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時候の挨拶

時候の挨拶 7月の例文
上旬・中旬・下旬、梅雨明け前後の書き出しと結び

7月の時候の挨拶は、梅雨明けの前か後かで選ぶ言葉が変わります。梅雨明けは年や地域で違うため、「盛夏の候」「梅雨明けの候」は相手の地域が梅雨明けしているかを目安にします。このページでは、書き出しと結びをそのまま組み合わせられる早見表、上旬・中旬・下旬の言葉、ビジネス文書と個人の手紙の全文例、メールや学校だよりでの書き方を、場面別に並べました。

更新: 2026-11-01読了:約14分PRODUCER AGENT 編集部

結論

7月の時候の挨拶は、梅雨明け前なら「拝啓 小暑の候、」(小暑の7月7日ごろから。月初めは「向暑の候」)、梅雨明け後なら「拝啓 盛夏の候、」、下旬なら「拝啓 大暑の候、」が基本形です。迷ったら、梅雨明け後から立秋の前まで使える「盛夏の候」を選びます。口語調なら梅雨明け前は「梅雨明けが待ち遠しいころとなりました」、梅雨明け後は「いよいよ本格的な夏を迎えました」。2026年の暦では小暑が7月7日、大暑が7月23日、立秋が8月7日です。

結論:7月の時候の挨拶 早見表(書き出しと結び)

書き出しと結びは、同じ季節感の言葉でそろえると文が整います。送る時期の行を選べば、手紙の前後がそのまま決まります。

時期の目安書き出し(漢語調)書き出し(口語調)結び
上旬〜中旬(梅雨明け前)拝啓 小暑の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます梅雨明けが待ち遠しいころとなりました梅雨明けまでもうしばらく、どうぞご自愛くださいませ
七夕のころ拝啓 七夕の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます七夕飾りが風に揺れる季節となりました暑さに向かう折、皆様のご健勝をお祈り申し上げます
中旬(梅雨明け後)拝啓 梅雨明けの候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます梅雨明けの空がまぶしい季節となりました梅雨明けの急な暑さに、どうぞお気をつけくださいませ
下旬(大暑のころ)拝啓 大暑の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます連日厳しい暑さが続いております酷暑の折、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます
梅雨明け後〜月末拝啓 盛夏の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げますいよいよ本格的な夏を迎えました盛夏の折、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます
個人あて(目上の方)拝啓 盛夏の候、◯◯様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます暑さ厳しき折、いかがお過ごしでしょうか暑さ厳しき折、どうぞお体を大切になさってください

7月の二十四節気の日付(国立天文台の暦要項)

節気2026年2027年挨拶の切り替え
小暑7月7日7月7日このころから「小暑の候」。暑中見舞いを出し始める目安の一つ
大暑7月23日7月23日このころから「大暑の候」
立秋8月7日8月8日前日までが「盛夏」「暑中見舞い」。立秋からは「残暑」に切り替える

注意

日付は国立天文台「暦要項」によります。節気の日付は年によって前後するので、ほかの年はその年の暦要項で確かめてください。梅雨明けの時期は年と地域で違うため、相手の地域の天気を見て判断します。

手紙の組み立てと、漢語調・口語調の選び方

改まった手紙は、前文・主文・末文・後付の4つで組み立てます。時候の挨拶は前文の2番目に入ります。

  1. 01

    前文:頭語

    「拝啓」。より改まった相手には「謹啓」

  2. 02

    前文:時候の挨拶

    「盛夏の候、」など。このページの言葉から選ぶ

  3. 03

    前文:安否・感謝の挨拶

    「貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り…」

  4. 04

    主文

    「さて、」で本題に入る

  5. 05

    末文:結びの挨拶と結語

    「暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛ください。」のあと「敬具」(謹啓なら「謹白」)

  6. 06

    後付

    日付、差出人、宛名

漢語調(◯◯の候)口語調
形「盛夏の候」「大暑の候」「いよいよ本格的な夏を迎えました」
合う相手・文書取引先、目上の方、案内状・挨拶状・お礼状親しい取引先、お客様へのお便り、メール、友人・家族
前後の決まり「拝啓」のあとに置き、「敬具」で結ぶ頭語・結語がなくても使える

会社あては「貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」、個人あては「◯◯様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます」と書き分けます。お礼状の組み立て全体はお礼状の書き方、書類に添える場合は送付状の書き方を参照してください。

7月の漢語調(◯◯の候)上旬・中旬・下旬の目安

手紙やはがき、案内状などの改まった文書では「拝啓 ◯◯の候、」の形で始めます。7月によく使われる言葉を、時期の目安と読み・意味つきで並べます。

時期の目安言葉(読み)意味・使いどころ
上旬〜中旬ごろ小暑の候(しょうしょのこう)二十四節気の小暑(7月7日ごろ)から大暑の前まで。暑さが本格的になり始めるころ
上旬ごろ向暑の候(こうしょのこう)暑さに向かうころ。6月によく使われる言葉で、梅雨明け前の7月上旬に使う例もある
上旬ごろ長雨の候(ながあめのこう)梅雨の長雨が続くころ。梅雨明け前の地域に
上旬ごろ七夕の候(たなばたのこう)七夕のころ。7月7日前後に届く手紙に
中旬ごろ梅雨明けの候(つゆあけのこう)梅雨が明けたころ。相手の地域の梅雨明けを目安に
中旬〜下旬ごろ盛夏の候(せいかのこう)夏の盛り。梅雨明け後から立秋の前まで使われる
中旬〜下旬ごろ猛暑の候(もうしょのこう)激しい暑さ
下旬ごろ大暑の候(たいしょのこう)二十四節気の大暑から。一年でもっとも暑いころとされる
下旬ごろ酷暑の候(こくしょのこう)厳しい暑さ
下旬ごろ炎暑の候(えんしょのこう)燃えるような暑さ
下旬ごろ厳暑の候(げんしょのこう)厳しい暑さ。酷暑と同じころに
下旬ごろ極暑の候(ごくしょのこう)この上ない暑さ。暑さが際立つ年に
下旬ごろ炎熱の候(えんねつのこう)焼けつくような夏の暑さ

注意

時候の挨拶は慣用の表現で、使う時期には幅があります。表の「上旬・中旬・下旬」は、その時期によく使われるという目安です。暑さを強く表す「酷暑」「極暑」「炎熱」は、北の地域や涼しい年には大げさに見えることがあります。迷うときは「盛夏の候」が無難です。

旧暦の月名と暦の言葉

種類言葉(読み)意味
旧暦の月名文月(ふみづき・ふづき)七夕に詩歌を書く「文披月(ふみひらきづき)」から来たという説などがあり、由来には諸説ある
二十四節気小暑(しょうしょ)暑さが本格的になり始めるころ
二十四節気大暑(たいしょ)一年でもっとも暑いころとされる
雑節夏の土用(どよう)立秋の前の期間。「土用の丑の日」で知られる

7月は上旬と下旬で季節感が大きく変わります。上旬はまだ梅雨のさなかの地域が多く、下旬は夏の盛りです。手紙を書く日ではなく相手に届く日の季節に合わせると、ずれが出にくくなります。

注意

旧暦の月名は、今は新暦の同じ月の別名として使われています(本来の旧暦とは季節がおよそひと月ずれます)。

やわらかい表現(口語調)の例

親しい取引先への手紙や、お客様向けのお便り、メールでは、口語調のやわらかい書き出しが合います。「〜となりました」「〜のころとなりました」で結ぶと、手紙らしい落ち着いた文になります。

上旬ごろ(梅雨明け前)

  • 梅雨明けが待ち遠しいころとなりました
  • 七夕飾りが風に揺れる季節となりました
  • 梅雨の晴れ間の青空に、夏の訪れを感じます
  • 雨に濡れた木々の緑が、いっそう濃くなってまいりました
  • 蒸し暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか

中旬ごろ(梅雨明けのころ)

  • 梅雨明けの空がまぶしい季節となりました
  • いよいよ本格的な夏を迎えました
  • 蝉の声がにぎやかに聞こえるころとなりました
  • 入道雲が夏空に映える季節となりました
  • 風鈴の音に涼を感じるころとなりました

下旬ごろ(夏の盛り)

  • 暑さが日ごとに厳しくなってまいりました
  • 連日厳しい暑さが続いております
  • 夏休みの季節を迎え、街もにぎやかになってまいりました
  • 各地から花火大会の便りが届くころとなりました
  • 寝苦しい夜が続いておりますが、お変わりございませんか

ビジネス文書の全文例(6場面)

「◯◯」を差し替えれば、そのまま使えます。時候の挨拶は送る時期に合わせて、早見表の言葉と入れ替えてください。

取引先へのお礼状(協賛・協力のお礼)

拝啓 盛夏の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご厚誼を賜り、誠にありがとうございます。
さて、このたびは弊社主催の◯◯に際し、格別のご協力を賜り、誠にありがとうございました。おかげさまで、多くの方にご来場いただくことができました。
暑さ厳しき折、皆様にはくれぐれもご自愛くださいませ。
まずは略儀ながら書中にて御礼申し上げます。
敬具

夏季休業のお知らせ(下旬に出す案内状)

拝啓 大暑の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご愛顧を賜り、心より御礼申し上げます。
さて、弊社では誠に勝手ながら、下記の期間を夏季休業とさせていただきます。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
敬具
記
休業期間 令和◯年◯月◯日(◯)〜◯月◯日(◯)
休業中のお問い合わせ ◯◯(メールでお受けし、休業明けに順次ご返信いたします)
以上

休業案内の書き方全体は夏季休業のお知らせにまとめています。

お中元の送り状(上旬に、品物と別に送る挨拶状)

拝啓 小暑の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素はひとかたならぬお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、日頃の感謝のしるしに、心ばかりの品を別便にてお送りいたしました。ご笑納いただければ幸いです。
本格的な暑さに向かう折、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
まずは略儀ながら書中にてご挨拶申し上げます。
敬具

お中元を贈る時期は地域によって違います。送り状の時候の挨拶は、相手に届く時期に合わせて選びます。贈り方の決まりはお中元のビジネスマナー、いただいた側のお礼はお中元のお礼状へ。

異動・着任の挨拶状

拝啓 盛夏の候、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、私こと、このたび◯月◯日付で◯◯部へ異動し、着任いたしました。前任の◯◯部在任中は、皆様に格別のご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。
新しい職務でも力を尽くしてまいりますので、今後とも変わらぬご指導を賜りますようお願い申し上げます。
暑さ厳しき折、皆様のご健康をお祈り申し上げます。
まずは略儀ながら書中にてご挨拶申し上げます。
敬具

事務所移転の挨拶状

拝啓 大暑の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、このたび弊社は業務拡大に伴い、下記へ事務所を移転することとなりました。これを機に社員一同、より一層サービスの向上に努めてまいりますので、今後ともご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
記
新住所 〒◯◯◯-◯◯◯◯ ◯◯
業務開始日 令和◯年◯月◯日(◯)
電話番号 ◯◯(変更はございません)
以上

目上の方へのお礼状(個人あて・上旬)

拝啓 小暑の候、◯◯様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
先日はご多用のところ、貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございました。うかがったお話は、さっそく今後の仕事に生かしております。
梅雨明けまでもうしばらく、どうぞご自愛くださいませ。
まずは書中にて御礼申し上げます。
敬具

個人の手紙・学校の文書の例文

親戚や恩師への手紙、学校や園のお便りでは、口語調の書き出しが合います。頭語・結語を省く場合は、結びも口語調でそろえます。

親戚への贈り物のお礼

梅雨が明け、いよいよ夏本番となりました。皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
このたびは、おいしい◯◯をお送りいただき、ありがとうございました。さっそく家族でいただき、冷たいのど越しに暑さを忘れるひとときでした。
暑い日が続きますので、どうぞお体を大切になさってください。

恩師への近況報告

拝啓 盛夏の候、先生にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
私は春から◯◯の仕事に就き、ようやく職場の流れがつかめてきたところです。先生に教わった◯◯の考え方が、思わぬ場面で役に立っています。
夏休みに帰省した折には、ご挨拶にうかがえればうれしく存じます。
暑さ厳しき折、どうぞご自愛ください。
敬具

教育実習のお礼状(指導教員・校長先生あて)

拝啓 盛夏の候、◯◯先生にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたびの教育実習では、ご多忙のなか丁寧にご指導くださり、誠にありがとうございました。授業の組み立てや生徒への声かけなど、教わったことを胸に、教員を目指して学びを深めてまいります。
暑さ厳しき折、先生のご健康を心よりお祈り申し上げます。
敬具

実習の終わりが6月なら6月の言葉、上旬に書くなら「小暑の候」と、出す日に合わせます。

学校だより・園だより・学級だよりの書き出し

  • 梅雨の晴れ間がうれしいこのごろ、子どもたちは七夕の短冊に思い思いの願いを書きました
  • セミの声が聞こえ始め、いよいよ夏休みが近づいてまいりました
  • プール遊びに歓声が上がる季節となりました。毎日の健康観察へのご協力をお願いいたします
  • 一学期も残りわずかとなりました。ご家庭での温かいご協力に感謝申し上げます

子ども向け(小学生・中学生)の書き出し

  • もうすぐ夏休みですね。毎日暑いけれど、元気にすごしていますか
  • 七夕の願いごとは何にしましたか
  • セミがにぎやかに鳴く季節になりました

結びの挨拶の例

相手・場面結びの例
取引先(会社あて)盛夏の折、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます
取引先(今後の関係)暑さ厳しき折ではございますが、今後とも変わらぬお引き立てのほどお願い申し上げます
個人あて(目上の方)暑さ厳しき折、◯◯様のご健康を心よりお祈り申し上げます
体調を気づかう暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛ください
上旬(梅雨明け前)梅雨明けまでもうしばらく、どうぞご自愛くださいませ
中旬(梅雨明け後)本格的な暑さを迎えますが、皆様どうぞお健やかにお過ごしください
下旬酷暑の折、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます
夏季休業の前皆様どうぞよい夏をお迎えください

やわらかい結び(個人・親しい相手)

  • 暑い日が続きますので、どうぞお体を大切になさってください
  • 夏風邪など召されませんよう、お気をつけください
  • 楽しい夏をお過ごしください
  • 冷たいものの取りすぎにはお気をつけて、元気に夏を乗り切りましょう
  • 夏休みにお会いできるのを楽しみにしています

結びの挨拶のあとに「まずは略儀ながら書中にてご挨拶申し上げます」「今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます」などを添え、「敬具」で終えます。

カジュアルな例(社内・親しい相手)

社内の人や親しい相手には「◯◯の候」は堅すぎます。季節の話題をひとこと添えるくらいで十分です。

◯◯さん、お疲れさまです。梅雨が明けて、一気に暑くなりましたね。
来週の屋外での設営は、こまめに休憩と水分補給の時間をとる予定です。帽子を忘れずに持ってきてください。

  • いよいよ夏本番ですね
  • 毎日暑いですが、夏バテしていませんか
  • 夏休みの予定はもう決まりましたか
  • 雨の日が続きますが、通勤は大丈夫でしたか
  • 外回りの日は、水分補給を忘れずに

メールでの使い方

取引先へのメールは「いつもお世話になっております」から入れば十分で、時候の挨拶は省いて構いません。季節の一言を入れるなら、漢語調の「◯◯の候」より口語調の短い一文が合います。入れる場所は、名乗りのあと本題の前か、締めの前です。

株式会社◯◯
◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の△△です。
梅雨が明け、いよいよ夏本番となりました。
先日お話しした◯◯の件、日程案をお送りいたします。
(本題)
暑い日が続きますので、どうぞご自愛ください。
引き続きよろしくお願いいたします。

メールの書き出し:天候にふれる

  • 梅雨明けが待ち遠しいですね
  • 梅雨が明け、夏空が広がっていますね
  • 連日の暑さですが、いかがお過ごしでしょうか

メールの書き出し:相手の仕事にふれる

  • 夏の催しの準備で、お忙しい日々をお過ごしのことと存じます
  • 夏の繁忙期で、何かとご多用のことと存じます
  • 先日の◯◯は、暑いなか多くの方が来場されていましたね

時候の挨拶を省いてよい場面

  • 急ぎの連絡や、日程・数量などの事務的な確認
  • お詫びや事故の報告(すぐに本題に入る)
  • 社内の業務連絡
  • 一日に何度もやり取りする相手への返信

メールの締めの言い回しはメールの締めの言葉、場面別のメール全体はビジネスメールの例文にまとめています。

7月の季節の話題と、自分の言葉で書くコツ

決まった言い回しに頼らず、身近な話題を一つ入れると、相手の印象に残る挨拶になります。

分類話題の例
天候梅雨の晴れ間、梅雨明け、入道雲、夕立、夏空、寝苦しい夜
行事七夕、海開き・山開き、夏祭り、花火大会、土用の丑の日、夏休み
花・植物朝顔、ひまわり、ほおずき、百日紅(さるすべり)、蓮
食べ物すいか、とうもろこし、枝豆、そうめん、かき氷、うなぎ
生き物・風物蝉、蛍、風鈴、うちわ、打ち水
  1. 01

    話題を一つ選ぶ

    上の表から、相手と共有できそうな話題を選ぶ

  2. 02

    自分の様子を添える

    「庭の朝顔が毎朝咲くようになりました」のように、見たこと・したことを一文で

  3. 03

    相手への問いかけで結ぶ

    「◯◯様はいかがお過ごしでしょうか」と相手に話を向ける

  • 近所の神社で夏祭りの提灯が灯り、夏の訪れを感じております
  • ベランダの朝顔が、毎朝一輪ずつ花を開くようになりました
  • 夕立のあとの涼しい風に、ほっとするこのごろです

暑中見舞いと時候の挨拶の関係

暑中見舞いは「暑中お見舞い申し上げます」で始めるのが決まりで、頭語や「◯◯の候」は書きません。7月に出す通常の手紙は時候の挨拶で始め、暑中見舞いは見舞いの言葉で始める、と覚えておくと迷いません。

暑中お見舞い申し上げます
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
厳しい暑さが続いておりますが、皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。
令和◯年 盛夏

注意

暑中見舞いを出す時期は、梅雨明けごろ、または小暑のころから立秋の前日までとされることが多いです。立秋を過ぎたら残暑見舞いにします。日付は「◯月◯日」ではなく「盛夏」と書くことがよくあります。文例はビジネスの暑中見舞い、立秋後は残暑見舞いへ。

よくある失敗と直し方

よくある失敗どうするか
梅雨明け前に「盛夏の候」「梅雨明けの候」を使う相手の地域がまだ梅雨のさなかなら「小暑の候」「向暑の候」「長雨の候」にする
立秋を過ぎても「盛夏」「暑中」と書く立秋からは「残暑の候」「残暑お見舞い」に切り替える。8月の挨拶は時候の挨拶 8月へ
暑中見舞いに「拝啓 盛夏の候」と書く暑中見舞いは「暑中お見舞い申し上げます」で始め、頭語・時候の挨拶は入れない
書き出しと結びの季節がずれる「小暑の候」で始めたのに「酷暑の折」で結ぶような食い違いを避け、早見表の同じ行でそろえる
「お体をご自愛ください」「自愛」に体を大切にする意味があるので「どうぞご自愛ください」で足りる
「拝啓」なしで「◯◯の候」から始める漢語調の時候の挨拶は「拝啓」のあとに置き、最後は「敬具」で結ぶ
涼しい地域の相手に「酷暑」「極暑」暑さの度合いを強く言わない「盛夏の候」にする

送る前のチェックリスト

  • 「◯◯の候」が、送る日(届く日)の季節に合っている
  • 相手の地域が梅雨明けしているかを確かめた(梅雨明け前なら「盛夏」「梅雨明け」を使わない)
  • 立秋を過ぎていない(過ぎたら「残暑」に切り替える)
  • 時候の挨拶と結びの言葉で、季節の言葉が食い違っていない
  • 会社あては「貴社」「ご清栄」、個人あては「ご健勝」「ご清祥」と書き分けた
  • 「拝啓」で始めたら「敬具」で結んだ
  • 暑中見舞いに頭語や「◯◯の候」を入れていない

この記事の要点

  • 7月は梅雨明けの前と後で言葉を変える。迷ったら梅雨明け後から立秋前まで使える「盛夏の候」。
  • 梅雨明け前は「小暑」「向暑」「七夕」、梅雨明け後は「盛夏」「梅雨明け」、下旬は「大暑」「猛暑」「酷暑」がよく使われる目安。
  • 書き出しと結びは早見表の同じ行でそろえると季節がずれない。
  • 暑中見舞いは頭語・時候の挨拶を書かず「暑中お見舞い申し上げます」で始める。
  • メールは口語調の一文で足り、事務連絡やお詫びでは省いてよい。

FAQ

よくある質問

01梅雨が明けていない7月上旬に使える時候の挨拶は?

「小暑の候」(7月7日ごろの小暑から)「向暑の候」「長雨の候」がよく使われます。口語調なら「梅雨明けが待ち遠しいころとなりました」「梅雨の晴れ間の青空に、夏の訪れを感じます」が合います。

027月の時候の挨拶で、迷ったときに使いやすいものは?

梅雨明け後から立秋の前まで使える「盛夏の候」です。梅雨明け前の上旬なら「小暑の候」にします。

037月下旬に使える時候の挨拶は?

「大暑の候」「猛暑の候」「酷暑の候」「炎暑の候」などがよく使われます。口語調なら「連日厳しい暑さが続いております」が使いやすい一文です。

047月の結びの挨拶の例は?

「暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛ください」「盛夏の折、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます」がよく使われます。やわらかく書くなら「暑い日が続きますので、どうぞお体を大切になさってください」とします。

05暑中見舞いにも「盛夏の候」は書きますか?

書きません。暑中見舞いは「暑中お見舞い申し上げます」で始め、頭語や時候の挨拶は入れません。日付の代わりに「盛夏」と書くことがあります。

06ビジネスメールにも7月の時候の挨拶は必要ですか?

必要ありません。「いつもお世話になっております」から入れば十分です。季節の一言を添えるなら「梅雨が明け、いよいよ夏本番となりました」のような短い口語調にします。

07教育実習のお礼状にはどの挨拶を使えばいいですか?

7月に出すなら、梅雨明け前は「拝啓 小暑の候、」、梅雨明け後は「拝啓 盛夏の候、」で始め、「◯◯先生にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます」と続けます。結びは「暑さ厳しき折、先生のご健康を心よりお祈り申し上げます」が合います。

08学校だより・園だよりの7月の書き出しは?

漢語調より、子どもの様子を交えた口語調が合います。「子どもたちは七夕の短冊に思い思いの願いを書きました」「いよいよ夏休みが近づいてまいりました」のように、行事や季節の変化にふれます。

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