店舗イベント
ハロウィンの店舗イベント企画12選
特典の条件・飾り付け・告知文の例文
結論:お店のハロウィンイベントは「来てほしい人を一つ決め、その人に合う企画を一つか二つだけやる」のが、準備も当日の運営も無理なく進むやり方です。子ども連れに来てほしいならお菓子の配布、仮装した大人に来てほしいなら仮装来店特典と撮影コーナー、常連客の客単価を上げたいなら限定メニュー・限定商品と購入金額で参加できる企画が合います。ハロウィンの日は、子ども連れ、仮装した大人、普段どおり買い物したい人が同じ店に来ます。だからこそ特典の条件と安全の線引きを先に決め、告知に条件まで書くことが、当日の混乱を防ぐいちばんの近道です。
結論
このページでは、目的別の早見表、企画12選(手間と向く業態つき)、業態別の組み合わせ例、仮装特典の条件と景品の上限、場所別の飾り付け、準備スケジュール、そのまま使える告知文12本、よくある失敗、前日チェックリストを順に載せています。店頭イベント全般の集客の考え方は店舗イベントで集客する方法、年間の販促計画は店舗イベントの年間計画にまとめています。
結論:目的別に選ぶならこの企画
まず「何のためにやるか」を一つ選んでください。目的が決まると、企画も告知の書き方も決まります。
| 目的 | おすすめの企画 | 告知で必ず書くこと |
|---|---|---|
| 新しいお客様に来てほしい | お菓子の配布/仮装来店特典/近隣店とのスタンプラリー | 日時・対象・数量(なくなり次第終了か) |
| 客単価を上げたい | 限定メニュー・限定商品/購入金額で参加できるくじ・つかみ取り | 参加の条件となる購入金額・期間 |
| 常連客に喜んでほしい | 限定メニュー・商品/常連向けの先行案内/飾り付け | 期間と、仮装しなくてもよいこと |
| SNSで広めてほしい | 撮影コーナー/写真投稿型の仮装コンテスト | 撮影してよい場所・投稿のハッシュタグ・写り込みへの配慮 |
| 子ども連れに来てほしい | お菓子の配布/ぬりえ・スタンプラリー/手作り体験 | 時間帯・対象年齢・原材料の問い合わせ先 |
| スタッフが少なくても回したい | 飾り付け+限定商品/セルフで撮れる撮影コーナー/ぬりえの掲示 | 期間だけで足りる(当日の受付が要らない) |
店舗のハロウィン企画12選
手間は「当日にスタッフがどれだけ張り付くか」の目安です。一つの店で全部をやる必要はありません。上の早見表で選んだ目的に合うものを、一つか二つ選んでください。
| 企画 | 向く業態 | 手間 | 準備のポイント |
|---|---|---|---|
| 1. お菓子の配布(トリック・オア・トリート) | 小売・サービス業・商店街 | 中 | 個包装を選び、配る時間帯と数を決める。原材料をすぐ答えられるようにする |
| 2. 仮装来店特典 | 飲食・小売・美容 | 中 | どこまでを仮装とみなすか、特典の中身・回数・併用の可否を先に決める |
| 3. 限定メニュー・限定商品 | 飲食・ベーカリー・菓子店 | 小 | かぼちゃ・紫・黒など色で季節が伝わるものに。期間と数量、売り切れ時の案内を用意する |
| 4. 時間を区切ったクーポン・タイムサービス | 飲食・小売 | 小 | 「31日の夕方だけ」のように時間を絞ると話題になりやすい。対象と時間を告知に明記する |
| 5. 購入金額で参加できるくじ・つかみ取り | 小売・菓子店・スーパー | 中 | 参加条件の金額と1人の回数を決める。景品の上限を事前に確認する(下の表) |
| 6. 撮影コーナー(フォトスポット) | 全業態 | 小 | 顔出しパネルや背景布を、通路・出入口をふさがない場所に。撮影の注意を掲示する |
| 7. ぬりえ・お絵かきの掲示 | 小売・飲食・サービス業 | 小 | 店頭で配って家で描いてもらい、持ってきてくれた作品を店内に飾る。名前の掲示は保護者に確認する |
| 8. 近隣店とのスタンプラリー | 商店街・ショッピングビル | 大 | 参加店で費用と景品の負担を決める。回る順路と最後の受け取り場所を一つにする |
| 9. 写真投稿型の仮装コンテスト | 飲食・アパレル・美容 | 中 | 応募方法・締切・選び方・発表日を先に決める。「家にある服や小物で作った仮装も大歓迎」と書いておくと参加しやすい |
| 10. 手作り体験(小物・お菓子袋・飾り) | 雑貨・文具・手芸・花屋 | 大 | 回の時間と定員、材料費の有無を決め、予約制か当日受付かを告知する |
| 11. おうちハロウィン向けのセット・持ち帰り | 飲食・スーパー・菓子店 | 小 | 家で楽しむ人向けの持ち帰りセットや飾り小物を、入口近くにまとめて並べる |
| 12. 夜の時間帯の特別営業・特別メニュー | 飲食・バー | 大 | 営業時間を延ばすなら、スタッフの勤務・近隣への配慮・混雑時の誘導を先に決める |
注意
子ども向けの企画全般の考え方は子ども向けイベントの企画、手作り体験の進め方はワークショップの企画、商店街や地域でまとまって行うなら地域のお祭りの企画も参考になります。
業態別の組み合わせ例
企画を一つずつ考えるより、業態に合う組み合わせから選ぶと早く決まります。
| 業態 | 組み合わせの例 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 飲食店・カフェ | 限定メニュー+仮装来店でドリンクやデザートのおまけ+撮影コーナー | お酒を特典にしない、または年齢確認の方法を決める。満席時の案内を用意する |
| ベーカリー・菓子店 | 限定商品+購入金額で参加できるつかみ取り+子どもへのお菓子配布 | 原材料・アレルギーの問い合わせに答えられるようにする |
| 雑貨・アパレル | 仮装小物の売場づくり+手作り体験+写真投稿型コンテスト | 試着室や鏡まわりが混まないよう、撮影場所を分ける |
| 美容室・サロン | ハロウィン向けのヘアアレンジやメイクの限定メニュー+予約特典 | 予約枠と所要時間を先に決め、当日の飛び込みへの対応を決める |
| スーパー・食品小売 | おうちハロウィン向けの売場+お菓子のまとめ売り+ぬりえ配布 | 売場の飾りが通路や棚の前をふさがないようにする |
| 商店街・ショッピングビル | スタンプラリー+各店のお菓子配布+共同の抽選 | 共同で景品を出す場合の上限を確認する(下の表)。施設の管理者に事前に相談する |
仮装来店特典の条件と、景品の上限
仮装来店特典はハロウィンらしさがいちばん伝わる企画ですが、条件があいまいだと、店頭でスタッフが判断に困ります。次の点を先に決め、告知にもそのまま書いてください。
- どこまでを仮装とみなすか(帽子や小物だけでもよいか、子どもだけでもよいか)
- 特典の中身(割引、おまけの一品、お菓子、ドリンクなど)
- 対象の期間と時間帯、1人1回までか、グループ全員か
- 購入が条件か、来店だけでよいか
- ほかの割引やクーポンと併用できるか
- 仮装していない人にも用意する企画があるか
- 判断に迷ったときにスタッフがどう対応するか(迷ったら対象にする、など)
企画の形ごとの景品の上限(消費者庁の整理)
購入や来店を条件にお客様へ物やサービスを渡すと、景品表示法の「景品類」にあたることがあり、上限が決められています。消費者庁は、来店者や購入者にもれなく渡すもの、先着順で渡すものを「総付景品」としています。ハロウィンの企画に当てはめると、次のように整理できます。
| 企画の形 | 区分 | 上限(消費者庁「景品規制の概要」) |
|---|---|---|
| 仮装や購入をした人に、もれなく・先着順でおまけを渡す | 総付景品 | 取引価額1,000円未満は200円、1,000円以上は取引価額の10分の2 |
| 購入した人がくじを引く、来店や購入を条件にした仮装コンテストで優劣を決めて賞品を渡す | 一般懸賞 | 最高額は取引価額5,000円未満なら20倍、5,000円以上なら10万円。総額は売上予定総額の2% |
| 商店街(ショッピングビルなどを含む)が共同で行う抽選 | 共同懸賞(あたるかどうかは事前に確認) | 最高額30万円、総額は売上予定総額の3% |
| 購入も来店も条件にせず、広く告知して誰でも応募できる企画 | オープン懸賞 | 景品規制は適用されない(具体的な上限額の定めはない) |
Point
「取引価額」をいくらとみなすかは企画によって変わるため、ここでは当てはめの判断は示しません。 金額を決める前にイベントの景品の上限で確認し、迷うときは消費者庁や都道府県の窓口に相談してください。くじの準備にはくじ引きツールが使えます。
注意
「仮装していない人は対象外」と強く打ち出すと、普段のお客様が入りにくくなることがあります。仮装した人には特典、そうでない人にも季節の小さなおまけのように、どちらも歓迎していることが伝わる設計にしておくと安心です。
準備のスケジュール
ハロウィンは日付が決まっているので、逆算して準備します。下は目安の順番なので、店の規模に合わせて前後させてください。
- 01
約1か月前:目的と企画を決める
来てほしい人と企画を一つか二つに絞り、特典の条件、景品の金額、予算、担当を決める。商業施設に入っている店は、ここで管理者に飾り付けや催しの決まりを確認する。
- 02
約3週間前:仕入れと告知物の準備
限定商品の材料、配るお菓子、飾り、景品を発注する。ポスター・POP・SNSの文面を作る(下の例文を使えます)。
- 03
約2週間前:告知を始める
店頭ポスターとSNSで告知を始め、常連客にはLINEやメールで先に知らせる。地図サービスの店舗情報にも期間を載せる。
- 04
約1週間前:飾り付けとスタッフへの共有
飾り付けをし、スタッフ向けの対応メモ(下の例)を配る。判断に迷う場面の答えをそろえておく。
- 05
前日:最終確認
下のチェックリストで、通路・避難経路・数量・掲示を確認する。
- 06
当日〜翌日:運営と片付け
利用数と残りを記録し、飾りを外す。お礼の投稿をする。
注意
日程の管理にはスケジュール作成ツール、当日の担当表にはシフト表作成ツールが使えます。
場所別の飾り付けと当日の安全
飾りは店全体に少しずつより、入口・売場の一か所・レジまわりに集めたほうが、見た目にまとまり、通路もふさぎません。飾り付け全般の注意はイベントの装飾にまとめています。
| 場所 | 飾りの例 | 注意すること |
|---|---|---|
| 入口・店外 | のぼり、ウィンドウのシール、かぼちゃの置物、LEDのランタン | 店外に出すなら出してよい場所を確認する。出入口を狭めない |
| 店内全体 | ガーランド、天井から下げる飾り、オレンジと紫の照明 | 照明の近くに燃えやすい紙や布を置かない。スプリンクラーや感知器をふさがない |
| 売場・商品まわり | 限定商品のPOP、小さな置物、テーブルクロス | 商品が取りにくくならないようにする。値札や原材料の表示を隠さない |
| レジまわり | 特典の案内POP、スタッフの小物(帽子・カチューシャ) | 会計の邪魔にならない大きさにする。特典の条件をここにも書いておく |
| 撮影コーナー | 顔出しパネル、背景布、小道具 | 通路から外れた場所に。ほかのお客様が写り込まない向きにする |
飾り付けで守ること
- 本物の火は使わない。かぼちゃのランタンなどはLEDの明かりにします。火気の扱いはイベントの消防への届出を参照してください。
- 出入口・通路・レジ前は広く空ける。仮装した人やベビーカーが通りやすいようにします。
- 避難経路・消火器・非常口の表示をふさがない。
- 店の外に看板やのぼりを出すなら、出してよい場所を確認する(看板・のぼり設置の許可)。
- 商業施設やテナントでは、管理者の決まりを先に確認する。飾りの素材や貼り方に決まりがあることがあります。
当日の安全と運営
- 顔をすっぽり覆うマスクのまま来店した人への対応(会計時だけ外してもらう、など)を、店として決めておく
- お菓子を配るときは、原材料が分かるようにし、小さな子どもには保護者に手渡す(イベントで食品を出すときの表示)
- その場で調理したものを店外で配るなど、普段と違う形で食品を出すなら、事前に確認する(イベントの食品販売・飲食出店と保健所)
- お酒を特典にするなら、仮装で年齢が分かりにくいお客様への確認方法を店として決めておく。店の外の催しでお酒を売る形になるなら、扱いを事前に確認する(イベントで酒を販売するには)
- 店内やお客様を撮影してSNSに載せるときは、写り込む人の了承を取る(イベント写真のSNS投稿)
- 混雑しそうなら、配布の時間を区切る、整理の担当を一人決める(混雑を防ぐ動線)
- 人が多い日は迷子が出ることがあるため、迷子を見つけたときの対応と呼び出しの方法を決めておく(イベントの迷子対応)
スタッフ向けの対応メモ(例)
【ハロウィン期間の対応メモ】
・期間:◯月◯日〜◯月◯日 ◯時〜◯時
・特典:仮装でご来店のお客様に◯◯(お一人様1回)
・仮装の判断:帽子・小物だけでも対象。迷ったら対象にする
・併用:◯◯クーポンとの併用は(可/不可)
・お菓子の原材料:レジ横のファイルを見て案内する
・顔が隠れる仮装のお客様:会計時だけ外していただくようお願いする
・特典がなくなったら:店頭のPOPを「終了しました」に差し替える
・困ったときの連絡先:◯◯(内線◯◯)
告知文の例文12本(店頭・SNS・LINE・店内放送)
告知には期間・時間・特典の中身・条件・数量を必ず書きます。条件を書いておくと、当日の問い合わせや行き違いが減ります。日付や数は◯で伏せてあるので、店の内容に合わせて入れてください。
1. 店頭ポスター・POP(仮装来店特典)
ハッピーハロウィン!◯月◯日〜◯月◯日、仮装してご来店のお客様に◯◯をプレゼント。帽子や小物だけの仮装でもOKです。お一人様1回限り、なくなり次第終了です。
2. 子ども向けのお菓子配布
トリック・オア・トリート!◯月◯日(◯)◯時から、ご来店のお子さまにハロウィンのお菓子をお配りします。数に限りがあります。原材料はスタッフにお尋ねください。
3. 飲食店のSNS投稿(限定メニュー)
今年もハロウィンの季節がやってきました。◯月◯日〜◯月◯日は、ハロウィン限定メニュー「◯◯」をご用意しています。仮装でご来店の方には◯◯をおつけします。皆さまのご来店をお待ちしています。
4. 物販店のSNS投稿(限定商品)
ハロウィン限定の◯◯が今日から店頭に並びました。数量限定のため、なくなり次第終了です。おうちでのハロウィンパーティーにもどうぞ。
5. 時間を区切ったサービス
◯月31日(◯)は◯時〜◯時の間だけ、◯◯を◯◯でご提供します。ほかの割引との併用はできません。ご来店をお待ちしています。
6. 購入金額で参加できる企画
◯月◯日〜◯月◯日のハロウィン期間は、お会計が◯円を超えたお客様に、レジ横のお菓子のつかみ取りを1回お楽しみいただけます。お菓子がなくなり次第終了です。
7. 写真投稿型の仮装コンテスト
ハロウィン仮装フォトコンテストを開催します。当店の撮影コーナーで撮った写真に「#◯◯」をつけて投稿してください。応募は◯月◯日まで、入賞は◯月◯日に当店アカウントでお知らせします。ほかの方が写っている写真は、その方の了承を得てからご投稿ください。
8. 商店街・近隣店とのスタンプラリー
◯◯商店街ハロウィンスタンプラリー。◯月◯日〜◯月◯日、参加店でスタンプを集めて、◯◯でお菓子と交換しよう。台紙は参加店でお配りしています。
9. 常連客へのお知らせ(LINE・メール)
いつもご来店ありがとうございます。今年はハロウィンの飾り付けをして、皆さまをお迎えしています。◯月◯日まで、季節限定の◯◯もご用意しました。仮装はしなくても大丈夫です。お気軽にお立ち寄りください。
10. 店内放送
本日はご来店いただき、まことにありがとうございます。ただいま、ハロウィンイベントを開催しております。仮装でお越しのお客様は、レジにてお声がけください。ささやかなプレゼントをご用意しております。
11. 特典の終了のお知らせ
ハロウィンの仮装来店特典は、ご好評につき本日分を終了いたしました。たくさんのご来店、ありがとうございました。限定メニューは◯月◯日まで引き続きご用意しています。
12. 終わったあとのお礼の投稿
ハロウィン期間中、たくさんのご来店ありがとうございました。素敵な仮装で来てくださった皆さま、スタッフ一同とても楽しい時間を過ごしました。来年もどうぞお楽しみに。
注意
店頭の掲示物はお知らせ作成ツール、SNSやチラシに載せる予約・詳細ページへの案内はQRコード作成ツールで作れます。告知の順番と手段はイベント集客の方法とコツを参照してください。
よくある失敗と防ぎ方
企画を詰め込みすぎて、どれも中途半端になる
配布もくじもコンテストもと広げると、スタッフが当日に回りません。企画は一つか二つ、ほかは飾り付けで雰囲気を出すくらいがちょうどよい量です。
「仮装」の範囲を決めずに始める
小物だけの人に特典を出すかどうかでスタッフの対応が分かれ、不公平だと言われる原因になります。範囲は告知とスタッフ向けメモの両方に書きます。
景品の金額を先に決めてしまう
くじや抽選、もれなく配るおまけには上限があります。企画の形を決めてから金額を決める順番にしてください。
告知が遅れる
当日の数日前に告知しても、仮装を準備する時間がありません。仮装を呼びかける企画ほど、早めに知らせます。
飾りが通路や表示をふさぐ
入口の大きな置物や、天井から下げた飾りが、避難経路や非常口の表示を隠していないかを前日に確かめます。
撮影した写真をそのまま投稿する
お客様の顔が写った写真は、了承を取ったものだけを使います。了承の取り方はイベント写真のSNS投稿にまとめています。
前日までのチェックリスト
- 目的と企画が一つか二つに絞れている
- 特典の中身・仮装の範囲・回数・併用の可否が決まり、告知に書いてある
- 景品の金額を、企画の形に合わせて確認した
- 配るお菓子・景品・限定商品の数がそろい、終了時の掲示を用意した
- お菓子の原材料をすぐ答えられるようにした
- 飾りが出入口・通路・レジ前・避難経路・消火器・非常口の表示をふさいでいない
- 本物の火を使う飾りがない
- 店外の看板・のぼりは、出してよい場所に置いている
- 商業施設の管理者に、飾り付けと催しの内容を伝えた
- スタッフ向けの対応メモを全員に配った
- 顔が隠れる仮装、お酒の年齢確認、迷子への対応を決めた
- 撮影コーナーの注意書きと、写真投稿の了承の取り方を決めた
終わったあとにすること
- 01飾りを片付ける:翌日以降も残すかを決め、季節が変わる前に外す。
- 02特典の利用数と残りを記録する:来年の準備数の目安になります。
- 03売上と来店の変化を、前の週や前年の同じ時期と比べる:企画を続けるかどうかの判断材料にします。
- 04スタッフの声を集める:判断に迷った場面、混雑した時間帯、お客様の反応。
- 05お礼の投稿をする:写真を使うなら、写っている人の了承を取ったものだけにする。
記録の残し方はイベント報告書の書き方が参考になります。
この記事の要点
- 来てほしい人を一つ決め、合う企画を一つか二つに絞る。
- 仮装来店特典はどこまでを仮装とするか・中身・回数・併用を先に決め、告知とスタッフ向けメモに書く。
- もれなく渡すおまけは総付景品、くじやコンテストは懸賞。企画の形を決めてから金額を決める。
- 準備は約1か月前から逆算し、告知は仮装の準備が間に合う時期に始める。
- 飾りは入口・売場の一か所・レジまわりに集め、火を使わず、通路と避難経路を空ける。
- 告知は期間・時間・特典・条件・数量をそろえて書き、仮装しない普段のお客様も歓迎していることを伝える。
FAQ
よくある質問
来てほしい人で選びます。子ども連れならお菓子の配布やぬりえ、仮装した大人なら仮装来店特典や撮影コーナー、常連客なら限定メニュー・限定商品、客単価を上げたいなら購入金額で参加できるくじやつかみ取りが合います。企画は一つか二つに絞ると準備がしやすくなります。
飾り付けと限定商品、セルフで撮れる撮影コーナー、持ってきてもらったぬりえの掲示は、当日に受付の担当が要らないため少人数でも回せます。
約1か月前に企画と条件を決め、約3週間前に仕入れと告知物の準備、約2週間前に告知開始、約1週間前に飾り付けとスタッフへの共有、という順番が目安です。商業施設では管理者への確認に時間がかかることがあるため、早めに相談してください。
どこまでを仮装とみなすか(小物だけでもよいか)、特典の中身、期間と時間帯、1人1回か、購入が条件か、ほかの割引と併用できるかを決め、告知にそのまま書きます。
景品表示法で上限が決められています。消費者庁の整理では、来店者や購入者にもれなく・先着順で渡すものは総付景品で、取引価額1,000円未満なら200円、1,000円以上なら取引価額の10分の2が最高額です。取引価額の考え方は企画によって変わるため、金額を決める前にイベントの景品についての記事で確認し、迷うときは消費者庁や都道府県の窓口に相談してください。
仮装しない普段のお客様も多く来ます。「仮装していない人は対象外」と強く打ち出すより、仮装した人には特典、そうでない人にも季節の小さなおまけ、のようにどちらも歓迎していることが伝わる設計にすると入りやすくなります。
本物の火を使わずLEDの明かりにする、出入口・通路・レジ前を広く空ける、避難経路や消火器・非常口の表示をふさがない、照明の近くに燃えやすい飾りを置かない、店外に看板を出すなら出してよい場所を確認する、商業施設では管理者の決まりを先に確認する、の点に気をつけます。