社内行事
社内運動会の企画
種目の選び方・会場・準備の順番
社内運動会は、部署や年次を越えて同じチームで声を出せるのがいちばんの良さです。ただし、年齢も体力も違う人が集まるので、足の速さだけで勝負が決まる種目ばかりにすると、多くの人が見ているだけになります。このページでは、種目の選び方、会場の条件、当日の運営、準備の順番を整理しました。
結論
社内運動会の企画は①目的と参加範囲 ②会場 ③種目 ④チーム分けと得点 ⑤安全対策 ⑥案内の順で決めます。種目は全員が参加できるもの・運や作戦で逆転できるものを中心に組むと、体力差があっても盛り上がります。
目的と参加範囲を決める
最初に決めるのは何のために開くかと誰が参加するかです。この二つで、種目も会場も変わります。
- 部署を越えた交流が目的なら、チームは部署混合にする
- 家族も招くなら、子どもが参加できる種目と観覧席を用意する(会社のファミリーデー)
- 参加は任意か業務かを決めて案内に書く。休日開催なら特に
- 体を動かせない人の役割(応援・審判・記録・撮影)を最初から用意する
種目の選び方
種目は「全員参加」「チームの作戦」「運」の要素が入ったものを中心にし、走る種目は短めにします。
| 種目 | 向いている理由 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 玉入れ | 年齢・体力を問わず全員で参加できる | 数える役を決めておく |
| 大縄跳び | チームの一体感が出る。作戦の工夫が効く | 足首のけがに注意。回し手は交代制に |
| 借り物競争・借り人競争 | 運の要素で逆転できる。会話が生まれる | お題は誰も傷つかない内容にする |
| 綱引き | 全員参加で盛り上がる | 手袋を用意し、急に手を離さないよう事前に伝える |
| リレー | 最後の種目として盛り上がる | 距離を短くし、走る人は希望制に |
| 応援合戦 | 走らない人も主役になれる | 準備に時間を取らせすぎない |
Point
得点は、勝ち負けより「最後まで分からない」ように配分してください。最後の種目の配点を高くする、応援合戦にも点を付ける、などで逆転の余地が残ります。得点は得点表ツールで記録できます。
会場の条件
| 確認すること | 理由 |
|---|---|
| 雨天時の扱い | 屋外なら予備日か屋内会場を決めておく。体育館なら天候に左右されない |
| 更衣室・トイレ | 人数に対して足りるか。女性用の更衣場所も確保する |
| 救護の場所 | 休める日陰・部屋、救急箱、最寄りの病院の確認 |
| 用具の有無 | 玉入れのかご、綱、ゼッケンなどを借りられるか、レンタルが必要か |
| 交通と駐車場 | 公共交通で来られるか。車で来る人の駐車場はあるか |
| 音響 | マイクと音楽を流せるか(音楽の扱いはイベントの音楽と著作権) |
注意
用具の手配や進行を含めて任せられる運動会の運営会社もあります。社内で回すか任せるかはイベントは内製か外注かで整理できます。
当日の運営とけがを防ぐ準備
- 開会直後に全員で準備運動をする時間を取った
- 救護係を決め、救急箱・氷・保冷剤を用意した
- 飲み物と休憩を種目の間に入れた。暑い時期は日陰を確保した
- チームは部署混合で、事前に発表した(チーム分けツール)
- 審判・記録・誘導・撮影の係を割り振った
- けがや体調不良が出たときの連絡先と判断する人を決めた
- 写真を社内外に出す範囲を決め、参加者に伝えた(イベント写真のSNS投稿)
万一に備えた保険の考え方はイベント保険の考え方にまとめています。
服装の案内と案内文の例文
件名:【ご案内】社内運動会の開催について 社員各位 お疲れさまです。運動会実行委員の◯◯です。 部署の垣根を越えて交流する機会として、社内運動会を開催します。走るのが苦手な方も楽しめる種目を用意していますので、ぜひご参加ください。 日時:◯月◯日(◯)10:00〜15:00(9:30受付開始) 会場:◯◯体育館(住所・地図) 服装:動きやすい服装と運動靴(更衣室あり) 持ち物:飲み物、タオル、着替え チーム:部署混合で事前にお知らせします 雨天時:屋内会場のため予定どおり開催します 体調に不安のある方は、応援・記録の係での参加も歓迎です。 参加の可否を◯月◯日(◯)までにご回答ください。
注意
「応援・記録の係での参加も歓迎」と書いておくと、運動が苦手な人や体調に不安がある人も参加しやすくなります。
この記事の要点
- 最初に目的と参加範囲を決める。種目と会場はそこから決まる。
- 種目は全員参加・作戦・運の要素があるものを中心に。走る種目は短く希望制に。
- 得点は最後まで逆転の余地が残るように配分する。
- 会場は雨天・更衣室・救護・用具・交通を確認する。
- 準備運動・救護係・休憩でけがを防ぐ。走らない人の役割も用意する。
FAQ
よくある質問
玉入れ、大縄跳び、借り物競争、綱引き、応援合戦など、年齢や体力に関係なく全員が参加できる種目が向いています。リレーのように足の速さで決まる種目は、距離を短くし、走る人を希望制にすると負担が偏りません。
公共の体育館やグラウンド、貸しスポーツ施設、屋内のイベントスペースなどを使います。雨天時の扱い、更衣室とトイレ、救護の場所、用具の有無、交通と駐車場を確認して選びます。
「動きやすい服装と運動靴」と書き、更衣室の有無、着替えやタオルなどの持ち物もあわせて案内します。チームカラーのゼッケンやTシャツを会社で用意する場合は、そのことも書いておきます。
応援・審判・記録・撮影などの係を最初から用意し、案内に「係での参加も歓迎」と書きます。玉入れや借り物競争のように、運や作戦で勝負が決まる種目を増やすのも効果があります。