マナー
同行訪問のマナー
名刺交換の順番・座る位置・上司の紹介の言葉
結論から言うと、同行訪問は段取りは部下、挨拶・名刺交換・着席は上司が先です。受付で名乗るのは部下、名刺を交換するのは上司から、席は上司が奥(上座側)。取引先に上司を紹介するときは「ご紹介いたします。弊社部長の◯◯でございます」と、役職を前に置いて名前には敬称を付けません。商談中の部下の役目はメモと、事前に決めた部分の説明です。このページでは、まず「誰が先か」の早見表を示し、訪問前から翌日までのチェックリスト、そのまま使える言い方とメールのテンプレート、帰り道の振り返りの質問例、困ったときの対処までをまとめました。一人で訪問するときの流れは他社訪問のマナーを見てください。
結論
同行訪問は①事前の打ち合わせ ②移動と到着 ③受付 ④応接室での着席 ⑤名刺交換と上司の紹介 ⑥商談 ⑦辞去 ⑧帰り道の振り返り ⑨後日のお礼と共有の順に進みます。部下にとっての目的は二つで、上司が商談に集中できるよう段取りを整えることと、上司の進め方を間近で見て学ぶことです。誰が何を話すか、誰がお礼のメールを送るかなどは上司や会社の決まりによって違うので、事前に上司に確認し、会社の決まりに従ってください。
早見表:同行訪問で「誰が先か」
| 場面 | 先に動く人 | 部下のひとこと・動き |
|---|---|---|
| 待ち合わせ | 部下が先に着く | 上司が来たら「本日はよろしくお願いいたします」 |
| 受付 | 部下が名乗る | 「株式会社△△の□□と申します。◯◯様とお約束をいただいております」 |
| エレベーター・ドア | 部下が操作する | ボタンを押してドアを押さえ、上司と相手を先に通す |
| 応接室の席 | 上司が奥(上座側) | 「部長、どうぞ奥へ」。相手先に勧められたらそれに従う |
| 名刺交換 | 上司が先 | 上司の交換が終わってから、相手の上の人から順に交換する |
| 上司の紹介 | 部下が紹介する | 「ご紹介いたします。弊社部長の◯◯でございます」 |
| 本題の切り出し | 上司 | メモを取り、振られたら担当部分を説明する |
| 辞去の切り出し | 上司 | 先に資料をまとめ、立ち上がりを上司に合わせる |
| 退出 | 上司が先 | 部下は最後に一礼してドアを閉める |
| お礼メール | 事前に決めた人 | 決めていなければ帰り道で「お礼のメールは私からお送りしてよろしいでしょうか」 |
注意
相手先の案内や上司の指示がこの表と違うときは、そちらを優先してください。
同行訪問の流れ(時系列)
- 01
事前に打ち合わせる
訪問の目的、相手の出席者、話す順番、誰が何を説明するか、持っていく資料と手土産を上司と確かめます。相手先の情報と前回までの経緯を短くまとめて渡しておくと、上司が話しやすくなります。
- 02
待ち合わせて移動する
待ち合わせには上司より先に着きます。移動中に、相手の名前と今日の流れをもう一度確認します。公共の場では、相手先の社名や商談の中身を大きな声で話さないようにします。
- 03
受付で名乗る
受付での名乗りは部下が行います(訪問先の受付での名乗り方)。
- 04
応接室では上司が奥
案内されたら、上司に奥の席(上座側)を勧め、自分はその入口側に座ります。相手先から席を勧められた場合はそれに従います。待つ間の作法は応接室での待ち方にまとめています。
- 05
名刺交換は上司から
立場が上の人どうしが先に交換し、部下はその後に続きます。相手が複数なら、相手側の上の人から順に交換します(名刺交換のマナー)。
- 06
上司を紹介する
初対面なら、名刺交換の前後に部下が上司を紹介します。「ご紹介いたします。弊社部長の◯◯でございます」。
- 07
商談中は記録と補足
話の中心は上司に任せ、部下はメモを取り、聞かれたことや事前に決めた部分を説明します。上司の話をさえぎらないようにします。
- 08
辞去する
辞去のきっかけは上司に合わせます。部下は先に資料をまとめ、ドアやエレベーターのボタンの操作を受け持ちます。
- 09
帰り道で振り返る
建物を出て相手先から離れてから、上司にお礼を言い、宿題と期限を確認し、気づいたことを質問します。
- 10
後日のお礼と共有
取引先へのお礼メールは、誰が送るかを事前に決めておきます。議事録は当日中か翌日までに上司へ共有すると、宿題の漏れを防げます。
部下の持ち物と段取りのチェックリスト
訪問の2〜3日前から前日
- 訪問の目的と、今日の商談で決めたいことを上司と確認した
- 相手の出席者(名前の読み方・部署・役職)を確認した
- 前回までの議事録・やり取りを読み、要点を上司に共有した
- 誰が何を話すか、自分が説明する部分を決めた
- 資料を出席者の人数分+予備まで用意した
- 手土産を誰が渡すか決めた
- 待ち合わせ場所・時刻、道順と所要時間を調べた
- お礼メールを誰が送るか決めた
- 名刺を多めに入れた
出発前と待ち合わせ
- 上司より先に待ち合わせ場所に着いた
- 身だしなみ(上着・靴・髪)を整えた
- 移動中に相手の名前と流れをもう一度確かめた
- 遅れが出そうなら、すぐ上司に連絡した
ビルに着いてから応接室まで
- コートは建物に入る前に脱いだ
- 受付で自分が名乗り、同行者がいることを伝えた
- 携帯電話の音を消した
- 応接室で上司に奥の席を勧め、自分は入口側に座った
- 鞄は自分の足元に置いた
- 相手が入室したらすぐ立てるようにしていた
相手と向き合っている間
- 上司の後に名刺交換をした
- 相手の発言・宿題・期限・上司が約束したことをメモした
- 説明は事前に決めた部分にとどめた
- 上司と相手の両方に目を向けて聞いていた
辞去から翌日まで
- 資料を片付け、ドアやエレベーターを操作した
- 建物を出て離れてから、上司にお礼を言った
- 宿題と期限を上司と確認した
- 議事録とお礼メールを決めたとおりに送った
上司への事前共有テンプレート
前日に送る共有メッセージ(社内チャット・メール)
部長
お疲れさまです。□□です。
明日の◯◯社訪問の確認です。
・日時:◯日◯時〜(◯時◯分に◯◯駅改札で待ち合わせ)
・先方:◯◯部 ◯◯部長、◯◯様
・目的:◯◯のご提案と、導入時期のすり合わせ
・前回までの経緯:◯◯の件でお見積りをお送り済みです
・分担:冒頭のご挨拶とご提案の要点は部長、詳細の説明は私
・持ち物:提案書(予備含めて◯部)、手土産
・お礼メール:私からお送りし、部長をCCに入れる予定です
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
同行をお願いするとき
部長、◯日に◯◯社へ伺う件で、ご同行をお願いできないでしょうか。先方の◯◯部長もご出席になるため、部長からご挨拶いただけると心強いです。
当日、遅れそうなとき(上司へ)
部長、申し訳ありません。電車が遅れており、待ち合わせに◯分ほど遅れます。先方へのご連絡が必要になりそうでしたら、私からいたします。
上司を紹介する言い方
| 場面 | 言い方 |
|---|---|
| 初対面の取引先に上司を紹介する | ご紹介いたします。弊社営業部長の◯◯でございます。 |
| 役職がない上司を紹介する | ご紹介いたします。弊社の◯◯でございます。私の上司で、◯◯を担当しております。 |
| 上司に取引先を紹介する | 部長、こちらが株式会社◯◯の◯◯部長でいらっしゃいます。 |
| 相手が複数のとき上司に紹介する | 部長、こちらが◯◯部の◯◯部長、そのお隣がご担当の◯◯様です。 |
| 上司の言葉を伝える | 弊社の◯◯も、ぜひ一度ご挨拶をと申しておりました。 |
| 上司が後から合流する | 申し訳ございません。弊社の◯◯は、まもなく到着いたします。 |
Point
取引先の前では、自分の上司にも敬語を使いません。「◯◯部長」「◯◯さん」ではなく「部長の◯◯」「弊社の◯◯」、「おっしゃっていました」ではなく「申しておりました」と言います。社内の会話では「部長」と呼んでいる相手でも、社外の人の前では身内として扱います。
注意
紹介は、身内(自社の上司)を先に相手へ紹介し、続けて相手を上司に紹介する順が基本とされます。「申す」と「おっしゃる」の使い分けは「おっしゃる」「申す」の違い、「御社」「弊社」の使い方は「御社」と「貴社」にまとめています。
場面別のそのまま使える言い方
受付で(部下が名乗る)
お世話になっております。株式会社△△の□□と申します。◯時に◯◯部の◯◯様とお約束をいただいております。本日は弊社の◯◯と二人で参りました。
担当者に(いつもの担当者との顔合わせ)
◯◯様、いつもお世話になっております。本日は弊社部長の◯◯と伺いました。
相手の上司に(名刺交換の後)
株式会社△△の□□と申します。いつも◯◯様には大変お世話になっております。
上司に(応接室で席を勧めるとき)
部長、どうぞ奥へ。
取引先に(上司から説明を引き継ぐとき)
それでは、詳しい内容は私からご説明いたします。
上司に(話を補足したいとき)
部長、一点補足してもよろしいでしょうか。
取引先に(その場で答えられない質問を受けたとき)
確認のうえ、明日中に改めてご連絡いたします。
取引先に(上司が話した内容を確認するとき)
ただいま◯◯が申しました件は、改めて資料にしてお送りいたします。
取引先に(辞去のとき)
本日はお時間をいただき、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
上司に(帰り道で)
本日はご同行いただき、ありがとうございました。◯◯の件は、明日までに資料を作ってお見せします。
注意
取引先の前で上司と相談したいことが出てきたら、その場で話し込まず、「確認のうえ改めてご連絡いたします」と持ち帰ります。上司への相談の言い方は上司に相談するときの言い方にまとめています。
上司と部下の役割分担の表
| 場面 | 上司 | 部下 |
|---|---|---|
| 事前準備 | 訪問の目的と話す内容を決める | 日程調整・資料・手土産・相手の情報をまとめる |
| 移動 | ― | 道順と所要時間を調べ、先に待ち合わせ場所に着く |
| 受付 | ― | 名乗りと取り次ぎのお願い |
| 入室・着席 | 奥の席(上座側) | 入口側の席。荷物は自分の足元 |
| 名刺交換 | 先に交換する | 上司の後に交換する |
| 手土産 | 渡すことが多い | 紙袋から出して上司に渡す |
| 商談 | 話の中心 | メモ、資料の説明、補足 |
| 辞去 | 切り出す | 資料の片付け、ドアやエレベーターの操作 |
| 後日 | 必要に応じて相手の上司へ挨拶 | お礼メールと議事録の作成(上司をCCに入れるかは事前に確認) |
これは分担の一例です。手土産を誰が渡すか、誰が話を進めるかは、上司の方針や会社の決まりに従ってください。手土産の渡し方はビジネスの手土産を見てください。
商談中のメモと議事録の共有
部下のメモは、後で上司と自分が宿題を漏らさないための記録です。言葉をすべて書き取るより、次の項目を押さえます。メモは手帳かノートに取り、パソコンやタブレットで取るなら、商談の冒頭で「メモを取らせていただいてもよろしいでしょうか」と断ると角が立ちません。
| 書き留める項目 | 例 |
|---|---|
| 相手が気にしていること | 導入時期、社内の決裁の流れ、費用の上限 |
| こちらが約束したこと | 見積りの再提出、資料の追加送付 |
| 期限と担当 | ◯日までに□□が送付 |
| 上司が言った大事な一言 | 条件の譲歩、次回の提案の方向 |
| 次回の予定 | 日程の候補、出席者 |
議事録を上司に共有するテンプレート
部長
本日の◯◯社訪問の議事録です。
・出席:先方 ◯◯部長、◯◯様/弊社 部長、□□
・決まったこと:◯◯
・先方のご要望:◯◯
・宿題:見積りの再提出(◯日まで・□□)、◯◯の資料送付(◯日まで・□□)
・次回:◯月◯日ごろで調整中
抜けや誤りがあればご指摘ください。
帰り道の振り返り:上司への質問例
帰り道は、上司と二人で商談を振り返れる貴重な時間です。「何が起きたか」をメモと照らし合わせて確かめ、そのうえで自分では判断できなかった場面を一つか二つに絞って聞くと、上司の時間を取りすぎずに済みます。
| 聞きたいこと | 質問の例 |
|---|---|
| 話の運び方 | 冒頭で先に先方の近況を伺ったのは、本題に入る前に状況を確かめるためでしょうか。 |
| 条件の出し方 | 費用の話を最後に回されたのは、先に効果を納得していただくためと受け取りましたが、合っていますか。 |
| 相手の反応の読み方 | ◯◯部長が資料の◯ページで手を止められたのが気になりました。部長はどうご覧になりましたか。 |
| 宿題の確認 | 先方にお約束した◯◯の資料は、私が作って◯日に部長に見ていただく流れでよろしいでしょうか。 |
| 自分への助言 | 私の説明で、分かりにくかったところがあれば教えてください。 |
注意
振り返りは、相手先の建物やエレベーターの中では始めません。駅に向かう道や社内に戻ってからにします。
Web商談に同行するとき
- 部下が先に会議室(URL)に入り、接続と画面共有を確かめておく
- 表示名は「会社名 氏名」にそろえる
- 冒頭の紹介は対面と同じく「弊社部長の◯◯でございます」
- 話していない人はマイクをミュートにする
- 資料の画面共有と操作は部下が受け持つと、上司が話に集中できる
- 上司への補足は、相手に見えるチャット欄ではなく社内のチャットで送る
- 退出は相手先の退出を待つか、上司の挨拶の後にする
やりがちなNG
- 待ち合わせに上司より後に着く
- 受付で上司に名乗らせる
- 上司より先に名刺を出す、上司より奥の席に座る
- 取引先の前で上司を「◯◯部長」と呼ぶ
- 上司の話をさえぎって説明を始める、上司の発言を訂正する
- 商談中に上司とだけ目を合わせて話す
- メモを取らずに聞いているだけになる
- エレベーターや廊下で、商談の反省会を始める
- 帰り道で上司へのお礼を言い忘れる
Point
上司の説明に誤りがあると気づいても、取引先の前で正面から訂正しないでください。小さなことなら後で確認し、商談に影響することなら「部長、一点補足してもよろしいでしょうか」と断ってから話します。
困ったときの対処
| 困ったこと | 対処と言い方 |
|---|---|
| 上司が遅れている | 受付で「申し訳ございません。弊社の◯◯が少し遅れております。先に私だけでお待ちしてもよろしいでしょうか」と伝え、担当者へも一言お詫びする |
| 名刺が切れた | 「申し訳ございません。ただいま名刺を切らしておりまして」とお詫びし、後日お礼メールの署名で連絡先を伝える |
| 上司が名刺を忘れた | 自分の名刺を代わりに渡すことはせず、上司の判断に任せる。予備の名刺を預かっておくかは事前に相談する |
| 相手の名前を思い出せない | 名刺交換の直後なら、机に置いた名刺を見て確認する |
| 資料が足りない | 自分の分を相手に回し、「不足があり申し訳ございません。後ほどデータでもお送りいたします」 |
| 上司と相手の話についていけない | その場で質問を挟まず、用語や経緯をメモして帰り道で上司に聞く |
言ってはいけない・避けたい言い方
| 避けたい言い方 | 理由 | 言い換え |
|---|---|---|
| こちら、弊社の◯◯部長です | 身内の名前に役職の敬称を付けている | 弊社部長の◯◯でございます。 |
| ◯◯部長がおっしゃっていました | 取引先の前で身内に尊敬語を使っている | 部長の◯◯が申しておりました。 |
| うちの上司が | くだけすぎている | 弊社の◯◯が |
| 部長、ご苦労さまでした | 目下から目上には使わないとされることが多い | 本日はありがとうございました。 |
| 部長、了解です | 上司への返事としてくだけている | 承知いたしました。 |
| 私的には… | 商談の場ではあいまいに聞こえる | 私としては… |
後日のフォロー(お礼・お詫び)
取引先へのお礼メール(部下が送り、上司をCCに入れる場合)
件名:本日のご面談のお礼(株式会社△△ □□)
株式会社◯◯
◯◯部 部長 ◯◯様
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
本日はお忙しいところ、弊社の◯◯ともどもお時間をいただき、誠にありがとうございました。
◯◯も、直接お話を伺えてよかったと申しております。
ご相談いただいた◯◯の件は、◯日までにご提案をお送りいたします。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
上司へのお礼(社内のメールやチャット)
部長
お疲れさまです。□□です。
本日は◯◯社への訪問にご同行いただき、ありがとうございました。
◯◯様への説明の仕方は、次回から私も取り入れます。
ご提案資料は◯日までにお見せします。
段取りの不手際があったときの上司へのお詫び
本日は資料の部数が足りず、ご迷惑をおかけしました。申し訳ありません。次回からは出席者の人数を前日に確認します。
取引先へのお礼メールの他の例は打ち合わせのお礼メール、上司へのお礼は上司へのお礼メールを見てください。
この記事の要点
- 段取り(受付・資料・ドアの操作)は部下、挨拶・名刺交換・着席は上司が先。
- 席は上司が奥、部下は入口側。相手先に勧められたらそれに従う。
- 取引先の前で上司を紹介するときは「弊社部長の◯◯でございます」。身内には尊敬語を使わない。
- 商談中はメモ役。宿題・期限・上司が約束したことを書き留め、議事録で共有する。
- 帰り道で上司にお礼と振り返りの質問をする。お礼メールを誰が送るかは事前に決める。
FAQ
よくある質問
立場が上の人どうしが先に交換し、部下はその後に続くのが基本です。相手が複数いる場合は、上司が相手側の上の人から順に交換し、部下も同じ順に続きます。
「ご紹介いたします。弊社営業部長の◯◯でございます」のように、役職を名前の前に置き、名前には「様」「さん」や役職の敬称を付けません。役職がない場合は「弊社の◯◯でございます」と言い、担当している仕事を一言添えます。
上司が奥の席(上座側)、部下はその入口側に座るのが基本です。相手先から席を勧められた場合はそれに従います。席の順位の考え方は席次の記事を参考にしてください。
上司が渡すことが多く、部下は紙袋から出して上司に手渡す役を受け持ちます。ただ上司の方針によって違うので、前日までに決めておきます。
決まった答えはありません。部下が送って上司をCCに入れる、上司が相手の上司に送るなど、会社や上司の方針によって違います。訪問の前に上司に確認し、会社の決まりに従ってください。
事前に決めた分担に沿って話します。話の中心は上司に任せ、説明を受け持った部分や、相手から直接聞かれたことに答えます。上司の話をさえぎらず、補足したいときは一言断ってから話します。
話す内容そのものより、上司が話の順番や条件の出し方をどう決めているかを見ます。気づいたことをメモしておき、帰り道に自分の見立てを添えて質問すると、次の自分の商談に生かしやすくなります。
取引先の前で正面から訂正せず、商談に影響しない小さなことなら後で上司に伝えます。金額や納期など影響が大きいことなら、「部長、一点補足してもよろしいでしょうか」と断ってから正しい内容を伝えます。