幹事
二次会の幹事がやること
店探し・誘い方・会費・締めの一言
二次会の幹事の仕事は、一次会の前に「やるか・誰が仕切るか・店の候補」を決めておくことと、当日「参加は自由です」と添えて誘い、会費と終わりの時刻を先に伝えることの二つに集約されます。誘うときの一言は「このあと、◯◯で二次会をします。参加は自由ですので、来られる方だけどうぞ」。このページでは、準備の流れ、案内と誘い方の例文、当日の進行、締めと解散の一言、翌日のお礼まで、二次会の幹事の仕事を順にまとめました。一次会の準備全体は懇親会の幹事がやることを見てください。
結論
二次会の幹事がやることは①二次会の有無と担当を決める ②店の候補を押さえる ③一次会の締めで案内する ④人数を数えて店へ連絡・移動の案内 ⑤会計と解散の一言 ⑥翌日のお礼です。二次会は一次会と違い、参加は自由であることをはっきり伝えるのが前提です。会社の補助が二次会にも出るかどうかは、会社の決まりに従います。
二次会の準備の流れ
- 01
二次会をやるか、誰が仕切るかを決める
一次会の幹事が続けて仕切るのか、別の人に頼むのかを主催者と決めます。主役(歓迎・送別される人)の予定も確かめます。
- 02
店の候補を押さえる
一次会の店から歩いて移動できる店を探し、人数が読めないことを伝えたうえで、予約できるか、当日の連絡で入れるかを聞きます。予約の電話の仕方は飲み会の店の予約の仕方にまとめています。
- 03
会費の考え方を決める
定額で集めるか、割り勘にするか、上司や会社の補助があるかを決めます。補助の扱いは会社の決まりに従います。
- 04
一次会の締めで案内する
締めの挨拶のあと、店の場所・会費・終わりの時刻・参加は自由であることを伝えます。
- 05
人数を数えて店に連絡する
参加者が決まったら店に人数と到着の時刻を伝えます。
- 06
移動と会計、解散
道順を案内し、会計をまとめ、終わりの時刻に解散の一言を言います。
Point
二次会の店は、一次会の店から近いことがいちばん大事です。移動に時間がかかると、途中で帰る人が増え、人数が読みにくくなります。
案内・誘い方・挨拶の例文(場面別)
事前の案内文に一文添える
一次会のあと、◯◯で二次会を予定しています。
参加は自由です。当日、一次会の終わりにお声がけしますので、その場で決めていただいて構いません。
一次会の締めのあとに誘う(幹事)
皆さん、本日はありがとうございました。
このあと、すぐ近くの◯◯で二次会をします。会費は◯円で、◯時ごろまでの予定です。
参加は自由ですので、来られる方だけ、店の前で私に声をかけてください。
お帰りの方は、お気をつけてお帰りください。
主役を誘う
◯◯さん、もしお時間が大丈夫でしたら、このあと二次会にもいらっしゃいませんか。
ご無理はなさらないでください。
上司を誘う
◯◯部長、このあと◯◯で二次会をする予定です。
もしよろしければ、少しだけでもいらっしゃいませんか。
注意
誘われた側がはっきり断れるよう、「無理はなさらないでください」「少しだけでも」と逃げ道を残す言い方にします。二次会を断る側の言い方は接待・会食の断り方にも例があります。
二次会当日の進行例
| タイミング | 幹事がすること | ひとこと例 |
|---|---|---|
| 一次会の締めのあと | 参加者を数え、店に人数と到着の時刻を電話 | 「◯名で、◯分後に伺います」 |
| 移動 | 道順を案内し、最後尾を歩く | 「地図をグループに送りました。迷ったら連絡ください」 |
| 店に着いたら | 最初の注文をまとめる | 「最初の一杯は、まとめて頼みますね」 |
| 途中 | 帰る人を見送り、会費の扱いを確かめる | 「お疲れさまでした。お気をつけて」 |
| 終わりの時刻 | 会計をまとめ、解散の一言 | 「そろそろ時間ですので、ここでお開きにします」 |
会計の場面での店とのやりとりは飲み会の会計の締め方、一人あたりの金額は割り勘計算ツールで出せます。
二次会の解散の一言
皆さん、そろそろお時間です。
二次会まで残ってくださって、ありがとうございました。
明日もお仕事の方が多いと思いますので、今日はここでお開きにします。
終電の方はお気をつけて。お疲れさまでした。
一次会の締めの挨拶の型は締めの挨拶 例文にまとめています。二次会では、改まった締めより短い解散の一言で十分です。
二次会の案内を送るときの件名
| 用件 | 件名の例 |
|---|---|
| 一次会と一緒に案内する | ◯月◯日 ◯◯会のご案内(二次会あり・参加自由) |
| 当日、店の地図を送る | 二次会の店の場所(◯◯) |
| 二次会だけ参加の人へ | ◯◯会 二次会からの参加について |
| 会費の精算を伝える | ◯◯会 二次会の会費について |
| 内容を訂正する | 【訂正】二次会の店の場所について |
二次会の幹事のチェックリスト
- 二次会をやるか・誰が仕切るかを主催者と決めたか
- 主役の予定を確かめたか
- 一次会の店から歩いて行ける店の候補を押さえたか
- 会費の決め方(定額・割り勘・補助の有無)を決めたか
- 終わりの時刻を決め、案内で伝えたか
- 「参加は自由」と案内に書いたか
- 店の地図を送れるようにしたか
- 領収書が要るかを確かめたか(会社の決まりに従う)
- 帰り道が心配な人に声をかけたか
場面別の例文(案内・連絡)
例文①:一次会と一緒に二次会を案内する
件名:◯月◯日 ◯◯会のご案内(二次会あり・参加自由)
皆さま
お疲れさまです。幹事の□□です。
◯◯会のあと、近くの◯◯で二次会を予定しています。
会費は◯円、◯時ごろまでの予定です。
参加は自由ですので、当日のご都合で決めていただいて構いません。
例文②:初めて参加する新人に声をかける
◯◯さん、このあと二次会があるのですが、もしよかったらどうですか。
帰りが遅くなるのが心配なら、遠慮なくここで帰って大丈夫ですよ。
例文③:いつもの店に急ぎで電話する
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
急で申し訳ないのですが、このあと◯名で伺いたいのですが、席は空いていますか。
◯分ほどで着きます。
例文④:当日、店の地図をグループに送る
二次会の店はこちらです。◯◯(地図のリンク)
一次会の店を出て、右に曲がって二本目の角です。
迷ったら□□に連絡ください。
例文⑤:二次会だけ参加する人に伝える
◯◯さん
二次会からのご参加、ありがとうございます。
◯時ごろに◯◯という店に移動します。着いたら□□に連絡ください。
会費は二次会の分だけで大丈夫です。
例文⑥:店の場所を訂正する
【訂正】先ほどお送りした二次会の店の地図が間違っていました。
正しくはこちらです。◯◯(地図のリンク)
失礼しました。
例文⑦:会費を後から精算する
件名:◯◯会 二次会の会費について
皆さま
昨日はありがとうございました。幹事の□□です。
二次会の会費は、お一人◯円になりました。
まだお支払いでない方は、◯日までに□□までお願いします。
言ってはいけない・避けたい言い方
| 避けたい言い方 | 理由 | こう言い換える |
|---|---|---|
| 「全員参加でお願いします」 | 二次会は自由参加が前提。断れない雰囲気になる | 「参加は自由です。来られる方だけどうぞ」 |
| 「新人は二次会まで来るものだよ」 | 参加を強いる言い方になる | 「よかったらどうですか。帰っても大丈夫ですよ」 |
| 「帰るの?ノリが悪いなあ」 | 帰る人を責める言い方になる | 「お疲れさまでした。お気をつけて」 |
| 「部長がいらっしゃるので、皆さんも来てください」 | 上司を理由に参加を迫ることになる | 上司の参加は伝えず、自由参加とだけ伝える |
飲み会での参加の強要やお酒の強要を防ぐ考え方は忘年会・飲み会のハラスメント防止にまとめています。
後日のフォロー(お礼・お詫び)
翌日のお礼
皆さま
お疲れさまです。幹事の□□です。
昨日は一次会・二次会とも、ありがとうございました。
遅くまでお付き合いいただいた皆さま、ありがとうございました。
忘れ物のお問い合わせは、□□までお願いします。
二次会で寸志をいただいた上司へ
◯◯部長
お疲れさまです。□□です。
昨日は二次会にもお越しいただき、さらにお心遣いまでいただき、ありがとうございました。
皆さんにもお伝えし、喜んでおりました。
店に迷惑をかけたとき
◯◯ご担当者様
株式会社△△の□□です。
昨日は急な人数でお邪魔したうえ、遅くまで長居してしまい、失礼いたしました。
快く対応していただき、ありがとうございました。
寸志のお礼の言い方は寸志のお礼、参加者へのお礼の文面は幹事のお礼メッセージにまとめています。
この記事の要点
- 二次会は一次会の前に「やるか・誰が仕切るか・店の候補」を決める。
- 店は一次会の店から歩いて行けるところにする。
- 誘うときは「参加は自由です」と必ず添え、会費と終わりの時刻を先に伝える。
- 解散は改まった締めより短い一言で。
- 翌日にお礼と、寸志をいただいた人への一言を送る。
FAQ
よくある質問
決まりはありません。一次会の幹事が続けて仕切ることも、別の人に頼むこともあります。一次会の幹事は会計や片付けで忙しいので、二次会の店への連絡を別の人に頼むと楽になります。
人数が読めないため、予約できるかどうかは店によります。候補の店に「人数が当日まで分からない」と伝えて、どう対応してもらえるかを聞いておくと安心です。
定額で集める、割り勘にする、上司に多めに出してもらうなど、会によって違います。案内のときに会費の決め方を伝えておくと揉めません。会社の補助が出るかは会社の決まりに従ってください。
「お疲れさまでした。お気をつけて」と見送るだけで十分です。帰る理由を聞いたり、引き止めたりするのは避けましょう。
終わりの時刻は誘うときに決めて伝えておきます。翌日が平日の場合は、終電を気にする人が多いので、早めにお開きにすると喜ばれます。