文例
プレゼンの始め方 例文集
冒頭の挨拶・つかみ・締めの言葉
結論:プレゼンの始め方は「挨拶と名乗り→今日の目的→結論→話の流れと時間」の順に、短く言えば失敗しません。そのまま使える見本は「◯◯部の◯◯です。本日は、◯◯の導入についてご承認をいただきたく、ご説明します。結論から申し上げると、◯月から試験的に始めたいと考えています。課題、内容、費用の順に、◯分ほどでお話しします」。聞き手を引きつけたいときは、この型の「名乗り」と「目的」の間につかみの一言(問いかけ・聞き手の困りごと・自社の数字など)を一つだけ足します。この記事では、穴埋めテンプレート、つかみの型9種と例文、場面別の冒頭と締め、避けたい出だし、本番前のチェックリストをまとめました。式典や宴席でのスピーチの書き出しはスピーチの冒頭のつかみ、結びはスピーチの締めの言葉を見てください。
結論
プレゼンの冒頭は①挨拶と名乗り ②今日の目的(聞き手にしてほしいこと) ③結論 ④話の流れと時間(質問をいつ受けるか)、締めは①結論の繰り返し ②聞き手へのお願い(次にしてほしいことと期限) ③質疑応答 ④お礼の順に話します。つかみは①と②の間に一言だけ入れ、どちらも長くせず本題の時間を残します。
すぐ使える冒頭の穴埋めテンプレート
◯の部分を自分の内容に置き換えれば、そのまま冒頭として話せます。つかみを入れない基本形です。
(挨拶)皆さん、お疲れさまです。/本日はお時間をいただき、ありがとうございます。
(名乗り)◯◯部の◯◯です。
(目的)本日は、◯◯について、◯◯をいただきたくご説明します。
(結論)結論から申し上げると、◯◯です。
(流れと時間)◯◯、◯◯、◯◯の順に、◯分ほどでお話しします。ご質問は最後にまとめて伺います。
| パーツ | 役割 | 省いてよい場面 |
|---|---|---|
| 挨拶 | 始まりの合図。場の注意をこちらに向ける | 前の発表者から続けて話すとき(「続きまして」で足りる) |
| 名乗り | 誰の話かを示す。社外では社名も言う | 毎週顔を合わせる社内の定例会議 |
| 目的 | 聞き手が「何のために聞くか」を知る。承認・意見・共有のどれかを言う | 省かない |
| 結論 | 根拠を確かめるつもりで聞いてもらえる | 結論を最後に明かしたい講演形式の場(仕事の提案では省かない) |
| 流れと時間 | 聞き手が先の見通しを持てる。質問の受け方もここで言う | 持ち時間がごく短い発表(目的と結論だけで始める) |
Point
迷ったら「目的」と「結論」だけは必ず言ってください。この二つがあれば、挨拶やつかみが多少ぎこちなくても、聞き手は話についてこられます。
冒頭と締めの組み立て方
- 01
冒頭:挨拶と名乗り
「◯◯部の◯◯です」「株式会社△△の□□と申します」と一言で名乗ります。経歴や担当業務の説明は、提案の根拠になる場合だけ一文足します。
- 02
冒頭:つかみを一言(入れる場合)
問いかけ・聞き手の困りごと・自社の数字などから一つだけ選びます。型と例文は下の「つかみの例文」にあります。
- 03
冒頭:目的と結論を言う
「本日は◯◯について、ご承認をいただきたくご説明します」のように、聞き手にしてほしいことまで言い、結論も先に言います。
- 04
冒頭:話の流れと時間、質問の受け方
「◯◯、◯◯、◯◯の順にお話しします。お時間は◯分ほどです。ご質問は最後にまとめて伺います」と伝えます。
- 05
締め:結論を繰り返す
「本日お伝えしたかったのは◯◯です」と、冒頭で言った結論をもう一度言います。新しい話はここで足しません。
- 06
締め:お願いを言う
「◯◯をご承認ください」「◯日までにご意見をお寄せください」と、次にしてほしいことと期限を言い切ります。
- 07
締め:質疑応答に移り、お礼で終える
「ご質問があればお願いします」と質疑に移り、最後に「本日はありがとうございました」で終えます。
つかみの例文(型別に9種)
つかみは、聞き手が「自分に関係のある話だ」と感じるための一言です。仕事のプレゼンでは一つの型を一言だけ使い、すぐ目的に入ります。まず表で場面に合う型を選び、下の例文を使ってください。
| 型 | 向く場面 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 問いかけ | 社内の勉強会、セミナー、人数の多い場 | 答えにくい質問や、聞き手を試す質問にしない |
| 聞き手の困りごと | 社内提案、取引先への提案 | 相手の課題を決めつけず、事前に聞いた内容を使う |
| 自社の数字 | 報告会、改善提案、役員向け | 自分で確かめた数字だけを使い、出どころを言う |
| 短い出来事 | 社内の改善提案、成果発表 | 一つの出来事を短く。身内しか分からない話にしない |
| 聞き手の得 | 取引先への提案、社内の協力依頼 | 大げさな言い方をしない。得の中身を具体的に |
| 新しさ | 新サービスや新しい仕組みの紹介 | 何が今までと違うかを一点に絞る |
| 結論を一言で | 役員向け、時間の短い会議 | 結論の後に理由がすぐ続くようにする |
| 実物・画面を見せる | 試作品・画面・資料の改善を見せる場 | 見せる前に何を見てほしいかを言う |
| 全体像を示す | 説明の量が多い場、研修 | 目次の読み上げだけで終わらせない |
① 問いかけで始める
この中で、先月、会議の資料を探すのに手間取った方はいらっしゃいますか。
……ありがとうございます。本日は、その手間を減らす方法についてご提案します。
◯◯の申請に、いま何日かかっているかご存じでしょうか。
実は、申請から承認まで◯日かかっています。本日は、これを短くする方法をお話しします。
皆さんが◯◯を選ぶとき、一番気にするのは何でしょうか。少し考えてみてください。
本日の話は、その答えから始まります。
② 聞き手の困りごとから始める
先日のお打ち合わせで、◯◯の確認に毎月時間を取られているとお聞きしました。
本日は、その確認作業を減らすご提案をお持ちしました。
◯◯部の皆さんから、「◯◯の締め切り前に作業が集中する」という声を多くいただいています。
本日は、作業を前倒しにする仕組みについてご説明します。
③ 自社の数字から始める
昨年度、◯◯の問い合わせは◯件ありました。そのうち◯割近くが、同じ内容の質問でした。
本日は、この同じ質問を減らすための提案です。
この◯か月で、◯◯の作業時間は◯時間から◯時間に減りました。
本日は、何を変えたのかと、ほかの部署でも使えるかをご報告します。
注意
数字は、社内の記録など自分で確かめたものだけを使い、「◯◯の記録では」と出どころを添えます。出どころの分からない数字で始めると、その後の話まで疑われます。
④ 短い出来事から始める
先週、お客様から一本の電話をいただきました。「◯◯の手続きが分かりにくい」というご意見でした。
調べてみると、同じご意見がほかにもありました。本日は、手続きの案内を見直す提案です。
入社して最初に戸惑ったのが、◯◯のやり方でした。
本日は、新しく入る人が同じところで迷わないための、手順書の案をご説明します。
⑤ 聞き手の得を先に言う
本日のご提案を取り入れていただくと、◯◯の作業を毎月◯日早く終えられるようになります。
そのための進め方を、◯分ほどでご説明します。
この仕組みを使うと、皆さんが毎週作っている◯◯の報告書が不要になります。
本日は、そのためにご協力いただきたいことをお話しします。
⑥ 新しさを伝える
本日ご紹介する◯◯は、これまでの◯◯と比べて、◯◯をしなくてよい点が大きく違います。
その一点に絞ってご説明します。
◯◯部では、来月から◯◯の受け付け方を変えます。
何が変わり、皆さんにどんな影響があるかを、順にお話しします。
⑦ 結論を一言で言う
結論から申し上げます。◯◯は、予定どおり◯月に始められます。
ただし一点、◯◯についてご判断をいただきたく、本日はその点をご説明します。
ご報告は一点です。◯◯の費用が、当初の見込みより増える見通しです。
理由と対応策を、◯分ほどでご説明します。
⑧ 実物・画面を見せる
まず、こちらの画面をご覧ください。左が今の申請画面、右が改善案です。
入力する欄の数に注目してください。本日は、この改善案についてご説明します。
お手元にお配りしたのが、試作品です。実際に手に取って、◯◯のところを触ってみてください。
本日は、この形にした理由をお話しします。
⑨ 全体像を示す
本日の話は大きく三つです。今の課題、解決の案、進め方です。
特に二つめの解決の案について、ご意見をいただきたいと考えています。
本日の研修では、午前に◯◯の基本、午後に◯◯の実習を行います。
終わるころには、◯◯を一人でできるようになることが目標です。
冒頭の挨拶の例文(場面別)
社内の会議で提案するとき
◯◯部の◯◯です。本日は、◯◯の導入について、ご承認をいただきたくご説明します。
結論から申し上げると、◯月から◯◯部で試験的に始めたいと考えています。
今の課題、導入の内容、費用と進め方の順にお話しします。お時間は◯分ほどです。
報告会・定例会議で報告するとき
◯◯プロジェクトの進み具合をご報告します。
全体としては予定どおりで、本日は一点、◯◯についてご相談があります。
終わったこと、遅れていること、ご相談の順にお話しします。
役員・上層部に説明するとき
◯◯部の◯◯です。本日は、◯◯についてご判断をいただきたく、お時間を頂戴しました。
結論は、◯◯案で進めることです。理由は二つあり、◯◯と◯◯です。
詳しい数字は資料の後半にまとめていますので、必要に応じてご覧ください。
取引先で提案するとき
本日はお時間をいただき、ありがとうございます。株式会社△△の□□と申します。
先日のお打ち合わせで伺った◯◯の課題について、本日は解決のご提案をお持ちしました。
お時間は◯分ほど頂戴し、最後にご質問の時間をいただければと思います。
営業で初めて訪問したとき
本日はお時間をいただき、ありがとうございます。株式会社△△の□□と申します。
本日は、弊社の◯◯について簡単にご紹介したうえで、御社の◯◯のご状況を伺えればと考えています。
ご紹介は◯分ほどで終え、残りはご質問やご相談の時間にいたします。
オンラインで始めるとき
それでは始めます。◯◯部の◯◯です。
いま画面に資料を映しています。皆さんの画面に表示されていますか。
本日は◯◯についてご説明します。ご質問は途中でもチャットにお寄せください。
注意
オンラインでは、最初に画面と声が届いているかを確かめます。オンライン会議の始めの挨拶はオンライン会議の挨拶にもまとめています。
社外のセミナーや勉強会で登壇するとき
皆さん、こんにちは。株式会社△△で◯◯を担当している□□です。
本日は「◯◯」というテーマで、私たちが実際に取り組んで分かったことをお話しします。
お持ち帰りいただきたいのは、◯◯の進め方です。最後に質問の時間を設けています。
前の発表者に続けて話すとき
◯◯さん、ありがとうございました。続きまして、◯◯部の◯◯です。
いま◯◯さんからお話のあった◯◯を受けて、具体的な進め方をお話しします。
持ち時間の短い発表(数分の発表)
◯◯部の◯◯です。結論から申し上げます。◯◯を◯◯に変えたいと考えています。
理由を一つだけお話しします。
予定より持ち時間が短くなったとき
時間が短くなりましたので、本日は結論と、ご判断いただきたい点に絞ってお話しします。
細かい数字は資料の◯ページ以降にありますので、後ほどご覧ください。
新人研修の成果発表で始めるとき
◯◯部に配属になりました◯◯です。
本日は、研修で学んだ◯◯について、分かったことと、これから取り組みたいことを発表します。
お時間は◯分ほどです。よろしくお願いいたします。
避けたい出だしと言い換え
| 避けたい出だし | 気になる点 | こう言う |
|---|---|---|
| 本日は準備不足で申し訳ありませんが | 謝罪から入ると、内容まで頼りなく聞こえる | (言わずに目的から話し始める) |
| 緊張していて、うまく話せるか分かりませんが | 聞き手を不安にさせる | (言わずに目的から話し始める) |
| 急に頼まれたので、まとまっていないのですが | 言い訳に聞こえ、聞く気が下がる | 要点を絞ってお話しします |
| 経歴や担当業務を長々と話す自己紹介 | 本題の時間が減り、聞き手が待たされる | 名乗りは一言。経歴は根拠になる部分だけ |
| 本題とつながらない世間話や天気の話 | 何の話が始まるのか分からない | つかみは本題につながる一言にする |
| 少し長くなりますが、お付き合いください | 聞く前から負担に感じさせる | ◯分ほどでお話しします(時間は短く具体的に) |
| ご存じの方も多いと思いますが(と言って長く説明する) | 知っている人には退屈、知らない人には気まずい | 簡単に確認してから本題に入ります |
| ご説明させていただきます | 「ご〜する」と「させていただく」が重なり、くどく感じる人もいる | ご説明します/ご説明いたします |
注意
時間を伝えること自体は問題ありません。気になるのは「長くなりますが」と負担を強調する言い方です。「◯分ほどでお話しします」と短く具体的に言えば、聞き手は先の見通しを持てます。
締めの言葉の例文(場面別)
承認をお願いするとき
本日のご提案は、◯◯を◯月から◯◯部で試験的に始めることです。
◯◯の手間を減らすため、ご承認をいただけますよう、よろしくお願いいたします。
ご質問があれば、お願いします。
意見や協力をお願いするとき
説明は以上です。
皆さんにお願いしたいのは、◯日までに◯◯へのご意見をお寄せいただくことです。
ご協力をよろしくお願いいたします。
役員・上層部への説明を締めるとき
改めて、本日ご判断いただきたいのは、◯◯案で進めてよいかどうかです。
ご承認いただければ、◯日から準備に入ります。ご判断のほど、よろしくお願いいたします。
取引先への提案を締めるとき
本日は、御社の◯◯の課題に対して、◯◯をご提案しました。
ご検討のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
ご不明な点があれば、この場でも、後日でもお気軽にお尋ねください。
次の打ち合わせの日程まで決めて締めるとき
本日の内容を社内でご検討いただき、◯日ごろに改めてお打ち合わせの時間をいただけますでしょうか。
その際に、お見積もりと詳しい進め方をお持ちします。
勉強会・セミナーを締めるとき
本日お伝えしたかったのは、◯◯から始めれば、◯◯は無理なく進められるということです。
明日からまず、◯◯を一つ試してみてください。ご清聴ありがとうございました。
オンラインで締めるとき
説明は以上です。ご質問は、マイクをオンにしてお話しいただくか、チャットにお書きください。
資料は会議の後にお送りします。本日はありがとうございました。
質疑応答を終えて締めるとき
ほかにご質問はございますか。
……それでは、本日いただいた◯◯のご質問は、確認して◯日までにお返事します。
本日はお時間をいただき、ありがとうございました。
時間が押したときの締め
時間が迫ってまいりましたので、まとめに入ります。
本日お伝えしたかったのは、◯◯の一点です。詳しくは資料の◯ページをご覧ください。
ご質問はこの後、メールでも受け付けます。ありがとうございました。
注意
時間が足りないときも、結論とお願いだけは必ず言って終えます。削るのは経緯や細かい数字の説明です。答えにくい質問が出たときの言い方は会議で答えられないときの言い方にまとめています。
締めのよくある失敗と直し方
| よくある失敗 | 困ること | 直し方 |
|---|---|---|
| 「以上です」だけで終わる | 何を決めればよいか伝わらない | 結論とお願いを言ってから終える |
| 締めで新しい話を始める | まとめが散らばる | 新しい話は質疑応答か、別の機会に回す |
| お願いに期限がない | 検討が後回しになる | 「◯日までに」と期限を添える |
| 質疑の後、何も言わずに座る | 終わったのかどうか分かりにくい | 「ありがとうございました」で区切る |
| 「拝聴いただきありがとうございました」と言う | 「拝聴」は聞く側がへりくだる言葉で、相手の動作には使わない | お聞きいただき、ありがとうございました |
Point
「ご清聴ありがとうございました」は使って構いません。ただ、提案の場ではこの一言だけで終えず、その前に結論とお願いを言いましょう。
本番前のチェックリスト
冒頭
- 名乗りが一言で終わる(社外なら社名も入れた)
- 「本日は◯◯について、◯◯をいただきたく」と目的を言える
- 結論を一文で言える
- 話の順番と、おおよその時間を言える
- 質問を途中で受けるか、最後にまとめるかを決めた
- つかみは一つだけ。本題につながっている
- つかみに使う数字は、自分で出どころを確かめた
- 謝罪・言い訳・長い前置きから始めていない
- オンラインなら、画面と声の確認の一言を入れた
締め
- 冒頭と同じ結論を、もう一度言える
- 聞き手にしてほしいことと期限を言える
- 時間が押したときに削る部分を決めてある
- その場で答えられない質問への返し方を決めてある
- 最後の「ありがとうございました」で区切れる
冒頭と締めの練習のしかた
- 最初の一文と最後の一文だけは、言葉どおり覚えます。中身は要点のメモで話せても、始まりと終わりが決まっていると落ち着いて話せます。
- 声に出して時間を計ります。冒頭が長すぎないか、締めに時間が残るかを確かめます。
- 録音して聞き返します。「えー」「あの」の多さや、語尾の言い切りを確かめます。
- 同僚に冒頭だけ聞いてもらい、「何の話で、何をお願いされたか」を言ってもらいます。答えがずれていれば、目的の言い方を直します。
- 上手な人の始め方を書き出します。社内の発表で、名乗りから目的までに何を言っているかを観察すると、自分の型を作りやすくなります。
注意
緊張への備えやリハーサルの手順はプレゼンで緊張しないための準備、資料の作り方はプレゼン資料の作り方にまとめています。
後日のフォロー(お礼・お詫び)
取引先への提案の後に送るお礼
件名:本日のご提案のお礼(株式会社△△)
株式会社◯◯
◯◯様
お世話になっております。株式会社△△の□□です。
本日はお忙しい中、ご提案の時間をいただき、ありがとうございました。
ご説明に使った資料を添付いたします。
いただいた◯◯のご質問については、◯日までに改めてご回答いたします。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
社内の発表の後、時間を超えたことのお詫び
◯◯さん
本日の会議では、私の発表が予定より長くなり、申し訳ありませんでした。
次回は、まとめを先に話して時間内に終えるようにします。
注意
打ち合わせのお礼メールの書き方は打ち合わせのお礼メールも参考にしてください。
この記事の要点
- 冒頭は名乗り→目的→結論→話の流れと時間を短く。迷ったら目的と結論だけは言う。
- つかみは9つの型から一つだけ。本題につながる一言にする。
- 謝罪・言い訳・長い自己紹介から始めない。
- 締めは結論の繰り返し→お願いと期限→質疑応答→お礼。
- 時間が押しても結論とお願いは削らない。「拝聴いただき」は誤りで「お聞きいただき」。
FAQ
よくある質問
挨拶と名乗りの後、すぐに「本日は◯◯について、◯◯をいただきたくご説明します」と目的を言います。続けて結論、話の順番と時間を伝えれば、冒頭として十分です。
必ずではありません。社内の定例会議や役員向けの説明では、つかみを入れずに目的と結論から始めるほうが喜ばれることもあります。人数の多い場や、聞き手の関心がまだ高くない場では、本題につながる一言を入れると聞いてもらいやすくなります。
「◯分ほどでお話しします」と短く具体的に言えば、聞き手は先の見通しが持てます。避けたいのは「少し長くなりますが」のように負担を強調する言い方です。
社内なら部署と名前、社外なら社名・部署・名前で十分です。経歴や実績は、提案の根拠になる場合だけ一文で足します。
仕事のプレゼンでは、結論を先に言うほうが、聞き手は根拠を確かめるつもりで聞いてくれます。結論を最後まで伏せると、途中で「で、結局どうしたいの?」と遮られることもあります。
人数が少なく話し合いながら進める場なら途中で、人数が多く時間が限られる場なら最後にまとめるのが進めやすいです。どちらにするかを冒頭で伝えておくと、聞き手も質問しやすくなります。
使って構いません。「清聴」は相手が静かに聞いてくれたことを敬う言葉です。提案の場では、この一言の前に結論と聞き手へのお願いを言いましょう。
社内の会議では拍手がないのが普通です。「ご質問があればお願いします」と促し、なければ「以上です。ありがとうございました」と区切り、司会に進行を戻せば十分です。