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メール

メール転送の一言と例文
上司・社外・依頼別の書き方

メールを転送するときは、元のメールの上に「誰からの、何のメールで、相手に何をしてほしいか」を一言書くのが基本です。結論として、次の一言をそのまま使えます。

「お疲れさまです。□□です。
◯◯社の◯◯様から、◯◯の件で下記のメールが届きました。
◯日までにご判断いただきたい内容ですので、ご確認をお願いいたします。」

返事が要らないときは「共有のため転送いたします。ご確認のみで、ご返信は不要です。」の一文で足ります。このページでは、目的別の一言の一覧、場面別の件名つき例文、転送の了解を取るメール、送る前のチェックリストまで並べました。

更新: 2026-11-04読了:約12分PRODUCER AGENT 編集部

結論

メールの転送は、受け取ったメールを元の内容を付けたまま別の人に送ることです。添える一言には、①元のメールの差出人と用件 ②転送した理由 ③相手にしてほしいこと(確認・返信・判断・保管など)と期限を書きます。転送の操作のしかたや、元のメールが本文に入るか添付になるかは、使っているメールソフトの仕様によって違います。

そのまま使える転送の一言(目的別)

一言は「差出人と用件」+「してほしいこと」の二つがあれば成り立ちます。目的に合う行を選んで、◯◯を埋めてください。

目的添える一言
確認だけしてほしい◯◯社から◯◯の件で連絡がありましたので、共有いたします。ご確認のみで、ご返信は不要です。
判断してほしい◯◯社から◯◯についてご相談が届きました。◯日までに、対応するかどうかご判断いただけますでしょうか。
対応を任せたい◯◯様から◯◯についてのお問い合わせです。ご担当と伺いましたので、ご対応をお願いいたします。
返信してほしい◯◯社から◯◯の質問が届いています。◯日までに先方へご返信いただけますか。
一部だけ読んでほしい◯◯社からの案内のうち、◯◯の日程が変わった箇所だけご確認ください。
急ぎで見てほしい本日中にご判断が必要な件ですので、取り急ぎ転送いたします。
記録として残したい◯◯の契約条件について先方と合意した内容です。記録のため転送いたします。
添付を回したい◯◯社から届いた見積書を転送します。添付のPDFをご確認ください。
担当違いを正したい◯◯さん宛てと思われるメールが私に届きましたので、転送します。
引き継ぎたい◯◯社とのこれまでのやり取りです。経緯の確認にお使いください。
社外に回したい◯◯から◯◯についての案内が届きましたので、転送いたします。◯◯の欄をご確認いただけますと幸いです。

一言の組み立て(テンプレート)

件名:【してほしいこと】Fw: 元の件名

(宛名)

(あいさつと名乗り)
(誰から・何の件で届いたか)
(転送した理由)
(してほしいこと と 期限)
(自分が既にしたこと:先方への返信の有無など)

----- 転送メッセージ -----
(元のメール)

注意

「FYI」「ご参考まで」だけで送ると、どこを読めばよいかが伝わりません。短くても、読んでほしい箇所かしてほしいことのどちらかを書き添えます。

転送のルール一覧

ルールやること理由
一言を添える誰からの何のメールか、なぜ転送したかを一番上に書く読む理由と急ぎかどうかが伝わる
してほしいことを書く確認・返信・判断・保管など、期限も添える受け取った人が次に何をするか迷わない
宛先を絞る対応してほしい人を宛先に、知らせるだけの人はCCにする誰が動くのかがはっきりする
元のメールは消さない元の本文は手を加えずに付ける書き換えると、元の送り主の言葉が正しく伝わらない
件名は基本そのままメールソフトが付ける Fw:・FW:・Fwd: などをそのまま残し、必要なら頭に【】で要点を足す元のやり取りと同じ件名で探せる
添付を確かめる元のメールの添付が転送に含まれているか確かめるメールソフトや転送のしかたによって添付の扱いが変わる
社外へは了解を取る社外の人に転送するときは、元の送り主の了解と会社の決まりを確かめる送り主が想定していない相手に内容が渡る
個人情報に気をつける名簿や連絡先・署名の個人の携帯番号などが含まれていないか確かめる取り扱いは会社の決まりに従う
過去のやり取りを読む下のほうに続く履歴に、見せてはいけない内容がないか読む転送では過去の履歴もまとめて渡る

宛先とCCの使い分けは全員に返信とCCの使い方にまとめています。

よくある失敗と直し方

失敗何が困るか直し方
一言なしで転送する読む理由も、返事が要るのかも分からない「◯◯社から◯◯の件で届きました。◯日までにご判断ください」と添える
「FYI」「ご参考まで」だけどこを読めばよいか分からない「◯◯の日程が変わった点だけご確認ください」と読む所を示す
元の本文を書き換えて転送する元の送り主の言葉が変わって伝わる元の本文はそのまま付け、自分の補足は一言の欄に書く
社外のメールを別の取引先にそのまま転送する元の送り主の了解なく内容が渡る必要な部分を自分の言葉でまとめて新しいメールにする、または了解を取る
件名を全く別のものに変える元のやり取りと結び付かないFw: のまま、頭に【ご判断のお願い】などを足す
大勢を宛先に並べる誰が対応するのか分からず、全員が様子見になる対応する人を一人決めて宛先にし、ほかはCCにする
先方への返信状況を書かない受け取った人が先方に同じ返事を二重に送る「先方には受領のみ返信済みです」と書き添える

Point

転送する前に、元のメールを最後まで読んでください。何度も往復したメールには、社内だけの相談や、別の取引先の名前が下のほうに残っていることがあります。誤って送ってしまったときはメール誤送信のお詫びを参考に、すぐに連絡してください。

場面別の件名つき例文

上司に判断をお願いする

件名:【ご判断のお願い】Fw: ◯◯の納期についてのご相談

◯◯部長

お疲れさまです。□□です。
◯◯社の◯◯様から、納期を◯日早められないかとのご相談が届きました。
対応できるかどうか、◯日までにご判断いただけますでしょうか。
製造部に確認したところ、◯日の前倒しであれば対応できる見込みとのことです。

----- 転送メッセージ -----
(元のメール)

上司に報告として共有する(返事は不要)

件名:【ご報告】Fw: ◯◯の検収完了のご連絡

◯◯課長

お疲れさまです。□□です。
◯◯社から、◯◯の検収が完了したとの連絡がありましたので、共有いたします。
こちらで受領のお礼は返信済みです。ご確認のみで、ご返信は不要です。

上司から部下・後輩に対応を頼む

件名:【対応依頼】Fw: ◯◯の資料のご請求

◯◯さん

お疲れさまです。
◯◯社の◯◯様から、◯◯の資料を送ってほしいとのご依頼です。
◯日までに、資料を添えて先方へ返信をお願いします。送る前に一度、文面を見せてください。

担当者に対応を引き継ぐ

件名:Fw: ◯◯についてのお問い合わせ

◯◯さん

お疲れさまです。□□です。
代表アドレスに、◯◯社の◯◯様から◯◯についてのお問い合わせが届きました。
◯◯さんのご担当と伺いましたので、ご対応をお願いできますでしょうか。
先方には「担当者から改めてご連絡いたします」とだけ返信しています。

問い合わせを受けた側の返信は問い合わせへの返信メール、担当者の代わりに返事をするときは代理返信メールの例文にまとめています。

チームの複数人に共有する

件名:【共有】Fw: ◯◯イベントの会場からの搬入案内

各位

お疲れさまです。□□です。
会場から搬入についての案内が届きましたので、共有いたします。
搬入時間が◯時からに変わっています。設営担当の◯◯さんは、車両の手配をお願いします。
そのほかの方は、ご確認のみで結構です。

元の送り主に、転送してよいか了解を取る

件名:Re: ◯◯のお見積りについて

株式会社◯◯
◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
お送りいただいたお見積りについて、社内での検討のため、上長の◯◯と経理担当に転送してもよろしいでしょうか。
社外へ共有することはございません。差し支えがございましたら、お知らせいただけますと幸いです。

社外の相手に、了解を得て転送する

件名:Fw: ◯◯イベントの会場からのご案内

株式会社◯◯
◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯◯イベントの会場から、搬入についての案内が届きましたので、転送いたします。
会場のご担当者様には、御社に共有することをお伝えし、了承をいただいております。
搬入時間の欄をご確認いただけますと幸いです。

注意

了解が取れない、または全文を渡す必要がないときは、必要な部分だけを自分の言葉でまとめて新しいメールで伝えます。

添付ファイルを回すために転送する

件名:Fw: ◯◯の見積書

◯◯さん

お疲れさまです。□□です。
◯◯社から届いた見積書を転送します。添付のPDFをご確認ください。
経理への回付に必要でしたら、このメールをそのままお使いください。

間違って届いたメールを正しい宛先に転送する

件名:Fw: ◯◯の件(◯◯さん宛てのメールです)

◯◯さん

お疲れさまです。□□です。
◯◯社の◯◯様から、◯◯さん宛てと思われるメールが私に届きましたので、転送します。
先方には、◯◯さんに転送した旨をお伝えしておきます。

元の送り主には、次のように知らせます。

◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
ご連絡いただいた◯◯の件、担当の◯◯に転送いたしました。
今後のご連絡は、◯◯宛てにお送りいただけますと幸いです。

転送されたメールに返事をする(受け取った側)

□□さん

お疲れさまです。◯◯です。
転送ありがとうございます。内容を確認しました。
◯◯社へは、◯日までに私から返信します。

転送されたメールに返信すると、返信先は転送した人になります(返信先を別に設定していない場合)。元の送り主に直接返したいときは、宛先を確かめてから送ります。

イベントの仕事での使い方

イベントの仕事では、クライアント・会場・協力会社・出演者・スタッフの間で、同じ情報を何度も回します。転送は便利ですが、元のメールには相手に見せないほうがよい内容が混ざりやすいのがこの仕事の特徴です。場面ごとの使い方と例文をまとめました。

場面そのまま転送してよいか気をつけること
クライアントの修正依頼を協力会社へ社内のやり取りや金額が含まれていなければ可修正箇所と締め切りを一言で抜き出す。履歴に見積や社内の相談が残るなら、主催者からのメール1通だけを転送するか、要点を新しいメールにまとめる
会場の注意事項を出演者・スタッフへ会場の了承があれば可全員に関係する箇所だけを示し、会場担当者の連絡先を広く回してよいか確かめる
社内の担当引き継ぎ社内なら基本は可経緯・未回答の質問・先方に約束したことを一言に書き足す
見積・発注の金額が入ったメール原則そのままは回さない協力会社や出演者に、他社の金額や自社の利益が見えないようにする
出演者・来場者の名簿や連絡先が入ったメール必要な人にだけ個人情報の扱いは会社とクライアントの決まりに従い、不要な人には回さない

クライアントの修正依頼を協力会社へ回す(メール)

件名:【修正のお願い/◯日◯時まで】Fw: ◯◯イベント 会場図面の修正について

株式会社◯◯
◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
主催の◯◯様から、会場図面について下記の修正依頼が届きました。
受付台を入口の右側へ移す点と、物販ブースを◯小間から◯小間に広げる点の2か所です。
お手数ですが、◯日◯時までに修正版の図面をお送りいただけますでしょうか。
なお、転送しているのは主催の◯◯様からのメールのみです。

会場からの注意事項を出演者・スタッフに回す(チャット)

【会場からの注意事項・全員確認】
◯◯ホールから、本番当日の注意事項が届いたので転送します。
特に次の2点を必ず読んでください。
・楽屋口からの入館は◯時以降。それより前は入れません
・館内は指定場所以外での飲食禁止
読んだら、このメッセージにリアクションをお願いします。

出演者のマネージャーに、楽屋と入り時間の案内を回す(メール)

件名:Fw: ◯◯イベント 楽屋・搬入口のご案内(会場より)

◯◯事務所
◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
◯日の本番について、会場から楽屋と搬入口の案内が届きましたので転送いたします。
入り時間は◯時、楽屋は◯階の◯号室です。お車でお越しの場合は、添付の地図の搬入口側からお入りください。
会場には、出演者様側へ共有することをお伝えしております。

担当を引き継ぐとき、社内の後任に回す(メール)

件名:【引き継ぎ】Fw: ◯◯社 周年パーティー ケータリングの件

◯◯さん

お疲れさまです。□□です。
◯日から◯◯社の周年パーティーを担当いただくため、ケータリング会社とのやり取りを転送します。
メニューは確定済み、人数の最終連絡が◯日締め切りで、まだ先方に伝えていません。
主催の◯◯様には、担当が◯◯さんに替わることを伝えてあります。
経緯で分からない点があれば、◯日までに聞いてください。

見積が入ったメールを、金額を外して協力会社に伝える(メール)

件名:◯◯イベント 音響機材の追加について

株式会社◯◯
◯◯様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。
主催者様から、ワイヤレスマイクを◯本追加したいとのご要望をいただきました。

追加が可能かどうかと、機材の手配に必要な日数を、◯日までにお知らせいただけますでしょうか。

当日、会場の担当者の指示を現場スタッフへ伝える(口頭)

「みなさん、いま会場の◯◯さんから連絡がありました。搬出は◯時からではなく◯時からに変わります。それまで台車は通路に出さないでください。詳しい内容はあとでチャットにも転送しておきます。」

注意

転送する前に、履歴の下のほうまで読んで、見積金額・社内の相談・他の協力会社の名前・出演者や来場者の個人情報が残っていないかを確かめます。残っていたら、転送ではなく必要な部分だけを書いた新しいメールで伝えるほうが安全です。

自動転送を使うときの注意

OutlookやGmailには、届いたメールを決まった宛先へ自動で転送する機能があります。休暇中の引き継ぎや、問い合わせ窓口の共有に使えますが、一言を添えられないことと、思わぬメールまで転送されることに気をつけます。

  • 自動転送を使ってよいか、会社の決まりを確かめたか
  • 転送先に社外や個人のアドレスが含まれていないか
  • 条件(差出人・件名など)を絞り、必要なメールだけが回るようにしたか
  • 休暇明けなど、止める日を決めたか

設定のしかたは画面の変更があるため、使っているメールソフトの公式ヘルプで確かめてください。不在中の連絡は、自動転送より代理返信や不在の自動返信で知らせるほうが、相手に事情が伝わります。

送る前のチェックリスト

  • 一番上に差出人・用件・してほしいこと・期限を書いたか
  • 元の送り主は、この相手に渡ることを想定しているか
  • 社外に転送する場合、元の送り主の了解と会社の決まりを確かめたか
  • 個人情報(名簿・連絡先・評価など)が含まれていないか
  • 下のほうの過去のやり取りに、渡してはいけない内容が残っていないか
  • 添付ファイルが付いているか
  • 全文が必要か。必要な部分だけを自分でまとめて伝えるほうがよくないか

大勢に回すときに宛先の扱いで迷ったら一斉メールとBCC、宛名の書き方はメールの宛名が複数のときを参考にしてください。

この記事の要点

  • 転送には誰からの何のメールか・してほしいこと・期限の一言を添える。
  • 返事が要らないときは「ご確認のみで、ご返信は不要です」と書く。
  • 元のメールは書き換えずにそのまま付け、件名はFw: のまま頭に【】で要点を足す。
  • 社外への転送は元の送り主の了解と会社の決まりを確かめる。
  • 送る前に過去のやり取りと添付を最後まで確認する。

FAQ

よくある質問

01転送するときに何も書かずに送ってもよいですか?

避けたほうが親切です。受け取った人は、なぜ届いたのか、返事が要るのかが分かりません。「◯◯社から◯◯の件で届きました。ご確認のみで、ご返信は不要です」のように、一言でも添えてください。

02「転送いたします」と「転送させていただきます」はどちらを使えばよいですか?

ふだんは「転送いたします」で十分です。「させていただく」は相手の許しを得て行うときの言い方なので、元の送り主に了解を取ったうえで伝える場面などに向きます。

03転送するとき件名の「Fw:」は消すべきですか?

残しておくと、転送されたメールだと一目で分かり、元のやり取りとも結び付けやすくなります。要点を伝えたいときは、件名の頭に【ご判断のお願い】【ご報告】などを足します。社内で件名の決まりがあれば、それに従ってください。

04社外の人から届いたメールを、別の社外の人に転送してもよいですか?

元の送り主が想定していない相手に内容が渡ることになるため、了解を取るか、必要な部分だけを自分の言葉でまとめて伝えるほうが安全です。会社に決まりがあれば、それに従ってください。

05転送されたメールに返信すると、誰に届きますか?

返信先を別に設定していなければ、転送した人に届きます。元の送り主に返したいときは、宛先を入れ直すか、新しいメールで送ります。

06転送で添付ファイルが付かないことはありますか?

メールソフトの設定や転送のしかたによっては、添付ファイルが付かない、または元のメールごと添付になることがあります。送る前に、添付が含まれているかを確かめてください。

07自動転送の設定をしてもよいですか?

会社の決まりを確かめてからにしてください。特に社外や個人のアドレスへの自動転送は、仕事のメールが外へ出ることになります。設定の手順は、使っているメールソフトの公式ヘルプを確認してください。

08イベントの仕事で、クライアントのメールを協力会社にそのまま転送してもよいですか?

履歴に見積金額や社内の相談、別の協力会社とのやり取りが含まれていることが多いため、そのまま回す前に最後まで読んでください。必要なのが修正箇所や締め切りだけなら、要点を書いた新しいメールで伝えるほうが安全です。クライアントとの間で取り決めがあれば、それに従ってください。

09転送したことを元の送り主に伝えるべきですか?

担当者に引き継いだときや、間違って届いたメールを正しい宛先に回したときは、「担当の◯◯に転送いたしました」と元の送り主に知らせると、次からの連絡先が伝わります。社内で情報を共有しただけなら、知らせる必要はありません。

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