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企画

トーナメント表の作り方
人数が半端なときのシードと試合数

勝ち抜き戦(シングルエリミネーション)のトーナメントは、試合数が「参加数−1」になります。1試合で1人(1チーム)が負けて抜け、優勝者以外の全員が一度ずつ負けるからです。人数が半端なときは、参加数以上でいちばん近い2の累乗(4・8・16・32…)を枠の数にし、足りない分をシード(1回戦なし)にします。たとえば6人なら枠は8、シードは2、試合数は5です。このページでは、早見表とシードの置き方、組み合わせの決め方をまとめました。

更新: 2026-11-01読了:約5分PRODUCER AGENT 編集部

結論

トーナメント表の数は、次の式で出せます。枠の数=参加数以上でいちばん近い2の累乗、シードの数=枠の数−参加数、試合数=参加数−1、回戦数=枠が2の何乗か(枠8なら3回戦、枠16なら4回戦)、1回戦の試合数=参加数−(枠の数÷2)。シードの人は1回戦がなく、2回戦から登場します。

参加数ごとの早見表

参加数枠の数シードの数1回戦の試合数試合数(合計)回戦数
440232
583143
682253
781363
880473
9167184
10166294
121644114
141626134
161608154
2032124195
243288235
3232016315

注意

3位決定戦を行う場合は、試合数が1つ増えて「参加数」と同じになります。早見表にない参加数も、上の式で同じように出せます。

トーナメント表の作り方(手順)

  1. 01

    参加数を確定する

    当日の欠席で数が変わると、表を作り直すことになります。締め切りを決めて参加数を確定し、欠席が出たときの扱い(相手は不戦勝にする、など)も先に決めておきます。

  2. 02

    枠の数とシードの数を出す

    参加数以上でいちばん近い2の累乗を枠にします。10チームなら枠は16、シードは6です。

  3. 03

    シードを置く場所を決める

    シードは上の山と下の山に半分ずつ、さらにそれぞれの中でも散らして置きます。片側に固めると、一方の山だけ試合が多くなり、不公平になります。

  4. 04

    強い人・前回の上位をシードにするか決める

    実力差がある大会なら、前回の上位にシードを与え、決勝まで当たらない位置に置きます。親睦が目的の社内大会なら、シードもくじで決めると不満が出にくくなります。

  5. 05

    残りの位置をくじで決める

    シード以外の位置は抽選で埋めます。同じ部署やチームが1回戦で当たらないようにしたい場合は、上の山と下の山に分けてから抽選します。

  6. 06

    試合の順番と時間を決める

    1回戦の試合から順に番号を振り、会場(コート・卓)の数で割り振って時間割を作ります。

組み合わせの位置はトーナメント表作成ツールで、参加者の名前を入れるだけで作れます。くじで決めるならあみだくじやくじ引き、試合の順番を決めるなら順番決めツールが使えます。

シードの置き方(例: 6人・枠8)

位置上の山下の山
1回戦A(シード)B 対 CD 対 EF(シード)
2回戦A 対 BCの勝者DEの勝者 対 F
決勝上の山の勝者 対 下の山の勝者

枠8に6人の場合、シードは2つです。表のいちばん上(位置1)といちばん下(位置8)にシードを置くと、上の山と下の山に1つずつ分かれ、シード同士は決勝まで当たりません。シードが3つ以上あるときも、上下の山にできるだけ同じ数を置き、山の中でも隣り合わないように散らします。

上位の人を離して置く順番(枠8の場合)

表の位置(上から)12345678
置く順位1位8位4位5位2位7位3位6位

順位のついた参加者をこの順に置くと、1位と2位は決勝まで、1位〜4位は準決勝まで当たりません。参加数が枠より少ないときは、下の順位から欠けた分が相手のいないシードになります(6人なら7位と8位がいないので、1位と2位がシード)。

人数が半端なときの選択肢

方法やり方向いている場合
シードを入れる足りない分を1回戦なしにするいちばん一般的で、表が分かりやすい
1回戦を一部だけ行う9人なら1回戦は1試合だけ行い、勝った人が8人の枠に入るシードの数が多くなりすぎるとき(シードとやることは同じ。見せ方の違い)
予選リーグ+決勝トーナメント数人ずつのリーグ(総当たり)で戦い、各リーグの上位がトーナメントへ全員に複数回の試合をしてもらいたいとき
敗者戦を作る1回戦で負けた人同士で別の勝ち抜き戦をする親睦が目的で、早く負けた人も楽しめるようにしたいとき

Point

シードの数が多いとき(9人で枠16、シード7など)は、1回戦が1試合しかなく、ほとんどの人が2回戦からの登場になります。表を見せるときは「1回戦は◯さんと◯さんの1試合だけ」と説明すると分かりやすくなります。

トーナメントとほかの方式の試合数

方式試合数参加数6の場合特徴
勝ち抜き戦(トーナメント)参加数−15試合数が少なく、短時間で終わる。1回負けたら終わり
勝ち抜き戦+3位決定戦参加数63位まで順位をつけたいとき
総当たり(リーグ戦)参加数×(参加数−1)÷215全員と1回ずつ戦う。順位が実力に近いが、試合数が多い
ダブルエリミネーション参加数×2−2(決勝で負け側が勝ち、もう一度戦う場合は+1)10または112回負けたら終わり。1回負けても挽回できる

全体にかかる時間は、「試合数×1試合の時間÷同時に使える会場の数」に、入れ替えの時間を足して見積もります。総当たりは人数が増えると試合数が大きく増えるので、時間が限られる社内イベントでは、予選リーグを少人数に分けてから決勝トーナメントにするのが現実的です。

社内大会で決めておくこと

  • 参加の締め切りと、当日の欠席が出たときの扱い
  • シードを実力で決めるか、くじで決めるか
  • 同じ部署同士が1回戦で当たらないようにするか
  • 引き分けのときの決め方(延長・じゃんけん・抽選など)
  • 3位決定戦をするか
  • 試合の時間割と会場(コート・卓)の割り振り
  • 早く負けた人が応援や運営の手伝いに回れるようにしておくか

チームを作るところからならチーム分けツール、先攻・後攻をその場で決めるならサイコロが使えます。運動会や社内レクリエーションの企画全体は社内運動会の企画と社内レクリエーションの企画を見てください。

この記事の要点

  • 勝ち抜き戦の試合数は参加数−1。3位決定戦をするなら参加数と同じ。
  • 枠=参加数以上でいちばん近い2の累乗、シード=枠−参加数。
  • シードは上の山と下の山に分けて置き、片側に固めない。
  • 上位の人は1位・8位・4位・5位・2位・7位・3位・6位の順に置くと、決勝まで当たらない(枠8)。
  • 試合数が多い総当たりは、予選リーグ+決勝トーナメントにすると時間内に収まる。

FAQ

よくある質問

01トーナメントの試合数はどう計算しますか?

勝ち抜き戦なら「参加数−1」です。1試合ごとに1人(1チーム)が負けて抜け、優勝者以外の全員が一度ずつ負けると終わるからです。3位決定戦をする場合は1試合増えて、参加数と同じになります。

02シードの数はどう決めますか?

参加数以上でいちばん近い2の累乗(4・8・16・32…)を枠の数にし、枠の数から参加数を引いた数がシードの数です。たとえば10チームなら枠は16で、シードは6になります。

03シードはどこに置けばよいですか?

上の山と下の山に半分ずつ、それぞれの中でも散らして置きます。シードが2つならいちばん上といちばん下に置くと、シード同士は決勝まで当たりません。片側に固めると、一方の山だけ試合が多くなります。

04トーナメントは何回戦になりますか?

枠の数が2の何乗かで決まります。枠4なら2回戦、枠8なら3回戦、枠16なら4回戦、枠32なら5回戦です。

05社内大会でシードを決めるのは実力順とくじのどちらがよいですか?

実力差が大きく、勝ち負けを競う大会なら前回の上位にシードを与えます。親睦が目的の社内大会なら、シードも含めてくじで決めると不満が出にくくなります。どちらにするかは参加を呼びかける段階で伝えておきます。

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