社内連絡
忌引きの連絡 例文
上司・学校・取引先への電話とメール
身内が亡くなって仕事を休むときは、分かった時点で、まず直属の上司に電話で一報するのが基本です。伝えるのは誰が亡くなったか(続柄)、休みたい期間の見込み、休み中に連絡がつく方法、急ぎの仕事の引き継ぎの四つ。葬儀の日程が決まっていなくても先に一報を入れ、決まりしだい改めて連絡すれば足ります。夜間で電話がつながらないときは、メールやチャットで同じ内容を先に送ります。
電話でそのまま言える一言は「祖母が亡くなりましたので、忌引きで本日から休みをいただけますでしょうか。日程が決まりましたら改めてご連絡いたします」。休める日数、有給か無給か、届けや証明の要否は会社の就業規則(学生なら学則・学校の決まり)で決まります。このページでは、上司・同僚・人事・取引先・学校それぞれへの電話とメール、お悔やみの返信への返し方、休み明けの挨拶まで、場面ごとの例文を並べました。
結論
忌引きの連絡は①亡くなった人の続柄 ②休みたい期間の見込み ③休み中の連絡方法 ④急ぎの仕事の引き継ぎの四点を、直属の上司に、できるだけ早く伝えます。手段は電話が基本で、電話のあとにメールやチャットで記録を残します。日数・届け・香典などの扱いは就業規則と会社の決まりに従います。
まず結論:誰に・何で・何を伝えるか
| 相手 | 手段 | 伝えること | 例文 |
|---|---|---|---|
| 直属の上司 | 電話(つながらなければメール・チャット) | 続柄、休む期間の見込み、連絡方法、今日の予定の扱い | 上司への例文 |
| 同僚・チーム | チャット・メール | 休む期間、引き継ぎ先、急ぎの連絡方法 | 同僚・人事への例文 |
| 人事・総務 | メール | 休む期間、上司の了承、必要な届けや書類の確認 | 同僚・人事への例文 |
| 取引先 | メール | 「身内に不幸があり」、休む期間、代わりの窓口 | 取引先への例文 |
| 大学・学校 | メール・電話・学校の連絡システム | 欠席の理由と期間、授業や課題の扱いの相談 | 学校への例文 |
- 01
知らせを受けたら上司に一報
時間帯によってはメールやチャットで先に送り、始業時間に電話をかけ直す。
- 02
今日・明日の予定を整理
会議、約束、締め切りを書き出し、代わりを頼みたい人を決める。
- 03
日程が決まったらメールで正式に連絡
休む期間、通夜・葬儀の日程、連絡先、引き継ぎ先を一通にまとめる。
- 04
同僚・人事・取引先に共有
上司と決めた引き継ぎ先を伝え、必要な届けや書類を人事に確認する。
- 05
休み明けにお詫びとお礼
上司、部署、休み中に対応してくれた人に短く伝え、業務に戻る。
連絡の手段の選び方:電話・メール・チャット・LINE
| 手段 | 向いている場面 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 電話 | 上司への最初の一報。急に休むことになったとき | つながらなければ留守番電話に一言残し、メールかチャットでも送る |
| メール | 日程が決まった後の正式な連絡、人事・総務への届け、取引先や学校への連絡 | 件名だけで「誰が・忌引きで・いつ休むか」が分かるようにする |
| 社内チャット | 電話のあとの記録、部署やチームへの共有 | 上司への最初の連絡をチャットだけで済ませてよいかは職場の慣例による |
| LINE | 普段から上司と業務連絡にLINEを使っている職場 | 会社の決まりで業務連絡に使えるか確認。スタンプや絵文字は使わない |
Point
まず上司、次に部署、最後に取引先の順に伝えます。取引先には、上司と相談して代わりの担当を決めてから連絡すると、問い合わせ先が一つに定まります。
注意
夜間や早朝に知らせを受けたとき、上司の私用の電話にかけてよいかは職場によって違います。迷うときはメールかチャットで先に一報を入れ、始業時間に電話をかけ直すと、相手の負担になりません。
伝える項目のチェックリストと件名の例
- 亡くなった人の続柄(父・母・祖母・配偶者の父など)
- 休みたい期間の見込み(決まっていなければ「決まりしだい連絡する」)
- 通夜・葬儀の日程と場所(会社として弔電や香典を出すかの判断に使われることがある。伝えるかは家族と相談)
- 家族葬かどうか、香典・供花・弔電を辞退するか
- 自分が喪主や遺族の代表を務めるか(休む期間の見込みに関わる)
- 休み中に連絡がつく方法と時間帯
- 急ぎの仕事・予定していた会議や約束と、代わりに対応してほしいこと
- 忌引きの日数・届け・証明書類について、就業規則で決まっていることを確認したか
件名の例(メールを開かなくても用件が分かる形)
- 忌引きによる休暇のご連絡(営業部 □□)
- 【ご連絡】◯月◯日〜◯日 忌引きのため休みます(□□)
- 忌引き休暇の取得について(営業部 □□)――人事・総務あて
- 休暇のお知らせと期間中の連絡先について(株式会社△△ □□)――取引先あて
- 欠席のご連絡(◯◯学部◯年 □□ 学籍番号◯◯◯◯)――大学の教員あて
取引先あての件名には「忌引き」と入れず、「休暇のお知らせ」とするのが無難です。亡くなった理由や詳しい事情は、どの相手にも伝える必要はありません。会社として社内に訃報を知らせるかは、本人と家族の意向を確かめて決めるものです。会社側の知らせ方は訃報の社内通知 文例にまとめています。
上司への連絡の例文(電話・メール・LINE)
電話:最初の一報(日程が決まっていない)
おはようございます。□□です。朝早くからお電話してしまい、すみません。
今朝、祖母が亡くなりました。
葬儀の準備がありますので、本日から休みをいただけますでしょうか。
日程はまだ決まっておりませんので、決まりしだい改めてご連絡いたします。
本日予定していた◯◯社との打ち合わせは、◯◯さんにお願いできればと考えております。
電話:日程が決まってから
お疲れさまです。□□です。先ほどはありがとうございました。
葬儀の日程が決まりましたのでご連絡いたしました。
通夜が◯日、葬儀が◯日で、◯日(◯)まで休みをいただき、◯日(◯)から出社いたします。
詳しいことはこのあとメールでもお送りします。
留守番電話に残すとき
◯◯課長、□□です。
身内に不幸があり、本日休みをいただきたくお電話いたしました。
のちほど改めてお電話いたします。メールでもご連絡を入れておきます。
注意
電話は用件を先に言います。上司から「大変だったね」と声をかけられたら、「ありがとうございます。ご迷惑をおかけします」と返せば十分です。
メール:日程が決まったあと(正式な連絡)
件名:忌引きによる休暇のご連絡(□□)
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
先ほどお電話でお伝えしたとおり、◯月◯日に父が亡くなりました。
つきましては、下記のとおり忌引きで休みをいただきたく存じます。
休暇の期間:◯月◯日(◯)〜◯月◯日(◯)
通夜:◯月◯日(◯)◯時から ◯◯斎場
葬儀:◯月◯日(◯)◯時から 同斎場
休暇中の連絡先:携帯電話 ◯◯◯-◯◯◯◯-◯◯◯◯
◯◯の件は◯◯さんに引き継ぎました。
急なことでご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
メール:夜間・早朝で電話の前に一報するとき
件名:【ご連絡】忌引きのため明日休みます(□□)
◯◯課長
夜分に失礼いたします。□□です。
本日夜、祖父が亡くなりました。
明日から忌引きで休みをいただきたく、取り急ぎメールでご連絡いたしました。
明朝、始業時間にお電話いたします。
明日の◯時の定例会議は、◯◯さんに資料をお渡ししてあります。
メール:家族葬で、香典などを辞退するとき
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
母の葬儀は、家族の意向により近親者のみで行うことになりました。
大変恐縮ですが、ご香典・ご供花・ご弔電はご遠慮申し上げたく存じます。
お心遣いには、家族一同深く感謝しております。
◯月◯日(◯)から出社いたします。
注意
辞退を伝えるときは「ご遠慮申し上げたく存じます」のように、へりくだった言い方が合います。相手の厚意を断る形になるためです。
メール:自分が喪主を務めるとき
◯◯部長
お疲れさまです。□□です。
◯月◯日に父が亡くなり、私が喪主を務めることになりました。
葬儀のあとも手続きが続くため、◯月◯日(◯)から◯月◯日(◯)まで休みをいただきたく存じます。
忌引きの日数を超える分は、年次有給休暇での取得をご相談させてください。
期間中も、メールは一日一回確認いたします。
メール:休みを延ばしてもらうとき
◯◯課長
お疲れさまです。□□です。
休暇中に恐縮ですが、ご相談がありご連絡いたしました。
遠方での葬儀のため移動に時間がかかり、出社を◯月◯日(◯)からとさせていただけないでしょうか。
延びる分の休みの扱いは、人事の◯◯さんにも確認いたします。
ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。
LINE(業務連絡にLINEを使っている職場)
◯◯課長、夜分に失礼いたします。□□です。
先ほど祖父が亡くなりました。
明日から忌引きで休みをいただきたく、ご連絡いたしました。
明日の朝、改めてお電話いたします。
同僚・チーム、人事・総務への例文
社内チャット:部署への共有
お疲れさまです。□□です。
身内に不幸があり、◯月◯日(◯)から◯日(◯)まで休みをいただきます。
この間の◯◯の件は◯◯さんに引き継いでいます。
急ぎのご連絡は携帯電話までお願いします。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
メール:同僚に引き継ぎをお願いする
件名:休暇中の引き継ぎのお願い(□□)
◯◯さん
お疲れさまです。□□です。
急な忌引きで、◯月◯日(◯)から◯日(◯)まで休みます。
申し訳ありませんが、次の件をお願いできますでしょうか。
・◯◯社の見積もり:◯日までに送付(下書きは共有フォルダの「◯◯」にあります)
・◯日の定例会議:議事録の作成
・◯◯さんからの問い合わせ:返答の要点はメモに書いてあります
判断に迷うものは、私の携帯に連絡をください。よろしくお願いします。
メール:人事・総務への連絡
件名:忌引き休暇の取得について(営業部 □□)
人事部 ◯◯様
お疲れさまです。営業部の□□です。
◯月◯日に祖母が亡くなりましたので、忌引き休暇を取得したく、ご連絡いたしました。
期間は◯月◯日(◯)〜◯月◯日(◯)の予定で、上司の◯◯課長には了承をいただいております。
必要な届けや書類がございましたら、ご教示いただけますでしょうか。
取引先への例文
メール:休む期間と代わりの窓口を伝える
件名:休暇のお知らせと期間中の連絡先について(株式会社△△ □□)
株式会社◯◯
◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
私事で申し訳ございませんが、身内に不幸があったため、◯月◯日(◯)から◯月◯日(◯)まで休みをいただくことになりました。
この間のご連絡は、同じ部署の◯◯(メール:◯◯◯◯)が承ります。
ご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
メール:約束していた打ち合わせの日程を変えてもらう
株式会社◯◯
◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
身内に不幸があり、◯月◯日(◯)にお約束していたお打ち合わせに伺えなくなりました。
直前になってのお願いで、大変申し訳ございません。
◯日(◯)以降で、ご都合のよい日時をお知らせいただけますでしょうか。
お急ぎの件は、同じ部署の◯◯が承ります。
注意
取引先には「身内に不幸があり」で十分で、続柄まで書く必要はありません。休暇中の自動返信は不在・休暇の連絡メールを参考にしてください。
大学・学校・アルバイト先への例文
大学の教員へのメール(授業を欠席する)
件名:欠席のご連絡(◯◯学部◯年 □□ 学籍番号◯◯◯◯)
◯◯先生
◯◯学部◯年の□□です。
◯月◯日(◯)の「◯◯論」(◯限)を、忌引きのため欠席いたします。
祖母が亡くなり、その日に告別式が行われるためです。
当日の資料や課題がございましたら、受け取り方をお教えいただけますでしょうか。
忌引きの届けは、学部の窓口に確認のうえ提出いたします。
お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
注意
大学では、忌引きを欠席扱いにしない手続きがあるかどうか、届けの出し先は大学や学部ごとに違います。学生便覧や学部の窓口で確認してください。
子どもの学校(担任)への電話・連絡(保護者から)
◯年◯組の□□◯◯の母です。
◯◯の祖父が亡くなりましたので、◯日(◯)から◯日(◯)まで忌引きで休ませます。
◯日(◯)から登校いたします。
休んでいる間の連絡や配布物について、ご配慮いただけますと助かります。
注意
電話のほか、学校が指定する連絡アプリや連絡帳で伝える場合もあります。学校からの案内に書かれた方法に合わせてください。
アルバイト先の店長へ(電話のあとにメッセージ)
店長、お疲れさまです。□□です。
先ほどお電話でお伝えしたとおり、祖母が亡くなり、◯日(◯)と◯日(◯)のシフトに入れなくなりました。
急なことで申し訳ございません。代わりに入れる日がありましたら、ご連絡いただければ調整いたします。
お悔やみの返信をもらったときの返し方
上司や同僚から「ご愁傷さまです」「こちらは気にしないで」と返信が来たら、短くお礼を返すのが丁寧です。長い返信は不要で、相手がさらに返信しなくて済む書き方にします。
上司への返信
◯◯課長
温かいお言葉をいただき、ありがとうございます。
お気遣いに感謝いたします。
休みの間、ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
ご返信には及びません。
同僚への返信(チャット)
ありがとうございます。
引き継ぎの件も助かります。戻ったら改めてお礼を言わせてください。
取引先への返信
◯◯様
ご丁寧にお悔やみのお言葉をいただき、ありがとうございます。
ご迷惑をおかけしますが、◯日(◯)より通常どおり対応いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
友人への返信(LINE)
連絡ありがとう。
まだ落ち着かないけど、家族で見送ってきます。
落ち着いたら連絡するね。
注意
「ご返信には及びません」は目上の人にも使える言い方です。「返信不要です」は、目上の人には素っ気なく受け取られることがあります。
避けたい言い方と忌み言葉
| 避けたい言い方 | 理由 | 言い換え |
|---|---|---|
| 父がお亡くなりになりました | 自分の家族に尊敬語を使っている | 父が亡くなりました/父が他界いたしました |
| 祖母がご逝去されました | 「ご逝去」は相手側の人に使う言葉 | 祖母が亡くなりました |
| 休暇を取らさせていただきます | 「取らせて」に余計な「さ」が入っている(さ入れ言葉) | 休みをいただけますでしょうか |
| ちょっと身内のことで、しばらく休みます | 期間も連絡方法も分からず、上司が段取りを組めない | ◯日から◯日まで休みをいただきたく存じます |
| (チャットに)葬式なので明日休みます | 最初の連絡としては事務的すぎる | 電話で一報し、チャットは記録として送る |
| おばあちゃんが死んじゃって | 上司への連絡ではくだけすぎ、言葉も直接的すぎる | 祖母が亡くなりました |
弔事の連絡で避けたい言葉(忌み言葉・重ね言葉)
| 避けたい言葉 | 理由 | 言い換え |
|---|---|---|
| 重ね重ね、たびたび、くれぐれも | 同じ音を重ねる言葉は、不幸が重なることを連想させるとされる | 加えて、改めて、どうぞ |
| 再び、引き続き、追って | 不幸が続くことを連想させるとされる | 今後とも、のちほど |
| 死亡、急死、生きていたころ | 言葉が直接的すぎる | 亡くなる、急なことで、生前 |
| 絵文字・顔文字・スタンプ | 弔事の連絡にはそぐわない | 使わない |
忌み言葉は、取引先やお悔やみの返信など改まった相手に書くときに特に気をつけます。社内の業務連絡で「引き続きよろしくお願いします」を絶対に使ってはいけないわけではありませんが、弔事の文面では言い換えておくと気を遣わせません。
日数と届けの確認:会社員・学生・公務員
会社員が忌引きで休める日数、有給か無給か、どの親族まで対象になるかは、会社の就業規則で決まります。学生は学則や学校の決まりを確認します。まず上司か人事・総務に聞くのが確実です。
国家公務員(一般職)は、人事院規則一五―一四の別表第二で、親族ごとに日数が定められています。会社の制度を考えるときの参考として、主な続柄を抜き出します(会社員にそのまま当てはまるものではありません)。
| 亡くなった人 | 日数(国家公務員・一般職) |
|---|---|
| 配偶者 | 七日 |
| 父母 | 七日 |
| 子 | 五日 |
| 祖父母 | 三日(代襲相続し、かつ祭具等の承継を受ける場合は七日) |
| 兄弟姉妹 | 三日 |
| 孫 | 一日 |
| おじ・おば | 一日(代襲相続し、かつ祭具等の承継を受ける場合は七日) |
| 父母の配偶者・配偶者の父母 | 三日(生計を一にしていた場合は七日) |
注意
出典:人事院規則一五―一四(職員の勤務時間、休日及び休暇)別表第二(e-Gov法令検索)。葬儀のため遠隔の地に赴く場合は、往復に要する日数を加えた日数の範囲内とされています。地方公務員は、勤務先の自治体の条例・規則を確認してください。
証明書類を求められたとき
会社や学校によっては、忌引きの確認のために書類の提出を求められることがあります。何が使えるかは提出先の決まりによるので、葬儀の前に、何を出せばよいか人事・窓口に聞いておくと、葬儀のときに受け取り忘れません。会葬礼状など葬儀でもらう書面を求める職場もあるため、届けが済むまでは捨てずに保管しておきます。
休み明けの挨拶とお礼
出社した日の上司への挨拶(口頭)
本日から出社いたしました。
急なお休みをいただき、ご迷惑をおかけしました。
おかげさまで、葬儀を無事に終えることができました。
お心遣いをいただき、ありがとうございました。今日からどうぞよろしくお願いいたします。
部署へのメール・チャット
お疲れさまです。□□です。
本日から出社しております。
休暇中は、仕事を引き受けていただき、ありがとうございました。
温かいお心遣いにも、心よりお礼申し上げます。
今日からどうぞよろしくお願いいたします。
引き継いでくれた同僚へ(口頭)
◯◯さん、休みの間、◯◯社の件を対応してくださってありがとうございました。
おかげで助かりました。今日から私が引き取ります。
取引先へ(担当に戻ったとき)
◯◯様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□です。
先日は私事でご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
本日より通常どおり業務に戻っております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
- 上司に、出社の報告とお詫び・お礼を伝えた
- 引き継いでくれた人に、個別にお礼を伝えた
- 休み中のメール・チャットを確認し、急ぎのものから返した
- 人事・総務に、届けや書類を提出した
- 会社や部署からの香典・供花へのお返しの要否を確認した
注意
香典や供花を会社・部署からいただいたときのお返しの有無や時期、休み明けにお菓子を配るかどうかは、会社の決まりや職場の慣例、家族の考えによって違います。配るなら、個包装で分けやすいものが職場では扱いやすいです。
よくある失敗
- チャットに一言だけ書いて休む:上司が見落とすと無断欠勤と受け取られかねない。電話か、返事を確認できる手段で伝える。
- 日程が決まるまで連絡を待つ:その日の予定に穴が開く。決まっていなくても先に一報する。
- 出社日を伝え忘れる:周りが仕事を割り振れない。正式な連絡には必ず「◯日から出社」と書く。
- 取引先に代わりの窓口を伝えない:問い合わせが止まる。上司と決めた担当者の名前と連絡先を書く。
- 家族葬なのに社内に日程と場所だけ伝える:参列や香典の準備をされてしまう。辞退するならその旨も一緒に伝える。
- 届けや書類を後回しにする:給与や出欠の扱いに関わることがある。休み明けすぐに提出する。
この記事の要点
- 忌引きは分かった時点で、まず直属の上司に電話で一報する。夜間はメールで先に送り、翌朝電話する。
- 伝えるのは続柄・休む期間の見込み・連絡方法・引き継ぎの四点。日程未定でも先に連絡する。
- 自分の家族には「亡くなりました」「他界いたしました」。尊敬語や忌み言葉は使わない。
- 取引先には「身内に不幸があり」と、休む期間・代わりの窓口だけを伝える。
- 日数・届け・証明書類は就業規則や学則を確認し、休み明けはお詫びとお礼を短く伝える。
FAQ
よくある質問
最初の一報は、できるだけ電話で上司に直接伝えるのが無難です。夜間でつながらない、上司が会議中などで電話に出られないときは、メールやチャット、職場で業務連絡に使っているならLINEで先に送り、あとで電話をかけ直します。どの手段でよいかは職場の慣例によるので、普段の連絡方法に合わせてください。
会社員の場合、日数や有給か無給か、どの親族まで対象になるかは会社の就業規則で決まっています。会社ごとに違うため、就業規則を確認するか、上司・人事に聞いてください。国家公務員(一般職)は人事院規則一五―一四の別表第二で定められており、たとえば父母は七日、祖父母は三日です。
はい、先に一報を入れてください。「日程が決まりしだい改めてご連絡いたします」と添えれば、上司は仕事の段取りを考え始められます。日程が決まったら、休む期間と連絡先をメールで送って記録を残します。
社内なら「忌引きによる休暇のご連絡(部署名・氏名)」のように、開かなくても誰が何の用件か分かる形にします。取引先あてには「忌引き」と入れず、「休暇のお知らせと期間中の連絡先について」とするのが無難です。
「身内に不幸があり」「私事で」と伝えれば十分で、続柄や詳しい事情まで書く必要はありません。大切なのは、休む期間と、その間の連絡先(代わりの担当者)をはっきり伝えることです。
上司や取引先から返信をもらったら、短くお礼を返すと丁寧です。「ご返信には及びません」と添えると、相手にやりとりを続けさせずに済みます。同僚からのチャットには一言のお礼で十分です。
授業の担当教員にメールで欠席を伝え、資料や課題の扱いを相談します。あわせて、忌引きの届けや欠席扱いの手続きがあるかを学生便覧や学部の窓口で確認してください。手続きの有無や出し先は大学ごとに違います。
職場の慣例によります。配らなくても失礼にはなりませんが、香典や供花をいただいた場合のお返しは、会社の決まりや家族の考えに合わせて用意します。迷うときは上司や総務に確認してください。