文例
2027年 年賀状の一言 例文(ビジネス)
取引先別にそのまま使える添え書き
ビジネスの年賀状に手書きで添える一言は、1〜2行で「昨年の具体的なお礼」と「今年への一言」を書けば十分です。たとえば「昨年は◯◯の立ち上げで大変お世話になりました。本年もご一緒できるのを楽しみにしております」。このページでは、2027年(令和9年・未年)の年賀状向けに、取引先の種類や関係ごとに使える一言をまとめました。印刷する本文や賀詞の選び方、返信、年賀状じまいは年賀状の文例(ビジネス)で扱っています。
結論
添え書き(手書きの一言)は、印刷の文面のすぐ下か余白に、①昨年の出来事に触れたお礼 ②今年への一言を1〜2行で書くものです。賀詞(「謹賀新年」など)や「本年もよろしくお願いいたします」を印刷の文面と繰り返す必要はありません。相手の名前や一緒に取り組んだ仕事の名前を入れると、その人に向けた一言になります。
一言の組み立て方
| 要素 | 書くこと | 例 |
|---|---|---|
| ①昨年のお礼 | 一緒にした仕事・助けてもらったことを一つ | 昨年は◯◯の件で大変お世話になりました |
| ②今年への一言 | 今年も続けたいこと・楽しみにしていること | 本年もご一緒できるのを楽しみにしております |
| (任意)相手を気遣う一言 | 健康や相手の会社の発展を願う | 皆様のご健勝をお祈りしております |
Point
具体的な出来事を一つだけ入れるのが、印刷の文面と差をつけるいちばん簡単な方法です。「いつもありがとうございます」だけでは誰に出しても同じ文になります。案件名、イベント名、季節(「夏の◯◯」)など、相手が思い出せる言葉を一つ入れてください。
2027年は令和9年、干支は未(ひつじ)です。日付は印刷の文面に「令和九年 元旦」などと入っていれば、一言の中で書き直す必要はありません。西暦と和暦の変換は和暦・西暦の変換ツールで確かめられます。
長く付き合いのある取引先への一言
| 場面 | 一言の例 |
|---|---|
| 昨年も継続して取引があった | 昨年も変わらぬお引き立てをいただき、ありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします |
| 一緒に大きな案件を終えた | 昨年は◯◯の完成までお力添えをいただき、ありがとうございました。おかげさまで無事に節目を迎えられました |
| 無理な依頼に応えてもらった | 昨年は急なお願いにもご対応いただき、本当に助かりました。本年もよろしくお願いいたします |
| 定例の打ち合わせを続けている | 毎月の打ち合わせでは、いつも的確なご助言をありがとうございます。本年もよろしくお願いいたします |
| 相手の会社に節目があった | 昨年は貴社創立◯◯周年を迎えられ、誠におめでとうございます。今後ますますのご発展をお祈りしております |
注意
相手の会社の周年や移転などに触れるときは、年数や時期を相手の案内で確かめてから書きます。うろ覚えで書くより、出来事の名前だけにするほうが安全です。
昨年から取引が始まった相手への一言
昨年はご縁をいただき、誠にありがとうございました。
本年はさらにお役に立てるよう努めてまいります
昨年は◯◯の件で初めてご一緒させていただき、ありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします
昨年は最初の打ち合わせから丁寧にご説明をいただき、ありがとうございました。
本年もご指導のほど、よろしくお願いいたします
取引が始まって間もない相手には、「ご縁をいただき」「初めてご一緒させていただき」のように、関係が始まったこと自体へのお礼を書くと自然です。まだ大きな実績がない場合は、今年への意気込みを一言添えます。
担当が替わった・替わる相手への一言
| 場面 | 一言の例 |
|---|---|
| 自分が新しく担当になった | 昨年より担当させていただいております□□です。本年もどうぞよろしくお願いいたします |
| 相手の担当者が替わった | 昨年はご着任早々からお世話になりました。本年もよろしくお願いいたします |
| 前任者から引き継いだ | 前任の◯◯同様、お役に立てるよう努めてまいります。本年もよろしくお願いいたします |
| 春に自分が異動する予定 | (年賀状では触れず、異動が決まってから担当変更の挨拶で知らせる) |
注意
異動や退職は、年賀状の時点で社内に公表されていないことがあります。決まっていないことや、公表前のことは年賀状に書かないようにします。
お客様への一言
昨年もご利用いただき、ありがとうございました。
本年も皆様のお越しを心よりお待ちしております
昨年は◯◯をご用命いただき、ありがとうございました。
その後お困りのことがあれば、いつでもお声がけください
昨年は◯◯のイベントにお越しいただき、ありがとうございました。
本年もご参加いただけるよう、楽しい企画をご用意いたします
お客様あてでは、「またお越しください」「いつでもご相談ください」のように、次に連絡しやすい一言を添えます。売り込みの文句を並べるより、使ってくれたことへのお礼を先に書くほうが読みやすくなります。
仕入先・外注先・協力会社への一言
| 場面 | 一言の例 |
|---|---|
| 日頃から納品をお願いしている | 昨年も確かなお仕事をありがとうございました。本年もよろしくお願いいたします |
| 短い納期に対応してもらった | 昨年は短い納期にもかかわらずご対応いただき、心より感謝しております |
| 現場で一緒に動いた | 昨年は◯◯の現場でお世話になりました。皆様のおかげで無事に終えることができました |
| イベントの運営を手伝ってもらった | 昨年の◯◯では、設営から撤去までご協力いただきありがとうございました |
発注する側から出す年賀状でも、お礼の言葉は省かないのが関係を続けるコツです。「いつも助けていただき」のように、相手の仕事を認める一言を入れます。
上司・社内の人への一言
| 相手 | 一言の例 |
|---|---|
| 上司 | 昨年はご指導いただき、ありがとうございました。本年も精一杯努めてまいります |
| お世話になった先輩 | 昨年は◯◯の件で何度も助けていただき、ありがとうございました。本年もよろしくお願いいたします |
| 他部署の協力者 | 昨年は◯◯でご協力いただき、ありがとうございました。本年もお力添えをいただけますと幸いです |
| 同僚 | 昨年はありがとう。今年もよろしくお願いします |
| 部下 | 昨年は◯◯をよく頑張ってくれました。今年も一緒に取り組みましょう |
注意
上司への一言で「ご苦労さまでした」は、目上に使うと失礼と受け取る人がいるため避け、「ありがとうございました」「お世話になりました」を使うのが無難です。社内で年賀状をやり取りしない会社もあるので、職場の慣習に合わせてください。
しばらく会っていない相手への一言
ご無沙汰しております。
本年はぜひ一度、ご挨拶に伺えれば幸いです
以前◯◯でお世話になりました□□です。
お変わりなくお過ごしのことと存じます。本年もよろしくお願いいたします
なかなかお目にかかれず失礼しております。
またご一緒できる機会を楽しみにしております
しばらく連絡していない相手には、自分が誰か分かる一言を入れます。会社名だけの印刷では、相手が思い出せないことがあるからです。
未年にちなむ一言(使うなら)
干支にちなんだ一言は、親しい相手や社内向けなら場が和みます。取引先や目上の相手には、上の例文のような仕事の一言を優先し、干支の話題は添える程度にします。
| 相手 | 一言の例 |
|---|---|
| 社内・親しい取引先 | 未年の今年も、皆様とともに一歩ずつ前に進んでまいります |
| 社内・親しい取引先 | 穏やかな一年になりますよう、お祈りしております |
| 同僚 | 今年は未年。お互い健康第一でいきましょう |
注意
干支を使った言葉遊びや冗談は、受け取り方が人によって違います。取引先には仕事のお礼を一言書くほうが確実です。
添え書きで避けたいこと
- 印刷の文面と同じ言葉の繰り返しになっていないか
- 「去年」ではなく「昨年」「旧年」と書いているか(「去」の字を年始に避ける人がいる)
- 上司・目上に「ご苦労さまでした」と書いていないか
- 公表前の異動・退職・新規事業に触れていないか
- 相手の会社名・役職・名前の表記を名刺や署名で確かめたか
- 喪中はがきが届いた相手に年賀状を出していないか(喪中の年賀状(ビジネス))
- 長くなりすぎていないか(1〜2行が目安)
会社名や住所を入れて縦書きで印刷できるはがき作成ツール(年賀状・年賀状じまい・喪中・寒中見舞い)を無料で用意しています。印刷した後に、余白へ手書きで一言を添えてください。
注意
年賀状を出していない相手から届いたときの返信や、年始のメールでの挨拶は新年の挨拶メール 例文、松の内を過ぎたときは寒中見舞いの文例を見てください。
この記事の要点
- 添え書きは1〜2行で、昨年の具体的なお礼+今年への一言。
- 案件名・イベント名など相手が思い出せる言葉を一つ入れる。
- 新しい取引先には「ご縁をいただき」、久しぶりの相手には名乗りの一言。
- 上司には「ご苦労さま」ではなく「ありがとうございました」。
- 2027年は令和9年・未年。干支の一言は親しい相手向けに添える程度に。
FAQ
よくある質問
1〜2行が目安です。昨年の具体的な出来事へのお礼と、今年への一言があれば十分です。長く書きたいことがある場合は、年賀状ではなく年始のメールや挨拶の場で伝えるほうが読みやすくなります。
印刷の文面に同じ言葉がある場合は、重ねずに「本年もご一緒できるのを楽しみにしております」のように言い換えると、手書きの部分が生きます。ただ、重なったからといって失礼になるわけではありません。
「去」の字を年始に使うのを避ける人がいるため、ビジネスの年賀状では「昨年」「旧年」と書くのが無難です。
2027年は令和9年で、干支は未(ひつじ)です。年賀状の日付は「令和九年 元旦」のように書けます。
添えると丁寧ですが、具体的な出来事がない場合は「昨年は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします」のような短い一言で構いません。無理に話題を作るより、名前を正しく書くことのほうが大切です。