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敬語

「来年もよろしくお願いいたします」の言い換え
目上・取引先への年末の例文

「来年もよろしくお願いいたします」は、年末に、来年も変わらず付き合ってほしいとお願いする言葉です。取引先・お客様・上司など目上の相手にそのまま使えます。そのまま使える一文は「本年も大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。」。年が明けてからは「本年もよろしくお願いいたします」に変え、来年の取引の予定がない相手には「また機会がございましたら」などに言い換えます。「よろしくお願いいたします」全般の言い換えは「よろしくお願いいたします」の言い換えにあるので、このページでは年末に「来年も」と添える言い方に絞って並べました。

更新: 2026-10-27読了:約6分PRODUCER AGENT 編集部

結論

「来年もよろしくお願いいたします」は、今年のお礼に続けて、来年の付き合いをお願いする年末の決まった言い方です。改まった文書では「来年」を「明年(みょうねん)」と言うこともあり、意味は同じく次の年です。年末は「来年も」、年始は「本年も」と、どの年を指すかで言葉が変わります。

「来年もよろしくお願いいたします」の意味と使う時期

この言葉は、多くの場合「本年もお世話になりました」とセットで使います。今年のお礼を言い、そのうえで来年もお願いする、という順番です。お願いだけを先に書くと、今年のお礼が抜けて落ち着かない文面になります。

使う時期は、その相手との年内最後のやり取りです。年明けの最初のやり取りでは「本年もよろしくお願いいたします」と言うので、同じお願いでも年をまたぐと言葉が変わる点に注意します。年の区切りに関係なく続く関係をお願いするなら「今後とも」を使います(「引き続き」と「今後とも」の違い)。

Point

年末は「来年も」、年始は「本年も」、区切りを問わないなら「今後とも」。この三つを取り違えないように気をつけます。

使える場面・言い換えたほうがよい場面

場面使い方代わりの言い方
来年も取引が続く取引先そのまま使える―
お客様への年末のお知らせ改まった形で来年も変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます
社内の上司そのまま使える来年もご指導のほど、よろしくお願いいたします
社内の同僚・後輩くだけた形で来年もよろしくお願いします
案件が年内で終わり、来年の予定がない相手「来年も」は約束のように聞こえることがあるまた機会がございましたら、よろしくお願いいたします
年が明けてから使わない本年もよろしくお願いいたします
年度で区切る仕事の相手(3月)年末の言葉ではない来年度もよろしくお願いいたします

注意

年度末(3月)に「来年もよろしく」と書くと、暦の年を指しているように読めます。年度で区切る仕事なら「来年度も」とはっきり書きます。年度末のメールは年度末の挨拶メールを参考にしてください。

言い換え一覧(丁寧さの段階つき)

言い方丁寧さ使いやすい場面
明年も変わらぬご厚誼を賜りますよう、お願い申し上げます最も改まった言い方挨拶状・役員名の文書
来年も変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます改まった言い方お客様・取引先への年末のお知らせ
来年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いいたします改まった言い方(やわらかい)長く付き合いのある取引先
来年もどうぞよろしくお願いいたします丁寧社内外どちらにも使いやすい
来年もご指導のほど、よろしくお願いいたします丁寧社内の上司・先輩
来年もよろしくお願いします標準社内の同僚
来年もよろしくくだけた言い方後輩・親しい相手

「ご厚誼(こうぎ)」は心のこもった親しい付き合い、「お引き立て」はひいきにしてもらうことを敬って言う言葉です。どちらも文書向けなので、ふだんのメールでは「来年もどうぞよろしくお願いいたします」で十分です。

「何卒」を付けて「来年も何卒よろしくお願いいたします」とすると、お願いの気持ちが強くなります。取引先やお客様に改まって伝えたいときに使います。

場面別のメール例文

来年も取引が続く取引先へ

件名:◯◯の件と年内のご挨拶

株式会社◯◯
◯◯様

いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯◯の件、ご確認いただきありがとうございました。年明けは◯月◯日(◯)から作業を再開いたします。

本年も大変お世話になりました。
来年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

来年に始まる案件がある相手へ

件名:来年の◯◯についてのご連絡

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
来年◯月の◯◯について、詳しい日程は、年明けに改めてご相談いたします。

本年は大変お世話になりました。
来年も、◯◯の成功に向けて、どうぞよろしくお願いいたします。

お客様へのお知らせの結び

件名:本年のお礼と年末年始の営業のお知らせ

◯◯様

いつも◯◯をご利用いただき、ありがとうございます。
年内は◯月◯日(◯)まで、年始は◯月◯日(◯)から営業いたします。

本年も格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございました。
来年も変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

上司へ(社内)

件名:年内のご報告

◯◯部長

お疲れさまです。□□です。
◯◯の件は本日までに対応を終え、資料を共有フォルダに保存しております。
本年はご指導いただき、ありがとうございました。
来年もご指導のほど、よろしくお願いいたします。

案件が年内で終わり、来年の予定がない相手へ

件名:◯◯の完了のご報告とお礼

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯◯の件、本日すべての作業を終えましたので、ご報告いたします。
このたびは大変お世話になりました。
また機会がございましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
どうぞ良いお年をお迎えください。

年が明けてから(言い換えの例)

件名:新年のご挨拶(株式会社△△ □□)

◯◯様

新年あけましておめでとうございます。株式会社△△の□□です。
昨年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

注意

年賀状に書く場合の一言はビジネスの年賀状の文例、年明けの挨拶メールは新年の挨拶メールの例文にまとめています。

よくある間違い

書きがちな言い方気になる点直し方
(年明けに)来年もよろしくお願いいたします年が明けてから「来年」と書くと、新しい年の次の年を指してしまう本年もよろしくお願いいたします
(年末に)本年もよろしくお願いいたします年末に「本年も」とお願いすると、残りわずかな今年を指すように読める来年もよろしくお願いいたします
(3月に)来年もよろしくお願いいたします年度の区切りなのか、暦の年なのか分かりにくい来年度もよろしくお願いいたします
来年もよろしくお願いいたします(お礼なし)今年のお礼が抜けて、お願いだけが残る本年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします
(取引が終わる相手に)来年もよろしくお願いいたします来年も取引があるように受け取られることがあるまた機会がございましたら、よろしくお願いいたします

「来年もよろしくお願いいたします」と言われたときの返し方

返すときは「こちらこそ」と受けて、同じお願いを返します。今年のお礼もまだ伝えていなければ、ここで一緒に伝えます。

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
ご丁寧にありがとうございます。
こちらこそ、本年は大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

口頭なら「こちらこそ、来年もよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください」で十分です。

この記事の要点

  • 「来年もよろしくお願いいたします」は今年のお礼とセットで、年内最後のやり取りに使う。
  • 年末は「来年も」、年始は「本年も」、区切りを問わないなら「今後とも」。
  • 改まった場面は「来年も変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます」。
  • 来年の取引の予定がない相手には「また機会がございましたら」。
  • 返すときは「こちらこそ、来年もどうぞよろしくお願いいたします」。

FAQ

よくある質問

01「来年もよろしくお願いいたします」は目上の人に使えますか?

使えます。取引先・お客様・上司への年末の挨拶としてそのまま使えます。改まった場面では「来年も変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます」とします。

02年が明けてから「来年もよろしく」と書いてしまいました。どう直せばよいですか?

年が明けたら「本年もよろしくお願いいたします」と書きます。すでに送った場合は、意味は伝わっていることが多いので、次のやり取りで正しく書けば十分です。

03「明年」はどういう意味ですか?

「来年」の改まった言い方で、「みょうねん」と読みます。挨拶状など改まった文書で「明年も変わらぬご厚誼を賜りますよう」のように使います。

04「来年も」と「今後とも」はどう使い分けますか?

「来年も」は年末に来年の付き合いをお願いする言い方で、「今後とも」は年の区切りに関係なく、これから先の付き合いをお願いする言い方です。年末の挨拶なら「来年も」が季節に合います。

05「来年もよろしくお願いいたします」と言われたら何と返せばよいですか?

「こちらこそ、本年は大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします」と、「こちらこそ」で受けて同じお願いを返します。

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