幹事
社内ボウリング大会の企画
チーム分け・ハンデ・表彰の決め方と案内文
社内ボウリング大会の幹事は、会場の押さえ、チーム分け、表彰の決め方の三つを先に固めます。日程の候補が決まったらボウリング場に団体利用の条件を問い合わせ、レーンを押さえてから案内を出します。案内文は次のような形で始められます。
「部署を越えた交流を目的に、社内ボウリング大会を開きます。初めての方も歓迎です。チーム戦で、スコア以外の賞も用意しています。」
このページでは、準備の流れから当日の進行、結果発表とお礼までを順に並べます。
結論
社内ボウリング大会は、チーム対抗にして、経験の差がそのまま順位に出ない工夫をすると、参加しやすい行事になります。工夫の中心は①経験者を散らすチーム分け ②ハンデの有無を先に決める ③スコア以外の賞を用意するの三つです。
準備の流れ
- 01
目的と参加範囲を決める
部署内の親睦か、部署を越えた交流か、新人歓迎を兼ねるかで、チーム分けの方針が変わります。業務として行うかどうか、勤務時間の扱いは就業規則や会社の決まりを確認します。
- 02
ボウリング場に問い合わせる
団体利用の可否、使えるレーン数、料金の内訳(ゲーム代・靴の貸し出し)、食事つきの企画があるか、キャンセルの扱いを確認します。料金や条件は施設ごとに違うので、必ず施設に確認してください。
- 03
会費と補助を決める
会社や部署の補助を使えるかは会社の決まりに従います。決め方は社内イベントの会費の決め方にまとめています。
- 04
案内を出し、経験の自己申告を集める
出欠と一緒に「経験の目安(初めて/ときどき/よくする)」を聞いておくと、チーム分けに使えます。スコアの申告は任意にします。
- 05
チーム分けと表彰を決める
経験者が偏らないようにチームを分けます。チーム分けツールを使うと、部署や経験を均等に散らしやすくなります。
- 06
賞品・賞状を用意する
賞の数と内容を決め、賞品を手配します。賞状は賞状作成ツールで作れます。
- 07
前日にレーン割りと進行表を配る
チームとレーンの対応、集合時間、靴の貸し出しの流れを伝えます。
- 08
当日の運営、終わった後の結果発表とお礼
結果は当日発表し、翌営業日に結果のお知らせとお礼を送ります。
チーム分けとハンデの決め方
| 決め方 | 向いている会 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 経験の自己申告で散らす | 初心者と経験者が混ざる会 | 申告は任意にし、スコアを無理に聞かない |
| 部署を混ぜる | 部署を越えた交流が目的の会 | 同じ部署の人が一チームに固まらないようにする |
| くじで決める | 人数が少なく、経験の差が小さい会 | 偏りが出たら入れ替えてよいと先に伝える |
| 部署対抗にする | 部署ごとの一体感をつくりたい会 | 部署の人数差が大きいと不公平になりやすい |
ハンデはつけない/自己申告の経験に応じてつける/チームの合計で調整するのいずれかから選びます。ハンデの計算を複雑にすると集計で手間取るので、つける場合は案内の段階で計算方法を一行で書いておくと当日揉めません。年齢や性別などの属性で一律に差をつけるより、本人の経験をもとにするほうが納得されやすい場合が多いです。
Point
チーム戦にすると、一人のスコアで順位が決まりません。初めての人も「チームの一員」として参加でき、待ち時間も同じレーンの人と話せます。チームの合計点は得点表で大きく表示すると盛り上がります。
表彰の作り方
順位の賞だけだと、経験者のいるチームに賞が集まります。スコア以外の賞を混ぜると、多くの人に表彰の機会ができます。
| 賞の種類 | 例 | 決め方 |
|---|---|---|
| 順位の賞 | 優勝チーム・準優勝チーム・個人の最高スコア | スコアの合計で決める |
| 記録の賞 | ストライク賞・スペア賞 | 回数を数えるか、最初に出した人にする |
| 成長の賞 | 前半から後半に一番伸びた人 | ゲームごとのスコアを比べる |
| 運の賞 | ぴったり賞(決めた点数に一番近い人) | あらかじめ点数を決めて案内しておく |
| チームの賞 | 一番盛り上がったチーム | 参加者の投票や幹事の判断で決める |
注意
賞の名前の付け方は社内表彰の賞の名前、賞状の文面は表彰状の文例を参考にしてください。賞品の税務上の扱いは賞品の内容や渡し方によって変わることがあるので、気になる場合は経理に確認します(考え方は社内イベントの景品と課税)。
案内文・挨拶・お礼の例文
案内文(社内メールの基本形)
件名:【ご案内】◯月◯日(◯)社内ボウリング大会
社員各位
お疲れさまです。◯◯部の□□です。
部署を越えた交流を目的に、社内ボウリング大会を開きます。
チーム対抗戦で、初めての方も楽しめるよう、スコア以外の賞も用意しています。
日時:◯月◯日(◯)◯時集合
会場:◯◯ボウル(◯◯駅から徒歩◯分)
会費:◯◯円(ゲーム代・靴の貸し出しを含みます)
申し込み:◯月◯日(◯)までに、出欠と経験の目安(初めて/ときどき/よくする)をご返信ください。
チームは幹事が経験の目安をもとに分け、前日にお知らせします。
開会の挨拶(幹事)
皆さん、お疲れさまです。幹事の□□です。
本日はチーム対抗で◯ゲーム行います。順位の賞のほかに、ストライク賞や、後半に一番伸びた人への賞も用意しています。
けがのないよう、投げる前に隣のレーンの人を確認してください。それでは始めましょう。
結果発表の前振り(幹事)
お疲れさまでした。これから結果を発表します。まずはスコア以外の賞から発表し、最後に優勝チームを発表します。
結果のお知らせとお礼(翌営業日)
件名:社内ボウリング大会の結果とお礼
皆さま
お疲れさまです。幹事の□□です。
昨日の社内ボウリング大会には、ご参加いただきありがとうございました。
結果は次のとおりです。
優勝:◯◯チーム
個人最高スコア:◯◯さん
後半で一番伸びた人:◯◯さん
会計報告を添付しますので、ご確認ください。
当日の進行例
件名の付け方
- 【ご案内】◯月◯日(◯)社内ボウリング大会
- 社内ボウリング大会 参加者募集(◯日締め切り)
- 【チーム発表】社内ボウリング大会のチームとレーン
- 【変更】社内ボウリング大会の集合時間について
- 【リマインド】明日◯日の社内ボウリング大会
- 社内ボウリング大会の結果とお礼
案内文に書く項目のチェックリスト
- 大会の目的(交流・親睦など)と、初めての人も歓迎であること
- 日時(集合時間と終了の目安)と会場、道順
- 会費と、何が含まれるか(ゲーム代・靴の貸し出しなど)
- チーム戦か個人戦か、ハンデの有無
- 賞の種類
- 申し込みの締め切りと、経験の目安を聞く欄
- 動きやすい服装で来てほしいこと
- 当日の連絡先
場面別の例文
参加をためらう人に声をかけるとき
◯◯さん
お疲れさまです。□□です。
◯月◯日の社内ボウリング大会、もしよければご一緒しませんか。
チーム戦なので、初めての方もチームの一員として気軽に参加できます。
ご都合が合わなければ、遠慮なくお断りください。
他部署と合同で開くとき
件名:◯◯部・◯◯部合同ボウリング大会のご案内
◯◯部・◯◯部の皆さま
お疲れさまです。◯◯部の□□です。
日頃一緒に仕事をしている両部署の交流を深めるため、合同でボウリング大会を開きます。
チームは両部署の方が混ざるように分けます。
取引先の方を招くとき
件名:ボウリング大会のご案内(株式会社△△)
株式会社◯◯
◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
日頃お世話になっている皆さまへの感謝を込めて、ボウリング大会を開くことになりました。
ご多用のところ恐縮ですが、ご都合がよろしければぜひご参加ください。
詳細は下記のとおりです。
集合時間を変更するとき(急ぎ)
件名:【変更】社内ボウリング大会の集合時間について
参加者の皆さま
お疲れさまです。幹事の□□です。
会場の都合により、明日の集合時間を◯時から◯時に変更いたします。
直前のご連絡となり申し訳ありません。会場と会費に変更はありません。
チーム表の誤りを訂正するとき
件名:【訂正】社内ボウリング大会のチーム表
皆さま
お疲れさまです。幹事の□□です。
先ほどお送りしたチーム表に誤りがありました。◯◯さんは◯チームではなく◯チームです。
訂正したチーム表を添付します。お手数をおかけして申し訳ありません。
前日のリマインド
件名:【リマインド】明日◯日の社内ボウリング大会
皆さま
お疲れさまです。幹事の□□です。
明日は◯時に◯◯ボウルの受付前へお集まりください。
動きやすい服装でお越しください。会費は受付で集めます。
遅れる場合は□□(◯◯◯-◯◯◯◯-◯◯◯◯)までご連絡ください。
避けたい言い方
| 避けたい言い方 | 気になる点 | 言い換え |
|---|---|---|
| 全員参加でお願いします | 参加を強制しているように受け取られる | ご都合のつく方は、ぜひご参加ください |
| 下手な人は◯チームに | 本人を傷つける。チーム分けの基準を誤解させる | 経験の目安をもとに、チームの力が近くなるよう分けました |
| スコアを必ず申告してください | 経験の少ない人が参加しにくくなる | 経験の目安を教えてください(スコアの申告は任意です) |
| 初めての方は練習してから来てください | 参加のハードルを上げてしまう | 初めての方も歓迎です。ボールの選び方は当日ご案内します |
参加しない人への配慮は社内イベントの参加率と参加しない人への配慮にまとめています。
後日のフォロー(お礼・お詫び)
結果のお知らせと一緒に、運営を手伝ってくれた人(スコア係・受付)にはお礼を伝えます。写真を共有する場合は、写っている人に共有してよいか確認してから送ります。
集計の誤りがあったときのお詫び
件名:【お詫び】社内ボウリング大会の結果の訂正
皆さま
お疲れさまです。幹事の□□です。
昨日発表した結果に、集計の誤りがありました。正しくは、準優勝が◯◯チームです。
◯◯チームの皆さん、確認が足りず申し訳ありませんでした。賞品は本日お渡しします。
この記事の要点
- まずボウリング場に団体利用の条件を確認し、レーンを押さえてから案内する。
- 申し込みで経験の目安を聞き、経験者が偏らないようチームを分ける。
- ハンデをつけるなら、計算方法を案内に一行で書いておく。
- 順位の賞に加えてストライク賞・伸びた人の賞など、スコア以外の賞を用意する。
- 結果のお知らせとお礼は翌営業日に、会計報告と一緒に送る。
FAQ
よくある質問
ボウリング場によって料金の内訳が違います。ゲーム代のほか、靴の貸し出し料金が別になっていることもあるので、施設に確認したうえで、案内文に「何が含まれるか」を書いておきます。
レーンの数と参加人数で決まります。一つのレーンを何人で使うのがよいかはボウリング場に相談し、そのうえでチームとレーンを対応させると当日の案内が簡単になります。
経験の差が大きいときはつけると盛り上がりますが、計算が複雑だと集計で手間取ります。チーム戦にして経験者を散らすだけでも差は小さくなるので、まずはチーム分けで調整し、それでも差が大きいときにハンデを検討します。
業務として扱うか、勤務時間をどう扱うかは会社によって違います。就業規則や会社の決まりを確認し、上司や総務に相談してから日程を決めてください。
会場の救護の体制を確認し、幹事の連絡先を参加者に伝えておきます。保険に入るかどうかは会社の決まりを確認してください。イベントの保険の考え方はイベント保険にまとめています。