す前のチェック
| 話題 | 例 | 歓談でのきっかけ |
|---|---|---|
| 出身地 | 「◯◯県の出身です」 | 「◯◯なら、あのお店知ってる?」 |
| 趣味・休日の過ごし方 | 「休みの日は◯◯をしています」 | 同じ趣味の人が声をかけやすい |
| 前職・前の部署 | 「前は◯◯を担当していました」 | 仕事の話につなげやすい |
| 学生時代(新人) | 「学生時代は◯◯部でした」 | 部活や専攻の話になる |
- 最初にお礼を言う(「このような会を開いていただき、ありがとうございます」)。
- フルネームと、いつから・どこから来たかを言う。
- 話しかけるきっかけを一つだけ入れる。全部入れると長くなる。
- 最後は「よろしくお願いします」で終える。乾杯の前ならグラスを置いて話す。
1分の自己紹介の組み立ては自己紹介 例文(社会人)で詳しく扱っています。
新人の挨拶のタイミング
- 基本は上司の歓迎の挨拶の後、乾杯の前。全員が座っていて、まだ話が始まっていないので聞いてもらいやすい。
- 乾杯を先にする会なら、乾杯の直後、料理が出そろう前に入れる。
- 迎える人が多い(新入社員が何人もいる)場合は、代表の挨拶+一人一言にして、歓談の前に終える。
- 締めの前に本人の一言を入れる形もあるが、歓迎会では最初に話してもらうほうが、その後の歓談に生きる。
注意
幹事は事前に本人へ「乾杯の前に一言お願いします」と伝えておくと、本人が準備できます。
乾杯の挨拶
上司・役員の乾杯
それでは、ご指名により乾杯の音頭を取らせていただきます。皆さん、グラスをお持ちください。△△さん、改めてようこそ。△△さんのこれからのご活躍と、◯◯部のますますの発展を祈念しまして、乾杯!
先輩・若手の乾杯
僭越ながら、乾杯の音頭を取らせていただきます。△△さん、これから一緒に頑張りましょう。それでは皆さん、グラスをお持ちください。△△さんの歓迎を祝して、乾杯!
少しくだけた乾杯(少人数の会)
それでは乾杯します。△△さん、今日は質問攻めにされると思いますが、覚悟しておいてください。△△さんの歓迎と、このチームのこれからに、乾杯!
注意
「グラスをお持ちください」の一言を入れると、全員の動作が揃います。乾杯の例文は乾杯の挨拶 例文にもまとめています。
締めの挨拶
一本締めで締める
名残惜しいところですが、そろそろお時間です。△△さん、これから一緒に頑張りましょう。それでは、△△さんのこれからのご活躍を祈念しまして、一本締めで締めたいと思います。お手を拝借。いよーおっ(パパパン パパパン パパパン パン)。ありがとうございました。
拍手で締める(少人数・カジュアルな会)
そろそろお時間になりました。△△さん、改めてようこそ。明日からよろしくお願いします。最後に拍手で締めましょう。(拍手)お疲れさまでした。
締めの前に本人から改めてお礼を言う
本日は本当にありがとうございました。たくさんの方に声をかけていただき、少し緊張がほぐれました。今日教えていただいたことを忘れずに、明日から頑張ります。これからよろしくお願いいたします。
注意
一本締め・三本締めの掛け声や、締めを誰に頼むかは締めの挨拶 例文にまとめています。
くだけた一言・面白い挨拶にしたいとき
職場の雰囲気によっては、少しくだけた挨拶のほうが場が和みます。ただし笑いを取ることより、覚えてもらうことを目的にしてください。
- 名前と結びつく一言: 「◯◯(名前)と書いて△△と読みます。よく間違えられるので、覚えてもらえたらうれしいです」
- 小さな失敗談: 「初日、名刺を上下逆に渡してしまいました。笑って受け取ってくださった方、ありがとうございました」
- 質問を投げる: 「この辺りのおすすめのお昼を、ぜひ教えてください」
- 迎える側の自虐を一つ: 「私が入ったときは、初週でコピー機を止めました。それに比べれば何をしても大丈夫です」
面白い例文:新入社員
本日はありがとうございます。◯月に入社しました△△です。特技は、一度行った店の場所を絶対に忘れないことです。その代わり、人の名前を覚えるのに時間がかかるので、今日は何度も名乗っていただけると助かります。早く皆さんの名前も覚えます。よろしくお願いいたします。
面白い例文:中途入社・異動
歓迎会を開いていただき、ありがとうございます。◯◯から来ました△△です。前の職場では『◯◯の人』と呼ばれていました。こちらでは何と呼ばれるようになるのか、今から楽しみです。早く新しいあだ名がつくくらい溶け込みたいと思います。よろしくお願いします。
面白い例文:迎える側の上司
△△さん、ようこそ。うちの部の良いところは、全員が質問に答えたがるところです。悪いところは、答えが長いところです。遠慮なく聞いて、長くなったら遠慮なく止めてください。今日は楽しんでいってください。
- 内輪ネタ・きわどい冗談・他の人をいじる話は避ける。
- 迎える側が本人に一芸を求めない。断りにくく、負担になる。
- お酒を勧めすぎない。飲めない人がいる前提で乾杯の飲み物を選んでもらう。
よくある失敗と、その直し方
| よくある失敗 | 起きること | 直し方 |
|---|---|---|
| 迎える側の挨拶が長い | 乾杯が遅れ、主役が話す時間が減る | 歓迎・紹介・「遠慮なく聞いて」の三つに絞る |
| 本人に当日いきなり振る | 本人が準備できず、言葉に詰まる | 幹事が事前に「乾杯の前に一言」と伝えておく |
| 主役の名前を読み間違える | 本人が訂正しにくく、気まずくなる | 読み方と所属・役職を事前に確認しておく |
| 本人が経歴を全部話す | 長くなり、話題が絞れない | 話しかけるきっかけは一つだけにする |
| 乾杯の前にグラスが揃っていない | 音頭の途中で間が空く | 「お手元に飲み物はございますか」と確認してから振る |
| 締めで主役に触れない | 何の会だったか印象が薄れる | 締めの言葉に主役の名前とエールを入れる |
幹事の準備チェックリスト
- 01
主役の情報を確認する
名前の読み方、入社・着任の時期、どこから来たか、呼ばれ方の希望(さん付けなど)を確認します。
- 02
挨拶を頼む人を決めて伝える
歓迎の挨拶・乾杯・締めを誰に頼むかを決め、会の前日までに本人たちに伝えます。
- 03
本人に一言の準備を頼む
「乾杯の前に1分ほど自己紹介をお願いします」と、タイミングと長さを伝えます。
- 04
飲み物の配慮を決めておく
お酒を飲まない人がいる前提で、乾杯の飲み物は各自が選べるようにします。
- 05
終わりの時刻と二次会の有無を決める
開会の挨拶で終わりの時刻を伝え、締めの後の案内まで用意しておきます。
この記事の要点
- 順番は幹事の開会→上司の歓迎→本人の自己紹介→乾杯→歓談→締め。
- 本人の挨拶は歓談の前に入れると、話しかけるきっかけになる。
- 迎える側の挨拶は短く、歓迎と「遠慮なく聞いて」を伝える。主役より長くしない。
- 本人はお礼・名前・話題を一つ・意気込みの4つを1分ほどで。
- 乾杯と締めでは主役の名前を呼んで、これからの活躍を祈る一言を入れる。
- 面白くしたいときは笑いより覚えてもらうことを目的に。自分の小さな話にとどめ、人をいじらない。
FAQ
よくある質問
「本日はこのような会を開いていただき、ありがとうございます。◯月に入社しました△△です。◯◯の出身で、学生時代は◯◯をしていました。早く仕事を覚えられるよう頑張ります。よろしくお願いいたします」のように、お礼・名前・話しかけるきっかけを一つ・意気込みを入れます。話すのが苦手なら、名前と好きなものを一つ言うだけでも十分です。
上司の歓迎の挨拶の後、乾杯の前に入れると、全員が座って聞ける状態で話せます。乾杯を先にする会なら、乾杯の直後、歓談が盛り上がる前に入れます。歓談の前に話してもらうと、参加者が本人に話しかけやすくなります。
「△△さん、ようこそ◯◯部へ。皆、△△さんが来てくれるのを楽しみにしていました。最初は分からないことも多いと思いますが、遠慮なく誰にでも聞いてください。今日は肩の力を抜いて、いろいろな人と話してください」のように、歓迎の気持ちと相談しやすい一言を1分ほどで伝えます。
主役の名前を呼んで歓迎の気持ちを一言伝え、「それでは、△△さんのこれからのご活躍を祈念しまして、乾杯!」で終えます。「グラスをお持ちください」の一言を入れると、全員の動作が揃います。
幹事の開会の挨拶、上司の歓迎の挨拶、迎えられる人の自己紹介、乾杯、歓談、締めの挨拶、の順で進めると流れが途切れません。自己紹介を歓談の前に入れると、参加者が本人に話しかけやすくなります。
本人は「◯◯部から異動してきました△△です。歓迎会を開いていただき、ありがとうございます。前の部署では◯◯を担当していました」と、前の担当を一言入れると話題になります。迎える側は「前の部署での活躍は聞いています。ここにいる全員が力になります」のように、歓迎と支える姿勢を伝えます。
本人・上司とも1分ほどが目安です。全員が立って聞いている、乾杯を待っているといった場面では、30秒ほどの短い版で十分です。迎える側の挨拶は主役より長くしないようにします。
歓迎の挨拶をした上司とは別の人に頼むと、話す人が偏りません。主役の直属の上司や、指導を担当する先輩に頼む形もあります。頼む相手には、会の前日までに伝えておきます。
本人の私生活に踏み込む質問、内輪ネタ、他の人をいじる冗談、仕事の厳しさを強調する話は避けます。歓迎会は本人が職場に溶け込むきっかけの場なので、聞いていて安心できる内容にします。
見てもかまいません。話す順番だけを書いた小さなメモを手元に置き、要所で目を上げて話せば十分です。原稿を読み上げるより、短くても自分の言葉で話すほうが伝わります。
名前の覚え方、初日の小さな失敗、職場への質問など、自分のことで小さく笑いを取るのが安全です。他の人をいじる話や内輪ネタは、迎えられた本人が置いていかれるので避けます。
本人は「◯月から働いている△△です。主に◯曜日に入っています」と、いつ会えるかを一言入れると、同じシフトの人が声をかけやすくなります。迎える側は「シフトが一緒になった人に何でも聞いてください」と、相談先を具体的に伝えます。
「名残惜しいところですが、そろそろお時間です。△△さん、これから一緒に頑張りましょう」と主役への一言を入れ、「△△さんのこれからのご活躍を祈念しまして」と続けて一本締めか拍手で終えます。