司会
カウントダウンイベントの司会台本
年越しの進行表・掛け声・トラブル時の例文
カウントダウンイベントの司会台本は、①前説 ②直前の案内と練習 ③10秒前からのカウント ④新年の第一声 ⑤退場の案内の五つの場面を全文で書いておけば、そのまま本番で読めます。失敗しないための要点は、基準にする時計を一つに決めること、10秒前から司会が声を出してリードすること、本編が押したときと機材が止まったときの言い方を先に用意しておくことです。このページでは、社内の年越し企画、商業施設、ライブ・音楽イベント、オンライン配信の場面を想定して、進行表と、そのまま読める台本の例文をまとめました。
結論
カウントダウンイベントの進行は、①開場・前説 ②本編(演奏・抽選会・振り返りなど) ③カウントダウン直前の案内 ④カウントダウンと新年の第一声 ⑤新年の挨拶・乾杯など ⑥退場の案内で組みます。ふつうのイベントと違うのは、終わりの時刻ではなく「0時ちょうど」という動かせない一点に合わせて逆算することです。台本には、何時何分に誰が何を言うかと、押したときにどこを削るかを書いておきます。
まず全体像:台本に書く場面とひとこと
| 場面 | 目安の時刻 | 司会のひとこと(要点) | このページの例文 |
|---|---|---|---|
| 前説 | 開演直後 | 歓迎、注意事項、退場の流れを先に伝える | 前説(会場/社内/配信) |
| 本編のつなぎ | 本編中 | 次の演目の紹介、残り時間の予告 | 出演者紹介・抽選会・つなぎ |
| 直前の案内 | 0時の10分前ごろ | カウントの数え方、飲み物・ライトの準備 | 直前の案内 |
| 練習 | 0時の5分前ごろ | 掛け声を一度そろえる | 練習の声かけ |
| カウント | 10秒前 | 数字を大きくはっきり読む | カウント(10秒版・5秒版) |
| 第一声 | 0時 | 新年のあいさつ、次の流れ | 新年の第一声 |
| 退場 | 終了時 | 順番の退場、忘れ物、帰り道 | 退場の案内 |
司会が初めての人でも、この七つの場面の文を手元に置いておけば進行は止まりません。台本の書き方の基本はイベント司会台本の例文にもまとめています。
場面ごとの違い
| 場面 | 主な参加者 | 気をつけること | 司会の口調 |
|---|---|---|---|
| 社内の年越し企画 | 社員・家族 | 帰りの時間と交通手段、業務として扱うかどうか | くだけすぎない丁寧語 |
| 商業施設・広場 | 不特定多数の来場者 | 人の流れ、迷子、退場時の混雑、近隣への音 | 注意事項は短くはっきり |
| ライブ・音楽イベント | 観客・出演者 | 演奏の終わりと0の瞬間を合わせる、ステージ前の密集 | 勢いのある呼びかけ |
| ホテル・レストランの年越しパーティー | 予約客 | 料理・飲み物の提供時間、乾杯のグラスの準備 | 落ち着いた敬語 |
| オンライン配信・ハイブリッド | 視聴者・会場の参加者 | 配信の遅れ、画面上の時計、チャットの拾い方 | 画面の向こうにも呼びかける |
どの場面でも、深夜に終わるイベントであることが前提です。参加者が帰れるかどうかを企画の段階で確かめ、終了時刻と帰り方を案内に書いておきます。
進行表の例(大晦日の夜)
| 時刻 | 内容 | 司会・運営のメモ |
|---|---|---|
| 22:30 | 開場 | 入口の誘導、手荷物・クロークの案内 |
| 23:00 | 開演・前説 | 注意事項(立ち位置、撮影、退場の流れ)を先に伝える |
| 23:05 | 本編(演奏・抽選会・一年の振り返り映像など) | 押しても削れる演目を後ろに置く |
| 23:50 | 本編終了・カウントダウンの案内 | ここで時間を調整。押していたら演目を短くする |
| 23:55 | カウントダウンの練習・グラスやライトの準備 | 掛け声を一度練習してもらう |
| 23:59 | 司会がカウントダウンの開始を告げる | 基準の時計を見ながら読む |
| 0:00 | 新年の第一声・音楽・演出 | 演出のきっかけは舞台監督が基準の時計で出す。司会は第一声に専念 |
| 0:05 | 新年の挨拶・乾杯 | 主催者の挨拶は短く |
| 0:20 | 終了・退場の案内 | 出口ごとに順番に退場してもらう |
注意
時刻は一例です。23:50の時点で本編を終えるように組んでおくと、押しても0の瞬間に間に合います。タイムテーブルを表で作るならタイムテーブル作成ツールが使えます。
台本の作り方(5ステップ)
- 01
主催者から情報を集める
イベント名、主催者の名前と肩書き、出演者の名前の読み方、演目の順番と長さ、注意事項(撮影可否・飲食・喫煙所)、退場の出口と順番を聞き取ります。名前の読み方は台本にふりがなで書きます。
- 02
0時から逆算して進行表を作る
0時を固定し、その前の本編、直前の案内、練習の時刻を逆算で置きます。本編の最後には、短くできる演目か、なくしても困らない演目を置きます。
- 03
場面ごとに読む文を書く
上の七つの場面の文を書きます。前説、直前の案内、カウント、第一声、退場の五つは一字一句まで書き、本編のつなぎと練習の声かけは要点だけでも構いません。
- 04
きっかけと担当を書き込む
台本の余白に「ここで照明暗転」「ここで映像スタート」など、音響・照明・映像のきっかけと、それを出す担当者を書きます。司会の文とスタッフの動きを一枚で見られるようにします。
- 05
関係者に配り、通しで読む
舞台監督、音響、照明、映像、配信、誘導の担当に同じ版を配ります。直前の案内から退場までは、時計を見ながら一度通して読み、何秒かかるかを測っておきます。
| 書き方 | 向いている人・場面 | 注意点 |
|---|---|---|
| 全文を書く | 司会に慣れていない人、社内の担当者、言い間違えると困る注意事項 | 目線が台本に落ちやすい。カウントの部分は覚えて顔を上げる |
| 要点だけ書く | 司会に慣れた人、本編のつなぎ、出演者とのトーク | 名前、時刻、注意事項だけは必ず文字で残す |
多くの現場で使いやすいのは、前説・直前の案内・カウント・第一声・退場は全文、本編のつなぎは要点という組み合わせです。
時計の合わせ方と0の瞬間の段取り
- 01
基準の時計を一つに決める
司会、音響、照明、映像の担当者が、同じ時計を見て動くようにします。ネットワークで時刻を自動設定しているスマートフォンやパソコンの時計を基準にし、開演前に全員の時計を合わせます。
- 02
画面に残り時間を出す
スクリーンがあるなら、残り時間を大きく映すと、司会と来場者が同じ数字を見て声を合わせられます。ブラウザで使えるカウントダウンタイマーを用意しています。
- 03
合図を出す人を一人に決める
0の瞬間の音楽・照明・特効のきっかけは、舞台監督など一人が出します。司会の声を合図にすると、言い間違えたときに全体がずれます。
- 04
配信と会場のずれを決めておく
オンライン配信を同時に行う場合、配信には遅れが出ることがあります。会場の時計を基準にすると決め、配信の視聴者には「会場の声に合わせてお楽しみください」と伝えます。
| 担当 | 0の瞬間にすること | 司会との約束 |
|---|---|---|
| 舞台監督 | 基準の時計で各担当にきっかけを出す | カウント開始の合図を司会に手で送る |
| 音響 | BGMを下げる、0で音楽や効果音を出す | カウント中は司会のマイクを上げる |
| 照明 | カウント中に客席を明るくする、0で演出 | 暗転の前に司会の位置を照らす |
| 映像 | 残り時間の表示、0で新年の映像 | 表示の秒数と基準の時計を合わせておく |
| 配信 | 画面に会場の時計を映す、遅れの案内 | 配信の視聴者への呼びかけの場所を決める |
| 誘導・警備 | ステージ前と出入口の見守り | 密集したら司会に合図し、司会が呼びかける |
Point
練習を一度しておくと本番がそろいます。23:55頃に一度練習してもらうと、本番で来場者の声が大きくなります(下の「練習の声かけ」を参照)。
司会台本の例文(そのまま読める全文)
前説:会場(商業施設・ライブ)
皆さま、こんばんは。本日は「◯◯カウントダウン」にお越しいただき、誠にありがとうございます。司会を務めます、□□です。
今年も残りわずかとなりました。この会場で、皆さまと一緒に新しい年を迎えたいと思います。
始める前に、いくつかお願いがございます。会場内は大変混み合いますので、前の方を押さないよう、ゆっくりとお進みください。気分が悪くなった方や、お連れの方とはぐれた方は、お近くのスタッフにお声がけください。
終了後は、出口ごとに順番にご案内いたします。それでは、最後までお楽しみください。
前説:社内の年越し企画
皆さん、こんばんは。今年の締めくくりに、ご家族の方も含めてたくさん集まっていただき、ありがとうございます。司会の□□です。
今夜は一年の振り返り映像と抽選会のあと、0時に皆さんで一緒にカウントダウンをします。
途中でお帰りになる方は、どうぞ気兼ねなくお帰りください。お車でお越しの方は、お酒は飲まないようお願いします。
終わりは0時20分ごろを予定しています。それでは始めましょう。
前説:オンライン配信・ハイブリッド
会場の皆さま、そして配信をご覧の皆さま、こんばんは。司会の□□です。
配信は、会場より少し遅れて届くことがあります。カウントダウンは会場の時計で行いますので、画面の数字と少しずれた場合は、会場の声に合わせてお楽しみください。
チャットへのコメントも、この後いくつかご紹介します。ぜひ書き込んでください。
本編のつなぎ:出演者の紹介
続いては、今夜のステージを盛り上げてくださる◯◯さんです。(ひとこと紹介)
新しい年まであと少し。ここからさらに盛り上がっていきましょう。それでは、◯◯さん、どうぞ!
本編のつなぎ:抽選会
お待たせいたしました。ここからは抽選会です。お手元の番号札をご用意ください。
当選された方は、番号札をお持ちのうえ、ステージ横のスタッフまでお越しください。お名前は読み上げませんので、ご安心ください。
直前の案内(23:50頃)
皆さま、まもなく◯◯年が終わります。
この後、0時ちょうどに向けて、皆さんで一緒にカウントダウンをいたします。
画面に残り時間が表示されますので、10秒前になりましたら、私と一緒に声を出して数えてください。
お飲み物をお持ちの方は、どうぞお手元にご用意ください。
練習の声かけ(23:55頃)
本番の前に、一度だけ練習してみましょう。私が「5」と言ったら、皆さんもご一緒に。
5、4、3、2、1……「ハッピーニューイヤー!」
ありがとうございます、ばっちりです。本番はもっと大きな声でお願いします!
カウント:10秒前から(基本形)
それでは参りましょう。皆さん、ご一緒に!
10! 9! 8! 7! 6! 5! 4! 3! 2! 1!
ハッピーニューイヤー!
新年、明けましておめでとうございます!
カウント:5秒前から(短い形・家族連れや社内向け)
残りわずかです。皆さん、画面の数字にご注目ください。
いきますよ。5! 4! 3! 2! 1!
明けましておめでとうございます!
新年の第一声の後
改めまして、皆さま、明けましておめでとうございます。
令和9年、2027年が始まりました。この会場で新しい年を一緒に迎えられたことを、心からうれしく思います。
それでは、主催者の◯◯より、新年のご挨拶を申し上げます。
配信の視聴者への呼びかけ(0時直後)
配信をご覧の皆さまも、明けましておめでとうございます。チャットにもたくさんのお祝いのコメントをいただいています。画面の向こうの皆さまと一緒に新年を迎えられて、うれしいです。
退場の案内
「◯◯カウントダウン」は、これでお開きとなります。新しい年の始まりをご一緒いただき、ありがとうございました。
出口付近は大変混み合います。係員がブロックごとに順番にご案内いたしますので、ご案内があるまでその場でお待ちください。
お忘れ物のないよう、お手回り品をお確かめください。
夜も遅くなっております。お気をつけてお帰りください。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
注意
司会のつなぎの言い回しは司会のつなぎ言葉と言い回しにまとめています。主催者の新年の挨拶の後に乾杯をする場合は乾杯の挨拶 例文を見てください。
押したとき・止まったときのアナウンス例文
カウントダウンは0時を動かせないため、予定どおりにいかなかったときの一言を先に書いておくと慌てません。運営の対応と、司会が読む文をセットで用意します。
| 起きたこと | 運営の対応 | 司会が読む文 |
|---|---|---|
| 本編が押して0時が近い | 舞台監督が残りの演目を短くするか省くかを決め、司会に伝える | 「楽しい時間はあっという間ですね。ここからは、いよいよカウントダウンの準備に入ります」 |
| 本編が早く終わって時間が余る | 予備のつなぎ(来場者へのインタビュー、一年の振り返り)を使う | 「0時まで少しお時間がありますので、会場の皆さんに今年の思い出を伺ってみましょう」 |
| 残り時間の表示が止まった・ずれた | 表示を消し、司会が基準の時計で読む | 「画面の表示はいったん消させていただきます。ここからは私の声に合わせて数えてください」 |
| マイクが出ない | 予備のマイクを渡す。間に合わなければ地声と手のサインで数える | (地声で)「マイクの調子が悪いようです。皆さん、指の数に合わせて数えましょう」 |
| 出演者の到着が遅れている | 演目の順番を入れ替える | 「◯◯さんのステージは、この後お届けします。先に抽選会を始めましょう」 |
| 数字を言い間違えた | 演出は舞台監督の合図で進むので止めない | (そのまま続けて)「ハッピーニューイヤー!」。言い直しはしない |
| 気分が悪くなった人・迷子 | スタッフが救護所へ案内する | 「お近くで気分の悪くなった方がいらっしゃいましたら、手を挙げてスタッフにお知らせください」 |
| ステージ前が混み合ってきた | 誘導スタッフが司会に合図する | 「前の方が大変混み合っています。いったんその場で一歩下がっていただけますか」 |
注意
中止や演目の大きな変更は、司会が判断せず、主催者・舞台監督が決めた内容を読むと決めておきます。
カウントダウンの掛け声のバリエーション
| 場面 | 0の瞬間の掛け声 | 向いている雰囲気 |
|---|---|---|
| 定番 | ハッピーニューイヤー! | ライブ・広場など大人数 |
| 日本語で | 明けましておめでとうございます! | 社内・家族連れ・年配の方が多い場 |
| 乾杯と合わせる | 明けましておめでとう! 乾杯! | パーティー・懇親会 |
| 企業・施設の名前を入れる | ◯◯から、ハッピーニューイヤー! | 商業施設・配信イベント |
| 干支を入れる | 未年、スタート! | 社内・親しい集まり |
| ライトやクラッカーと合わせる | せーの、ハッピーニューイヤー!(ライトを振る) | ライブ・子ども連れ |
| 配信と会場を合わせる | 会場も画面の前の皆さんも、明けましておめでとう! | オンライン配信・ハイブリッド |
カウントの数え方は「10」からが分かりやすく、声がそろいやすくなります。もっと短くしたい場合は「5」からにしてもよいでしょう。どちらにするかを前説で伝えておきます。
司会者のチェックリスト
前日まで
- 主催者・出演者の名前の読み方と肩書きを台本にふりがなで書いた
- 進行表の0時から逆算した時刻と、押したときに削る演目を確認した
- 前説・直前の案内・カウント・第一声・退場の文を全文で書き、声に出して読んだ
- 退場の出口と順番、救護所と迷子の受付場所を聞いた
- トラブル時の文(表示が止まった、マイクが出ない、押した)を台本の最後に付けた
当日・開演前
- 自分の時計を基準の時計に合わせた
- 舞台監督からカウント開始の合図をどう受け取るかを決めた
- 予備のマイクの場所を確認した
- 画面の残り時間の表示が基準の時計と合っているかを確かめた
- 配信がある場合、視聴者に呼びかけるタイミングを配信担当と決めた
よくある失敗と防ぎ方
| よくある失敗 | 原因 | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 0時に間に合わず、演目の途中で年が明けた | 本編の終わりを0時ぎりぎりに置いた | 23:50に本編を終える。最後の演目は短くできるものにする |
| 会場と画面の数字がずれて声がばらばらになった | 時計を一つに決めていなかった | 基準の時計を決め、表示と司会がそれに合わせる |
| 司会の声に合わせた演出が早すぎた・遅すぎた | きっかけを司会の声にしていた | きっかけは舞台監督が時計で出す |
| 掛け声が小さく、盛り上がらなかった | 数え方と第一声を事前に伝えていなかった | 直前に一度練習する |
| 年明け後、出口に人が殺到した | 退場の案内を台本に書いていなかった | ブロックごとの退場を前説と退場時の二回伝える |
| 新年の挨拶が長く、場が冷えた | 主催者の挨拶の長さを決めていなかった | 挨拶は短くと事前にお願いし、台本に目安を書く |
社内の年越し企画で決めること
- 参加は自由であることを案内に書く。大晦日の夜は家族の予定がある人もいる
- 終了時刻と帰り方を先に決める。終電後に終わるなら、オンライン開催や帰宅手段の手配を検討する
- 飲酒する場合は、車で来た人に酒をすすめない(道路交通法第65条。下の安全面を参照)
- 業務として参加を求めるのかどうかを、人事・総務と確認しておく
オンラインで年越し企画をする場合の進行はオンライン忘年会の企画が参考になります。
安全面で確認すること
| 項目 | 確認すること | 参考 |
|---|---|---|
| 人の密集・雑踏 | ステージ前や出入口に人が集中しない配置か。警備を外注する場合、警備業法第2条第1項第2号は「人若しくは車両の雑踏する場所」での事故を警戒し防止する業務を警備業務としている | イベント警備の外注と警備業法/警備員の人数 |
| 火気・露店(東京都の例) | 火気を使う露店等は、開設の3日前までに消防署長へ届出。大規模な催しは消防署長の指定を受けることがある。条例は自治体ごとに異なる | イベントの消防への届出 |
| 道路の利用 | 道路で催しをする場合は道路使用許可(道路交通法第77条)の対象になることがある | 道路使用許可とイベント |
| 飲酒と運転 | 道路交通法第65条は、運転するおそれのある人に酒類を提供したり飲酒をすすめたりすることを禁じている | 忘年会の幹事がやることリスト |
| 寒さ・体調 | 屋外なら待機列の防寒、救護の場所、気分が悪くなった人の連絡方法 | イベントのリスク管理 |
Point
0の瞬間とその直後は、人が前へ動くことがあります。前説で「前の方を押さない」とお願いし、カウントダウン中もスタッフをステージ前と出入口に配置しておきます。退場はブロックごとに分け、一度に全員を出口へ向かわせないようにします。
注意
自社のスタッフで警備をする場合の扱いは、警備業法の条文だけでは判断できません。外注するかどうかを含め、会場や所轄の警察署に早めに相談してください。許可・届出の全体像はイベントの許可・届出一覧にあります。
この記事の要点
- 台本は前説・直前の案内・カウント・第一声・退場を全文で書き、本編のつなぎは要点でよい。
- 基準の時計を一つに決め、司会・音響・照明・映像が同じ時計で動く。演出のきっかけは舞台監督が出す。
- 23:50に本編を終えるように組むと、押しても0時に間に合う。
- 掛け声は10秒前から司会がリード。直前に一度練習する。
- 押したとき・表示が止まったとき・マイクが出ないときの文を台本の最後に付けておく。
- 安全面は密集・火気・道路・飲酒と運転を確認。警備や消防は早めに相談する。
FAQ
よくある質問
前説、本編のつなぎ、直前の案内、練習の声かけ、カウント、新年の第一声、退場の案内の七つの場面です。前説・直前の案内・カウント・第一声・退場は一字一句まで書き、本編のつなぎと練習の声かけは要点だけでも構いません。名前の読み方、時刻、注意事項は必ず文字で残してください。
10秒前から数えるのが分かりやすく、声がそろいやすい形です。短くしたい場合は5秒前からでも構いません。どちらにするかを前説で伝え、直前に一度練習しておくと本番がそろいます。
残りの演目を短くするか省くかは、司会ではなく舞台監督や主催者が決めます。司会は決まった内容に合わせて「ここからはカウントダウンの準備に入ります」と案内します。最初から23:50に本編を終える進行表にしておくと、押しても間に合います。
配信には遅れが出ることがあるため、会場の時計を基準にすると決めておきます。配信の視聴者には、会場の声に合わせて楽しんでもらうよう前説で案内します。司会・音響・照明・映像の担当者は、開演前に同じ時計で時刻を合わせてください。
音楽や照明のきっかけを司会の声にしていると、全体がずれてしまいます。きっかけは舞台監督など一人が時計を見て出すようにし、司会は数字を読む役に専念すると、言い間違えても演出はずれません。言い直さずにそのまま第一声を続けてください。
参加は自由であることを案内に書き、終了時刻と帰り方を先に決めておきます。お酒を出す場合は、車で来た人にすすめないでください。道路交通法第65条は、運転するおそれのある人に酒類を提供したり飲酒をすすめたりすることを禁じています。業務として参加を求めるかどうかは、人事・総務と確認してください。
人が集まる場所では、密集や転倒の事故を防ぐ配置が必要です。警備業法第2条第1項第2号は、人や車両の雑踏する場所で事故を警戒し防止する業務を警備業務としています。外注するかどうか、何人配置するかは、会場や所轄の警察署と早めに相談して決めてください。