メール
仕事始めの社内一斉メール 例文
部署・全社への年始の挨拶
仕事始めの社内一斉メールは、部署やチーム、全社の人に向けて、年始の挨拶と連絡事項をまとめて送るメールです。部長やチームリーダー、総務の担当者、拠点が違うメンバーを抱える人がよく送ります。そのまま使える一文は「あけましておめでとうございます。旧年中はありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。」。社内の挨拶は顔を合わせて言うのが基本なので、メールは全員に一度に届けたい連絡があるときや、在宅勤務・別拠点で顔を合わせにくいときに使います。朝礼やスピーチの言葉は仕事始めの挨拶に、取引先へのメールは新年の挨拶メールにまとめているので、このページでは社内の一斉メールに絞って、送り手別の例文を並べました。
結論
仕事始めの社内一斉メールは、新年の挨拶・昨年のお礼・今年もよろしくの三つを骨組みにし、そこに年始の予定や連絡事項を添えるメールです。宛先が多いので、件名だけで年始の挨拶と分かるようにし、本文は短くまとめ、返信が要らない場合はそのことを書いておきます。
社内一斉メールで伝えること
社内向けの年始の一斉メールに入れる内容は、大きく分けて次の四つです。全部を入れる必要はなく、送り手の立場と宛先の人数で選びます。
| 入れる内容 | 書き方の例 | 入れる人 |
|---|---|---|
| 新年の挨拶 | あけましておめでとうございます | 全員 |
| 昨年のお礼 | 昨年は◯◯の立ち上げで力を貸していただき、ありがとうございました | 部長・リーダー・新人 |
| 今年の方針・抱負 | 今年は◯◯を一番の目標にします | 社長・部長・リーダー |
| 年始の連絡事項 | ◯日の部会は◯時からです/休み中の問い合わせは◯◯にまとめています | リーダー・総務 |
Point
一斉メールは「挨拶+連絡」で一通にまとめる。挨拶だけのメールを何通も送るより、年始に必要な連絡を一緒に書いたほうが、受け取る側の役に立ちます。
一斉メールが合う場面・合わない場面
| 場面 | 一斉メール | 代わりの伝え方 |
|---|---|---|
| 部長が部署全員へ、年始の方針と予定を伝える | 合う | ― |
| チームリーダーが、在宅・別拠点のメンバーを含めて挨拶する | 合う | ― |
| 総務が全社へ、業務再開と年始の連絡をする | 合う | ― |
| 社長が全社員へ、年頭のメッセージを送る | 合う(朝礼と併用することが多い) | ― |
| 新人がチームの人に挨拶する | 少人数のチームなら合う | 朝の口頭の挨拶 |
| 同じフロアで毎日顔を合わせる数人 | 大げさに感じられることがある | 朝の口頭の挨拶 |
| 特にお世話になった上司・先輩 | 一斉メールだけだと物足りない | 個別に一言(口頭か個別のメール) |
| 社外の取引先 | 合わない(社内の一斉メールに混ぜない) | 取引先ごとの新年の挨拶メール |
注意
チャットツールが社内の主な連絡手段になっている職場では、メールよりチームのチャンネルへの投稿のほうが目に留まります。言い回しはこのページの例文をそのまま短くして使えます。
冒頭の挨拶の言い換え(丁寧さの段階つき)
| 言い方 | 丁寧さ | 使いやすい場面 |
|---|---|---|
| 新春のお慶びを申し上げます | 改まった言い方 | 社長・役員の年頭メッセージ、社内報 |
| あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします | 丁寧 | 部署・チーム・全社への一斉メール全般 |
| あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします | やや砕けた丁寧 | 少人数のチーム、リーダーから部下へ |
| あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします | 標準 | チームのチャット |
昨年のお礼は「旧年中は大変お世話になりました」が改まった言い方、「昨年はありがとうございました」が社内で使いやすい言い方です。部下やチームに向けるなら、何に助けられたかを一つ書き添えると、定型の挨拶に見えません。今年の目標の言い方は新年の抱負の例文も参考にしてください。
送り手別のメール例文
部長から部署全員へ(方針と予定を添える)
件名:【年始のご挨拶】◯◯部の皆さんへ(返信不要)
◯◯部の皆さん
あけましておめでとうございます。
昨年は◯◯の立ち上げをはじめ、部全体で大きな仕事をやり遂げることができました。皆さんの頑張りに感謝しています。
今年は「◯◯の定着」を部の一番の目標にします。詳しくは◯日の部会でお話しします。
・部会:◯月◯日(◯)◯時から ◯階会議室/オンライン併用
寒い日が続きますので、体調に気をつけてお過ごしください。
本年もどうぞよろしくお願いします。
◯◯部 □□
チームリーダーからメンバーへ(在宅・別拠点を含む)
件名:年始のご挨拶と今週の予定(◯◯チーム)
◯◯チームの皆さん
あけましておめでとうございます。
昨年は拠点も働き方もばらばらのなか、毎週の進行をしっかり回してもらい、ありがとうございました。
年始の予定をまとめます。
・◯日(◯)◯時:チームの定例(オンライン)
・休み中に届いた問い合わせ:共有フォルダの「年始対応」にまとめています
今年もよろしくお願いします。返信は不要です。
□□
総務から全社へ(業務再開と連絡事項)
件名:【全社】年始の業務開始と連絡事項
社員各位
あけましておめでとうございます。総務部の□□です。
本日より通常業務を開始しております。年始にあたり、次の点をお知らせします。
・年頭の朝礼:◯月◯日(◯)◯時から ◯階ホール(オンライン配信あり)
・休み中の郵便物:総務部でお預かりしています。各部の担当の方が受け取りにお越しください
・年末年始の休暇の勤怠入力:◯月◯日(◯)までにお願いします
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ご不明な点は総務部の□□までお問い合わせください。
社長から全社員へ(年頭のメッセージ)
件名:年頭のご挨拶
社員の皆さん
あけましておめでとうございます。
昨年は、皆さん一人ひとりの努力のおかげで、◯◯という大きな節目を迎えることができました。心から感謝しています。
今年は「◯◯」を全社の方針とし、◯◯と◯◯の二つに力を注ぎます。詳しくは◯日の年頭の朝礼でお話しします。
健康に気をつけて、今年も一緒に良い一年にしていきましょう。
本年もよろしくお願いします。
代表取締役 □□
新人・若手からチームの皆さんへ
件名:新年のご挨拶(□□)
◯◯チームの皆さま
あけましておめでとうございます。
昨年は、右も左も分からないなか、たくさんのことを教えていただき、ありがとうございました。
今年は◯◯を一人で担当できるようになることを目標に取り組みます。
本年もご指導のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
□□
年末に着任したばかりの人から部署全員へ
件名:新年のご挨拶(◯◯部 □□)
◯◯部の皆さま
あけましておめでとうございます。
昨年末に着任したばかりで、まだ十分にお話しできていない方も多いのですが、年末の短い期間にも温かく迎えていただき、ありがとうございました。
今年は早く皆さんのお役に立てるよう努めます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
□□
自分が喪中のときの社内メール
件名:年始のご挨拶と今週の予定(◯◯チーム)
◯◯チームの皆さん
旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いします。
今週の予定です。
・◯日(◯)◯時:定例(オンライン)
□□
注意
喪中のときは「おめでとうございます」を外し、「旧年中はお世話になりました」「本年もよろしくお願いします」だけにします。喪中の相手や自分が喪中のときの扱いは喪中のときの年賀状・新年の挨拶を見てください。
よくある間違い・気をつけたい点
| 書きがちなこと | 気になる点 | 直し方 |
|---|---|---|
| 新年あけましておめでとうございます | 「新年」と「あけまして」の意味が重なると気にする人もいる | あけましておめでとうございます/新年おめでとうございます |
| 去年はお世話になりました | 新年に「去る」の字を避ける人もいる | 昨年は/旧年中は |
| 件名が「あけましておめでとうございます」だけ | 年始は同じような件名が並び、誰から何の連絡か分かりにくい | 【年始のご挨拶】◯◯部の皆さんへ(返信不要) |
| 方針や反省を長々と書く | 一斉メールは読み飛ばされやすい | 方針は一つか二つ、詳しくは朝礼や部会で |
| 宛先を全員の To に並べる | 全員返信が起きやすい | 部署のメーリングリストを使い、「返信不要」と書く |
| 社内の一斉メールに取引先の宛先が混じる | 社内の連絡事項が外に出る | 社外へは別に新年の挨拶メールを送る |
大人数に送るときの宛先の分け方は複数の宛先に送るメール、社内のお知らせ全般の書き方は社内のお知らせの例文にまとめています。
一斉メールを受け取ったときの返事
部署全員や全社に宛てた一斉メールには、返信しなくて構いません。「返信不要」と書かれていればなおさらです。直属の上司やリーダーからのメールに一言返したいときは、全員に返信せず、送り手だけに短く返します。
□□さん
あけましておめでとうございます。
昨年は◯◯の件で何度も相談に乗っていただき、ありがとうございました。
今年は◯◯を自分で進められるよう頑張ります。本年もよろしくお願いいたします。
△△
連絡事項(提出の期限や会議の日時)が書かれていた場合は、挨拶の返信より期限どおりに対応することを優先します。分からない点があるときだけ、担当者に個別に問い合わせます。
この記事の要点
- 社内一斉メールは新年の挨拶・昨年のお礼・今年もよろしくに、年始の連絡事項を添える。
- 件名は「【年始のご挨拶】◯◯部の皆さんへ(返信不要)」のように、誰から何かが分かる形に。
- 部下やチームに向けるなら何に助けられたかを一つ書くと定型に見えない。
- 「新年あけまして」「去年」は気にする人もいるので、「あけまして」「昨年」にしておく。
- 受け取った側は返信不要。返すなら送り手だけに短く。
FAQ
よくある質問
必ず送るものではありません。社内の挨拶は顔を合わせて言うのが基本です。部署全員に年始の予定を伝えたいとき、在宅勤務や別拠点で顔を合わせにくいメンバーがいるときに、挨拶と連絡をまとめて一斉メールで送ると便利です。
「【年始のご挨拶】◯◯部の皆さんへ(返信不要)」「年始のご挨拶と今週の予定(◯◯チーム)」のように、年始の挨拶であること・宛先・返信の要否が件名で分かるようにします。
新年の挨拶に続けて、昨年チームとして助けられたことを一つ具体的に書き、今年の目標と直近の予定を添えます。方針は詳しく書き込まず、部会や朝礼で話すと伝えておくと、メールが短くまとまります。
「新年」と「あけまして」で意味が重なると気にする人もいます。迷うときは「あけましておめでとうございます」か「新年おめでとうございます」のどちらかにしておくと無難です。
基本的に不要です。返したいときは全員への返信は避け、送り手だけに短く返します。連絡事項が書かれていれば、返信より期限どおりの対応を優先します。