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敬語

「了解です」は目上に失礼?
上司への返事の言い換えと例文

「了解です」「了解しました」を上司や取引先に使うと、失礼だと受け取る人がいます。言葉としての正誤には意見が分かれますが、相手がどう受け取るか分からない以上、目上への返事は「承知しました」に置き換えておくのが無難です。

そのまま使える返事はこの二つです。
上司・取引先へ:「承知しました。◯日までに対応いたします。」
お客様へ:「かしこまりました。」

このページでは、「了解です」が気にされる理由、相手別の言い換え、チャット・メール・口頭の例文、避けたい返事を順に並べました。「かしこまりました」と「承知しました」の違いそのものは「かしこまりました」の意味、メールで返信するときの全体の形は「承知しました」メールの例文で詳しく扱っています。

更新: 2026-11-01読了:約4分PRODUCER AGENT 編集部

結論

目上への返事は上司・社外の相手には「承知しました」、お客様には「かしこまりました」、同僚や後輩には「了解です」「わかりました」が目安です。返事は一言で終わらせず、「◯日までに対応します」「確認して折り返します」と次の動きを添えると、受けたことがはっきり伝わります。

「了解です」が気にされる理由

「了解」は「内容を理解した」という意味の言葉で、それ自体に失礼な意味はありません。ただ、目上の人に使うのは失礼だという受け止め方が広まっているため、気にする人がいるのが実情です。言葉が正しいかどうかより、相手に引っかかりを残さないことを優先すると、「承知しました」を選んでおくのが安全です。

Point

「了解いたしました」と丁寧にしても、気にする人の印象は変わりにくいです。「了解」という言葉そのものが引っかかる人がいるので、目上には言葉ごと「承知しました」に替えるほうが確実です。

相手別の言い換え

相手おすすめの返事ひとこと
同僚・後輩了解です/わかりました職場で普通に使われていれば問題ない
上司・先輩承知しました/承知いたしました迷ったらこれ
他部署の目上の人承知いたしました初めての相手はより丁寧に
取引先承知いたしました/かしこまりましたメールでは「承知いたしました」が使いやすい
お客様かしこまりました接客・電話応対の基本

注意

「わかりました」は丁寧語なので失礼ではありませんが、目上への返事としては少しくだけて聞こえることがあります。上司との口頭のやり取りでは問題ないことも多いので、職場の雰囲気に合わせてください。

場面別の例文

上司からのチャットの指示に返す

承知しました。本日中に修正して、改めて共有いたします。

上司から日程の変更を知らされたとき

承知しました。◯日(◯)の◯時からに変更ですね。予定を入れ直しておきます。

注意

日時や数字が関わる返事は、内容を繰り返して確かめると、聞き違いを防げます。

上司へのメールで返す

件名:Re:◯◯の資料作成について

◯◯部長

お疲れさまです。□□です。
ご指示いただいた◯◯の資料の件、承知いたしました。
◯日(◯)までに作成し、お送りいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

取引先へのメールで返す

件名:Re:納品日変更のご連絡

株式会社◯◯
◯◯様

いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
納品日を◯月◯日(◯)に変更される件、承知いたしました。
社内の関係者にも共有しておきます。
引き続きよろしくお願いいたします。

お客様からの電話の依頼に返す

かしこまりました。担当の◯◯に申し伝えます。

同僚への返事

了解です!明日の朝までに送りますね。

すぐには引き受けられないとき

承知しました。ただ、◯◯の作業が本日いっぱいかかりそうなので、着手は明日の午前になります。それでも間に合いますでしょうか。

「承知しました」は「内容を受け止めた」という返事です。引き受けられるかどうか分からないときは、そのまま「承知しました」で終わらせず、事情と見込みを続けて書きます。

避けたい返事

避けたい返事理由言い換え
了承しました(目上の依頼に)「了承」は相手の申し出を認める意味で、上から認めているように聞こえることがある承知しました
りょ/りょです仲間内の略語で、仕事の返事には向かない了解です(同僚)/承知しました(目上)
了解しましたです「しました」と「です」が重なっている承知しました
承知しましたです/かしこまりましたです同じく丁寧語の重なり承知しました/かしこまりました
なるほどです目上には評価しているように聞こえることがあるおっしゃるとおりです/勉強になります
OKですくだけた印象承知しました

「なるほど」の言い換えは「なるほど」を目上に使うときの言い換え、そのほかの言い回しはビジネス敬語・言い回しの一覧にまとめています。

うっかり「了解です」と返してしまったら

一度「了解です」と返したくらいで、わざわざお詫びをする必要はありません。次の返事から「承知しました」に替えれば十分です。もし上司から指摘されたら、素直にお礼を伝えて直します。

ご指摘ありがとうございます。今後は「承知しました」と返すようにいたします。

社外の相手に対しても同じで、次のメールから言葉を替えれば、それ以上触れなくて構いません。

この記事の要点

  • 「了解です」は目上には失礼と受け取る人がいるので、言葉ごと替えるのが無難。
  • 上司・取引先には「承知しました」、お客様には「かしこまりました」。
  • 同僚・後輩には「了解です」でも問題ないことが多い。
  • 返事には「◯日までに対応します」など次の動きを添える。
  • 「了承しました」「了解しましたです」は目上への返事では避ける。

FAQ

よくある質問

01「了解です」は本当に失礼な言葉なのですか?

「了解」は「理解した」という意味で、言葉自体に失礼な意味はありません。ただ、目上に使うのは失礼だという受け止め方が広まっているため、気にする人がいます。相手がどう受け取るか分からないときは「承知しました」を使えば安心です。

02「了解しました」と「承知しました」の違いは何ですか?

どちらも「内容を受け止めた」という返事です。「承知しました」は目上や社外の相手への返事として広く使われています。「了解」は同僚や後輩とのやり取りで使われることが多い言葉です。

03「了解いたしました」なら目上に使ってもよいですか?

「いたしました」で丁寧にはなりますが、「了解」という言葉そのものを気にする人がいるので、印象は変わりにくいです。目上への返事なら「承知いたしました」に替えておくほうが確実です。

04上司から「了解です」と返されたら、自分も使ってよいですか?

目上の人が目下に「了解です」を使うのは普通のことです。それに合わせて自分から上司に使うかどうかは、職場の雰囲気によります。迷ったら「承知しました」を使い続けておけば失礼にはなりません。

05チャットで毎回「承知しました」と書くのは堅苦しくないですか?

社内チャットでも「承知しました」はよく使われ、堅苦しすぎることはありません。同僚どうしのやり取りなら「了解です」「わかりました」でも構いません。チャットでの書き方全体は「社内チャットの敬語とマナー」を参考にしてください。

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