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展示会

展示会出展の準備スケジュール
6か月前からの逆算表とチェックリスト

展示会の出展準備で事故になるのは、デザインでも予算でもなく提出期限の見落としです。装飾審査、電気工事、搬入車両。締切を過ぎると割増料金になるか、受け付けてもらえないことがあります。準備は会期の6か月前から逆算し、出展社マニュアルが届いた日に締切一覧を作ってください。

更新: 2026-10-16読了:約17分PRODUCER AGENT 編集部

結論

結論:展示会の出展準備は、6か月前に目的・KPI設定と小間申込、3か月前にブース設計と施工会社の決定、2〜1か月前に各種申請と発注、2週間前にスタッフ説明会とリハーサル、前日に設営と動作確認という順で進めます。最低でも3か月は必要です。出展が決まったら、まず①社内の予算承認の期限、②出展社マニュアルの提出書類一覧、③施工会社の空き状況の3つを確認してください。

いつから始めるか(準備期間別にできること)

「出展を決めてから会期まで、どのくらい期間が必要か」への答えは、最低3か月、余裕を持つなら6か月です。これは自社側の準備期間です。人気展示会の申込受付は会期よりかなり前に始まることがあるため、主催者サイトで受付時期を先に確認してください。

準備期間できることできないこと
6か月以上小間位置の希望を出せる。造作ブースをゼロから設計できる。事前集客も余裕を持って組める特になし
3〜4か月パッケージブースか、シンプルな造作なら間に合う凝った造作、特殊な什器の製作、大規模な事前集客
1〜2か月レンタル中心のシステムブースなら可能小間位置の選択、造作ブース、印刷物の余裕ある制作
1か月未満キャンセルの出た小間を確保できれば出展できる場合があるほぼすべての準備。割増料金が発生しやすい

Point

最も早く来る締切は、主催者への申込ではなく自社内の予算承認です。稟議に1か月かかる組織なら、申込締切のさらに1か月前に社内を動かします。年間の出展計画を予算編成の時点で決めておくのが理想です。稟議書の書き方は展示会出展の稟議書にまとめています。

注意

初出展か継続出展かで必要な期間は変わります。継続出展なら前回の資材と段取りを流用できます。初出展は情報収集と社内調整の時間を余分に見てください(初めての展示会出展)。

出展が決まったら最初の1週間でやること

  1. 01

    責任者と窓口を1人に決める

    主催者・施工会社・社内の連絡を1人に集めます。窓口が複数いると、申請の提出漏れと二重発注が起きます。

  2. 02

    出展の目的とKPIを決める

    「名刺を集める」ではなく「商談につながるリードを何件」まで決めます。ブースの形、人員、配布物はすべてここから決まります。

  3. 03

    出展社マニュアルの締切を管理表に写す

    提出書類の一覧ページを丸ごと管理表に転記し、各締切の1週間前にアラートを入れます。

  4. 04

    施工会社に声をかける

    繁忙期は施工会社の枠が先に埋まります。見積比較をするなら、この週に依頼を出します。

  5. 05

    社内の関係者に日程を押さえる

    説明員、営業、デモ担当の会期中と設営日の予定を、カレンダーで先に確保します。

逆算スケジュール表(時期別のやること一覧)

会期を起点に、時期ごとにやることを固定します。以下は本記事で示す目安です。実際の締切は必ず出展社マニュアルに従ってください。

時期主なタスクこの時期を逃すと
12〜7か月前出展する展示会の選定/前回の来場者層と出展社の確認/年間予算への組み込み申込受付に間に合わない、予算が取れない
6か月前出展の意思決定/予算確保/出展目的とKPIの設定/小間申込希望の小間位置が取れない
5か月前出展社マニュアルの入手と締切一覧の作成/施工会社の選定開始/出展物の決定後工程すべてが押す
4か月前ブースのコンセプト決定/施工会社の見積取得・比較/人員体制の仮組み施工会社の稼働枠が埋まる
3か月前施工会社の決定と契約/ブース基本設計の確定/印刷物・ノベルティの企画/公式ガイドの掲載原稿デザイン修正の時間が取れない
2か月前装飾(デザイン)審査の申請/電気・給排水・通信の工事申請/出展社セミナーの申込/事前集客の開始/シフト表の作成申請の締切超過。割増か不受理
1か月前搬入出車両の申請/備品・什器レンタルの発注/印刷物の入稿/スタッフ確定/出展社パス申請レンタル品の在庫切れ、印刷の特急料金
3週間前招待状・招待券の送付/告知メールの第1弾/トークスクリプトの作成事前集客が間に合わない
2週間前スタッフ説明会/声がけ・デモのリハーサル/リード管理方法の確定/展示物の梱包準備当日の動きが揃わない
1週間前リマインドメール/持ち物リストの完成/緊急連絡網の配布/天候と交通の確認当日の抜け漏れ
前日搬入・設営/電気の通電確認/展示物の動作テスト/サインの位置と文字の確認初日朝の混乱
会期中朝礼/リード獲得/日次の集計と翌日の改善初日の失敗を引きずる
最終日撤去/廃棄物の処理/レンタル品の返却/資材の引き上げ撤去時間超過による追加費用
翌営業日〜1週間名刺データ化/お礼メール/ホットリードへの個別連絡リードの鮮度が落ちる
1〜3か月後商談化・受注の集計/出展効果の評価/次回出展の判断次回の改善材料がない

Point

この表をそのまま社内の共有カレンダーに入れてください。申請と発注は「2か月前」と「1か月前」に集中します。この2つの山を越えられるかが、準備全体の成否を分けます。

3か月しかないときの短縮スケジュール

出展が急に決まった場合は、造作をあきらめて、時間のかかる工程を並行させるのが現実的です。

週やること短縮のコツ
1週目目的・KPI決定/マニュアルの締切一覧化/施工会社へ依頼パッケージブースかシステムブースを前提に見積を取る
2〜3週目ブースのレイアウト確定/出展物とデモ内容の決定パネルの原稿は既存の営業資料から流用する
4〜5週目装飾審査・電気申請の提出/ノベルティ発注審査書類は施工会社に作成を依頼し、自社は確認に回る
6〜8週目印刷物入稿/レンタル発注/招待メール送付印刷物は部数を絞り、残りはQRコードで資料を渡す
9〜11週目車両・パス申請/スタッフ説明会/リハーサル説明会とリハーサルを同じ日にまとめる
12週目設営・会期設営日の立会いに決裁者を入れる

目的とKPIの決め方(テンプレート付き)

目的が曖昧なまま準備を始めると、ブースも配布物も「とりあえず」で決まり、会期後に評価できません。目的→KPI→必要な準備の順に1枚にまとめます。詳しくは展示会の目標設定を参照してください。

目的KPIの例準備に効くこと
新規の見込み客を増やす獲得リード数/うち商談希望の件数通路からの声がけ、名刺の読み取り、ランク付けのルール
既存顧客との関係を深める招待した顧客の来場数/個別面談の件数招待状の早期送付、面談スペース、予約制の時間枠
新製品を知ってもらうデモ実施回数/アンケート回答数デモ台の数、短いデモの台本、アンケートの設問
代理店・パートナーを探す面談件数/次回打合せの設定数代理店向け資料、条件の説明ができる担当者の配置
【出展計画シート】
展示会名:◯◯展(会期 ◯月◯日〜◯日/会場 ◯◯)
小間:◯小間(パッケージ/造作) 小間番号:◯◯

■ 出展の目的:◯◯
■ KPI:獲得リード ◯件(うちAランク ◯件)/商談設定 ◯件/受注目標 ◯件
■ 主な来場者像:業種 ◯◯、役職 ◯◯、課題 ◯◯
■ 見せるもの:主役の製品 ◯◯、デモ ◯本、パネル ◯枚
■ 予算:出展料 ◯円、施工 ◯円、備品 ◯円、印刷・ノベルティ ◯円、人件費・交通 ◯円
■ 体制:責任者 ◯◯/窓口 ◯◯/説明員 ◯名(シフト別紙)
■ 会期後の流れ:翌営業日にお礼メール、Aランクは◯日以内に営業が電話
■ 評価の時期:1か月後に商談数、3か月後に受注額で評価

出展社マニュアルの読み方と締切一覧の作り方

出展が決まると、主催者から出展社マニュアル(出展の手引き)が配布されます。ページ数が多くても、提出書類と規制事項のページは読み飛ばさないでください。

  1. 01

    まず提出書類の一覧ページを探す

    提出書類と締切をまとめた一覧があれば、最初にコピーして自社の管理表に転記します。

  2. 02

    締切を自社カレンダーに入れる

    締切日そのものではなく、締切の1週間前にアラートを設定します。社内承認や施工会社との調整に時間がかかるためです。

  3. 03

    各書類の提出者を決める

    自社が出すもの、施工会社が出すもの、両者の確認が必要なものがあります。「施工会社がやってくれると思っていた」は、提出漏れの典型です。

  4. 04

    規制事項を読む

    小間の高さ制限、壁面の後退距離、火気の使用、音量、装飾材の防炎。設計に入る前に読まないと、審査で差し戻されます。

  5. 05

    搬入出の時間割を確認する

    搬入日時、車両の指定、台車の使用可否、エレベーターの利用制限を確認します。

  6. 06

    追加費用の発生条件を確認する

    締切後の申請や当日申込に割増がかかるか、金額まで把握しておくと社内説明が楽になります。

締切管理表のテンプレート

書類・手配締切アラート日提出者確認者状態
装飾審査(図面)◯月◯日締切の2週間前(初回提出)施工会社自社窓口未提出/提出済/差し戻し/承認
電気工事申請◯月◯日締切の1週間前自社窓口施工会社未提出/提出済
搬入車両申請◯月◯日締切の1週間前施工会社自社窓口未提出/提出済
公式ガイド掲載原稿◯月◯日締切の1週間前自社(広報)自社窓口未提出/提出済

注意

出展社説明会は、可能なら施工会社の担当者と一緒に参加してください。会場の確認と質疑をその場でできるため、後のやり取りが減ります。

申請・届出の実務

準備の中で抜けやすいのが申請・届出です。名称と様式は展示会ごとに異なりますが、求められる内容は似ています。締切は下の目安ではなく、出展社マニュアルの日付で管理してください。

申請の種類締切の目安内容と注意点
出展申込書6〜8か月前小間数、希望位置、出展物の概要。先着や抽選で位置が決まることがある
装飾(デザイン)審査1.5〜2か月前ブースの平面図・立面図・パース。高さ制限や後退距離を審査される。差し戻し前提で余裕を見る
電気工事申請1.5〜2か月前使用電力(kW)、単相/三相、配線位置
給排水・ガス申請1.5〜2か月前飲食提供やデモで必要な場合。対応できない会場もあるため早期に確認
通信回線申請1〜1.5か月前有線LAN、専用回線。会場Wi-Fiは混雑で使えない前提で考える
搬入出車両申請3週間〜1か月前車種、台数、到着時刻。指定時間を過ぎると構内に入れない場合がある
火気使用・危険物の申請1〜2か月前調理、燃焼を伴うデモなど。主催者を通じて消防との調整が必要になる場合がある
出展物の持込申請1か月前大型機械、高重量物。床荷重の制限に関わる
出展社セミナー申込2〜3か月前併催セミナーの枠。早期に埋まりやすい
出展社パス・入館証申請3週間〜1か月前交代要員を含めて多めに申請する
公式ガイド・Web掲載情報2〜3か月前出展社検索への掲載原稿。締切が早い割に忘れられやすい

Point

電気の料金が申請容量で決まるか、実使用量で決まるかを出展社マニュアルで確認してください。申請容量で決まる場合、少なく申請して当日足りないと、増設は高額になるか対応できないことがあります。モニター、PC、照明、デモ機器、冷蔵庫の消費電力を積み上げ、余裕を持たせて申請します。

消防・防炎に関わる点

  • 消防法第8条の3では、政令で定める防火対象物で使う展示用の合板、カーテン、じゅうたん等に防炎性能が求められます。施工会社に防炎物品の使用を確認し、ラベルや証明の提出を求められたら対応します
  • 東京消防庁の管内では、多くの人が集まる観覧場・展示場での催物の開催届出は、主に興行主(主催者)が開催の3日前までに行います。出展社は主催者が定める火気・危険物のルールに従い、申請は主催者の窓口に出します

装飾審査は差し戻しを前提に組む

  • 一度で通らない前提で、締切の2週間前に初回提出する
  • 特に確認したいのは、高さ制限(バックパネル、吊り看板)
  • 隣接小間からの壁面の見え方(裏面の仕上げ)も指摘されやすい
  • 修正指示が出たら施工スケジュールに影響するため、施工会社と即共有する

スタッフの人数とシフトの組み方

人数は「小間が広いから多め」ではなく、同時に接客できる場所の数から決めます。人数の考え方と当日の動きは展示会のブーススタッフでも詳しく扱っています。

  1. 01接客ポイントを数える:カウンター、デモ台、商談テーブルの数
  2. 02接客ポイントごとに1人を置く
  3. 03通路側の声がけに1人、ブース全体を見る責任者に1人を足す
  4. 04交代要員を足す(休憩と昼食で常に誰かが抜ける)
  5. 05製品の技術的な質問が来る展示なら、答えられる人を全時間帯に1人入れる

シフト表のテンプレート

時間帯責任者声がけデモ台商談テーブル休憩
開場〜11時AさんBさんCさんDさん(営業)—
11時〜13時AさんEさんCさんDさん(営業)Bさん
13時〜15時FさんBさんGさん(技術)Dさん(営業)Aさん・Cさん
15時〜閉場AさんEさんCさんHさん(営業)Dさん

注意

シフトは2時間程度で区切り、昼のピーク前に交代を終えておくと、立ちっぱなしの疲れで接客の質が落ちるのを防げます。来場の多い時間帯は前回の実感を記録しておき、次回の配置に使ってください。

備品レンタルと発注の締切管理

什器や備品は、締切より在庫が先に尽きることがあります。同じ時期に複数のイベントが重なると、レンタル品が足りなくなります。

品目発注目安備考
基本什器(テーブル・椅子・カウンター)1.5〜2か月前主催者指定業者のカタログから発注。締切後は在庫次第
モニター・ディスプレイ2か月前大型ほど在庫が少ない。スタンドや壁掛け金具も同時に手配
PC・タブレット1.5か月前自社機材を持ち込む場合も電気容量に反映
照明(スポット・ライン)1.5〜2か月前電気申請の容量計算に含める
カーペット1.5か月前色によって在庫に偏りがある
冷蔵庫・給湯器1.5か月前飲食提供時。電気容量と給排水申請に連動
印刷物(パンフレット・チラシ)1か月〜3週間前に入稿デザイン確定は入稿の2週間前。特急は追加料金がかかる場合がある
ノベルティ1.5〜2か月前名入れがある場合は版下確認の期間を追加(ノベルティの選び方)
ユニフォーム・名札1か月前サイズ確認と予備分を含める
名刺読み取り・リード管理1か月前主催者提供のシステムは事前申込制のことがある
  • 什器の発注リストを施工会社と自社で二重に持ち、担当を明記した
  • モニターのサイズ・台数・設置方法(スタンド/壁掛け)を確定した
  • 電気容量の計算に、レンタル品の消費電力を全て反映した
  • 印刷物の部数を、想定来場者数と過去実績から算出した
  • 配布物が足りないときの代わり(QRコードでの資料配布)を用意した
  • レンタル品の返却方法と時刻を確認した

注意

印刷物は余らせる前提で刷らないのが原則です。会期後に在庫が残ると廃棄の手間と費用がかかります。過去実績があれば獲得リード数をもとに、初出展なら控えめに刷り、不足時はQRコードでのダウンロードに切り替えます。

2週間前〜前日の直前準備(リハーサルと持ち物)

スタッフ説明会とリハーサルで決めること

  • 出展の目的とKPI、自分の持ち場と時間帯を全員が言える
  • 30秒で製品を説明する台本を、全員が声に出して練習した
  • デモを本番と同じ機材・同じ回線(またはオフライン)で通しで動かした
  • リードのランク(A:商談希望/B:情報収集/C:資料のみ)の基準を揃えた
  • 名刺の読み取り方法と、メモに書く項目を決めた
  • 競合や価格の質問への答え方と、答えられない質問の引き継ぎ先を決めた
  • トラブル時の連絡先(主催者事務局、施工会社、社内責任者)を配った

当日の持ち物(最低限)

  • 出展社パス、搬入車両の許可証、出展社マニュアルの控え
  • 名刺(多めに)、名刺の読み取り機器、ペン、メモ用紙、クリップボード
  • PC・タブレットと充電器、延長コード、テーブルタップ、HDMI等の変換アダプター
  • 養生テープ、両面テープ、はさみ、カッター、結束バンド
  • 配布物の予備、アンケート用紙、ノベルティ
  • ゴミ袋、ウェットティッシュ、飲料(ブース内での飲食ルールを確認)

持ち物の全リストは展示会の持ち物リストにまとめています。

そのまま使える声がけ・接客の例文

トークスクリプトは場面ごとに1文決めておくと、新人でも声をかけられます。製品名や課題は自社のものに置き換えてください。

場面例文
通路から(課題で呼びかける)「見積書の作成に時間がかかっていませんか。30秒で仕組みをお見せできます」
通路から(担当者で呼びかける)「品質管理をご担当の方、新しい検査の方法を展示しております」
パネルを見ている人へ「よろしければ、こちらの内容を1分ほどでご説明いたします」
製品に触れている人へ「実際に操作していただけますので、どうぞお試しください」
課題を聞く「差し支えなければ、今はどのような方法で管理されているか伺ってもよろしいでしょうか」
デモに誘導する「お使いの環境に近い画面がございますので、こちらでご覧いただけますか」
名刺をいただく「後ほど資料をお送りしたいので、お名刺を頂戴してもよろしいでしょうか」
次の約束を取る「詳しいお見積りをご希望でしたら、来週あたりに30分ほどお時間をいただけますでしょうか」
急いでいる人へ「お急ぎのところありがとうございます。資料はこちらのQRコードからもご覧いただけます」
答えられない質問「確かな情報をお伝えしたいので、担当の者から改めてご連絡いたします」

名刺交換の作法は展示会での名刺交換、来場者への挨拶は展示会の挨拶を参照してください。

準備で使うメールのテンプレート

施工会社への見積依頼

件名:【お見積りのお願い】◯◯展(◯月◯日〜◯日)ブース施工

◯◯株式会社 ◯◯様

突然のご連絡失礼いたします。株式会社◯◯の◯◯と申します。
下記の展示会への出展にあたり、ブース施工のお見積りをお願いしたく、ご連絡いたしました。

■ 展示会:◯◯展(会場 ◯◯、会期 ◯月◯日〜◯日)
■ 小間:◯小間(◯m×◯m、小間番号 ◯◯、角小間/列小間)
■ 希望:パッケージ/造作、モニター◯台、デモ台◯台、商談テーブル◯卓
■ 予算の目安:◯円程度
■ 出展社マニュアル:添付します

お見積りとあわせて、装飾審査の書類作成と電気申請の代行が可能かもお教えいただけますと幸いです。
◯月◯日までにご回答いただけますと助かります。

どうぞよろしくお願いいたします。

(署名)

主催者事務局への問い合わせ

件名:【小間番号◯◯】出展社マニュアルの記載についてのお問い合わせ

◯◯展 運営事務局 ご担当者様

いつもお世話になっております。小間番号◯◯で出展する株式会社◯◯の◯◯です。
出展社マニュアルについて、次の2点を確認させてください。

1. ◯ページの高さ制限は、吊り看板にも適用されますでしょうか。
2. 電気工事申請の締切後に容量を変更する場合、手続きと費用はどのようになりますでしょうか。

お忙しいところ恐縮ですが、ご教示いただけますと幸いです。

(署名)

社内のスタッフ説明会の案内

件名:【◯月◯日】◯◯展 スタッフ説明会・リハーサルのご案内

◯◯展で説明員を担当される皆さま

お疲れさまです。展示会担当の◯◯です。
会期前のスタッフ説明会とリハーサルを、次のとおり行います。

■ 日時:◯月◯日(◯)◯時〜◯時
■ 場所:◯◯会議室/オンライン併用
■ 内容:出展の目的とKPI、シフトの確認、30秒説明とデモの練習、名刺の扱い
■ 事前にお願いしたいこと:添付のトークスクリプトに目を通しておいてください

欠席の場合は◯月◯日までにご連絡ください。
よろしくお願いします。

取引先への招待状や案内メールは展示会のご案内 例文集、会期後のお礼は展示会のお礼メールにまとめています。

搬入から撤去までの時間管理

前日(設営日)

  1. 01搬入車両の到着:指定時刻に遅れると入構できない場合がある
  2. 02施工の立会い:図面との差異、サインの文字、色味をこの時点で確認する
  3. 03電気の通電確認:ブレーカー容量、コンセントの位置と数
  4. 04展示物の設置と動作テスト:ネットワーク接続を含めて実際に動かす
  5. 05什器・備品の受け取りと検品:不足があればこの日に主催者へ連絡
  6. 06持ち込んだものリストの作成:撤去日の照合に使う

Point

設営日の立会いはその場で決められる人が行くべきです。図面と違う、サインの文字が小さい、色が想定と違う。その場で判断して直せるのは設営日だけです。

会期中の毎日

  • 開場60分前:スタッフ集合、朝礼、当日の目標共有
  • 開場30分前:展示物の起動確認、配布物の補充、清掃
  • 開場中:シフト表どおりに交代し、休憩を回す
  • 昼のピーク前:配布物とノベルティの残数を確認
  • 閉場後:その日の獲得リードを集計し、翌日の改善点を1つ決める。貴重品とPCは小間に残さない

最終日(撤去)

  • 閉場直後から撤去できるか、一定時間後かを事前に確認する
  • 自社で持ち帰るもの(展示物、PC、余った印刷物)を先に梱包する
  • レンタル品は返却場所と時刻を確認し、紛失・破損があれば申告する
  • 廃棄物は主催者のルールに従って処理する
  • 撤去の立会い担当を必ず残す。持ち込んだものリストと照合する

撤去の段取りは展示会の撤去で詳しく扱っています。

よくある失敗と防ぎ方

失敗原因防ぎ方
装飾審査の締切を過ぎた施工会社が出すと思い込んでいた締切管理表に提出者と確認者を書く
当日電気が足りないレンタル照明やデモ機の消費電力を計算に入れなかった機器の一覧を作り、施工会社と容量を突き合わせる
名刺は集まったが商談にならないKPIが名刺の枚数だけだったランク基準を決め、Aランクの件数をKPIにする
初日の朝にデモが動かない会場の回線で試していなかったオフラインで動くデモを用意し、前日に通しで確認する
説明員によって話がばらばらトークスクリプトとリハーサルがなかった2週間前に説明会を開き、30秒説明を全員で練習する
印刷物が大量に余った部数の根拠がなかった過去実績で部数を決め、不足分はQRコードで渡す
お礼メールが遅れた名刺のデータ化担当を決めていなかった会期前にデータ化の担当と期限を決める

会期後のタスクと次回への引き継ぎ

  1. 01当日中〜翌営業日:名刺とメモをデータ化。関心度のランク付けを記憶が鮮明なうちに行う
  2. 02翌営業日:お礼メールの送付。Aランクへは営業から個別連絡
  3. 031週間以内:スタッフの振り返り会。気づきを文字にして残す
  4. 042週間以内:費用の精算。追加請求(電気増設、廃棄物、延長料金)の確認
  5. 051か月以内:商談化件数の集計と社内報告(展示会の報告書)
  6. 063か月以内:受注額を含めた評価と次回出展の判断(展示会の費用対効果)

次回のために残すもの

  • 提出した申請書の控えと、実際の締切日を記録した一覧
  • 電気の申請容量と実際に足りたか
  • レンタル品の発注内容と過不足のメモ
  • 配布物の部数と残数
  • 来場者からよく聞かれた質問
  • 小間位置と通行量の実感、忙しかった時間帯
  • 施工会社の対応評価(次回も依頼するか)
  • 総費用の内訳と、想定との差額

獲得リードの扱いはイベント後のフォロー、各種届出の全体像はイベントの許認可と届出を参照してください。

この記事の要点

  • 準備は最低3か月、余裕を持つなら6か月前から。社内の予算承認が最も早い締切。
  • 最初の1週間で、窓口・目的とKPI・締切管理表・施工会社への依頼を済ませる。
  • 申請と発注は会期の2か月前と1か月前に集中する。装飾審査は差し戻し前提で早めに出す。
  • 電気は料金の決まり方を確認し、機器の消費電力を積み上げて余裕を持って申請する。
  • スタッフは接客ポイントの数から決め、2週間前の説明会で30秒説明とデモを練習する。
  • 設営日の立会いはその場で決められる人が行く。直せるのはその日だけ。

FAQ

よくある質問

01展示会の出展準備はいつから始めるべきですか?

自社側の準備期間として最低3か月、余裕を持つなら6か月前からが目安です。人気展示会は申込受付が早く始まることがあるため、主催者サイトで受付時期を先に確認してください。社内の予算承認に時間がかかる組織では、年間の出展計画を予算編成時に決めておくと間に合います。

023か月前に出展が決まりました。間に合いますか?

パッケージブースかシステムブースなら間に合います。造作ブースはあきらめ、施工会社への依頼、目的とKPIの決定、締切管理表の作成を最初の1週間で済ませてください。装飾審査の書類作成は施工会社に依頼し、印刷物は部数を絞ってQRコードで補うと工程を短くできます。

03一番忙しい時期はいつですか?

会期の2か月前から1か月前です。装飾審査、電気工事申請、搬入出車両申請といった提出書類の締切が集まり、印刷物の入稿やレンタル品の発注も重なります。3か月前までにブース設計を確定させておくと負荷が分散します。

04展示会の直前準備では、何を確認すればよいですか?

搬入の日時と車両の許可証、施工内容の最終確認、展示物とデモの動作、配布物と名刺の数、スタッフのシフトと集合時刻、来場予定者へのリマインドです。2週間前にスタッフ説明会とリハーサルを行い、リードのランク基準と名刺の扱いも揃えておきます。

05ブースのスタッフは何人必要ですか?

小間の広さではなく、同時に接客できる場所の数から決めます。カウンター・デモ台・商談テーブルごとに1人、通路側の声がけに1人、全体を見る責任者に1人を置き、休憩のための交代要員を足すのが本記事の考え方です。

06装飾審査で差し戻される主な理由は何ですか?

高さ制限の超過(バックパネルや吊り看板)、隣接小間からの壁面の見え方、通路からの後退距離の不足、防炎物品の証明の不備などです。規定は展示会ごとに異なるため、設計に入る前に出展社マニュアルの規制事項を読み、締切の2週間前には初回提出してください。

07電気の申請容量はどう決めればよいですか?

モニター、PC、照明、デモ機器、冷蔵庫など使うすべての機器の消費電力を積み上げ、余裕を加えて申請します。料金が申請容量で決まるか実使用量で決まるかは出展社マニュアルで確認してください。レンタル照明の消費電力は入れ忘れやすいため、施工会社と一覧を突き合わせます。

08締切を過ぎた申請はどうなりますか?

展示会によって、割増料金での受付、当日申込でさらに割増、受付不可などの扱いがあります。出展社マニュアルに追加費用の条件が書かれていれば、金額まで確認しておくと社内説明がしやすくなります。

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実務ガイド

展示会ノベルティの選び方持ち帰ってもらえるかで決まる

ノベルティは配った数ではなく、持ち帰られた数が成果。重さとかさばりが最大の敵。

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展示会の挨拶 例文案内状・お礼メール・開会・朝礼・ブース

展示会の挨拶は、誰が誰に向けて言うかで変わる。文書・メールなら「お礼→出展の告知→来場のお願い」、口頭なら「お礼→目的→締め」の順。

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展示会の撤去・搬出の段取り最終日の流れとチェックリスト

撤去は会期前に段取りを決めておく。当日は貴重品とデモ機を最優先で片付け、レンタル品と廃棄物は会場の決まりに従う。

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展示会の持ち物リスト出展者の備品と見学者の持ち物

出展者は「書類・ブースの備品・スタッフ個人」の三つに分けて準備。見学者は名刺と、資料を持ち帰る袋、歩きやすい靴。

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展示会の費用対効果の計算方法式・記入表・改善策まで

式は1行。決めるべきは「費用の範囲」と「締める時期」。比べる相手は自社の前回。

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バッファとは?ビジネスでの意味使い方・例文・言い換えと取り方

ビジネスの「バッファ」は、予定外のことが起きても困らないように取っておく時間・予算・人手などの余裕のこと。日本語なら「余裕」「予備」「ゆとり」。使った一文は「納品日の前に、修正用のバッファを持たせておきましょう」。社外には「余裕を持って」「予備日」と言い換えると通じやすい。

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マイルストーンとは?意味をわかりやすく例文20・似た言葉との違い・設定の手順

マイルストーンは、ゴールまでの途中に置く「節目・中間目標」。言い換えるなら「節目」「中間目標」「区切りの日」。書くときは「◯月◯日までに◯◯が確定している」と、日付と終わった状態をセットにする。作業(タスク)そのものではなく、終わったかどうかが一目で分かる区切りを、遅れると後ろがずれる日に絞って置く。

#面白いを実現しろ

Produce your IDEA.

開催日からの逆算で、やることと期限を案件ごとに保持します。未決事項が止まっているときは、聞かれる前に知らせます。

法令アップデート

改正がなかった月は、なかったとだけ送ります

e-Gov法令検索から条文を取得し、出典と取得日を添えてお知らせします。解説記事の要約は送りません。水増しのために書くことがないので、月によっては短くなります。

PRODUCER AGENT のご案内を含みます。配信停止はいつでも、メール本文のリンクから行えます。