文例
英語のオンライン会議で使うフレーズ
始め・発言・聞き返し・終わりの定型句と訳
英語のオンライン会議で使う表現は、始める、話に入る、聞き返す、終えるの四つの場面の定型句を押さえておけば、多くの会議で困らずに済みます。会議の主催者なら、最初に次のように言えば始められます。
Hi everyone, thank you for joining today. Can everyone hear me OK?
Today we'd like to discuss [topic], and we have until [time].
Let's get started.
(皆さん、本日はご参加いただきありがとうございます。私の声は聞こえていますか。今日は[議題]について話し合いたいと思います。終了は[時刻]の予定です。では始めましょう。)
聞き取れなかったときは、Sorry, could you say that again? と聞き返して構いません。このページでは、丁寧さの段階つきのフレーズ表、場面別の会話例、会議後のまとめのメール、不自然な英語と直し方を並べました。英語の電話の取り次ぎは英語の電話の取り次ぎフレーズ、日本語のオンライン会議の挨拶はオンライン会議の挨拶にまとめています。
結論
英語のオンライン会議の流れは①入室と音声の確認 ②目的と終了時刻の共有 ③発言・質問・聞き返し ④決まったことと次の予定の確認 ⑤お礼と退出です。英語に自信がなくても、短い定型句をはっきり言い、分からないことはその場で聞き返すほうが、会議は進みやすくなります。会議で使うツールの操作や録画の扱いは、会社の決まりや主催者の指示に従ってください。
丁寧さの段階つきフレーズ表
表は上ほどくだけていて、下ほどかしこまった言い方です。社外の会議では真ん中か下の段を使うと無難です。
会議を始める
| 英文 | 日本語訳 | 使う場面 |
|---|---|---|
| OK, let's get started. | では、始めましょう | 社内の定例会議 |
| Thank you all for joining. Shall we get started? | ご参加ありがとうございます。始めてもよろしいでしょうか | 社外を含む会議(基本の形) |
| Thank you very much for taking the time to join us today. I'd like to begin by going over the agenda. | 本日はお時間をいただき、誠にありがとうございます。まず議題を確認させてください | 初めての相手、役職者が参加する会議 |
話に入る・発言する
| 英文 | 日本語訳 | 使う場面 |
|---|---|---|
| Can I jump in here? | ちょっといいですか | 社内のくだけた会議 |
| Can I add something? | 一つ付け加えてもよろしいですか | 社外を含む会議(基本の形) |
| Sorry to interrupt, but may I make a quick comment? | お話の途中で失礼します。少し発言してもよろしいでしょうか | 相手の話をさえぎるとき、かしこまった会議 |
聞き返す
| 英文 | 日本語訳 | 使う場面 |
|---|---|---|
| Sorry, what was that? | ごめんなさい、何と言いましたか | 親しい相手 |
| Sorry, could you say that again? | すみません、もう一度おっしゃっていただけますか | 社外を含む会議(基本の形) |
| I'm sorry, I didn't quite catch that. Would you mind repeating the last part? | 申し訳ありません、よく聞き取れませんでした。最後の部分をもう一度お願いできますでしょうか | かしこまった会議、相手が目上 |
会議を終える
| 英文 | 日本語訳 | 使う場面 |
|---|---|---|
| That's it for today. Thanks, everyone! | 今日はここまでです。ありがとう! | 社内の定例会議 |
| I think we've covered everything. Thank you all for your time. | 予定の議題はすべて話し終えたと思います。お時間をいただき、ありがとうございました | 社外を含む会議(基本の形) |
| Thank you very much for your time today. We will send you a summary of today's discussion by [date]. | 本日はお時間をいただき、誠にありがとうございました。本日の内容のまとめを[日付]までにお送りいたします | かしこまった会議、初めての相手 |
場面別の会話例
入室して、音声を確認する
You: Hi, this is Taro from ABC. Can you hear me?
(こんにちは、ABC社の太郎です。私の声は聞こえていますか)
Host: Yes, we can hear you clearly.
(はい、はっきり聞こえます)
You: Great, thank you. I can hear you well, too.
(よかったです。こちらもよく聞こえます)
主催者として、目的と終了時刻を伝える
You: Thank you all for joining. The purpose of today's meeting is to decide on the venue for the spring event. We have until [time], so let's go through the agenda in order.
(ご参加ありがとうございます。今日の会議の目的は、春のイベントの会場を決めることです。終了は[時刻]の予定ですので、議題の順に進めます)
相手の話に入って、意見を言う
You: Sorry to interrupt, but can I add something here?
(お話の途中ですみません、ここで一つ付け加えてもよろしいですか)
Partner: Sure, go ahead.
(どうぞ)
You: Thank you. I think Venue A would be better, because it's closer to the station.
(ありがとうございます。駅に近いので、A会場のほうがよいと思います)
聞き取れなかった・意味を確かめたい
You: I'm sorry, I didn't quite catch that. Could you say that again?
(すみません、よく聞き取れませんでした。もう一度おっしゃっていただけますか)
Partner: Sure. I said we need to confirm the budget by Friday.
(ええ。金曜日までに予算を確定する必要がある、と言いました)
You: Just to make sure I understand, you mean this Friday, right?
(念のため確認させてください。今週の金曜日、ということですね)
注意
聞き返すのは失礼なことではありません。日付・金額・数量など、間違えると困ることほど、その場で言い直してもらうほうが安全です。
画面を共有する
You: Let me share my screen. Can you see the slides?
(画面を共有します。スライドは見えていますか)
Partner: Yes, we can see them.
(はい、見えています)
You: OK. Please look at the floor plan on this page.
(では、このページの会場図をご覧ください)
接続が悪い・音声が途切れる
You: Sorry, you're breaking up a little. Could you say that again?
(すみません、少し音声が途切れています。もう一度お願いできますか)
Partner: Can you hear me now?
(今は聞こえますか)
You: Yes, that's much better. Thank you.
(はい、だいぶよくなりました。ありがとうございます)
You: I think you're on mute.
(ミュートになっているようです)
遅れて入る・途中で抜ける
You: Sorry I'm late. I had some trouble connecting.
(遅れてすみません。接続がうまくいきませんでした)
You: I'm sorry, but I need to leave a few minutes early for another meeting. Hanako will stay on until the end.
(申し訳ありませんが、別の会議があるため、少し早めに抜けます。花子は最後まで残ります)
会議を終える(決まったことの確認)
You: Before we finish, let me summarize. We've agreed to go with Venue A, and I'll send the contract to you by [date]. Is there anything else?
(終わる前にまとめます。A会場で進めることになり、私が[日付]までに契約書をお送りします。ほかに何かありますか)
Partner: No, I think that's everything.
(いいえ、以上だと思います)
You: Great. Thank you all for your time today.
(よかったです。本日はお時間をいただき、ありがとうございました)
会議の後に送るまとめのメール
英語の会議では、終わった後に決まったことと、誰がいつまでに何をするかをメールで送っておくと、聞き間違いがあっても早めに気づけます。
Subject: Summary of today's meeting – spring event venue
Dear Ms. Garcia,
Thank you for your time in today's meeting.
Here is a brief summary of what we discussed:
- We agreed to use Venue A for the spring event.
- ABC will send the contract by [date].
- XYZ will confirm the number of guests by [date].
Please let me know if I have missed anything.
Best regards,
Taro Sato
(件名:本日の会議のまとめ――春のイベントの会場/ガルシア様 本日はお打ち合わせのお時間をいただき、ありがとうございました。話し合った内容を簡単にまとめます。・春のイベントはA会場で進めることになりました。・ABC社が[日付]までに契約書をお送りします。・XYZ社が[日付]までに参加人数を確定します。抜けている点があればお知らせください。)
打ち合わせのお礼そのものを丁寧に伝えたいときは英語でお礼のメールを参考にしてください。
日本語の議事録の形は議事録のテンプレート、会議後のお礼の考え方は打ち合わせのお礼メールにまとめています。
日本人がやりがちな不自然な英語と直し方
| 不自然な英語 | 理由 | 直し方 |
|---|---|---|
| You are mute. | mute を形容詞として使うと「話せない」の意味に取られることがある | I think you're on mute. |
| Please speak slowly. | 命令のように聞こえやすい | Could you speak a little more slowly, please? |
| Do you understand? | 相手の理解力を疑っているように聞こえることがある | Does that make sense? / Please let me know if anything is unclear. |
| Excuse me, excuse me.(割り込むとき) | 繰り返すと慌てた印象になり、何をしたいのか伝わりにくい | Sorry to interrupt, but ... |
| My English is poor, so ... | 必要以上にへりくだる言い方。会議の場では謝るより、確認を頼むほうが進む | Could you say that again? / Let me make sure I understand. |
| I have a question.(だけで止める) | 誤りではないが、続けて質問を言わないと相手が待つことになる | I have a question about the budget. Is it ...? |
会議で質問するときの日本語の言い方は会議で質問するときのフレーズ、オンライン会議の振る舞いはオンライン会議のマナーを見てください。
この記事の要点
- 始めに音声の確認・目的・終了時刻を言う。
- 話に入るときは Can I add something? と一言断る。
- 聞き取れなければ Sorry, could you say that again? と聞き返してよい。
- 日付・金額は Just to make sure ... で言い直して確かめる。
- 会議の後は決まったことと担当・期限をメールで送る。
FAQ
よくある質問
参加者がそろうまでの間に、How's your week going? などの短い雑談をすることはよくあります。必須ではないので、相手や会議の雰囲気に合わせてください。時差のある相手なら、相手の時間帯に触れる一言も自然です。
相手がファーストネームで名乗った場合や、社内の会議ではファーストネームで呼ぶことが多くあります。初めての社外の相手で迷うときは、Mr. や Ms. +姓で呼び、相手から First name is fine. などと言われたら合わせると無難です。
Sorry, could you go back to the last point? や Could you summarize that briefly? と頼めます。分からないまま進むより、その場で確かめるほうが、会議の後の手戻りを減らせます。
声で割り込みにくいときに、質問やリンクをチャットに書いておく方法があります。I'll put the link in the chat. のように、書いたことを声でも伝えると見落とされにくくなります。使い方は主催者の指示に従ってください。
Is it OK if we record this meeting? のように、始める前に参加者の了承を取るのが一般的な進め方です。録画してよいかどうか、録画の保管方法は会社の決まりに従ってください。