お詫び
誤発送・誤配送のお詫び 例文
商品違い・送り先違い・返送のお願い
注文と違う商品を送ってしまった、別の住所に送ってしまったと分かったら、気づいたその日のうちに連絡するのが基本です。取引先や急ぎの品ならまず電話で伝え、内容をメールで残します。書くことはお詫び、何がどう違ったか、正しい品をいつ届けるか、手元の品の返送方法、再発防止の五つです。相手に手間をかけるお願いが入るので、返送の手配や送料はこちらで持つ形にしておきます。このページでは、件名の例、チェックリスト、お客様・取引先・急ぎ・送り先違いなど場面別の例文を並べました。届いた品物そのものの不良や破損は不良品のお詫び、納期の遅れは納期遅延のお詫びを見てください。
結論
誤発送のお詫びは①お詫び ②違っていた内容(注文の品と届いた品) ③正しい品の発送日と届く見込み ④届いた品の扱い(返送の方法・送料・期限) ⑤再発防止の一言で書きます。原因の詳しい説明は短くて構いません。相手がこれから何をすればよいかが一読で分かることを優先します。
結論:いつ・どの手段で・何を書くか
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| いつ | 気づいた日のうちに。相手から指摘されたら、確認を待たずにまず受け取りとお詫びを返す |
| どの手段で | 取引先・急ぎの品・高価な品は電話のあとメール。通販のお客様はメール(注文時の連絡先へ) |
| 謝罪 | 「誠に申し訳ございません」と冒頭で一度、結びでもう一度 |
| 事実 | 注文の品と、実際に届いた品(品名・品番・色・サイズ) |
| 原因 | 「出荷時の確認不足により」など一文で。言い訳に聞こえる長い説明はしない |
| 対応 | 正しい品の発送日・届く見込み、届いた品の返送方法、送料はこちら負担 |
| 再発防止 | 出荷前の確認の手順をどう変えるか |
そのまま送れる短い例文です。
件名:【お詫び】ご注文商品の誤発送について
◯◯様
◯◯ショップの□□でございます。
このたびは、ご注文と異なる商品をお送りしてしまい、誠に申し訳ございません。
ご注文の「◯◯(ブルー)」に対し、「◯◯(グレー)」をお届けしておりました。
正しい商品を本日発送いたします。着払い伝票を同封いたしますので、お手元の商品はその伝票でご返送いただけますでしょうか。
出荷前の確認を改め、再発防止に努めます。重ねてお詫び申し上げます。
件名の付け方
件名には「お詫び」と「何についての連絡か」を入れます。注文番号があれば添えると、相手が注文の記録と照らし合わせやすくなります。
| 場面 | 件名の例 |
|---|---|
| 通販のお客様(商品違い) | 【お詫び】ご注文商品の誤発送について(ご注文番号◯◯) |
| 取引先(品番違い) | 【お詫び】◯月◯日納品分の品番相違について |
| 送り先を誤った(本来の相手へ) | 【お詫び】ご注文商品の発送先の誤りと再発送のご連絡 |
| 誤って届いた相手へ | 【お願い】誤ってお届けした荷物のご返送について |
| 急ぎ | 【至急・お詫び】◯◯の誤発送と本日中の差し替えについて |
| 配送業者の誤配 | 【お詫び】お荷物の配達に関するご連絡 |
| 前のお詫びの訂正 | 【訂正】先ほどお送りした返送先のご案内について |
書く項目のチェックリスト
- 冒頭でお詫びを伝えたか
- 注文の品と届いた品を、品名・品番・色・サイズで並べて書いたか
- 正しい品の発送日と届く見込みを書いたか
- 届いた品の返送方法(着払い・集荷・返送用伝票)と、送料はこちら負担であることを書いたか
- 返送が難しい場合の連絡先を書いたか
- 原因は一文に収め、言い訳になっていないか
- 再発防止の一言を入れたか
- 別の人の荷物が届いた・別の人に届いた場合、会社の決まりに従って社内に報告したか
Point
送り先を誤った場合は、別のお客様の名前や住所が書かれた荷物が他人に渡っていることがあります。お詫びメールを出す前に、個人情報の扱いについての社内の決まりに従い、上司や担当部署に報告してください。誤って届いた相手には、荷物の中身や本来の届け先を詳しく書かずに、返送だけをお願いします。
場面別の例文
通販のお客様へ(色・サイズ違い)
件名:【お詫び】ご注文商品の誤発送について(ご注文番号◯◯)
◯◯様
このたびは◯◯ショップをご利用いただき、誠にありがとうございます。担当の□□でございます。
ご注文いただいた「◯◯(Mサイズ)」に対し、誤って「◯◯(Lサイズ)」をお送りしておりました。ご不便をおかけし、誠に申し訳ございません。
■正しい商品の発送
本日発送いたします。◯月◯日頃にお届けの予定です。
■お手元の商品のご返送
正しい商品に着払い伝票を同封いたします。お手数ですが、お手元の商品をその伝票でご返送いただけますでしょうか。送料はご負担いただく必要はございません。
出荷前の確認手順を見直し、同じことが起きないよう努めます。このたびは大変申し訳ございませんでした。
初めて取引する相手へ(品番違い)
件名:【お詫び】◯月◯日納品分の品番相違について
株式会社◯◯
購買部 ◯◯様
このたびは初めてのご発注をいただき、誠にありがとうございます。株式会社△△の□□と申します。
◯月◯日に納品いたしました品のうち、「◯◯」の品番に誤りがございました。初めてのお取引でこのようなご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。
誤:品番◯◯ → 正:品番◯◯
正しい品は明日◯時までにお届けいたします。誤ってお届けした品は、お届けの際に当社の者が引き取ります。
出荷時の照合を二人で行う手順に改め、再発を防ぎます。何卒よろしくお願いいたします。
初めての相手には、名乗りを省かず、取引を始めたばかりでの不手際であることに触れると、気持ちが伝わります。
継続して取引している相手へ
件名:【お詫び】本日発送分の内容違いについて
◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
先ほどお電話でお伝えしたとおり、本日発送した荷物に、別のご注文の品が入っておりました。いつもご注文いただいているにもかかわらず、大変申し訳ございません。
正しい品は本日夕方に発送し、明日午前にお届けの予定です。誤ってお届けした品は、明日の配達時に配送業者が引き取りますので、箱のままお渡しいただけますでしょうか。
原因は、出荷作業での伝票の取り違えでした。今後は伝票と品番の照合を出荷前に二度行います。
急ぎの品を誤発送したとき
件名:【至急・お詫び】◯◯の誤発送と本日中の差し替えについて
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
お電話でもお伝えいたしましたが、明日のイベントでお使いになる「◯◯」とは別の品をお送りしておりました。直前の時期にご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。
正しい品は、本日◯時までに私が直接お届けいたします。お手元の品はその際に引き取りますので、お手を煩わせることはございません。
到着の時刻が変わる場合は、すぐにお電話でご連絡いたします。
急ぎのときは、メールより先に電話で伝えます。メールは「電話でお伝えした内容の確認」として、届ける時刻と方法を残すために送ります。
送り先を誤った(本来の相手へ)
件名:【お詫び】ご注文商品の発送先の誤りと再発送のご連絡
◯◯様
◯◯ショップの□□でございます。
◯月◯日にご注文いただいた商品を、当店の手違いにより別の住所へお送りしておりました。お待たせしたうえにご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。
新しい商品を本日、ご登録の住所へ発送いたしました。◯月◯日頃にお届けの予定です。
なお、◯◯様のお名前とご住所が記載された伝票が、別の方のお手元に渡っております。現在、荷物の返送をお願いしているところです。経過は改めてご報告いたします。
注意
伝票に相手の名前や住所が載っている場合は、そのことを隠さずに伝え、どう対応しているかを書きます。どこまで知らせるかは、会社の決まりと担当部署の判断に従ってください。
誤って荷物が届いた相手へ(返送のお願い)
件名:【お願い】誤ってお届けした荷物のご返送について
◯◯様
突然のご連絡失礼いたします。◯◯ショップの□□と申します。
◯月◯日に◯◯様宛てにお届けした荷物は、当店の手違いにより、本来は別の方へお送りするものでした。ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。
お手数ですが、開封せずにそのままお手元に置いていただけますでしょうか。◯月◯日に配送業者が引き取りに伺います。ご都合が悪い場合は、ご希望の日時をお知らせください。
すでに開封されている場合も、そのままで差し支えございません。
届いた相手には何の落ち度もありません。中身の説明や本来の届け先は書かず、返送の手間を最小にする段取りだけを伝えます。
配送業者の誤配だったとき
件名:【お詫び】お荷物の配達に関するご連絡
◯◯様
◯◯ショップの□□でございます。
配送状況を確認いたしましたところ、◯◯様へのお荷物が、配達の際に別のお宅へ届けられていたことが分かりました。お待たせしてしまい、誠に申し訳ございません。
現在、配送業者が回収を進めております。回収と再配達の日時が決まり次第、改めてご連絡いたします。
原因が配送業者にあっても、お客様から見ればお店から届かなかったことに変わりありません。業者の名前を出して責任を押しつける書き方は避け、こちらがどう動いているかを伝えます。
前のお詫びメールの内容を訂正するとき
件名:【訂正】先ほどお送りした返送先のご案内について
◯◯様
◯◯ショップの□□でございます。
先ほどお送りしたメールで、ご返送先の住所に誤りがございました。重ね重ね申し訳ございません。
正しいご返送先は、同封した着払い伝票に印字されている住所です。伝票をそのままお使いいただければ、正しく届きます。
言ってはいけない・避けたい言い方
| 避けたい言い方 | 理由 | 言い換え |
|---|---|---|
| 配送業者のミスですので | 責任を押しつけているように聞こえる | 配達の際に別のお宅へ届けられていたことが分かりました。現在回収を進めております |
| アルバイトが間違えまして | 身内の誰かのせいにしている | 出荷時の確認不足により |
| お手元の商品はご返送ください | お願いの形になっておらず、送料の扱いも分からない | 同封の着払い伝票でご返送いただけますでしょうか |
| よくあることですが | 相手の迷惑を軽く扱っている | (書かない) |
| ご返送させていただきますので | 相手がする動作に「させていただく」を付けている | 引き取りに伺います/ご返送いただけますでしょうか |
| 正しい商品をお送りさせていただきます | 「させていただく」が重く、くどい | 正しい商品を本日発送いたします |
お詫びの決まり文句の選び方はお詫びの言葉の使い分け、「申し訳ございません」の使い方は申し訳ありません・申し訳ございませんにまとめています。
後日のフォロー(お礼・お詫び)
返送品が届いたとき
◯◯様
◯◯ショップの□□でございます。
ご返送いただいた商品を、本日受け取りました。お手数をおかけし、誠にありがとうございました。
このたびはご迷惑をおかけし、改めてお詫び申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。
取引先へ、再発防止の報告を添えるとき
◯◯様
先日はご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
その後、出荷前の照合を二人で行う手順に改め、社内で運用を始めております。
今後とも変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。
社内で経緯をまとめる必要がある場合は顛末書の書き方を参考にしてください。
この記事の要点
- 誤発送に気づいたらその日のうちに連絡。取引先や急ぎの品は電話が先。
- 注文の品と届いた品を並べて書き、正しい品の発送日を示す。
- 返送は着払い伝票や引き取りで、相手の負担を無くす。
- 送り先違いは個人情報の扱いを会社の決まりに従って社内に報告してから連絡する。
- 配送業者の誤配でも、業者のせいにせずこちらの対応を伝える。
FAQ
よくある質問
取引先や急ぎの品、高価な品は、まず電話で伝え、内容をメールで残します。通販のお客様には、注文時の連絡先にメールで連絡するのが一般的です。どちらの場合も、気づいた日のうちに連絡します。
誤発送はこちらの手違いなので、送料はこちらで持つのが一般的な対応です。着払い伝票を同封するか、配送業者の引き取りを手配して、お客様に費用と手間がかからないようにします。返送の扱いは会社の決まりに従ってください。
責めるような書き方はせず、まず社内の担当者に扱いを相談します。返送をお願いするのか、そのままにしていただくのかは、会社の決まりに従って決め、決まった内容を丁寧に伝えます。
お客様にとっては、注文した店から荷物が届かなかったことに変わりがないため、お店からお詫びと経過の連絡をします。原因が業者にあることを強調するより、回収と再配達をどう進めているかを伝えるほうが安心してもらえます。
付けるかどうか、何を付けるかは会社の決まりに従います。品物やクーポンを付けることよりも、正しい品を早く届け、返送の手間を無くすことのほうが大切です。