メール
年賀状・寒中見舞いのお礼メール 例文
出していない相手・年賀状をやめた会社の返事
年賀状を出していない相手から年賀状が届いたとき、普段メールでやり取りしている相手なら、届いてから早めにメールでお礼を返す形があります。書くことは三つ。年賀状へのお礼、相手が書き添えてくれた一言への返事、今年もよろしくという結びです。こちらが出していなかったことの言い訳は要りません。はがきで返す場合の文例は年賀状の文例(ビジネス)、寒中見舞いのはがきは寒中見舞いの文例にまとめています。このページは、メールで返すときに絞りました。
結論
年賀状・寒中見舞いへのお礼メールは①新年の挨拶(またはお見舞いへのお礼) ②年賀状へのお礼 ③添え書きへの返事 ④今年もよろしくで構成します。改まった相手や、はがきのやり取りを大切にしている相手には、はがきで返すほうが丁寧です。会社として年賀状を出さない方針がある場合は会社の決まりに従って返し方を決めます。
結論:いつ・どの手段で・何を書くか
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| いつ | 届いたら早めに。年明けの仕事始めの頃に届いたものは、その週のうちに |
| どの手段で | 普段メールでやり取りしている相手ならメール。改まった相手や役員にははがき |
| 何を書くか | 年賀状へのお礼 → 添え書きへの返事 → 今年もよろしく |
そのまま送れる短い例文です。
件名:年賀状のお礼(株式会社△△ □□)
株式会社◯◯
◯◯様
あけましておめでとうございます。株式会社△△の□□です。
ご丁寧に年賀状をいただき、ありがとうございました。
「今年は◯◯をご一緒したい」とのお言葉、大変うれしく拝読しました。
旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
Point
「こちらからは出しておらず申し訳ありません」と書く必要はありません。お礼と挨拶を返せば十分です。お詫びから始めると、相手にかえって気をつかわせます。
件名の付け方
| 場面 | 件名の例 |
|---|---|
| 年賀状が届いた(年始のうち) | 年賀状のお礼(株式会社△△ □□) |
| 年始の挨拶もかねる | 新年のご挨拶と年賀状のお礼 |
| 年賀状を出さない会社として返す | 新年のご挨拶(株式会社△△ □□) |
| 寒中見舞いが届いた | 寒中見舞いのお礼(株式会社△△ □□) |
| 返事が遅くなった | 年賀状のお礼が遅くなりました(株式会社△△ □□) |
| 社内の上司から届いた | 年賀状ありがとうございました(◯◯部 □□) |
年始は挨拶のメールが重なります。件名に「年賀状のお礼」と会社名・名前を入れると、相手が一覧で見分けやすくなります。年始の挨拶を兼ねる一斉送信のメールは新年の挨拶メールを参考にしてください。
書く項目のチェックリスト
- 冒頭に新年の挨拶(寒中見舞いへの返事なら、お見舞いへのお礼)を書いたか
- 年賀状をいただいたお礼を書いたか
- 相手の手書きの一言・近況に触れたか
- 旧年中のお礼と今年もよろしくで結んだか
- こちらが出していないことの言い訳を書いていないか
- 年賀状に書かれた社名・役職・住所の変更を名簿に反映したか
- 会社として年賀状を出さない方針があるなら、会社の決まりに沿った書き方か
注意
年賀状の宛名や添え書きから、相手の異動・昇進・移転が分かることがあります。お礼のメールで「ご栄転おめでとうございます」など一言添えると、よく読んでくれたことが伝わります。
場面別の例文
年賀状を出していなかった取引先へ
件名:年賀状のお礼(株式会社△△ □□)
株式会社◯◯
◯◯様
あけましておめでとうございます。株式会社△△の□□です。
このたびはご丁寧に年賀状をいただき、ありがとうございました。
旧年中は◯◯の件で大変お世話になりました。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
初めて年賀状をくれた、取引の浅い相手へ
件名:年賀状のお礼(株式会社△△ □□)
株式会社◯◯
◯◯様
あけましておめでとうございます。
昨年◯月の◯◯でお世話になりました、株式会社△△の□□です。
早々に年賀状をいただき、ありがとうございました。
ご縁をいただいたばかりにもかかわらず、お心にかけていただき、うれしく存じます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
長く取引のある相手へ(添え書きへの返事を中心に)
件名:年賀状のお礼
◯◯様
あけましておめでとうございます。株式会社△△の□□です。
年賀状をありがとうございました。
「昨年の◯◯は社内でも好評でした」とのお言葉、担当一同とても励みになりました。
今年も◯◯の時期には、早めにご相談させてください。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
会社として年賀状を出さない方針の場合
件名:新年のご挨拶(株式会社△△ □□)
株式会社◯◯
◯◯様
あけましておめでとうございます。株式会社△△の□□です。
ご丁寧に年賀状をいただき、ありがとうございました。
弊社では年賀状によるご挨拶を控えておりますため、メールにて失礼いたします。
旧年中のご厚情に心より感謝申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
注意
年賀状をやめたことを知らせる書き方は年賀状の文例(年賀状じまい)にあります。理由を長く書く必要はなく、会社で決めたことだと分かれば十分です。
寒中見舞いをいただいたとき
件名:寒中見舞いのお礼(株式会社△△ □□)
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
ご丁寧に寒中見舞いをいただき、ありがとうございました。
◯◯様もお変わりなくお過ごしとのこと、安心いたしました。
寒さの厳しい折、どうぞご自愛ください。
本年もよろしくお願いいたします。
寒中見舞いへの返事は、新年の挨拶の言葉(「あけましておめでとうございます」)を使わず、お見舞いへのお礼と相手を気遣う一言で書くと時期に合います。「ご自愛ください」の使い方は「ご自愛ください」の意味と使い方にまとめています。
喪中で、年賀状をいただいたとき
件名:年賀状のお礼(株式会社△△ □□)
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
ご丁寧に年賀状をいただき、ありがとうございました。
昨年◯月に◯◯が他界し、喪中のため新年のご挨拶を控えておりました。
ご連絡が行き届かず、失礼いたしました。
本年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
注意
喪中の側からは「おめでとう」の言葉を使いません。身内のことは「◯◯が他界し」のように敬語を付けずに書きます。喪中はがきを受け取った側の書き方は喪中はがきを受け取ったらを見てください。
社内の上司から年賀状が届いたとき
件名:年賀状ありがとうございました(◯◯部 □□)
◯◯部長
あけましておめでとうございます。□□です。
年賀状をありがとうございました。
「今年は任せたい仕事がある」とのお言葉、身が引き締まる思いです。
本年もご指導のほど、よろしくお願いいたします。
宛名や社名に誤りがあったことに触れるとき
件名:年賀状のお礼と、弊社名表記のご連絡
◯◯様
あけましておめでとうございます。株式会社△△の□□です。
年賀状をいただき、ありがとうございました。
なお、弊社は昨年◯月に社名を「株式会社△△」に変更しております。お知らせが行き届かず、失礼いたしました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
相手の誤りを責める形ではなく、こちらのお知らせが行き届かなかったという書き方にすると、相手も名簿を直しやすくなります。
言ってはいけない・避けたい言い方
| 避けたい言い方 | 理由 | 言い換え |
|---|---|---|
| あけおめです | 略語はくだけすぎる | あけましておめでとうございます |
| あけましておめでとうございます(寒中見舞いへの返事で) | 時期が過ぎた後のお見舞いには合わない | 寒中見舞いをいただき、ありがとうございました |
| 去年はお世話になりました | 年始の挨拶では「去」の字を避ける人がいる | 旧年中は/昨年は大変お世話になりました |
| こちらからは出しておらず申し訳ございません | 相手に気をつかわせる | ご丁寧に年賀状をいただき、ありがとうございました |
| 年賀状、拝見させていただきました | 「拝見」と「させていただく」が重なる | 年賀状、うれしく拝見しました |
| 父も喜んでおられました | 身内に尊敬語を使っている | 父も喜んでおりました |
後日のフォロー(お礼・お詫び)
返事が遅れてしまったとき
件名:年賀状のお礼が遅くなりました(株式会社△△ □□)
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
先日はご丁寧に年賀状をいただき、ありがとうございました。
お礼のご連絡が遅くなり、失礼いたしました。
寒い日が続いておりますので、どうぞご自愛ください。
本年もよろしくお願いいたします。
松の内(地域によって期間が違います)を過ぎてから返すときは、「あけましておめでとうございます」で始めず、お礼と寒さを気遣う一言にすると時期に合います。
年始に会ったときの一言
年賀状をありがとうございました。◯◯のお話、うれしく拝見しました。
メールでお礼を送っていても、年始に顔を合わせたときに一言添えると、きちんと読んだことが伝わります。
来年からこちらも年賀状を出すとき
相手の住所や役職を年賀状から名簿に写しておくと、翌年に出す準備が楽になります。一言の文例は年賀状の一言 例文にあります。
この記事の要点
- メールで返すなら届いてから早めに。改まった相手にははがき。
- お礼・添え書きへの返事・今年もよろしくの三点で書く。
- こちらが出していないことの言い訳は書かない。
- 寒中見舞いや松の内を過ぎた返事では「おめでとう」を使わない。
- 喪中なら身内に敬語を付けず、喪中であることを短く伝える。
FAQ
よくある質問
普段メールでやり取りしている相手なら、メールでお礼を伝える形も使われています。改まった相手や役員、はがきのやり取りを大切にしている相手には、はがきで返すほうが丁寧です。会社として年賀状を出さない方針がある場合は、会社の決まりに沿って返します。
謝る必要はありません。「ご丁寧に年賀状をいただき、ありがとうございました」とお礼を伝え、今年もよろしくと結べば十分です。
「ご丁寧に寒中見舞いをいただき、ありがとうございました」と、お見舞いへのお礼から始めます。新年の挨拶の言葉は使わず、結びに寒さを気遣う一言を添えると時期に合います。
年賀状へのお礼を伝えたうえで、喪中のため新年の挨拶を控えたことを短く伝えます。「おめでとう」の言葉は使わず、身内のことは敬語を付けずに書きます。返す時期は、松の内を過ぎてから寒中見舞いの形で返す方法もあります。
お礼へのお礼になるため、相手からの返信がなくても気にする必要はありません。受け取った側も、返す場合は一言で十分です。