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社内文書

月報の書き方と例文
テンプレートと所感・来月の目標

月報は、今月の目標に対して結果はどうだったか、その理由は何か、来月は何をするかを書く定期の報告です。週報が「いま何が進んでいるか」を伝えるのに対し、月報では振り返りと来月の目標に重心が移ります。たとえば「今月は◯◯を目標にし、◯◯まで達成しました。届かなかった◯◯は、◯◯が原因でした。来月は◯◯を変えて取り組みます」の三文が書ければ、月報の骨組みはできています。このページでは、テンプレートと職種別の例文、所感と来月の目標の書き方を並べました。

更新: 2026-10-27読了:約7分PRODUCER AGENT 編集部

結論

月報は①今月の目標と結果 ②主な業務と成果 ③課題と原因 ④来月の目標と取り組み ⑤所感で書きます。目標と結果は同じ物差しで並べ、達成できなかったことは原因と次の手をセットにします。様式や提出日は会社の決まりに従ってください。

まず見本:短い月報

【月報】令和◯年◯月 営業部 □□

■今月の目標と結果
・新規のお客様への提案:目標◯社 → 結果◯社
・既存のお客様の訪問:目標どおり実施

■主な成果
◯◯株式会社と新たに取引が始まりました。

■課題と原因
提案の数が目標に届きませんでした。月の前半に既存のお客様の対応が重なり、新規の訪問の日程を確保できなかったためです。

■来月の目標と取り組み
新規の提案を目標◯社とし、毎週◯曜日の午後を新規の訪問に充てます。

■所感
既存のお客様からのご紹介が、新規の取引につながりやすいと分かりました。来月はご紹介をお願いする場面を意識して作ります。

Point

目標が数で決まっている仕事は、目標と結果を同じ形で並べます。数で測りにくい仕事は「◯◯を完成させる」「◯◯の手順を決める」のように、できたかどうかが判断できる言葉で目標を書きます。

月報に書く項目

項目書くこと書き方のコツ
期間・名前対象の月と書いた人「令和◯年◯月」と書く
今月の目標と結果先月立てた目標と、その結果目標と結果を並べて、比べられるようにする
主な業務と成果力を入れた仕事と、できたこと細かい作業は省き、要点を三つほどに
課題と原因届かなかったこと、うまくいかなかったこと原因まで書く。「不足」で止めない
来月の目標と取り組み来月の目標と、そのためにすること目標と行動を分けて書く
所感一か月の振り返り、気づき反省だけでなく、次に生かすことを書く
相談したいこと判断や手助けがほしいこと期限を添えて書く

一週間ごとの報告は関連記事の「週報の書き方」、どの報告書にも共通の型は「報告書の書き方」にまとめています。毎月の振り返りを回していく考え方はPDCAの意味と回し方が参考になります。

コピーして使えるテンプレート

【月報】令和◯年◯月 ◯◯部 □□

■今月の目標と結果
・(目標)→(結果)
・(目標)→(結果)

■主な業務と成果
・
・

■課題と原因
・(課題):(原因)

■来月の目標
・

■来月の取り組み
・(目標のために、何を、いつ)

■所感

■相談したいこと

目標結果達成理由・メモ
◯◯の資料を完成させる完成し、部長に提出達成
◯◯の手順書を作る下書きまで一部◯◯部の確認待ち
◯◯の研修を受ける受講済み達成報告書は別途提出

注意

目標が複数ある人は、表にすると達成・一部・未達がひと目で分かります。来月の月報では、この表の「目標」の列を来月の目標に書き換えて使えます。

職種・立場別の例文

事務・総務

■今月の目標と結果
・請求書の発行を毎月の締め日までに終える → 達成
・備品の発注手順を一枚にまとめる → 下書きまで

■主な業務と成果
・請求書の発行、経費精算の締め
・新しく入った方の受け入れ準備

■課題と原因
備品の発注手順は、◯◯部との確認が月末にずれ込み、完成しませんでした。

■来月の目標と取り組み
手順書を◯日までに完成させ、部内に案内します。◯◯部との確認は月の前半に日程を押さえます。

■所感
他部署との確認が必要な仕事は、早めに日程を決めておくことが大切だと感じました。

企画・マーケティング

■今月の目標と結果
・◯◯の紹介ページを公開する → 公開済み
・お客様の声を◯件集める → 目標に届かず

■主な業務と成果
紹介ページを◯日に公開しました。公開後、問い合わせフォームからのご相談が届き始めています。

■課題と原因
お客様の声は、依頼の時期が繁忙期と重なり、お返事をいただけない方が多くありました。

■来月の目標と取り組み
お客様の声の依頼は、営業担当から直接お願いしてもらう形に変えます。

■相談したいこと
営業部への協力依頼について、◯日の会議で議題に入れていただけますでしょうか。

新人・新入社員

■今月の目標と結果
・受注の入力を一人でできるようになる → 達成
・見積書を先輩の確認つきで作れるようになる → 練習中

■できるようになったこと
受注の入力と、在庫の確認を一人でできるようになりました。

■課題
見積書の値引きの考え方がまだ分からず、先輩に何度も確認しています。

■来月の目標
過去の見積書を読み、よくある値引きの形をノートにまとめます。

■所感
分からないことをその日のうちに聞くようにしたところ、同じ間違いが減りました。来月も続けます。

チームをまとめる立場(課の月報)

■今月の課の目標と結果
・◯◯の案件をすべて期限内に納品 → 達成
・新しく入った◯◯さんの独り立ち → 一部の業務で達成

■主な成果
◯◯の案件は、メンバーで作業を分け合い、期限内に納品できました。

■課題と原因
月末に作業が集中し、残業が増えました。案件の受付が月の後半に偏っていたためです。

■来月の取り組み
受付の時点で納期を確認し、作業の山が重ならないよう、週ごとに割り振りを見直します。

■相談したいこと
来月の◯◯の案件について、他の課から応援をお願いできるかご相談させてください。

注意

チームの月報では、個人の名前で責めるような書き方を避け、仕組みや段取りの課題として書きます。

所感と来月の目標の書き方

書き方例
気づき+次の行動早めに相談すると手戻りが減ると分かったので、来月は資料の骨組みの段階で一度見ていただきます。
うまくいったことの理由お客様への連絡を午前中にまとめたことで、午後に作業の時間を取れました。来月も続けます。
反省+改善見積書の提出が遅れることがありました。来月は提出日の前日に確認の時間を取ります。
学んだこと◯◯さんの打ち合わせに同席し、質問の順番を考えておく大切さを学びました。
来月の目標の書き方避けたい書き方言い換え
できたかどうかが分かる業務の効率化を図る◯◯の手順書を◯日までに作る
自分の行動で決まる受注を増やしたい新規のお客様への提案を◯社行う
期限があるなるべく早く覚える月末までに◯◯を一人でできるようにする

所感では、反省だけで終わらせず来月に何を変えるかを添えます。目標の立て方に決まりがある会社(目標管理の様式など)では、その様式に合わせてください。

書くことがない月の書き方

定型の業務が中心の月でも、「通常どおり」だけで終えるのは避けたほうが無難です。期限を守れたこと、小さな改善、問い合わせの傾向、来月の準備は、どれも月報に書ける成果です。

■今月の目標と結果
・毎月の定例業務を期限内に終える → 達成

■主な業務と成果
・定例業務(◯◯、◯◯)
・よく使う書類の置き場所を整理し、部内に案内しました

■気づいたこと
◯◯についての問い合わせが増えています。来月、よくある質問としてまとめる予定です。

■来月の目標
よくある質問の案を◯日までに作り、部長にご確認いただきます。

避けたい書き方・言い方

避けたい書き方理由言い換え
「通常どおり」「特になし」だけ一か月何をしていたか伝わらない定例業務の結果と、小さな改善を書く
結果だけで目標を書かない良かったのか悪かったのか判断できない目標と結果を並べる
原因が「忙しかったため」次に何を変えるかが出てこない何と何が重なったのか、具体的に書く
他の人や他部署のせいにする責任を押しつけているように読める「◯◯部との確認が月末になったため」と事実で書き、自分の打ち手を添える
来月の目標が「頑張る」「意識する」できたかどうか判断できない行動と期限で書く
「ご報告させていただきます」回りくどく感じる人もいる「ご報告いたします」

面談やコメントへのお礼・提出が遅れたときのお詫び

月報をもとに面談やコメントをもらったとき

◯◯部長

お疲れさまです。□□です。
本日は月報についてお時間をいただき、ありがとうございました。
ご助言いただいた◯◯の進め方は、来月の取り組みに加えて進めます。

月報の提出が遅れたとき

◯◯部長

お疲れさまです。□□です。
◯月分の月報の提出が遅れてしまい、申し訳ございません。
本日提出いたしましたので、お手すきの際にご確認をお願いいたします。
来月からは、月末の前に下書きを作っておくようにします。

上司へのお礼のメールの文例は上司へのお礼メールにもまとめています。

この記事の要点

  • 月報は今月の目標と結果→成果→課題と原因→来月の目標→所感。
  • 目標と結果は同じ物差しで並べて比べられるようにする。
  • 課題は原因と次の手をセットで書く。
  • 来月の目標は行動と期限で、できたかどうか分かる形にする。
  • 所感は反省で終わらせず、来月に何を変えるかを添える。

FAQ

よくある質問

01月報と週報の違いは何ですか?

週報はいま進んでいる仕事の状況と来週の予定を伝えるもので、月報は一か月の目標に対する結果を振り返り、来月の目標を決めるものです。月報では振り返りと来月の目標の部分を厚めに書きます。

02月報の所感には何を書けばよいですか?

一か月の仕事で気づいたことと、それを来月にどう生かすかを書きます。「早めに相談すると手戻りが減ると分かったので、来月は資料の骨組みの段階で一度見ていただきます」のように、気づきと次の行動をセットにすると具体的になります。

03月報の来月の目標はどう書けばよいですか?

できたかどうかが判断できる形で書きます。「業務の効率化を図る」ではなく「◯◯の手順書を◯日までに作る」のように、行動と期限を入れます。目標の様式が会社で決まっている場合は、それに合わせてください。

04目標を達成できなかったときはどう書けばよいですか?

達成できなかったことをそのまま書き、原因と来月の打ち手を添えます。原因は「忙しかった」で止めず、何と何が重なったのかまで書くと、上司が手を貸しやすくなります。

05月報はいつまでに出せばよいですか?

提出日は会社や部署の決まりに従ってください。決まりがない場合は上司に確認し、月報をもとにした面談がある場合はその前に出しておきます。

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