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年度末の挨拶メール 例文18選
取引先・社内・上司・返信
結論から言うと、年度末の挨拶メールは「今年度のお礼」「助かった一件」「新年度もよろしく」の三文で足ります。相手も締めや異動で忙しい時期なので、短く、件名だけで用件が分かり、返信を求めない形が喜ばれます。このページでは、取引先・社内・上司・同僚・異動や退職・担当変更・チャット・返信まで、そのまま使える例文を18通載せています。◯◯の部分を入れ替えて使ってください。年末の挨拶は年末の挨拶メールにまとめています。
結論
年度末の挨拶メールは①名乗り ②今年度のお礼 ③具体的に助かった一件 ④新年度もよろしくお願いします ⑤(必要なら)体制の変更・返信不要の一言で組み立てます。送るのは年度の最終週が目安です(会社の年度に合わせます)。担当や所属が変わる場合は、その知らせを冒頭ではっきり書くか、別のメールに分けます。
まず使える基本の一通(コピー用)
件名:今年度のお礼(株式会社◯◯ ◯◯)
株式会社◯◯
◯◯部 ◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社◯◯の◯◯です。
年度の締めくくりにあたり、今年度のお礼をお伝えしたくご連絡しました。
◯◯の件では、急な日程の変更にも柔軟にご対応いただき、大変助かりました。
新年度も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
お忙しい時期と存じますので、ご返信はお気遣いなく。
迷ったらこの一通を相手に合わせて直すだけで十分です。「◯◯の件では〜」の一文だけは、必ず相手ごとに書き換えてください。ここが同じだと一斉送信だと分かってしまいます。
構成の型と、件名の付け方
| 順番 | 書くこと | 一文の例 |
|---|---|---|
| ①名乗り | 会社名・部署・名前 | 株式会社◯◯の◯◯です。 |
| ②用件 | 年度末のお礼で連絡したこと | 今年度のお礼をお伝えしたくご連絡しました。 |
| ③具体的な一件 | 助かった出来事を一つだけ | ◯◯の件では細かなご調整をいただき、助かりました。 |
| ④これから | 新年度もよろしく | 新年度も引き続きよろしくお願いいたします。 |
| ⑤補足(任意) | 体制の変更・返信不要 | ご返信はお気遣いなく。 |
件名の例(用件+名前が基本)
- 今年度のお礼(株式会社◯◯ ◯◯)
- 年度末のご挨拶と新年度の体制について(株式会社◯◯ ◯◯)
- 【ご挨拶】今年度のお礼と担当変更のお知らせ
- 今年度のお礼(◯◯部 ◯◯) ※社内向け
件名のルールはメールの件名の付け方、署名はメールの署名も参考にしてください。年度末の挨拶メールには、時候の挨拶を入れなくても失礼にはなりません。入れる場合は時候の挨拶の一覧から季節に合うものを選び、一文にとどめます。
送る時期の目安
| 用件 | 送る時期の目安 | 理由 |
|---|---|---|
| 一年間のお礼だけ | 年度の最終週 | 早すぎると「まだ年度中なのに」と感じさせる |
| 新年度に担当が変わる | 決まり次第、遅くとも最終週の前 | 相手が社内で引き継ぎの準備をできるように |
| 自分が異動・退職する | 正式に発表されてから、最終出社日の数日前まで | 発表前に社外へ出すと社内の調整を乱す |
| 受け取った挨拶への返信 | その日か翌営業日 | 相手の年度内に届けるため |
最終日の夕方は、相手が不在や片付けで読まないことがあります。午前中や、相手の作業が落ち着く時間帯を選ぶと読んでもらいやすくなります。
取引先への例文
例文1 取引が続く相手へ(定番)
株式会社◯◯
◯◯部 ◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社◯◯の◯◯です。
年度末を迎え、今年度のお礼を申し上げたくご連絡いたしました。
今年度は◯◯の納品で、短い期間にもかかわらず細かなご調整をいただき、本当に助かりました。
新年度も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
例文2 プロジェクトが今年度で一区切りになる相手へ
◯◯のプロジェクトでは、立ち上げから完了まで大変お世話になりました。
進め方に迷ったとき、◯◯様に何度も相談に乗っていただいたおかげで、無事に区切りを迎えることができました。
また別の機会にご一緒できれば幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
例文3 今年度から取引が始まった相手へ
今年度からお取引を始めさせていただき、初めての年度末を迎えました。
不慣れな点も多いなか、◯◯の手順を丁寧にご説明いただき、ありがとうございました。
新年度はさらにお役に立てるよう努めますので、引き続きよろしくお願いいたします。
例文4 今年度に迷惑をかけてしまった相手へ
今年度は◯◯の件でご迷惑をおかけしましたが、その後も変わらずお付き合いいただき、心より感謝しております。
新年度は同じことを繰り返さないよう、◯◯の確認を徹底してまいります。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
例文5 新年度の窓口や営業日に変更がある場合
今年度も大変お世話になりました。
あわせてお知らせです。新年度より、お問い合わせの窓口を◯◯部に移します。
◯月◯日以降は、下記の連絡先までご連絡ください。
(新しい連絡先:◯◯)
ご不便をおかけしますが、引き続きよろしくお願いいたします。
注意
宛先が多い場合の一斉送信は、宛先欄ではなくBCCに入っているかを送信前に必ず確認してください(一斉メールとBCC)。
異動・退職・担当変更がある場合の例文
例文6 自分が異動する(取引先へ)
件名:年度末のご挨拶と担当変更のお知らせ(株式会社◯◯ ◯◯)
今年度も大変お世話になりました。
このたび、◯月◯日付の人事で◯◯部へ移ることになり、御社の担当を離れます。
担当している間、◯◯の件をはじめ多くの場面で助けていただき、ありがとうございました。
後任は◯◯が務めます。引き継ぎは済ませておりますので、今後は◯◯までご連絡ください。
新しい部署でも、どこかでご一緒できれば嬉しく思います。
例文7 自分が退職する(取引先へ)
件名:退職のご挨拶(株式会社◯◯ ◯◯)
突然のご連絡となりますが、◯月◯日の勤務を最後に、株式会社◯◯を離れることになりました。
◯◯の件では最初の打ち合わせから何度もご相談に乗っていただき、心より感謝しております。
◯月◯日以降の窓口は◯◯が担当いたします。
本来であれば直接ご挨拶に伺うところ、メールでのご連絡となりますことをお許しください。
例文8 後任として名乗る(取引先へ)
件名:新年度からの担当のご挨拶(株式会社◯◯ ◯◯)
新年度より、前任の◯◯に代わり担当いたします、株式会社◯◯の◯◯です。
これまでの経緯は◯◯から引き継いでおります。
改めてご挨拶に伺いたく、ご都合のよい日時を教えていただけますでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
異動・退職・担当変更はお礼のメールに埋もれると見落とされます。件名に「担当変更」「退職」と入れるか、別のメールにします。詳しくは異動の挨拶メール・退職の挨拶・担当変更の挨拶メールにまとめています。
社内向けの例文(他部署・同僚・部下)
例文9 他部署へ
件名:今年度のお礼(◯◯部 ◯◯)
◯◯部の皆さま
お疲れさまです。◯◯部の◯◯です。
今年度は◯◯の件で何度もご協力いただき、ありがとうございました。急なお願いにも対応していただき、本当に助かりました。
新年度もご相談することがあるかと思いますが、引き続きよろしくお願いいたします。
例文10 同じチームの同僚へ
◯◯さん
今年度もお疲れさまでした。
繁忙期に◯◯を代わりに進めてくれて、本当に助かりました。
新年度もよろしくお願いします。
例文11 部下・後輩へ
◯◯さん
今年度もお疲れさまでした。
◯◯の資料を最後まで粘ってまとめてくれたおかげで、提案が通りました。ありがとう。
新年度は◯◯もお願いしたいと考えています。引き続きよろしくお願いします。
社内は部署全体に一斉送信するより、実際に助けてもらった人に個別に送るほうが気持ちが伝わります。
上司への例文
例文12 直属の上司へ
件名:今年度のお礼
◯◯部長
お疲れさまです。◯◯です。
今年度も一年間、ご指導いただきありがとうございました。
とくに◯◯のときにいただいた助言で、自分の進め方を見直すことができました。
新年度は◯◯にも挑戦したいと考えています。引き続きご指導のほど、よろしくお願いいたします。
例文13 上司が異動・退職する
◯◯部長
今年度で◯◯部を離れられると伺いました。
配属されたばかりの頃から、◯◯の進め方を一つずつ教えていただき、ありがとうございました。
教えていただいたことを、新年度からも生かしてまいります。
新しい部署でのご活躍をお祈りしております。
注意
上司にはメールより口頭のほうが自然な職場もあります。その場合は最終日に一言で十分です(年度末の挨拶(職場の一言))。
チャット・短文で送る場合の例文
社内チャットや、ふだんチャットでやりとりしている取引先には、メールより短い文が自然です(ビジネスチャットのマナー)。
例文14 社内チャット
今年度もありがとうございました!◯◯の件では本当に助かりました。新年度もよろしくお願いします。
例文15 チャットでつながっている取引先
◯◯様、今年度も大変お世話になりました。◯◯の件ではご調整いただきありがとうございました。新年度も引き続きよろしくお願いいたします。
年度末の挨拶メールへの返信例文
例文16 取引先への返信
◯◯様
ご丁寧なご連絡をありがとうございます。
こちらこそ、今年度は◯◯の件で大変お世話になりました。
新年度も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
例文17 異動・退職の挨拶への返信
◯◯様
ご連絡をありがとうございます。
◯◯様には◯◯の件で何度も助けていただき、感謝しております。
新しい場所でのご活躍をお祈りしております。
後任の◯◯様とも、引き続きよろしくお願いいたします。
例文18 上司・同僚への返信
ご丁寧にありがとうございます。
こちらこそ、◯◯の件ではいつも支えていただきました。
新年度もよろしくお願いいたします。
「返信不要」と書かれていても、短いお礼を返すと印象がよくなります。ただし三行程度にとどめ、相手にさらに返信させない書き方にします。
よくある失敗
| 失敗 | なぜ困るか | 直し方 |
|---|---|---|
| 全員に同じ文面を送る | 一斉送信だと分かり、お礼が形だけに見える | 「◯◯の件では」の一文だけ相手ごとに書き換える |
| お礼のメールに担当変更を紛れ込ませる | 読み飛ばされ、新年度に旧担当へ連絡が来る | 件名に「担当変更」と入れるか、別のメールにする |
| 発表前に異動を社外へ伝える | 社内の調整や人事の発表を乱す | 正式な発表を待ってから送る |
| 長文で一年分を振り返る | 締めの時期の相手の時間を奪う | 具体的な一件に絞る |
| 宛先欄に取引先を並べて一斉送信 | 他社のアドレスが全員に見える | BCCを使い、送信前に宛先欄を確認する |
| 今年度の不満や反省を書く | 感謝の連絡が重くなる | 反省は「新年度は◯◯を徹底します」と前向きな一文に |
送信前のチェックリスト
- 件名だけで用件と送り主が分かる
- 相手の会社名・部署名・名前の漢字が正しい
- 具体的な一件を、相手ごとに書き換えた
- 担当・所属・連絡先の変更があれば、はっきり書いた(または別のメールにした)
- 異動・退職は正式な発表のあとに送っている
- 一斉送信ならBCCに入れた
- 相手が忙しい時期なら「ご返信はお気遣いなく」を添えた
- 署名の部署・連絡先が最新のものになっている(異動後の連絡先と混同していない)
メール以外で伝える場合
| 方法 | 向いている相手 | 気をつけること |
|---|---|---|
| メール | 取引先全般、他部署 | 件名で用件が分かるようにする |
| チャット | 社内、チャットで連絡している取引先 | 短く。スタンプだけで済ませない |
| 電話 | 長く付き合いのある取引先 | 相手が忙しい時間帯を避け、手短に |
| 直接の訪問・口頭 | 関係が深い取引先、上司 | 事前に都合を聞く。上司には最終日の一言で十分 |
この記事の要点
- 今年度のお礼・具体的な一件・新年度もよろしくの三つで短く。
- 送るのは年度の最終週が目安。担当変更や異動はもっと早めに。
- 件名に用件と名前を入れ、忙しい相手には「ご返信はお気遣いなく」を添える。
- 担当変更・異動・退職はお礼に埋もれさせず、件名に入れるか別のメールにする。
- 返信はお礼と「こちらこそ」の三行程度で十分。
FAQ
よくある質問
「年度末を迎え、今年度のお礼を申し上げたくご連絡いたしました。今年度は◯◯の件で細かなご調整をいただき、本当に助かりました。新年度も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします」が基本形です。忙しい時期なら「ご返信はお気遣いなく」と添えます。
一年間のお礼だけなら年度の最終週が目安です。新年度に担当が変わる場合は、相手が準備できるよう決まり次第早めに送ります。最終日の夕方は読まれにくいので、午前中を選ぶと確実です。
「今年度のお礼(株式会社◯◯ ◯◯)」のように、用件と会社名・名前を入れます。担当変更や異動を伝える場合は「年度末のご挨拶と担当変更のお知らせ」のように、変更があることを件名に入れます。
一年間の指導へのお礼、具体的に助かった助言を一つ、新年度に挑戦したいこと、引き続きの指導のお願い、の順で短く書きます。口頭で伝えるのが自然な職場なら、最終日に一言伝えるだけで十分です。
必須ではありません。ふだんのメールで時候の挨拶を使っていない相手なら、「いつもお世話になっております」から始めて問題ありません。入れる場合は一文にとどめます。
「返信不要」とあれば返さなくても失礼にはなりませんが、三行程度のお礼を返すと印象がよくなります。異動や退職の挨拶には、お礼とこれからの活躍を祈る一言を返すのが丁寧です。
宛先が多い場合は一斉送信でも構いませんが、必ずBCCを使います。関係の深い相手には、具体的な一件を書き換えて個別に送るほうが気持ちが伝わります。