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年始

「今年もよろしくお願いいたします」の言い換え
本年もよろしくお願い申し上げますとの違いと例文

「今年もよろしくお願いいたします」は、昨年から付き合いのある相手に、今年も変わらない関係をお願いする年始の言葉です。取引先・上司・お客様に使えます。メールでそのまま使える一文は「昨年は◯◯で大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。」。メールや目上には「今年」より改まった「本年」が合い、より改まった場面では「本年もよろしくお願い申し上げます」とします。お祝いの言葉を含まないので、松の内を過ぎてからや、喪中の相手にも使えるのがこの言葉の便利なところです。このページでは、丁寧さ別の言い換え、昨年のお礼の添え方、場面別のメール例文を並べました。「よろしくお願いいたします」そのものの言い換えは「よろしくお願いいたします」の言い換えにまとめています。

更新: 2026-11-01読了:約6分PRODUCER AGENT 編集部

結論

「今年も」は昨年に続いて今年もという意味で、「今年もよろしくお願いいたします」はこれまでの付き合いへの感謝を前提に、今年も変わらない関係をお願いする言い方です。書き言葉や改まった場面では「今年」を「本年」、「昨年」を「旧年」と言い換えます。

「今年もよろしくお願いいたします」の意味

「も」には昨年と同じようにという気持ちが込められています。そのため、この言葉は昨年から付き合いのある相手に使うもので、今年初めてやり取りする相手には合いません。

年始の挨拶では、昨年のお礼→今年のお願いの順に並べるのが基本の形です。お礼を先に言うことで、「今年も」の「も」に中身が出ます。

Point

「今年も」は、昨年があってこその言葉。前に昨年のお礼を一言添え、初めての相手には「今後とも」「どうぞよろしく」を使います。

「今年」と「本年」、「昨年」と「旧年」の違い

言葉響き使いやすい場面
本年改まった書き言葉メール・挨拶状・スピーチ・目上への口頭の挨拶
今年話し言葉社内の口頭の挨拶・同僚へのメッセージ
旧年中改まった書き言葉年賀状・挨拶状・取引先へのメール
昨年丁寧(話し言葉にも書き言葉にも)メール・口頭どちらにも

一つの文の中では「旧年中は〜本年も」「昨年は〜今年も」のように組み合わせをそろえると落ち着きます。「昨年は〜本年も」の組み合わせも、メールでは違和感なく使えます。

使える場面・合わない場面

場面使えるか代わりの言い方
年明け最初のメールの結び使える―
仕事始めの口頭の挨拶使える―
松の内を過ぎてから、その年初めて会う相手使える(お祝いの言葉は外す)―
喪中の相手への年始の挨拶使える旧年中はお世話になりました。本年もよろしくお願いいたします
今年初めてやり取りする相手合わない今後ともどうぞよろしくお願いいたします
春以降の通常の業務メール時期として合わない引き続きよろしくお願いいたします

注意

喪中の相手への年始の言葉は喪中の相手への年始の挨拶、「引き続き」「今後とも」の使い分けは「引き続き」と「今後とも」の違いにまとめています。

言い換え一覧(丁寧さの段階つき)

言い方丁寧さ使いやすい場面
本年も変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます特に改まった言い方顧客・取引先への挨拶状、一斉送信の年始のメール
本年も倍旧のご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます特に改まった言い方(定型)お客様向けの挨拶状・案内
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます改まった言い方取引先・役員へのメール
本年もよろしくお願いいたします丁寧(基本の形)取引先・上司へのメール、口頭の挨拶
本年もご指導のほど、よろしくお願いいたします丁寧(目上向け)上司・先輩・指導を受けている相手
今年もよろしくお願いいたします丁寧(やわらかい)社内の上司・先輩、親しい取引先
今年もよろしくお願いします標準他部署の同僚
今年もよろしくくだけた言い方同期・後輩

「本年も」の前に相手と一緒にした仕事を一つ入れると、一斉送信の定型文と区別がつきます。たとえば「昨年は◯◯の立ち上げでお力添えをいただき、ありがとうございました」。

昨年のお礼の添え方(組み合わせ例)

相手昨年のお礼今年のお願い
長く取引のある会社旧年中は格別のお引き立てをいただき、誠にありがとうございました本年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます
一緒に案件を進めた担当者昨年は◯◯の件で大変お世話になりました本年もどうぞよろしくお願いいたします
昨年末に知り合った相手昨年はご縁をいただき、ありがとうございました本年もよろしくお願いいたします
指導を受けている上司昨年は◯◯で多くのことを教えていただき、ありがとうございました本年もご指導のほど、よろしくお願いいたします
同じチームの同僚去年は◯◯で助けてもらって、ありがとう今年もよろしくね

場面別のメール例文

取引先の担当者へ(年明け最初のメールの結び)

件名:◯◯の件のご相談(株式会社△△ □□)

株式会社◯◯
◯◯様

あけましておめでとうございます。株式会社△△の□□です。
(用件)

昨年は◯◯の件で大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

お客様への年始の一斉メール

件名:新年のご挨拶(株式会社△△)

お客様各位

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございました。
本年も皆様のお役に立てるよう努めてまいります。
本年も変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

株式会社△△

上司へ(拠点が違う・在宅で会えない)

件名:新年のご挨拶(◯◯部 □□)

◯◯部長

あけましておめでとうございます。◯◯部の□□です。
昨年は◯◯の件で多くのことを教えていただき、ありがとうございました。
本年もご指導のほど、よろしくお願いいたします。

昨年末に担当になったばかりの相手へ

件名:新年のご挨拶(株式会社△△ □□)

◯◯様

あけましておめでとうございます。株式会社△△の□□です。
昨年末に担当を引き継いでから、早速いろいろとご相談に乗っていただき、ありがとうございました。
まだ不慣れな点もございますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

松の内を過ぎてから、業務連絡に添える

件名:◯◯の納品日程について(株式会社△△ □□)

◯◯様

いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
本年初めてのご連絡となります。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

◯◯の納品日程について、ご確認いただきたくご連絡いたしました。

年明け最初に見積書を送るメールの結び

件名:◯◯のお見積書の送付(株式会社△△ □□)

株式会社◯◯
◯◯様

あけましておめでとうございます。株式会社△△の□□です。
年末にご相談いただいた◯◯のお見積書をお送りいたします。
内容をご確認のうえ、ご不明な点がございましたらお知らせください。

昨年は多くのご相談をいただき、ありがとうございました。
本年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。

注意

相手別の新年の挨拶メールの全体(件名・本文・返信)は新年の挨拶メール 例文、年賀状への手書きの一言は年賀状の一言 例文にあります。

よくある間違い

書きがちな言い方気になる点直し方
(今年初めての取引先に)本年もよろしくお願いいたします昨年の付き合いがないので「も」が合わない今後ともどうぞよろしくお願いいたします
旧年中は〜今年もよろしくね改まった言葉とくだけた言葉が混ざる旧年中は〜本年もよろしくお願いいたします
本年も何卒よろしくお願いいたします、を一通に何度も結びが重なってくどくなる最後に一度だけ
去年はお世話になりました年始の挨拶では「去る」を気にする人もいる昨年は/旧年中はお世話になりました
(年末に)今年もよろしくお願いいたします年末に言うと「今年」がもう終わる年を指してしまう来年もよろしくお願いいたします

「本年もよろしくお願いいたします」と言われたときの返事

「こちらこそ」を付けて同じ言葉で返すのが基本です。メールの返信では、相手が添えてくれた昨年の件に一言触れると丁寧です。

◯◯様

ご丁寧にありがとうございます。株式会社△△の□□です。
こちらこそ、昨年は◯◯で大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

口頭なら「こちらこそ、本年もよろしくお願いいたします」で十分です。

この記事の要点

  • 「今年も」は昨年から付き合いのある相手への言葉。初めての相手には「今後とも」。
  • メールや目上には「本年もよろしくお願いいたします」、改まった文書は「申し上げます」。
  • 前に昨年のお礼を具体的に一言添える。
  • お祝いの言葉を含まないので、時期を過ぎてからや喪中の相手にも使える。
  • 返事は「こちらこそ、本年もよろしくお願いいたします」。

FAQ

よくある質問

01「今年もよろしくお願いいたします」と「本年もよろしくお願いいたします」はどう違いますか?

意味は同じです。「本年」は改まった書き言葉で、メールや目上への挨拶、挨拶状に向きます。「今年」は話し言葉寄りで、社内の口頭の挨拶や親しい相手へのメッセージに合います。

02「本年もよろしくお願い申し上げます」は目上に使えますか?

使えます。「お願いいたします」より改まった言い方で、取引先の役員への挨拶や、お客様への挨拶状などに向いています。

03今年初めて取引する相手に「本年もよろしく」と書いてもよいですか?

「も」は昨年と同じように、という意味なので、昨年の付き合いがない相手には合いません。「今後ともどうぞよろしくお願いいたします」とします。

04いつまで「今年もよろしくお願いいたします」と言えますか?

決まりはありませんが、年明けにその相手と初めてやり取りするときの言葉です。春以降の通常のやり取りでは「引き続きよろしくお願いいたします」のほうが自然です。

05喪中の相手に「今年もよろしくお願いいたします」と言ってもよいですか?

使えます。お祝いの言葉を含まないため、喪中の相手への年始の挨拶にしても差し支えないとされます。「おめでとうございます」だけを外し、「旧年中はお世話になりました。本年もよろしくお願いいたします」とします。

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