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社内行事

会社のファミリーデー企画
アイデア一覧・当日の流れ・案内文

ファミリーデーは、社員の家族やパートナーを職場に招いて、ふだんどんな場所で、どんな仕事をしているかを知ってもらう社内行事です。このページでは、まず迷ったらこれ、という定番の組み合わせを示し、そのあとに年齢別のアイデア一覧、職場の種類別の組み合わせ例、進行表、準備の段取り、予算の決め方、そのまま使える案内文5種、家族を呼べない社員への配慮と、よくある失敗までをまとめました。

更新: 2026-11-01読了:約11分PRODUCER AGENT 編集部

結論

迷ったら「職場見学ツアー+仕事体験+子ども名刺作り+社長への質問コーナー+記念撮影」を半日(3時間ほど)で組みます。決める順番は①目的 ②招く範囲 ③企画の中身 ④配慮(参加しない社員・機密・安全) ⑤案内。参加は任意にし、家族以外も招けて、一人で参加しても楽しめる内容を入れるのが要です。

迷ったらこの組み合わせ

役割企画ねらい
知る職場見学ツアーふだんの席・会議室・現場を見てもらう
体験する仕事体験(その会社の仕事を簡単にしたもの)「家の人の仕事」を手で覚えてもらう
持ち帰る子ども名刺作り・修了証家に帰ってからも話題が続く
話す社長・役員への質問コーナー経営陣と家族が直接言葉を交わす
残すロゴの前での記念撮影参加した記念として家族に渡せる

この5つは、オフィスでも工場でも店舗でも組めます。ここにランチ(または軽食)を足すと、家族を連れてこない社員も参加しやすくなります。

目的を決める

目的向いている企画当日の重点
家族に仕事を理解してもらう職場見学、仕事体験、上司や同僚との顔合わせ自分の席と仕事道具を家族に見せる時間をとる
子どもに働くことを知ってもらう名刺作り、仕事体験、社長への質問コーナー子どもが「やった」と言える体験を一つ入れる
社員同士の交流を深める家族も参加できるレクリエーション、ランチ会部署を混ぜたグループ分けにする
会社の価値観を伝える会社の歩みの展示、製品やサービスの紹介社長の話を子どもにも分かる言葉にする
社員と家族に感謝を伝える記念品、手紙コーナー、記念撮影「いつも支えてくださってありがとうございます」を言葉にする場面を作る

目的は一つか二つに絞ります。全部を入れると時間が延び、子どもが疲れてしまいます。会社の価値観を伝える行事として位置づけるなら、インナーブランディングのイベント設計も参考になります。

企画アイデア一覧(年齢の目安つき)

職場を知る

企画内容年齢の目安準備すること
職場見学ツアー社員が案内役になり、執務室・会議室・現場を回る全年齢見せてよい範囲の確認、案内役、ルート図
家族の席に座ってみる社員の席に家族が座り、記念撮影する全年齢机の上の書類と画面を片付ける
スタンプラリー見学ルートの各所にスタンプを置き、全部集めると景品幼児〜小学生台紙、スタンプ、景品
職場クイズ「この部署は何をしている?」を三択で出す小学生〜大人問題と答え、景品
会社の歩み・製品の展示昔の製品や写真、いまのサービスを並べる小学生〜大人展示物と説明カード

仕事を体験する

企画内容年齢の目安準備すること
ミニ仕事体験製品の組み立て、検品、接客、電話応対などを簡単にして体験小学生〜安全で短い作業の設計、見本
名刺交換ごっこ作った名刺で社員と名刺交換をする幼児〜小学生名刺の渡し方の見本を見せる役
オンライン会議体験別室の社員とビデオ通話で話す小学生〜端末、別室の相手役
一日社長・一日部長名札と役職を渡し、朝礼の挨拶をしてもらう小学生役職名札、挨拶の台本
ものづくり工作自社製品や素材を使った工作幼児〜小学生材料、作業台、汚れ対策

持ち帰る・残す

企画内容年齢の目安準備すること
子ども名刺作り会社の名刺の形式で子どもの名刺を作る幼児〜小学生名刺のひな形と印刷(名刺作成ツール)
修了証の授与仕事体験をした子どもに修了証を渡す幼児〜小学生賞状・証書の作成ツールで用意
記念撮影ロゴの前やフォトパネルで家族写真を撮る全年齢撮影係、写真の渡し方、公開範囲の同意
家族への手紙コーナー社員から家族へ、家族から社員へ短い手紙を書く全年齢便せん、ペン、書く時間
記念品・お土産社名入りの文房具、自社製品の試供品、お菓子など全年齢数量、アレルギー表示の確認

みんなで楽しむ

企画内容年齢の目安準備すること
社長・役員への質問コーナー子どもが質問し、役員が答える小学生〜司会役、質問カード
親子クイズ大会・ビンゴ家族チームで参加する全年齢問題、ビンゴカード
社員食堂・ランチ会ふだんの社員食堂のメニューを家族と食べる全年齢人数、アレルギーの確認、席
キッズスペース小さな子どもが遊べる場所をつくる未就学児マット、見守り役
会場の飾りつけ風船、旗、子どもの絵の展示、ウェルカムボード全年齢飾りの材料(イベントの装飾)

職場の種類別の組み合わせ例

職場おすすめの組み合わせ気をつけること
オフィス(事務・営業・IT)席に座る体験、名刺交換ごっこ、オンライン会議体験、質問コーナー画面・ホワイトボード・書類の機密
工場・倉庫見学通路からの工場見学、検品体験、ものづくり工作立入禁止区域、保護具、機械の周りの見守り
店舗・飲食レジや接客の体験、バックヤード見学、試食営業中のお客さまの動線と衛生
在宅勤務が中心オンライン開催(社長の話、クイズ、親子工作を画面越しに)、または貸会議室で開催画面に映る範囲、通信が途切れたときの進め方

当日の流れの例

半日(午前)版

時刻内容担当
10:00受付(名札を渡す)受付係
10:15開会、社長の挨拶(短く、子どもにも分かる言葉で)司会、社長
10:30職場見学ツアー(グループに分かれて)案内役
11:15仕事体験・名刺作り各コーナーの担当
12:00ランチ・交流全員
12:45修了証の授与、記念撮影司会、撮影係
13:00閉会、お土産を渡す受付係

午後2時間版(平日の午後に短時間で開く場合)

時刻内容
14:00受付・開会
14:10職場見学ツアー
14:50仕事体験・名刺作り(コーナーを自由に回る)
15:30質問コーナー・記念撮影
16:00閉会

子どもが参加する行事は、半日程度で終えると疲れずに楽しめます。グループ分けにはチーム分けツール、名札には名札作成ツール、進行表にはタイムテーブル作成ツールが使えます。

準備の段取り

  1. 01

    2〜3か月前:目的と日程を決める

    目的、開催日(平日か休日か)、招く範囲、会場を決めます。休日に開く場合、運営に当たる社員の勤務の扱い(出勤とするか、振替とするか)を人事・労務の担当と決めておきます。

  2. 02

    2か月前:企画と担当を決める

    企画の中身を選び、受付・案内役・各コーナー・撮影・救護の担当を決めます。見学ルートは各部署の責任者と確認します。

  3. 03

    1か月半前:社内に案内する

    案内文を出し、参加申込みのフォームを開きます。同伴者の人数、子どもの年齢、食物アレルギーの有無を聞きます。

  4. 04

    1か月前:物品を発注する

    名札、名刺、修了証、記念品、飾り、食事を手配します。人数が固まってから数を確定します。

  5. 05

    1週間前:当日の資料を配る

    進行表、ルート図、担当表、緊急連絡先を担当者に配り、当日出勤する社員にも見学の時間帯を知らせます。

  6. 06

    前日:リマインドと会場準備

    参加者に持ち物と集合場所を知らせ、見学ルートの片付けを確認します。

  7. 07

    翌週:お礼とアンケート

    参加者と運営担当にお礼を伝え、アンケートで次回の改善点を集めます(社内アンケートの依頼文)。

予算の決め方

金額は会社の規模と内容で大きく変わるため、費目ごとに「1人あたりいくらまで」を決めてから積み上げると、上限を超えにくくなります。

費目決め方抑える工夫
食事・軽食参加人数(大人・子ども別)×1人あたりの上限社員食堂を使う、軽食とお菓子にする
記念品・お土産子どもの人数+予備自社製品の試供品や社名入りの文房具にする
印刷物(名札・名刺・修了証)参加人数+予備社内のプリンターと無料のテンプレートを使う
飾りつけ会場の広さ子どもの絵を飾る、繰り返し使える飾りを選ぶ
外部への依頼(司会・ワークショップ・撮影)依頼する範囲を決めて見積もりを取る社内の担当で回せる部分は社内で行う
保険外部の会場や屋外で開くときに検討加入するかどうかは保険会社・代理店に相談する(イベントの保険)

予算表の形はイベントの予算表が使えます。

家族を呼べない社員・参加しない社員への配慮

  • 参加は任意と案内で明確にし、参加しないことで評価に影響しないようにする
  • 家族以外(パートナー、親、友人)も招けるようにすると、独身の社員も参加しやすい
  • 一人で参加しても楽しめる企画(ランチ、クイズ大会、展示)を入れ、案内に「お一人での参加も歓迎」と書く
  • 案内や挨拶で「お子さんのいる方は」と前提を置かず、「ご家族やご友人」と言う
  • 当日出勤している社員の業務を妨げないよう、見学ルートと時間を事前に共有する
  • 運営を担当する社員の負担が偏らないよう、担当を交代制にする

機密情報・安全のチェックリスト

  • 見学ルート上の画面・ホワイトボード・書類を片付けた
  • 立ち入れない場所を決め、案内役に伝えた(扉に表示も貼った)
  • 子どもが触ると危ない設備や機械の周りに、人を配置した
  • 迷子になったときの集合場所と連絡方法を決めた(迷子の対応)
  • けがや体調不良に備えて救護の担当と救急箱を用意した(イベントの救護)
  • おむつ替え・授乳に使える部屋と、ベビーカーの置き場所を決めた
  • 食事を出す場合、食物アレルギーを事前に聞き、お菓子や記念品の表示も確認した
  • 写真の撮影と社内外への公開の範囲を決め、参加者に伝えた(イベント写真のSNS投稿と個人情報)
  • 来場者の名簿を受付に置き、入館証や名札で社員の家族と分かるようにした

注意

食物アレルギーなど健康に関する申し出は、個人情報保護法の要配慮個人情報に触れる場合があります(第20条第2項は、法令上の例外を除き、本人の同意なく要配慮個人情報を取得することを禁じています)。申込みフォームには何のために聞くのか(食事の手配のため)と、誰が見るのかを書き、回答は任意にしておくと安心です。扱い方の詳細はイベントの個人情報の書き方を参照してください。

参加者を増やす工夫

  • 開催日を早めに知らせる(家族の予定を押さえてもらうため)
  • 案内に前回の写真や様子を載せ、何をするのかを具体的に伝える
  • 子どもの年齢ごとに楽しめるコーナーを書き分ける
  • 申込みはフォーム一つで済むようにし、項目を最小限にする
  • 上司や役員が「家族を連れてきます」と先に言うと、ほかの社員も申し込みやすい
  • 前日にリマインドを送り、持ち物と集合場所を再度知らせる

そのまま使える案内文の例文

例文1:社内への開催案内(メール・掲示)

件名:【ご案内】ファミリーデーの開催について(◯月◯日) 社員各位 お疲れさまです。総務部の◯◯です。 ご家族やご友人に、私たちの職場と仕事を知っていただく機会として、ファミリーデーを開催します。参加は任意です。ご家族以外の方(パートナー、ご両親、ご友人など)もお誘いいただけます。 日時:◯月◯日(◯)10:00〜13:00 場所:本社◯階(受付は◯階エントランス) 内容:職場見学、仕事体験、子ども名刺作り、社長への質問コーナー、ランチ交流 服装:社員はふだんの勤務時の服装、ご家族は動きやすい服装でお越しください 参加される方は、◯月◯日(◯)までに、同伴者の人数・お子さまの年齢・食物アレルギーの有無をフォームからご回答ください(食事の手配にのみ使います)。 お一人での参加も歓迎です。

例文2:前日のリマインド

件名:【明日】ファミリーデーのご案内(集合場所・持ち物) ファミリーデーにお申し込みいただいた皆さま お疲れさまです。総務部の◯◯です。 明日のファミリーデーについて、改めてご案内します。 受付:10:00から◯階エントランス(名札をお渡しします) 持ち物:社員証、動きやすい靴 撮影:会場では記念撮影を行います。写真に写りたくない方は、受付でお知らせください。 お気をつけてお越しください。

例文3:社員から家族に渡す招待状

◯◯へ ◯月◯日(◯)に、ぼく(わたし)が働いている会社で「ファミリーデー」があります。 いつも仕事をしている席を見せたり、名刺を作ったり、社長に質問したりできます。 よかったら一緒に来てください。 時間:10時から13時まで 場所:◯◯(駅から歩いて◯分) 服装:動きやすい服

例文4:開会の社長の挨拶(子どもにも分かる言葉で)

みなさん、こんにちは。今日はファミリーデーに来てくださって、ありがとうございます。 この会社では、◯◯をつくる(届ける)仕事をしています。みなさんのおうちの人は、毎日ここで、その仕事をしています。 今日は、いつも働いている場所を見て、仕事を少しだけ体験してもらいます。分からないことがあったら、どんどん質問してください。 そして、いつも社員を支えてくださっているご家族の皆さま、本当にありがとうございます。今日はどうぞ楽しんでいってください。

例文5:終了後のお礼とアンケートのお願い

件名:ファミリーデーへのご参加ありがとうございました 社員各位 お疲れさまです。総務部の◯◯です。 ◯月◯日のファミリーデーには、ご家族・ご友人を含め多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。運営にご協力いただいた皆さまにも、お礼申し上げます。 当日の写真は社内の共有フォルダに置きました(社外への公開は行いません)。 次回をよりよくするため、アンケートへのご協力をお願いします。回答の期限は◯月◯日(◯)です。

注意

「お一人での参加も歓迎」「ご家族以外の方も招ける」と書くことで、家族を呼べない社員の居心地の悪さを減らせます。社内告知の書き方は社内告知文の書き方も参考になります。

服装の案内

対象案内のしかた
社員ふだんの勤務時の服装(制服がある職場は制服だと、子どもに仕事の姿が伝わる)
家族動きやすい服装と歩きやすい靴
汚れる体験がある場合汚れてもよい服、またはエプロンを用意すると案内する
工場・現場を見学する場合サンダルやヒールの高い靴は避けてもらい、必要な保護具は会社で用意する

よくある失敗と防ぎ方

失敗起きること防ぎ方
社長の挨拶が長い子どもが飽きて会場がざわつく挨拶は短くし、子どもに向けた言葉を入れてもらう
企画を詰め込みすぎる時間が押し、ランチや撮影が慌ただしくなる目的を絞り、半日以内に収める
見学ルートに機密が残っている画面や書類が家族の目に触れる前日と当日朝に、ルートを歩いて確認する
家族のいる社員だけの行事になる独身の社員や家族を呼べない社員が疎外感を持つ家族以外も招ける、一人でも楽しめる内容にする
運営が総務だけに偏る担当者が当日休めず疲弊する各部署から案内役を出してもらい、交代制にする
写真の公開範囲を決めていない社外に出したくない写真がSNSに載る撮影前に公開範囲を決め、案内とリマインドで伝える

この記事の要点

  • 迷ったら職場見学+仕事体験+子ども名刺+質問コーナー+記念撮影を半日で組む。
  • 目的は一つか二つに絞り、職場の種類(オフィス・工場・店舗・在宅中心)に合わせて企画を選ぶ。
  • 参加は任意。家族以外も招けるようにし、一人で参加しても楽しめる内容を入れる。
  • 見学ルートの機密情報を片付け、迷子・救護・アレルギーの対応を決めておく。
  • 予算は費目ごとに1人あたりの上限を決めて積み上げる。

FAQ

よくある質問

01会社のファミリーデーの目的は?

社員の家族に職場と仕事を知ってもらい、理解を深めることが中心です。子どもに働くことを知ってもらう、社員同士の交流を深める、会社の価値観を伝える、家族に感謝を伝える、といった目的を加える会社もあります。目的は一つか二つに絞ると企画を選びやすくなります。

02ファミリーデーではどんな企画をしますか?

職場見学ツアー、仕事体験、子ども名刺作り、社長・役員への質問コーナー、記念撮影が定番です。ほかにスタンプラリー、職場クイズ、ものづくり工作、ランチ会、キッズスペースなどを、参加する子どもの年齢に合わせて組み合わせます。

03当日はどんな流れで進めますか?

受付、開会と社長の挨拶、職場見学、仕事体験や名刺作り、ランチ、修了証の授与と記念撮影、閉会の順が組みやすい流れです。子どもが参加するなら半日程度で終えます。

04予算はどう決めればよいですか?

食事、記念品、印刷物、飾りつけ、外部への依頼などの費目ごとに「1人あたりいくらまで」を決め、参加人数を掛けて積み上げます。社員食堂や社内のプリンター、自社製品の試供品を使うと費用を抑えられます。

05参加者を増やすにはどうすればよいですか?

開催日を早めに知らせ、当日の内容を具体的に書き、申込みをフォーム一つで済むようにします。上司や役員が先に参加を表明すると、ほかの社員も申し込みやすくなります。

06独身や家族を呼べない社員への配慮は?

参加を任意にし、家族以外(パートナー、親、友人)も招けるようにします。ランチやクイズ大会など一人で参加しても楽しめる企画を入れ、案内に「お一人での参加も歓迎」と書いておくと参加しやすくなります。

07ファミリーデーの服装は?

社員はふだんの勤務時の服装、家族は動きやすい服装と歩きやすい靴、と案内すると迷いません。汚れる体験や工場の見学がある場合は、そのことも案内に書いておきます。

08在宅勤務が中心の会社でも開けますか?

開けます。オンラインで社長の話やクイズ、親子でできる工作を行う形や、貸会議室に集まる形があります。オンラインの場合は、画面に映る範囲に気をつけてもらうよう案内します。

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