挨拶
閉会式の挨拶 例文
スポーツ大会・社内運動会の講評と閉会
スポーツ大会や社内運動会の閉会式は、成績発表 → 表彰 → 講評(大会会長の挨拶)→ 閉会の言葉の順が基本です。結論から言うと、閉会式の挨拶は1〜2分で、お礼・健闘をたたえる・印象に残った場面を一つ・裏方への感謝・結びで組み立てます。そのまま読める短い形は次のとおりです。
「皆さん、一日お疲れさまでした。優勝した◯◯チームの皆さん、おめでとうございます。どのチームも最後まであきらめず、声をかけ合う姿がとても印象に残りました。大きなけがもなく終えられたのは、準備と運営を担ってくれた実行委員の皆さんのおかげです。ありがとうございました。明日からまた、今日の一体感を仕事にも生かしていきましょう。」
このページでは、閉会式の流れ、大会会長・実行委員長・来賓の挨拶の例文、司会の成績発表と閉会の言葉の台本、避けたい話題と当日の段取りをまとめました。
結論
大会の閉会式は、競技の結果を発表して表彰し、主催者が大会を締めくくる場です。挨拶は「講評」と呼ばれることもあり、大会会長(社長や実行委員長)が述べるのが一般的です。最後に司会や大会会長が「これをもちまして、◯◯大会を閉会いたします」と告げて終わります。ゴルフコンペの表彰式は進め方が違うため、ゴルフコンペ表彰式の流れを参照してください。
閉会式の流れ(話す順番)
| 順番 | 項目 | 話す人の例 | 長さの目安 |
|---|---|---|---|
| ① | 整列 | 司会が案内 | — |
| ② | 成績発表 | 司会・実行委員 | 数分 |
| ③ | 表彰(賞状・トロフィーの授与) | 大会会長が渡し、司会が読み上げ | 賞の数による |
| ④ | 講評・大会会長の挨拶 | 社長・大会会長 | 1〜2分 |
| ⑤ | 来賓の挨拶(ある場合) | 来賓 | 1〜2分 |
| ⑥ | 連絡事項(片付け・帰りの案内) | 実行委員 | 1分ほど |
| ⑦ | 閉会の言葉 | 司会/大会会長 | 十数秒 |
表彰を先にして講評をあとにすると、講評で優勝チームの名前を出して締められるので、まとまりがよくなります。連絡事項は閉会の言葉の前に済ませておくと、閉会のあと参加者がすぐに動けます。表彰の並び順や賞状の渡し方は表彰の並び順と賞状の渡し方、賞状の文面は表彰状・感謝状の文例にあります。
挨拶(講評)の組み立て
| 順番 | 入れること | 例 |
|---|---|---|
| ① | ねぎらい・お礼 | 皆さん、一日お疲れさまでした |
| ② | 結果をたたえる | 優勝した◯◯チームの皆さん、おめでとうございます |
| ③ | 全体の健闘 | どのチームも最後まであきらめず〜 |
| ④ | 印象に残った場面を一つ | ◯◯のリレーで、◯◯さんが〜 |
| ⑤ | 裏方への感謝 | 準備と運営を担ってくれた実行委員の皆さん |
| ⑥ | 結び | 明日からまた〜/以上をもちまして、講評といたします |
Point
印象に残った場面は、一つだけ具体的に。「皆さんよく頑張りました」だけより、一つの場面を名前つきで挙げるほうが、見ていたことが伝わります。挙げる場面は、勝ったチームだけに偏らないようにします。
立場別の例文
大会会長(社長)の講評:社内運動会
皆さん、一日お疲れさまでした。
総合優勝の◯組の皆さん、おめでとうございます。準優勝の◯組とは最後のリレーまで勝負がもつれ、見ていて手に汗を握りました。
今日いちばん印象に残ったのは、綱引きの決勝です。ふだんは別のフロアで働いている人たちが、一つの掛け声で息を合わせる姿を見て、この運動会を開いてよかったと心から思いました。
そして、朝早くから会場の設営をし、一日中進行を支えてくれた実行委員の皆さん、本当にありがとうございました。皆さんのおかげで、大きなけがもなく終えることができました。
今日できた顔見知りを、明日からの仕事でもぜひ大切にしてください。以上をもちまして、講評といたします。
実行委員長の挨拶:裏方へのお礼を中心に
皆さん、お疲れさまでした。実行委員長の◯◯です。
本日は、たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。
準備を始めたころは、何人集まってくれるか心配でしたが、当日はどの種目も大きな声援が飛び交い、委員一同、ほっとしています。
審判を引き受けてくださった皆さん、用具の準備や片付けを手伝ってくださった皆さんにも、改めてお礼を申し上げます。
アンケートを◯日までにお送りしますので、次回に向けて率直なご意見をお寄せください。本日は、ありがとうございました。
社内スポーツ大会(フットサル・ソフトボールなど)の講評
皆さん、お疲れさまでした。
優勝の◯◯チーム、おめでとうございます。決勝戦は最後まで一点を争う、見ごたえのある試合でした。
試合ごとに相手チームと握手をし、倒れた選手にすぐ手を差し伸べる姿があちこちで見られたことを、とてもうれしく思います。
審判を務めてくださった◯◯さん、◯◯さん、一日ありがとうございました。
体を動かしたあとは疲れが出ますので、今日はゆっくり休んでください。お疲れさまでした。
来賓の挨拶:地域の大会
ただいまご紹介にあずかりました、◯◯の◯◯でございます。
選手の皆さん、一日、本当にお疲れさまでした。そして、入賞された皆さん、おめでとうございます。
子どもから大人までが同じグラウンドで声をかけ合う姿に、この地域のつながりの強さを感じました。
大会を支えてこられた役員の皆さま、ご協力いただいた皆さまに敬意を表しますとともに、この大会がこれからも続いていくことを願いまして、お祝いの言葉といたします。
司会の台本:成績発表から閉会の言葉まで
(成績発表)それでは、本日の成績を発表いたします。第三位、◯組。第二位、◯組。そして、総合優勝は……◯組です!おめでとうございます。
(表彰)続きまして、表彰に移ります。総合優勝、◯組の代表の方は前へお進みください。大会会長より賞状とトロフィーをお渡しいたします。皆さま、拍手をお願いいたします。
(講評)続きまして、大会会長より講評をいただきます。◯◯社長、お願いいたします。
(連絡)最後に、実行委員から連絡事項です。片付けは各チームで、使った用具を本部テントまでお戻しください。忘れ物のないようにお帰りください。
(閉会)これをもちまして、第◯回 株式会社◯◯ 社内運動会を閉会いたします。皆さま、一日お疲れさまでした。
注意
社外の来賓がいる場では、司会は自社の社長に「社長」「さん」を付けず、「大会会長、弊社代表取締役の◯◯より講評を申し上げます」と紹介します。閉会の言葉の言い換えは閉会の言葉・閉会の挨拶 例文、司会台本全体の組み方はイベント司会台本の例文にあります。
雨や暑さで短縮した場合の講評
皆さん、お疲れさまでした。
今日は途中から雨が強くなり、一部の種目を取りやめることになりましたが、限られた時間の中で、どのチームも全力で競い合ってくれました。
安全を優先して判断してくれた実行委員の皆さん、ありがとうございました。
体が冷えていると思いますので、閉会式は手短にいたします。気をつけてお帰りください。
避けたい話題・言い方
| 避けたいもの | 理由 | 代わりに |
|---|---|---|
| 負けたチームや個人のミスを笑いにする | 本人が気にしていることがあり、場の空気も冷える | 全体の健闘をたたえる |
| 勝ったチームだけをほめ続ける | ほかのチームが置いていかれた気持ちになる | 印象に残った場面は勝敗に関係なく選ぶ |
| けがをした人を名指しで話題にする | 本人が望んでいないことがある | 「けがをされた方の回復を願っています」程度にとどめる |
| 講評が長くなる・仕事の訓示に話が移る | 参加者は疲れていて、帰り支度を始めている | 1〜2分に収め、仕事の話は一言にとどめる |
| 打ち上げへの参加やお酒を強く勧める | 参加できない人・飲まない人もいる | 「このあとの懇親会もよろしければどうぞ」程度に |
成績の付け方に不満が出そうなときは、講評の場で触れず、実行委員が後日まとめて答えるほうが落ち着きます。
当日の段取りと確認すること
- 成績の集計を締める時刻を決め、閉会式の前に確定させた
- 賞状・トロフィー・賞品を、渡す順番に並べた(賞状作成ツール)
- 受け取る人(チームの代表か全員か)を決め、司会台本に書いた
- 講評をする人に、結果と印象に残った場面を事前に伝えた
- 暑い日は日陰で整列させる、閉会式を短くするなど、体調への配慮を決めた
- 集合写真を閉会の言葉の前に撮るか、あとにするかを決めた
- 閉会のあとの片付けの分担と解散の場所を伝える準備をした
得点の記録には得点表ツール、トーナメントの組み合わせにはトーナメント表ツールが使えます。暑い時期の屋外の大会は屋外イベントの熱中症対策も確認してください。開会式で読む言葉は開会宣言 例文と選手宣誓 例文にあります。
この記事の要点
- 閉会式は成績発表 → 表彰 → 講評 → 閉会の言葉の順が基本。
- 挨拶(講評)は1〜2分。お礼・結果をたたえる・印象に残った場面を一つ・裏方への感謝・結び。
- 印象に残った場面は勝敗に関係なく、具体的に一つ。
- 負けたチームや個人のミスを笑いにしない。けがをした人を名指ししない。
- 連絡事項は閉会の言葉の前に済ませ、最後は「これをもちまして、◯◯大会を閉会いたします」。
FAQ
よくある質問
成績発表、表彰、大会会長の講評(挨拶)、来賓の挨拶(ある場合)、連絡事項、閉会の言葉の順が基本です。大会の規模や時間に合わせて項目を減らしてもかまいません。
1〜2分が目安です。参加者は一日動いて疲れているので、お礼・結果をたたえる・印象に残った場面・裏方への感謝・結びに絞ります。
結果をたたえたうえで、印象に残った場面を一つ具体的に挙げ、運営を支えた人にお礼を言います。挙げる場面は、勝ったチームだけに偏らないようにします。
司会か大会会長が「これをもちまして、第◯回◯◯大会を閉会いたします。皆さま、一日お疲れさまでした」と告げます。片付けや帰りの案内は、その前に済ませておくとスムーズです。
司会や実行委員が読み上げ、表彰では大会会長が賞状やトロフィーを渡す形がよく見られます。発表する順位の順番(下位から上位へなど)は、事前に決めて台本に書いておきます。
「今日の一体感を明日からの仕事にも」といった一言なら自然です。業績の話や訓示に移ると長くなり、せっかくの和やかな空気が冷えるので避けます。