新年会
新年会の景品とゲーム
お正月らしい案と福引・ビンゴの進め方
新年会の景品とゲームは、忘年会と同じ考え方で選び、包み方や呼び方をお正月仕様に変えるのがいちばん手軽です。景品を福袋やお年玉袋に入れる、抽選の等級を大吉・中吉・小吉と呼ぶ、ゲームを干支やお正月のクイズにする。これだけで新年会らしさが出ます。このページでは、お正月らしい景品とゲームの案、ビンゴと福引の進め方、そのまま読める発表の言葉をまとめました。景品の予算の割り振り方は忘年会・ビンゴの景品の選び方、ゲームの選び方の基本は忘年会のゲームにあります。
結論
新年会の景品・ゲームは①予算の出どころ(会社負担か会費か) ②全員に当たるか上位だけか ③会場で動けるかの三つを先に決めてから選びます。お正月らしさは景品の包み方(福袋・お年玉袋)、等級の呼び方(大吉・中吉)、クイズの題材(干支・お正月の行事)で出せます。
お正月らしい景品の案
| 景品 | 向いている枠 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 福袋(幹事が日用品やお菓子を詰める) | 中位・参加賞 | 中身の価値に差をつけすぎない。何が入っているかは開けてからのお楽しみにできる |
| お年玉袋に入れたギフト券・商品券 | 目玉・中位 | 袋だけで等級が分かるよう、表に「大吉」などと書いておく |
| 干支にちなんだ品(置物・手ぬぐい・文具など) | 中位・参加賞 | 好みが分かれにくい実用品を選ぶ |
| 縁起物の食べ物(紅白のお菓子・ご当地の品など) | 参加賞 | 日持ち、持ち帰りやすさ、アレルギーに気をつける |
| 体験・食事の引換券 | 目玉 | 使える地域と期限を確かめる |
| 今年使える物(手帳・カレンダーなど) | 中位 | 年明けにはすでに用意している人もいるので、目玉には向かない |
大きいもの、重いもの、割れものは引換券にして後日渡すと、当たった人が持ち帰りに困りません。目玉・中位・参加賞の数と予算の分け方は忘年会・ビンゴの景品の選び方の表をそのまま使えます。
景品の費用の出どころで変わること
| 出どころ | 決めておくこと | 参考 |
|---|---|---|
| 会費から出す | 案内文に「景品代を含む」と書いておく。会計報告で景品代を分けて示す | 幹事の会計報告 |
| 会社の費用で出す | 総務・経理に、使える費目と領収書の宛名を確かめる | 社内懇親会の経費 |
| 役員・上司からの寸志で出す | 当日の紹介の仕方と、あとのお礼を決めておく | 寸志のお礼の言葉 |
注意
会社が従業員に渡す景品に税金がかかるかどうかは、景品の内容や渡し方によって判断が分かれます。ここでは断定しません。考え方は社内イベントの景品と課税にまとめていますので、迷う場合は社内の経理担当や、所轄の税務署・税理士に確認してください。
新年会で使いやすいゲーム
| ゲーム | 人数 | 会場 | 準備 |
|---|---|---|---|
| ビンゴ | 大人数でも可 | 着席・立食どちらでも | カードと抽選の道具、景品 |
| 福引・おみくじ抽選 | 大人数でも可 | どちらでも | 番号札かくじ、景品 |
| お正月・干支クイズ(テーブル対抗) | テーブル単位 | 着席向き | 問題と回答用紙 |
| 今年の抱負 誰でしょうクイズ | 部署単位 | 着席向き | 事前に集めた抱負(名前を伏せて読む) |
| 福笑い(テーブル対抗) | テーブル単位 | 着席向き | 台紙とパーツ、目隠し |
| じゃんけん大会 | 大人数でも可 | 立食向き | なし(司会と景品だけ) |
ビンゴはビンゴ抽選ツールで番号を画面に出せます。カードはビンゴカード作成ツールで人数分を印刷できます。福引やおみくじ抽選にはくじ引きツール、テーブル対抗のチーム分けにはチーム分けツールが使えます。
お正月・干支クイズの問題の作り方
- 会社・部署にちなんだ問題を半分入れる(例:「昨年いちばん出張が多かった人は誰?」「この写真はどこの拠点?」)。社内の話題は答えを確かめやすく、盛り上がりやすい
- お正月・干支の問題は、答えが一つに決まるものだけにする。出典があいまいな由来の問題は避ける
- 特定の人をからかう問題(年齢・外見・失敗談)は入れない
- 最後の一問だけ得点を大きくして、どのテーブルにも逆転の可能性を残す
今年の抱負 誰でしょうクイズの進め方
- 01
抱負を事前に集める
案内の段階で「今年の抱負を一言」を出欠と一緒に集めます。書きたくない人は空欄でよいことにします。
- 02
名前を伏せて読み上げる
司会が抱負を一つずつ読み、テーブルごとに誰の抱負かを当てます。
- 03
本人に一言もらう
正解が出たら本人に一言だけ話してもらいます。話したくない人には無理に振りません。
ビンゴ・福引を新年会仕様にする進め方
- 01
景品を等級で包む
お年玉袋や福袋に景品(または引換券)を入れ、表に「大吉」「中吉」「小吉」と書きます。袋の中身は当たった人が開けるまで分からないようにしても構いません。
- 02
渡す順番を決める
小吉から始めて大吉を最後にする、または最初の当選者が袋を選べるようにする、のどちらかに決めます。
- 03
景品の置き場所を作る
等級ごとに並べ、渡す係を一人決めます。番号札を使う場合は、当選番号を書き留める係も置きます。
- 04
時間を決めて区切る
景品が残っていても、締めの時刻が来たら残りはじゃんけんなどでまとめて渡します。
司会の発表の言葉
お待たせいたしました。ここからは新年恒例の福引です。
景品はすべてお年玉袋に入っていて、表に大吉・中吉・小吉と書いてあります。
中身は開けてからのお楽しみです。まずは小吉から参ります。
おめでとうございます。◯◯さん、大吉です!
今年一年、◯◯さんにとって良い年になりそうですね。どうぞ前へお越しください。
景品をご用意くださった◯◯部長に、皆さま大きな拍手をお願いいたします。
注意
寸志や景品を出してくれた人がいる場合は、景品の発表の前か最後に名前を出してお礼を言うのを忘れないようにします。
取引先・お客様を招く会で確認したいこと
社内の会と違い、取引先やお客様を招く新年会で抽選や景品を出す場合は、景品表示法が関わることがあります。消費者庁の説明では、景品表示法の「景品類」は①顧客を誘引するための手段として ②事業者が自己の供給する商品・サービスの取引に付随して提供する ③物品、金銭その他の経済上の利益の三つに当てはまるものとされています。
どの会がこれに当たるか、限度額がいくらになるかは、会の内容や参加の条件によって変わるため、このページでは断定しません。来場や購入を条件にした抽選を考えている場合は、イベントの景品の上限で考え方を確かめ、社内の法務・広報の担当者に相談してください。
当日までのチェック
- 景品の費用の出どころと、会計での扱いを決めたか
- 全員に当たるか、上位だけかを決めたか
- 大きい・重い景品を引換券にしたか
- ビンゴカード・くじ・番号札を人数より多めに用意したか
- 景品を出してくれた人にお礼を言う場面を進行表に入れたか
- クイズに特定の人をからかう問題が入っていないか
- 取引先を招く会なら、抽選の扱いを担当者に確認したか
この記事の要点
- 景品は福袋・お年玉袋に入れ、等級を大吉・中吉・小吉と呼ぶと新年会らしくなる。
- 予算の割り振りは忘年会の景品と同じ考え方でよい。
- ゲームはビンゴ・福引・お正月クイズなど、座ったまま参加できるものを選ぶ。
- 景品を出してくれた人には、発表の場で名前を出してお礼を言う。
- 取引先を招く会の抽選は、景品表示法が関わるか担当者に確認する。
FAQ
よくある質問
お年玉袋に入れたギフト券や商品券、幹事が詰める福袋、干支にちなんだ実用品、縁起物のお菓子などが新年会らしく使えます。大きいものや重いものは引換券にして後日渡すと、持ち帰りに困りません。手帳やカレンダーは年明けにはすでに用意している人もいるので、目玉には向きません。
大人数ならビンゴや福引、じゃんけん大会、テーブル単位ならお正月・干支クイズや福笑い、部署単位なら今年の抱負を名前を伏せて読み上げる誰でしょうクイズが使えます。どれも全員が座ったまま参加でき、景品の発表につなげやすいゲームです。
景品をお年玉袋や福袋に入れ、表に大吉・中吉・小吉と書いておくと、当たったときの演出が新年会らしくなります。中身を開けるまで分からないようにすると、景品の差が目立ちにくくなります。番号はビンゴ抽選ツールで画面に出すと、会場の後ろからも見えます。
含めて構いませんが、案内文に「景品代を含む」と書いておき、会計報告では景品代を分けて示すと、あとで説明が要りません。会社の費用で出す場合は、使える費目や領収書の宛名を総務・経理に確認します。
抽選そのものはできますが、来場や取引を条件にした抽選は景品表示法が関わることがあります。対象になるか、限度額がいくらになるかは会の内容によって変わるため、イベントの景品の上限の記事で考え方を確かめ、社内の法務・広報の担当者に相談してください。