お詫び
名前を間違えたときのお詫びメール
社外・社内・漢字間違いの例文
メールで相手の名前を間違えたら、気づいた時点で、短いお詫びを送るのが基本です。書くことは三つだけ。間違えたことへのお詫び、正しい名前、今後は気をつけるという一言です。名前は相手にとって大切なものなので、軽く流さず、かといって大げさな反省文にもしないのがちょうどよい加減です。このページでは、社外・社内、自分で気づいたとき・相手から指摘されたときの場面別に、そのまま使える例文を並べました。宛先や添付ファイルを間違えた場合はメール誤送信のお詫びを見てください。
結論
名前の誤りのお詫びは①お詫び ②正しい名前(必要なら誤った表記も) ③今後気をつける一言の三点で足ります。自分で気づいたときは別のメールですぐに、相手に指摘されたときはその返信でお礼とお詫びを伝えます。用件の続きがあるなら、お詫びを冒頭に置き、そのまま本題に入って構いません。
まず押さえる三つのこと
| ポイント | やること | 避けたいこと |
|---|---|---|
| 早さ | 気づいたらその日のうちに送る | 次に連絡する用事ができるまで放っておく |
| 短さ | お詫び・正しい名前・今後の一言だけ | 経緯や言い訳を長々と書く |
| 正確さ | お詫びメールの宛名を正しい表記で書く | お詫びメールでまた漢字を間違える |
Point
お詫びメールの宛名こそ、一字ずつ確かめてください。相手の署名や名刺の表記をコピーして貼り付けると、変換の誤りを防げます。お詫びのメールで同じ間違いを繰り返すと、最初の誤りより印象が悪くなります。
社外の相手への例文
自分で気づいたとき(漢字の間違い)
件名:先ほどのメールでのお名前の誤りについてのお詫び
株式会社◯◯
齋藤様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
先ほどお送りしたメールで、齋藤様のお名前を「斉藤」と誤って記載しておりました。
大変失礼いたしました。心よりお詫び申し上げます。
今後はこのようなことのないよう、十分に気をつけてまいります。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
相手から指摘されたとき
件名:Re:◯◯の件
株式会社◯◯
髙橋様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
ご指摘いただき、ありがとうございます。
お名前の漢字を誤って記載しており、大変失礼いたしました。
今後は「髙橋」様と正しく記載いたします。
ご連絡いただいた◯◯の件につきましては、◯月◯日(◯)までに改めてご回答いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
注意
指摘されたときは、まず「ご指摘いただきありがとうございます」。教えてくれた手間へのお礼を先に置くと、相手も指摘してよかったと感じられます。用件の続きは同じメールで書いて構いません。
まったく別の人の名前で送ってしまったとき
件名:お名前の誤りについてのお詫び
株式会社◯◯
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
先ほどお送りしたメールの宛名を、別の方のお名前で記載しておりました。
大変失礼いたしました。深くお詫び申し上げます。
メールの内容は◯◯様宛てのもので、誤りはございません。
ご確認のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
別人の名前になっていた場合、相手は「このメールは本当に自分宛てか」と迷います。内容は自分宛てで合っていることを一言添えてください。逆に、中身ごと別の人宛てのメールを送っていたなら、それは誤送信です。誤送信のお詫びの手順で、削除のお願いまで書きます。
社名・役職を間違えたとき
件名:社名表記の誤りについてのお詫び
◯◯株式会社
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
先ほどお送りしたメールにて、貴社名を「株式会社◯◯」と誤って記載しておりました。
正しくは「◯◯株式会社」でございます。大変失礼いたしました。
今後は正しい表記で記載するよう、十分に注意いたします。
引き続きよろしくお願いいたします。
注意
「株式会社」が前か後ろか、「ホールディングス」「グループ」の有無、旧社名のままになっていないか。社名の誤りも名前の誤りと同じくらい気にされます。役職を間違えた場合も、同じ形で「正しくは◯◯でございます」と書きます。
社内の相手への例文
件名:先ほどのメールのお名前の誤りについて
◯◯部 渡邊さん
お疲れさまです。□□です。
先ほどのメールで、お名前を「渡辺」と誤って書いていました。失礼しました。
以後気をつけます。
◯◯部長
お疲れさまです。□□です。
先ほどお送りしたメールで、部長のお名前の漢字を誤って記載しておりました。大変失礼いたしました。
今後は送信前に確認するようにいたします。
社内の同僚なら、別メールにせずチャットや次のメールの冒頭で一言伝えるだけでも十分なことが多いです。上司や他部署の目上の人には、社外と同じくらい丁寧に書いておくと無難です。
件名と送り方の選び方
| 状況 | 送り方 | 件名の例 |
|---|---|---|
| 送ってすぐに気づいた | 別メールで短くお詫び | 先ほどのメールでのお名前の誤りについてのお詫び |
| 相手に指摘された | 指摘のメールに返信 | Re:(元の件名のまま) |
| やり取りが続いている最中 | 次のメールの冒頭でお詫び | (本題の件名のまま) |
| 印刷物・名札・席札で間違えた | メールでお詫びし、作り直して渡す | ◯◯のお名前表記の誤りについてのお詫び |
名札や席札、案内状など形に残るもので間違えた場合は、作り直したものを渡すところまでがお詫びです。名札の作り方は名札のデザインと作り方、席札は席札メーカーで作れます。
同じ間違いを防ぐ確認リスト
- 相手の名前は名刺・署名からコピーして貼り付けたか
- 旧字体・異体字(齋・齊・髙・﨑・邊・邉など)を普通の字に変換していないか
- 宛名の会社名で「株式会社」の位置が正しいか
- 過去のメールを流用したとき、前の相手の名前が残っていないか
- 本文中に出てくる名前(「◯◯様のおっしゃる通り」など)も合っているか
- アドレス帳・名簿の登録表記を、正しい表記に直したか
旧字体は、パソコンやスマートフォンの変換で出しにくいことがあります。相手のメール署名から一度コピーし、自分の辞書やアドレス帳に登録しておくと、次から迷いません。
この記事の要点
- 名前を間違えたら、気づいたその日のうちに短くお詫びする。
- 書くのはお詫び・正しい名前・今後気をつける一言の三点。
- 指摘されたら「ご指摘いただきありがとうございます」から始める。
- 別人の名前になっていたら、内容は本人宛てで合っていることを添える。
- お詫びメールの宛名は署名や名刺からコピーして、二度目の誤りを防ぐ。
FAQ
よくある質問
送っておくほうが無難です。名前は相手にとって大切なもので、表記の違いを気にする人も少なくありません。長い文章は要らないので、「お名前を誤って記載しておりました。大変失礼いたしました」と正しい表記を添えて短く送ります。やり取りが続いている最中なら、次のメールの冒頭に入れても構いません。
自分で気づいてすぐなら別メールで送ると誠実に伝わります。すでに本題の返信を書く予定がある場合や、社内の同僚が相手の場合は、次のメールの冒頭で一言触れる形でも十分です。相手から指摘された場合は、その指摘への返信でお礼とお詫びを伝えます。
「先ほどのメールでのお名前の誤りについてのお詫び」のように、何についてのお詫びかが分かる件名にします。件名に相手の名前を入れる場合は、正しい表記になっているかを必ず確かめてください。
「ご指摘いただき、ありがとうございます。お名前を誤って記載しており、大変失礼いたしました。今後は正しく記載いたします」が基本です。お礼を先に置き、お詫び、今後の一言の順にします。元の用件があれば、そのまま続けて書いて構いません。
その場で気づいたなら、その場で「失礼いたしました、◯◯様」と言い直してお詫びすれば十分なことが多いです。あとで気づいた場合や、何度も間違えてしまった場合は、次の連絡の際に一言お詫びを添えておくと丁寧です。